何かの機会でLINEで話すようになった
のだけれど、いつの間にか雑談を面白おかしくするようになっていた
割と真面目でもあった。
僕も、嘘がつけなくて、馬鹿正直に
僕も好きだよと返してしまった
オチがつくんだろう、そんな都合の良い話があるはずがない
と思う気持ちと、それでも誰かに好かれるのが嬉しくて
本当に舞い上がっていた
わかってる、そんな浮ついた気持ちなど
あっても良いものではない
けれど、仕事の大変さを共有し合うなかで
互いの癒されたい気持ち
そして僕は奥さんへの募る不満から
でも仕事が忙しくなり、奥さんへの不満が日に日に積もるに連れて
精神的な余裕は一切なくなっていた
そんなある日、僕はその人を傷つけるつもりはなくても
傷つけてしまっていた。
そしてそれにきがつけなかった。
日に日に少なくなっていった
それでも。たまにお互いにふざけあったり
たまに目が合って、お互いに動揺したりと
なにかとお互いに気になっていたようだった
結果から言うと、僕は鬱になった
仕事でもうまくいかず
家庭でもうまくいかず
全くないと思うようになり
ぼくは鬱にならないと頭から決めてかかっていた
辛い毎日から逃れるためにコンビニに何故か置いてあった鬱の治療本をみて知った
まだ精神科に通うようなことはしていない
鬱だとわかる前の数日前のこと仕事中にその人の
僕は立ち直れなくなり
そして、LINEで、その人に対して、なんで僕を目の敵のように
批判するのか
その日から完全にその人が僕を遠ざけるようになり
それで数日後、居ても立っても居られなくなって
帰ってる最中のその人に声をかけ
二人で近くのバーに寄り
話をした
もうあなたには近づきづらい、どう扱えばいいかわならない難しい人だ
奥さんと仲良くしろと言われた
僕はその言葉を聞けて
解放された気分だった
僕は、その人に罵られてでも
しかし、本当に一度人を好きになると
簡単には好きという気持ちを冷めさせる事ができない
奥さんと仲良くしようと決心しても
その人と一緒に仕事をする中で
その人に惹かれてしまい
自宅へ帰ると、奥さんのちょっとしたミスなどを責めるように言ってしまう
解決する方向へと向かったはずなのに
元の木阿弥に消えていき
ある日僕はその人意識的に見ないようになった
それで問題を遠ざける事にした
彼女も、同調するように僕と目線を合わせないように、会話をしないように遠ざけ、そしてお互いに相手に対し不機嫌な日々を過ごしたと思う
それが去年の年末
今年に入って
また仕事が始まった
そうすると、彼女は
また僕をみて話すようになってしまっていた
多分年末年始に気分良くリフレッシュしたから、その延長なのだろう
けれど、僕は嬉しい
またたまに目線が合いながら
機嫌良く話せるのが嬉しいのだ。
僕は、また揺れ動き始めた
それでも、動揺を隠せないのだ。
もうなくして、奥さんにだけ
目を向けようと誓っていた
もろくも崩れ去った
どうせ、彼女と仲良くしようとしても
奥さんだけみろ
贅沢だ
あなたに文句を言われた日からもうダメなのだと言われるに決まっている
同僚としても、異性としても
近寄れないのだ
なのに、彼女は無邪気なのか
すっかり違う事にスイッチを切り替えているのか
まぁ聞かないけど
でも、もし、少しでも僕に慈悲を向けてくれるのなら
できるだけ、放っておいてほしいのだ。
彼女に見直されたところで
何も僕のためにはならないのだと
わかっている。
でも、好きなのも確かなので
今は彼女を避けたい
気持ちがおさまるのを待ちたい
けれど無理だ
仕事があれば
別れを選ぶだろう。
それでも、その上で仲良くしたいというわけではない
一人の道を選び、別の会社へ移るためだ
本当は仲良くなりたいけどね
おこちゃまなので!
クズww