2022-12-07

反ワクで迷惑クレーマー母親を止められなかった

当方娘。何年も前から向き合っているが母親を止められず、母が死ぬまで私が尻拭いをすると思うと先が暗い。

迷惑をかけてしまっている医療従事者の方やサービス業に携わる方にも申し訳ない。

どうか、同じような父母を持つ増田さんにご助言を賜りたい。繋がれる福祉サービスなどはないだろうか。

登場人物の要約:気性が激しく感情的な振る舞いを抑えきれない母、逃げた父、診断済ASD複雑性PTSDで親元を離れたばかりの一人娘。

以下に詳細を記す。

50代の母は情報リテラシーが低く、リスクの高い行動に流されてしまやすい。

配信サイトツイキャスで反ワクチン陰謀論に触れてからワクチンは打たず、手を洗わずマスクはせず、咳は手で抑わない。職場では我慢してマスクをしているようだ。

御多分に洩れず水素水も買った。ホメオパシーにも感化されレメディも、EM菌商品も。

50代の方でインターネットを利用して信頼できる情報を探り当てることが困難な方がいることは当然だ。ある程度こういうもの生活に混じってくることは仕方がない。問題が起きそうな時に止めてくれる誰かが周りにいれば良い。しかし私はその「誰か」にはなれそうになかった。

父は母と私から逃げて暮らし離婚を考えているそうだ。母の姉妹や両親は母と離れて暮らす。母の周りにお節介な友人もいない。誰も「誰か」にはなれない。

加えて、母の感情的衝動性は隣にいても止められるものではない。その一面はクレーマー気質にも表れる。

商品サービスに少しでも気になることがあると、感情に任せて店やコールセンター電話をかけてしまう。怒鳴りつけて終わることもあれば、店員を家まで呼んで謝罪させたり、返品なしで返金させたりするまで止まらないこともある。

何か気になることがあると我慢ができない。特に買い物は我慢ができない。母のクレジットカード明細に、膨れ上がったリボ払い金額が記されていたこともある。

私は嫌な予感がするたびに母に向き合ってきた。

私は科学的根拠実在する士師業を信頼し、自分には困難なサービス業に勤める方や医療従事者を尊敬している。(これが必ずしも正しい考え方かどうかは、今は語らない。)

母が視聴した生配信を観て、根拠の薄い話・医学的に否定されている話は情報源を併記説明した。

母は長い文章や口頭での長い説明が苦手なため、平易な言葉遣いで最低限の情報を心がけつつ、危険情報から距離を置くように説得した。

介護に携わる方の体験談などを参考にしつつ、プライドを傷つけないような言い方も研究した。(仕事から離れ療養中で、時間はあった。)

しかしまるで相手にされない。幼い子どもの話をいなすように、今朝見た夢の話を聞くときのように、生返事をしてそっぽを向いてしまう。幸運にも聞いてもらえたとして、その助言は3日保たない。母の怒りに触れれば不機嫌になり、感情的に私や物に当たることもある。私一人ではこれ以上は対処のしようがなかった。

クレームをつけることについては、それ自体大切なことだ。行き過ぎているところを私が確認できれば、都度宥めた。間に入り伝える役を担ってみたこともあった。どれもほぼ効果を成さなかった。

そもそも大の大人の行動を一人で全て確認制限するのは人権的にも無理だ。

私が精神的に衰弱していれば、前述の行動も全てできない。その上母が不機嫌な気配がすると、それだけで身体が強張り、次の日は寝込んでしまう。どうしようもない。

そのうち私が全く外出できない程に弱ったので、福祉と投薬に大きく頼り、数百km離れた土地に引っ越さざるを得なかった。今は障害年金と軽い労働でなんとかやっている。

母はといえば孤独にしてしまったので、以前よりも歯止めが効かなくなっているかもしれない。精神科で私を担当してくださった医師の方が、母親との連絡を避けるよう念を押したため、詳しい状況は確かめる気がない。

