2024-06-26

格ゲー(主にSF)とニコニコ成熟

最近成熟」ということに考えさせられることが立て続けに起きたので自己整理の書き殴り

一つは、成熟を受容した格ゲー文化(主にスト界隈)

一つは、成熟拒否したニコニコ文化

最近のスト6界隈をみるに、大分界隈として「成熟したなぁ」と感じることが増えた

元々荒れたゲーセン文化を引き継いでいたこともあって、プロ勢も昔はもっとみんなナイフのように尖っていたし、炎上も度々あった

はてなブックマークでも何度かネガティブ話題ホッテントリに上がってた記憶もある

しかし今や往年のプロたちはストリーマーやVTuber師匠役のオモシロ格ゲーオジ&アニキとしてのポジションを築きつつあり、CRカップなどはまるで親子運動会さながらである

オカンのように見守り、手取り足取りなコーチングラインを弁えつつエンタメ意識した話術、時には若気の至りな昔話を持ち出して笑いを誘い、しかしいざ試合となればビシッと決める。

まさかこんなに「綺麗であたたか〜いコンテンツ」になるとは…隔世の感がある

勿論、こうなるまでには燃えまくった過去とか、限界集落化して滅びかけて危機感もったとか、プロとして企業スポンサーがつくようになったからとか、コロナ禍はmildomで糊口凌いで配信経験積んだとか、色々あったから故であり。皆、大人になったよね。成熟したなぁーと思うわけなのだ

ただ、そうであるが故に逆に昔のゲーセンさながらのバチバチ感とかギラギラ感が無くなった寂しさもある。そういう意味鉄拳などはまだそういう昔ながらの文化を幾分残してる界隈だ。(Pが死体蹴り文化扱いしてるのは象徴的)

これはどっちが良い悪いではなく、自分たちが何を選択たかということの結果でしかない。

そしてニコニコ過去文化アイデンティティとしたがゆえに成熟選択しなかった界隈であるだろう。

コンテンツモデレートの欠如(淫夢などヘイト放置)、コンプライアンスの反復横跳び、それによって得られる自由

ただこれは理解できる面も多い。ニコニコは常に「未熟な」人たちの居場所だった。それこそ「若気の至り」を現在進行系で実行できる場所。そこを変えてしまってはニコニコニコニコでなくなってしまう…と中の人が思うのは想像に難くない。過去経営陣の言動をみてもその点をアイデンティティとして重視していたのは読み取れる。

しかし、そうであるがゆえに今回のランサムウェア騒動カオスといっていいほど、「企業として域に達していない」事態となってしまった。

まり登場人物達が「若気」すぎる。本当に若者ならともかく、いい年のオジさんたちがこれだけいるのに「成熟」していない…

でも、それがニコニコの、ドワンゴの在り方というなら致し方ない。その結果は粛々と私達の前に提示されるだろう。それとも、今度こそ彼らは変わること、成熟することを標榜するのだろうか。かつてスト界隈がそうだったように。

  • 格ゲーはプレイヤーの話をしていたから当然ニコニコもユーザーの話をするのかと思ったら何故かランサムウェア騒動の話が出てきた え、運営の話なの!?何と何を比較してるの!?...

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