しかしながら、「その逆をやれよ」というのは少し酷だとも思いますし、
私は人間の不完全さを信じているので、このような形で日記を書こうと思います。
もうとっくに始まってる人、決まっちゃった人、最近始めたばかりの人、もっと後からだと思ってた人、色々いると思います。
私はいわゆるクリエイター系の会社で働いている者ですが、自分の経験やこれまで出会ってきた学生さんのことを思い出しながら、
こんな学生、ほしいです
と思われるケースをいくつか紹介したいと思います。
知ってますか?
例えば大手企業に務めるクリエイターが何かを知りたいと思った時、どうやって調べるか。
違うんですよ。
「なんでだろう?」と思いました。
そこですぐに調べる。グーグルさん教えて。
これが出来れば素晴らしい人材です。
的確にほしい情報を掴むのが逆に難しい程です。
そんな「ネットの知識」という名の引き出しを自在に扱えるなら、
あえて言おう、ググレカスと。
何かを取捨選択する時、或いは2つのパーセンテージという天秤を上下させる時、
あなたは双方の目線に立ち、どちらも尊重し、その上で判断を下さねばなりません。
ゲームであれば、多くの(そして旬の)ゲームをプレイしなければ「鋭いユーザ目線」は培われないでしょうし、
多くのゲームを製作しなければ「鋭い開発者目線」は培われないでしょう。
経験が深ければより鋭く、経験が多ければより多角的に物事を捉え、判断する事が出来ます。
あなたがクリエイターを志すのなら、多くの目線を身に着けなさい。
ゲームであれば、体力ゲージのUI一つをとっても多くの目線は磨けます。
・そのゲージは見やすく、直感的に「現在の危なさ」が分かりますか?
どういう作品を作り、世に送り届けたいのか。
どんな部分に関わりたいのか。なぜそれを魅力的だと感じるのか。なぜ憧れるのか。
これから自分がどうなりたいのか、その「道」が明確な人は、どんな面接も突破します。
成長したいと思い、その手段を調べられる人が大成しないわけがないですからね。
「何を作りたいのか」「どうなりたいのか」が明確になる頃には、『道』も作れるようになります。
しかし、仮としてゴールを設定してしまっているうちは、『道』は明確化されません。
「とりあえずアニメ作りたいから、ゴールは監督だな」みたいな感じではダメです。
あなたが真に「やりたい」「なりたい」と思えなければ、『道』は見えてこないからです。
今できる事で、自分が目指すゴールは何かを探して下さい。
文脈からお察しの通り、私はゲーム業界でクリエイターをしている者ですが
しかし、クリエイターだからこそ彼のにじみ出る優しさが理解できますが、
業界経験の浅い人(就活生)たちには酷な書き方かもなあ、とも思いました。
そこで、まだまだ重鎮とはとても呼べない私ですが、このような形で日記を記した次第です。
この日記が一人でも多くの学生のケツに火を付ける事になれば幸いです。
あと、関係ないですがウメちゃんの公演がビビるぐらいタメになったので、是非観てください。
当たり前を当たり前に出来る人って、少ないんですよ。当たり前ですけど
あの増田は追記もしてたし後々言い方を直したのかもしれんけど、基本的にまとめると、 01.正しい事実を 02.自分の間違いとともに押し付け 03.厳しさといやらしさを履き違えた文体で...
広告のグラフィック系デザイナーしてます。凄く共感しました。私も例の増田には完全に同意。学生をよく相手にしているけどビジョンが甘い子はほぼ就職できてない。大好きだこの日...