2015-10-12

鉄血のオルフェンズ普通に面白いんですけども

もう少し少年兵バカDQNとして描いてくればよかったんだけど....

まあ脚本家IQや見識がそのまま作成キャラクターに乗っかるのが創作物からしかたねーか。


そろそろ創作の分野の脚本のやり方も変えていってもいいころ。

大卒やそれに類する訓練を受けた文筆業のお偉い先生個人がトータルでやるんじゃなくて、キャラクターごとに性別文系理系はもちろんエリートからたたき上げの高卒DQNに至るまで、そのキャラクターが吐くセリフ日常的に使ってる奴を捕まえてきて、キャラクターの会話や行動まで担当させるというかロールプレイさせてそれを元に作り上げてくみたいな。

いくら創作物の骨子になる脚本というかお話の流れが、きちんとつじつまが合って伏線もきっちりひろって、エンディングを迎えたときにあらゆる回答が用意されてる完璧ものだとしても、それをつむぐキャラクターパーソナリティが全員が全員脚本先生と一致してて、先生ごっこ遊びが透けて見えるんじゃあお話になりませんって。

追記

言葉足らずで申し訳ない。

たとえばゲームモーションキャプチャという技術がありますが、これはゲーム機の画面表示チップ2DVDPから3DGPUに変わったあたりで登場した技術です。

それまで職人とかもてはやされたグラフィッカーの方々が漫画的に描いたイラストを元にアニメーション作っていったのを、プロ格闘家ダンサーを呼んで実際の空間の中の動き~モーション~を取り込んで作るようになった。

これでキャラクターの動きがより滑らかになったり実際の動きに近いもの表現できるようになり、ゲーム版アイマスや先日まで放送されてたトライブクルクルは、より人の動きの美味しいことを取り込むことができて、過去の似たような作品より一段上の表現が可能になった。

独りでやってたときは個人個人の癖とか色が如実にでてしまって、嘘くさい動きになったりどのキャラも似たり寄ったりになってたところに、一般性が持ち込まれたというかより自然になったというか。

2D時代は個人でやってた作業を複数人で大掛かりな機械を使ってやることになり、設備も人員も作業工程も爆発的に増えてコストが跳ね上がったことですけども。

脚本のほうでも似たような手法は取れるんじゃないかと思ってさ。

多数の人間を募って、考え方や行動のサンプルをとって、それをもとに複数人人間ブレストかけていったら、主役とヒロイン犯人が会話してるのに、なぜかどっかのブロガー独り言みたいに聞こえるようなこともなくなるんじゃないかと。

実際、攻殻SACでは毎回の脚本一本一本に対し、激しいブレストをやったという話じゃないですか。

実際のキャラクターのサンプルになるような人を呼んで、その人の人間像を元にしたとかまではやらなかったみたいですけども。

というわけで、そろそろ監督脚本キャラクター内面作成ののクレジットに『チーム○○』とか『○○組』とかいう専門集団名前がでてきてもいいころじゃないのかなと思ってさ。

いつまで大先生システムでやってくんだろうなと。

ところで、今期のガンダムはとても面白く無条件に肯定してます

とてもここ10数年の地上波ガンダムシリーズにあっていい作品とは思えないくらい。

どっちかというとファフナーみたいで最高に好みです。

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