2016-10-18

自分子ども発達障害に対する親世代(60代)の理解が難しい

私、どうもADD(注意欠陥障害、不注意優勢タイプ)みたいで。耳から入る情報記憶として定着させることにめっぽう弱いです。

・ざわざわした環境で人と会話しているとその人の会話の内容が理解できない←これ本当に困ってて、経営者間のグループ討論とかも途中で聞き取れなくなるし(うるさくて聞き取れないのではなくて、言語として理解できない)お仕事関係の方と居酒屋に行っても同様

・口頭での連絡が多い学校の移動教室時間割変更、部活の日程変更、習い事の変更などは聞いてない&覚えてないで一人間違えて学校行ったり、教室移動しなかったりとか日常茶飯

子ども向けの教室をやるようになって、発達障害などのお子様をお預かりする関係で、色々と勉強した結果

「あ。私ADDだったんだ」

と、今までのあれこれがストンと腑に落ちまして。自分的にはオールオッケーだったんですね。

しかし。長男がどうも同じくADDっぽい


言ったこと、聞いたことを忘れるのは私と同様、まぁ小学生男子から忘れ物も多いし、やらなきゃいけない宿題も毎回1個くらい忘却の彼方に置いてきて、結局月曜日に「やっぱり絵日記あったんだった」とかいうのも日常茶飯事。私と長男だけなら「またかーやっちまったなー」で済む(学校的には済ませたらだめなんだけど)問題だったのですが


ここで発達障害にまったく理解のない同居している私の母が登場。


忘れ物も、聞いていないのもすべて私の注意が足りないから。が基本スタンスでして、私も子どものころは自分がそんな障害だなんて思わないので「どうしてこんなにお母さんを失望させてしまうのか(小学生時代)→死んだほうがいいかもしれない(中学生時代)→まぁ治らないもんはしかたないか高校生以降)」で今に至る。

長男はね、読書量が足りないのもありますが、書いてある文字理解するのが大変なんです。私が聞いていても理解できないのと同じなんじゃないかな、見てはいるけど、読めてはいない。だから計算は早いのに、文章題全然解けない。当然テストの点数取れない。母激怒昔ながらの勉強至上主義教育ママなので)せっかく(自分の得意分野と苦手分野を知りたいから)全国一斉テストを受けてみようかなって本人がやる気を出しているのに、できない問題に対して横からパニックになるレベルで口を出していく。

発達障害なのかもしれないよ、時間がかかるんだよと説明しても「そんなものはこの子勉強量が足りないだけ、それをさせないあんた(私)に責任がある、だから私(母)がやってあげてる」になっちゃう。母は学歴があればこれから先も問題なく生きていけると思ってる。(私は基礎学力知識考える力必要だけどそれは=学歴じゃないと思ってる)


もちろん、私にも問題はたくさんある。早く帰ってもっと子どもたちと一緒にいるべきだ、とか、今住んでいる家を出るべきだ。とか。できる解決方法はいろいろあるのかもしれないけれど、発達障害への理解っていうのは家族ですらこうも難しいのか、と。そしてそういうのも全部、発達障害言い訳にしているんじゃないの?って思ってしま自分も嫌。

でも、うちの教室に来ている発達障害の子供たちは本当に面白い発想をたくさん見せてくれるし、得意分野になると脳みそフル回転で天才しか思えない。自分もある分野ならスペック高ぇーと自画自賛ちゃうレベルの自信もってるし。

そういうのを伸ばすのがさぁー親の役目なんじゃないのー?なんでも平均的にできる子どもを作るのは違うんじゃないのー?

せめて「学校の点数」っていうものさしがどうにかなればなー、でも比較するのにわかやすいもんなー「学校の点数」

あーあ。

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