「楽しかった友人がSNSで政治の事ばかり呟くようになって悲しい」というこの手の話が出てくるといつも
・政治の話をすることは悪いことではなく、タブーみたいに言うのはおかしい
・もっと声をあげるべきだ!
・クソみたいな政治が行われてるのが悪い
みたいな反論が出てくるんだけど、
「お前のツイート、誰が見るんだよ?」
という視点がぽっかり抜けてる。
上記のような数々の反論を「正しい」と何の疑いもなく信じ切っている人は周りに嫌われている。そう確信できる。
何故なら自分が他人からどう見られているか、という視点を一切持っていないからだ。
あるいは持っていたとして、政治に参加してる私ってカッケー!!だからきっとみんなも私の事カッケーって思ってる!!っていう浅はかな価値観で判断してるので同じ誤りをする。
これは政治に意見するのはダメだよという意見ではなく、誰に対してメガホンを向けているのか今一度考えてほしいというエントリーだ。
お前の政治ツイートを見るのは、SNSであればフォロワー、もしくは含まれているワードで検索をかける人間である。
最近のTwitterは「〇〇さんがいいねしました」だの「トピックから表示」だのというクソみたいな機能もついてるのでそういう経由もあるだろう。
含まれているワードで検索をかける人間は、同じく政治的な物事に関心がある為、OK。むしろ同志として仲間になれる可能性も高い。
政治的な話題を中心にしているアカウントでフォロワーも全員政治に興味がある。これなら問題ない。
ただ俗にリア友と言うのか、現実世界の知り合いで構成されている場合。これはリアルの人間関係に亀裂が入る可能性がある。
政治的な討論をできる間柄の友達ならやはり問題ないが、そうでもなければ政治的思想が食い違った時に何とも言えない関係になるのでお勧めし難い。
というか一緒に遊びに出かけるような友達がニュース絡みの刺々しいツイートをしているのを見たら普通感想は「うへえ」しかない。
最悪のパターンは趣味垢。特にオタク的なコミュニティに属するアカウントである。
フォロワーは趣味の話をしにきているので、お前の政治的な思想には一切興味がない。一切興味がないことをお前は発言し続けている。
ちなみにSNSでいくら怒った所で、よっぽどのバズツイでもない限り政治家には直接届かないので、大半は単なる怒り損になる。
もし本当に政治を変えたいと思うなら、政治垢のインフルエンサーみたいな立ち位置まで駆け上がってみる方がいい。
つまり趣味垢で政治的な思想について発言するのは何もいいことがないので今すぐやめよう。
なんかこれが分かってない人が多い。
増田も政治に関心はあるが、政治のツイートはしない。何故かというと前述の通りSNSで繋がっている人たちは政治的な発言を見せるべき相手ではないからである。
見せるべき相手でない人に見せると、簡単に言えば好感度が落ちる。恋愛ゲームで選択肢を間違えた時と同じ効果がある。
飾らない等身大の私を見て!どんな発言も受け入れて!というのは、これが童貞の常套句であることを踏まえるとやはり絵空事であると言わざるを得ない。
つまり、「政治ツイートはしないが政治に関心がある」状態を保つのがおすすめだ。これでしっかりしているが他人にとっても良い人としてふるまえるのである。
基本的には現実の貴方や趣味的な肩書と一切つながりのないところで吐き出すことを勧めたい。
何故かと言うとうっかり「友達だけど、政治的思想が違う人」になるのは普通にデメリットだからだ。もっと上手に生きよう。
・はてな匿名ダイアリーで吐き出す ←ありがとう!いつもお世話になってます!