2015-09-18

糖質制限のススメ

炭水化物糖質の大半を占めるからって抜こうとする人多いけど、炭水化物はいわゆる多糖類と言って糖質の中でも比較的食べてもいい糖質です。

ダイエット程度の糖質制限で一番に注意すべきは単糖類やショ糖類。つまり主に砂糖果糖

この辺を理解してなくて、とりあえずご飯、パン、麺を抜けば痩せると思ってる人多いけど、悪いけどそれは糖尿病まっしぐら危険行為です。

健康の為のダイエットで身体を壊しては元も子もありません。今すぐに止めましょう。

その理由と解決策を簡単にまとめてみました。

・脳へのリスク

よく言われるのが、脳は糖を栄養としているということ。

当然ある程度糖を摂らないと、鬱になりやすいし脳自体ダメージが起こりえます

から糖質が全くない生活とういのは健康な人にとっては自殺行為に他なりません。

糖尿病リスク

それならば、炭水化物を摂らない人は糖分を何で補充してます

アメ、チョコジュース果物あたりに頼ってませんか?

これらはいわゆる単糖類、ショ糖類と呼ばれるもので、摂取後の血糖値を乱高下させるものです。

糖尿病メカニズムを簡単に説明すると、膵臓負担がかかることでインスリンの分泌が正しく行われない状態のことを指します。

未だに勘違いしている人が多いかも知れませんが、糖分の過剰摂取糖尿病の原因ではありません。

血糖値の乱高下による膵臓疲弊こそが最も原因として多いのです。

あなたがもし炭水化物を摂らないとすれば、身体の中の血糖値は徐々に低下していきます

そうすると脳が糖分を欲しがるがために、甘いモノが食べたいという命令を出します。

そこで炭水化物を摂るべきではないと考えた結果、砂糖果糖などを摂取するとどうなるでしょうか。

血糖値は一瞬で高くなり、膵臓は焦ってインスリンを分泌します。

こうして今度は一気に血糖値が下がってしまうのです。

不足から過剰、そして不足までを一気に駆け抜けることになるのです。

この間、脳と膵臓にかかる負担をよく考えてみてください。

こうした状況が常態化していくことで、いつの間にか膵臓疲弊し、インスリンが正しく分泌されない状態、つまり糖尿病へと至るわけです。

いわゆる中毒症状に似た危険な状態と言えます

実際、私自身これが原因で体調を崩しそうになりました。

しかもとても残念なことに、こうした生活を続けている限りは食事の量をいくら制限してもほとんど痩せない身体になっていました。

おそらくは内蔵に負担がかかることで正しくカロリー消費ができない状況になっていたと思われます

その間、下痢、倦怠感、肩こりむくみ寝不足、鬱、抜け毛、肌質の悪化など、実に様々な症状に襲われました。

一歩間違えれば大変危険な状況だったといえます

・解決策

脳にとっても、糖は欠かせないものです。

ではどんな糖を摂るのが良いのでしょうか。

ここで登場するのが多糖類と呼ばれるもので、主に炭水化物に含まれデンプンなどを指します。

説明割愛しますが、これら多糖類は分解に時間がかかるのが特徴です。

まり血糖値上下が緩やかになることで、膵臓への負担が少ない糖と言えるわけです。

そうした食品を調べるのにあたって、一時期話題になったGI値が便利です。

GI値とは、そのものずばり血糖値上下を指す単位です。

これが高い食品意識して避けるだけで、血糖値の乱高下を抑えることができます

・わたしの場合

ということで、今の食事状況を書いておきます

目覚めは水か野菜ジュースを一杯程度。

朝食、昼食はおにぎり一個程度の炭水化物摂取

日中はとにかくお茶ジュースお菓子は出来る限り摂らない。

空腹が我慢できなくなったらナッツを10粒程度。(これ結構重要かも)

夜食炭水化物摂取しない。また、人参、玉ねぎじゃがいもなどGI値の高いもの意識的に避ける(最低限に抑える)。

それに加えて、朝昼晩とも、葉物野菜、主に鶏肉赤身の肉、魚、玉子などのタンパク質を平均程度食べています

ちなみにはずかしながら晩酌は毎晩焼酎を2杯程度。休肝日は月に2~3回です。

だんなも同じような食生活ですが、すっかり体調がよくなったと言っています

なんと、こうした食生活を守ることで様々な不調が一気に解消し、しかも以前より食事量が多くなったにもかかわらず体重がいい状態でキープ出来ています

炭水化物カット、単糖類で糖質補充をしていた頃は、どんなに食事を抑えても徐々に体重は増え続けていました。

以前のように身体が急に糖分を欲しがるような中毒に似た症状もなくなり、精神状態まで安定しています

しかも週に一度くらいなら何も考えずに食事を楽しんでも、2・3日もすれば体重が元通りになるようになりました。トイレでも立派な一本糞に出会ます

あくまでわたしの例ですが、炭水化物カットの話を聞くと体調が悪かった頃の自分を思い出して辛くなってしまうのでまとめてみました。

ご参考までに。

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