2018-02-20

めんどくさいが集まるめんどくさいスラムに住みたい

 少し前に大胆に要約すると「ありとあらゆることに対してやる気がないので、こうすればもっと良いとかは重々承知の上で結局やらない。」という内容を投稿した増田だが、やる気がない影響でやってない化粧についてちょっと思うことがあったのでだらだら書きたい。

 私は面倒なので化粧をしていない。興味も無い、ちなみにファッションにもまるで興味が無く、楽な服を着ていたい。冬じゃない限り家では服を着ることすら面倒になっているが、流石に醜いので(あと犯罪なので)外に出るときはちゃんと服を着ます。そんなレベル

 当然化粧というものは、一生懸命勉強して何度も繰り返して努力を重ねていけば、デブスがブスに、ブスが普通に美人は何しようが美人に、なれるものなんだろう。そういう意味では生まれながらにブスである私の為にあるようなものなのかもしれないが、いかんせん興味がない。どれだけ面倒でも興味があればいいのだが、本当に興味がない。のでやらない、やりたくない、やり方も知らない。

 けれども化粧は今の日本ではマナーらしい、マナー違反だ、女を捨ててる、頭がおかしい、そんな言説で溢れている。現状もそういった意見封殺して化粧をしていないので、なにがあっても私は化粧をしないと思うけれど。

 化粧はマナーだ、という主張の一例として「男性ネクタイとか髭を剃るみたいなもの制服の一部。」「やりたくなくてもやらないといけないもの」というものをそこそこ見かける。私は自分を飾り立てることに興味がないが、同じくらい他人にも興味がない。それゆえに、別に男性ネクタイしなくても、髭剃らなくても全然気にならない。他人迷惑がかからなければ好きにしてくれればよくないか?と思う。

 誤解されたくないがマナー軽視という訳ではないのだ、行列を作るとか、公共の場を汚さないとか、そういうものは大切だと思う。そもそもマナールールというものは、より効率的トラブル無く日常が進むように自然と発生するものもある、前述だと列を作るという行為がそれにあたるだろう。または同じ場所を共有する群として、他人に著しく不利益をもたらす行為公共の場を汚すだとか、他人邪魔をする、暴力をふるう、化粧や服飾で言えばどれだけ面倒だと捨てている私でも匂いや汚れは気にする、他人攻撃したい訳ではないからだ。どんなに面倒でも、嫌いでも、それが他人に著しく不利益を強いるものであるならば、きちんとやる、それくらいの社会性はあるのだ、逆に言えばそれだけしかないのだが。

 そういった最低限のマナーに化粧とかネクタイとか髭とかをいれるべきなのかなぁ?とつい考えてしまうのだ。わざわざ身銭を切って面倒だなぁと思いながらも守るべきマナーなのだろうか?と。でも別にここで声高に「だから化粧をやめるべきだ!マナーだと我々の自由侵害する化粧に鉄槌を!!」などと主張したい訳じゃない。そんな面倒なことは絶対にしない。やりたい人はやればいいし、でもやりたくない人にもやるべきだと強く言うべきことなのかなぁ~と、秋風にささやかに音を鳴らして飛ばされ行く枯葉のようなカサついた疑問だ。

 化粧やネクタイや髭、それ以外にもある、接客の丁寧さとかだ。私は別にコンビニ店員さんが一ミリも笑わなくても嫌じゃない。いらっしゃいませもありがとうございましたもなく「レジお願いします」「…367円」「ウス」(出しましたの意)「ッスー」(受け取ったの意)程度でいい、全然困らない。一応言っておくが、商品が汚いとかおつりが出てこないとか正規じゃない金額をふっかけられてもいいという意味ではなく、最低限の「物と商品を決まった価格で購入する。」ことが出来れば、そんなにヘコヘコ丁寧に接客されなくても別に構わないという意味だ。

 気になる人がいることに対しての怒りとかじゃない、気にする人もいれば、気にならない人もいるだろう、そのほうが楽なんだからお前の感情を殺してこっちにあわせろ!!と言いたい訳じゃない。でも接客とかでこちらに問題がないのに鬼の首を取ったように騒ぎ立てる人とか面倒くさいしそんなに気になるならもうちょっと金出していいとこ行けとも思わなくも無い。ちょっと本音が出た。でも別に気にする人、どちらかと言えばそちらの人の方が真人間なんだと思うが、その真人間の方を不快にしたい訳でもないのだ。そういう意味では服飾規定ドレスコードはあってしかるべきだと思う。この場全体の雰囲気キープするためにある程度のルールを守ってくれよと言われれば従う。いやまぁ化粧はマナー派は社会全体の雰囲気キープしたいからそう言っているのか…と思わなくも無い。ごめんな化粧しなくてな。

 まぁそういう訳で、めんどくさいレベルによって階層を分けてめんどくさいが集まるめんどくさいスラムがあればいいのになって。めんどくさいスラムからといって物価が安い訳じゃなく、ただただ化粧をしなくても、お洒落をしなくても、店員が無愛想でも、自分他人もどうでもいいスラム

 そこで何をするかって?決まっている、面倒で興味が無い化粧をせずとも後ろ指刺されず好きに出回るのだ。おや?今と変わらないな?あぁそうかやっと気付いたよ、あいつは駄目だと他人をけなし、好き勝手やるやつらも一定数いる、安価な値段でサービス提供する店には罵声がひっきりなしに届く、現世はスラムみたいなものだったのか。(砂に埋もれた自由の女神が映る)

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