2020-11-25

新種のゴキブリ発見クラシエ公式の件から感じたこ

ただのお気持ち、散文、長文増田です

私は昔から昆虫特にゴキブリに興味を持っていました。それも所属していた学校部活(生物部)でゴキブリの観察実験をしたいと提案したり、生物系の大学入学したらどこかの製薬会社就職して毎日ゴキブリの世話と研究をするんだ!と中学生の頃に本気で思っていたくらいには。所属している部員顧問全員にその実験だけはやめてくれと言われたけど拒否の仕方が「気持ちいからやめて!」とかではなくもっと遠回しな表現だったのでありがたいことに周りに理解されていたんだな、と思っています。そんな感じで周りの環境が温かいのもあってゴキブリ展を見に行ったりゴキブリについての本を購入したりと趣味範囲内で自主的に学ぶ機会も多く、専門的にゴキブリを学んでいる方たちには遠く及ばないものの同年代(現在高校生)の多くの人たちよりはゴキブリについて知っているんじゃないかな~と自惚れてもいます

からゴキブリ好き(?)な私は今日公開された新種のゴキブリ発見記事を読んだ時は小躍りして喜びました。その勢いでゴキブリ有識者の方たちのツイートも見ようとしました。しか最初に目に入ったツイートアース製薬公式クラシエ公式のやりとりだったのです。

なぜ『衛生害虫駆除する薬品を作っている企業』と『暮らしに関わる企業』という衛生害虫について理解していなければいけない立場広報担当衛生害虫としてのゴキブリ(ワモン、クロ、チャバネなど)とそれ以外のゴキブリ(主に分解者としての役割果たしている種)をいっしょくたにしているのか。なぜ「嫌なニュースですね」など言えるのか。

ごく一部のゴキブリ衛生害虫として印象深い存在である以上、ゴキブリ=気持ち悪いの風潮は仕方ありません。広報担当の方が薬品の開発担当の方ではない以上、ゴキブリ=害という認識を持っていてもなんらおかしくはありませんしそれでも構いません。しかし新種の2種が人には害を与えない存在であることは記事を読めばわかるはずです。というかずっと発見されていなかった種、つまり今まで人と関わることのなかった種が人に忌み嫌われ続けている衛生害虫と同じわけないと考えなくてもわかるでしょう。また新種の生物発見ニュース本来喜ばしいことなはずです。それを公式アカウントという多くの人の目に入る環境で『嫌』と表現するのは如何なものか、とも思いました。

ただクラシエ公式謝罪している以上このままいろいろ文句を言い続けるのもな、って感じなのでこの件に関するお気持ち表明(笑)はここまでにしようと思います

ここまで無駄に長い文を打ち込んでいて「今私がとっている行動はタカラトミーアツギの件を批判していた方と同じだな」と思いました。自分が属している『女性』というグループに関することですらあまり感じることのできなかった問題が興味のある生物を通してここまで身近になるなんて正直びっくりです。今日クラシエ公式ゴキブリについて言及しなければ公式ツイッターでの問題発言という社会問題なんて一生対岸の火事だったかも。もちろんクラシエのあれはあまり褒められた発言ではないし見ていてなんだかイラっとしたしあんまり納得もいってないけど社会問題に触れるいい機会だったんだな、と思います公式アカウントの中の人ではないし今はまだ呑み込めそうにないけどこの件が興味のあるものを通して視野を広げられるきっかけになったらいいな。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん