2019-01-06

早漏の思い出

【はじめに】

知識が少なくハッキリとは分からなかったが、オナニー時に一瞬でいけるから早漏なんだろうと思ってた。

電話片手に半日ロウロして人生初めてデリヘルを呼んだ時(可愛かった)、最初シャワーでいってしまバツが悪くて2回戦も無理だった。ただ、根拠のない自信があって、いざ本番になれば大丈夫だろうと思っていたのだが、ある時ふいに考えを改めた。彼女できたこと無しで30才を過ぎたくらいの時期だった。

この年だし風俗で一回ぐらい体験しないとと思ったのだが、このままお店に行っても暴発して最後まで辿り着けないのではないかと感じた。もしも彼女ができたらどうしようという不安もあった(ポジティブ!)。


【訓練】

何とかしなければと、ざっくり計画をたてた。今までの経験から自分は楽観主義でいきなり大きな目標チャレンジして失敗することが多く、刻んでいった方が成功やすいのは分かっていた。目標達成はざっくり半年くらいで設定した。

1.早漏について勉強する(1ヶ月くらい)

2.オナニーで訓練する(1.と並行して2ヶ月くらい)

3.ライト風俗で訓練する(2.が片付いた後。3ヶ月くらい?)

4.本番風俗で事前暴発なく目標達成(半年後くらい?)

勉強のためにWebを読み込むと共に、体系だった知識を身につけるため本を数冊Amazonで買った。同じテーマの本は複数冊読んだ方が良い。複数視点が手に入る。結果は全然役に立たなかった(昔の話なので今は違うかもしれない)。精神論だったり、根拠がなかったり、コンプレックス商材の購入に繋げる前振りだったり。商材は腹が立つので買わない。唯一役にたったのは括約筋に力を入れると萎むということ。これは試してみると確かにそうだった。継続して力をいれるにはコツがいるみたいなので、移動中、歩きながら10カウントの間力を入れたまま維持し、10カウント休憩。これを繰り返す訓練をすることにした。外出時はこれを行った。

オナニーについては、より時間をかけてすることと、より本番に近づけようと考えた。今だったらVRがあるけど当時は無かったから、部屋でAV流しっぱにすることにした(これは頭おかしいね!)。勃起時間が長くなるからいかと思った。後、リアル店舗アダルトグッズ専門店オナホを2種類購入した。別にオナホ気持ちよく無かった。自分は興奮を感じる割合において視覚情報が強い気がする。次に聴覚で、同率で触覚と嗅覚。味覚には特に無い。視覚65%、聴覚20%、触覚15%くらい。みんなオナホって気持ち良いのか?

寸止めして、何回か我慢してから発射するようにした。


このような、厳しい(?)特訓の後、いよいよハンド中心のライト風俗へ向かった。修行の成果をいかす時! 負けた。一瞬で敗北です。おねーさんにいく時は言ってと怒られてしまったよ。ごめんなさい。

もうこれは慣れるしかないのか。と思って定期的に通うようにした。お金関係もあるので週次くらいだったかな? 覚えていないけど、期間空けすぎると経験値がゼロになってしまう気がして、ある程度の密度で行こうと思ってた筈だから。こんな感じで、ライト風俗行っていたが、そうこうしているうちに、目標としていた時期になってしまった。あまり成長は見られなかったが、いやまあ、もう何とかなるんじゃね? という往来の楽観主義が発動して突撃した。

まあ撃沈ですよね。とはいえ数秒(3秒くらい?)もったよね。もったから良いよね。一応卒業だね。おめでとうね。


まあ、こんな状態で終わってしまい、その後も隔週ぐらいでライト風俗に行って修行したけど、ハッキリ言ってどうにもならんかったわけなんだが、ある日ふと悟りを得た。これってコミュニケーションなんだと思うようになった。

いきそうだったら、いきそうだからチョット待って。と気負いなく言えるようになった。最初からそうすべきだっていうのは頭では分かっていたんだけど、いざコトとなるとどうにも上手く言えなかったのだ。恥じらいやプライドがあったのか?


しかも、結局のところ悟ったのって、初回から期間をおいて行った2回目の本番のお店(1年半後くらいか)で、何かの拍子に、自分何となく頭に思い描いていた本番と似たようなことができたから。もちろん完璧じゃないんだけど、手応えがあった。

これで、なんか憑き物が落ちた。条件が揃っていれば俺もちゃんとできるんだなって自信になった。そしたら、ちょっとしてからコミュニケーションなんだなって、腑に落ちて、気負うことがなくなった。

結局のところ早いのは今でも克服できてないけど、前よりマシになったし、協力してもらって長持ちさせることができることが分かった。


最後に】

・似ているようなことでもステージが違うと全然違うことがある。勘違いするなよって話だけど、やってみないと分からなかったりする。

・次のステージではあまり役に立たなくても、前のステージでやったことは行動の勇気をくれる。オナニー訓練がライト風俗に行く勇気をくれた。そしてライト風俗が本番の勇気をくれたのだ。

・頭で分かってても、気持ちがついてこないと難しいことはやっぱある

・結局のところコミュニケーションが大切

新年目標として早漏を何とかしようとしている人は参考に。もろもろ自己責任で。誰かの役にたつと良いな(人の役に立ちたい)。


おわり。さらば。

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