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2021-07-11

子持ち専業主婦日記で書き散らしてた冨樫義博周りの妄言を公開する

10:56

冨樫義博作家性って誰か書いてないのかな

あの人の話って(ないことにされてる)デビューから最新作まで、何かしら通じるテーマ、また一貫性がある

てんで性悪キューピットからレベルEまで、話のオチっておんなじなのよ

例えば幽遊白書なら、人間界妖怪世界、二つの世界生き方、また価値観の相違があって、その架け橋になるのが主人公たちなのよね

で、結局その二つの世界と“人々”が行き交い繋がり合うところで幕が降りる

先生白書のほうでは、元アシスタントさんが冨樫先生は、「子供たちを楽しませるために書く」って明言してた箇所がある

の子供を楽しませる、という言葉意味を深掘りしてみると、また違った読み方が可能になる

もちろん少年漫画としてのフォーマットで、緊迫のバトルシーン、また友情努力勝利理想的少年少女像も描かれる

とはいえ、あの人の描写大人が見てもえげつなさを感じるものが多々ある

児童心理学のほうでは、子供にとって最も恐ろしいのは、自分世界情報から遮断されてると感じること…なんて言われてる

あの人は子供を楽しませるために、の他に、また別の主題があるんじゃないだろうか

砂糖をまぶしたようなユートピア的なおもしろおかし漫画でなく、現実で実際に起こってる恐ろしい事件出来事ファンタジー世界に落とし込んで描く

彼は真に子供たちのためを思って、あえて大人でも重いテーマ、また描写を繰り返し描いてるんじゃないだろうか

最近特に多様性ブーム”、“LGBTブーム”だなんて言われてるけど、彼は90年代からトランスジェンダー高校生主人公スポーツ漫画を書こうとしていた

レベルEでは(おそらく)インターセクシャルキャラや、またレズビアンについて踏み込んだ一章がある

この世界があまりいいもんじゃないのも、人間関係なんてめんどくさいだけなのも、人生が惨めなのも、そんなことある一定の年を重ねれば皆分かってるよね

でもだからこそ、理想に向けて努力すること、お互いを尊重し合いながら対話を重ねることが重要視される

冨樫先生はかなり初期から文化多元主義ジェンダー論、クィアスタディーズ先進国途上国搾取してゴミ押し付けること(この辺りはバーゼル条約環境レイシズムとか、流星街辺りの問題かな)などなど、いろんな社会問題に切り込んで来た作家だと思う

その作風はきっと、この惨めで誰も救われない世界で、子供たちがなんとか問題に立ち向かって、また世界をより良くして行くための一助になる、そんな後押しをするためのものだったのかと思う

まぁあと、大人としての責任感という見方も出来るかな

だってこのいびつ社会を作ったのは他ならない私たち大人だもん

少年ジャンプターゲット層は小学生から30代ぐらいの大人だって聞いた

大人として読む(また創り描く)としたら、作品内での残酷描写は避けられないだろう

またその意思無視して読むとしたら、受け手として無礼じゃないかとも思う

12:26

蟻篇あとのヒソカ人気下落、あれって選挙篇辺りがつまらない…よりかは、蟻篇が突出してたからじゃないか

まず蟻篇だとメルエムコムギ本来“分かり合えない”者同士が友愛で結ばれる、またコムギのような視覚障害者が才能を発揮する…とか、大切な友達を助けるために自分の命も惜しまない、弱い者を助けるために強い者が立ち上がる、もし罪を犯したとしても更生することが出来る、どんな姿になり果てても親子の情愛は不変のもの、そういう至極まっとうだけどいざ自分でやるとなったら難しい物事、ある種の人類普遍理想を描いちゃったからじゃないか

その後でヒソカとイルミがキルアたちを追い掛ける話なんて読んだら、大の大人子供相手に何してんの?って感じられても仕方ない…

それにヒソカは確かにキャラだったけど、王様とか会長には敵わなさそうじゃん

その上会長がもう常人には理解不可能な域まで修行でイッちゃって、ヒソカより手強い狂人キャラが出て来ちゃったわけだもん

ヒソカサイコパス診断で測れるタイプだけど、会長のはもうヤバいとこ行きまくりで誰も理解出来ないでしょ、感謝の正拳突きとかマジで意味不明じゃん…

あと、ネット上で書き込んでる人たちが大人として成長したって見方も出来るかな

中高生ぐらいで読んでたら頭が切れてヤバいことなんでもやっちゃえて、世間の枠組みから外れてもたった一人で生きてける…そんなアウトサイダーに惹かれるのは当然だろうしさ

でも今メインでハンタ追ってるのってとっくに成人済みの人たちでしょ

身も蓋もないこと言えばあれ単に人殺しだもんな

最近ヒソカへの幻滅って、別に悪いことじゃないし、今後のエピソードに期待大って印象かな

体とか心壊してんなら仕方ないけど、ただ面倒なだけなら冨樫仕事しろ

 
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