ところで、話の都合上ここまで母ができないことの話ばかりしてしまったのだが、母は決して最低な人間ではないのだ。長く同じ仕事を勤め、遅刻欠勤はしたことがない。手先が器用で私にはできないことがたくさんできる。私にはできないクレーム電話もできる(私はクレーム電話を入れようとするといたたまれなさで泣いてしまうことすらある)。私より容姿に気を遣うし、私がコミュニケーション問題を抱えるASDでありながら服飾や化粧の知識を得て親戚付き合いのマナーを最低限身につけられたのも、母のおかげだ。多分、母とは他人として出会っていれば、素敵な先輩だと純粋尊敬できたはずだ。以上のように、私の母のことをいわゆる毒親に分類することに対しては差し当たっては懐疑的立場なので、そちらの文脈には吸収しないでいただきたい。

新しい土地生計を立ててようやく、自分放棄してしまった役割への自覚を持った。食事が美味しく、娯楽が楽しいと思える感覚を取り戻し、この生活を守りたいと思ってしまった。こうなると、いずれ面倒を見なければならない母のことが恐ろしい。いちいち詳細を書くことはしなかったが、母に対しては未だに許せないこともあり、いずれ生活が母に脅かされる想像をするだけで怒りが湧いてくる。身分不相応の欲だと知りつつも。

私の生活は、苦しい生活の中で納税年金を払っている方々と、この趨勢の中で医療に携わっている方々、サービス業の方々、福祉の方々など、素晴らしいみなさまのおかげで成り立っている。既に贅沢をさせていただいているのに、父のように母を見捨てて楽になっていいはずがない。せめて母を福祉医療に繋ぐところまでやるべきなのだ。母の「誰か」になってくれる相手へ。

畏ろうとして武士のような文章になってしまった上に、話題前後する読みにくくなったこと、失礼した。父の詳細など書いていないこともあるが、文字数が気がかりなのでこの辺りで切り上げさせていただく。

母が繋がれる先はあるだろうか?可能であれば、私が直接会わなくて済む形が好ましい。増田サンのお知恵を拝借したい。

  • まず保健師さんとか民生委員さんに相談とかが思いついたけど、ご母堂から離れて暮らしているとそういうリソースに頼るのは難しい。 日本の福祉は自治体が中心になって作られてるか...

  • 成人したら母なんてもう他人なんだから。父親でも手に負えなかったっていうんだからほっときなさいよ。 わざわざ餌になりにいってもしょうがないでしょ。 他人だからこそその母親の...

  • わたしは両親が似た感じのバグりかたしてて精神的な虐待受けた結果鬱持ちになった一人娘なんだけど、30歳くらいのときに縁を切ったよ 正確にはわざわざ縁を切るようなことはしてな...

    • 30ぐらいになると親と縁切るの簡単だよね やりたい仕事があってしかたなく引っ越します。 つってしれっと引越し用意して、そのまま音信不通になればいいから

  • クソ野郎が一人いるぐらい、社会はなんとかする。迷惑はかかるが、サービス業従事者にどうとかをおまえがどうしても考える必要はない。とりま犯罪ではないしね。   だから増田は増...

  • お母さんを止めてくれる「誰か」にこだわってるけど、それって本当に必要なんだろか お母さんは確かに難しい性格で借金持ちの反ワクだけど、長く働いてて身なりもちゃんとしてるで...

    • 見捨てるって発想を変えて、本人の生きたいように生きさせてあげるのも一つのやり方 最後に遺体を引き取れば上出来 どんな親でも認知症になってくると大体こうなる

      • そーそ。 両親の人権を尊重して好きに生きてもらいました で良いんだよ。

      • どんな親でも認知症になってくると大体こうなる 相続面倒だよね 認知症

  • ブコメが相変わらず理想論を言ってるが それで見捨てられるなら親子はどんなに楽だろうか

  • おそらくお母様を福祉に繋げることはできないので、諦めて物理的距離を置くしかないよ。   (精神病なのかはわからないけど)基本的に病識がない患者を医療に繋げることはできない...

  • >私の母のことをいわゆる毒親に分類することに対しては差し当たっては懐疑的な立場 >母に対しては未だに許せないこともあり、いずれ生活が母に脅かされる想像をするだけで怒りが...

  • 実家の近所の地域包括支援センターに相談してみるとかかな 50代だと門前払いかな? でもいずれ通る道だし

    • 生活自立してて本人が支援を特に望んでない場合はセンターにできること何にもないよ

  • 実はこれ50代の平均的な女性像なのではないか(夫に逃げられてる以外は) ってぐらい限定的な状況ではよく聞く話

  • 飯食って糞して寝ることができてれば、いったん良しとしよう。 母親のことはほっとけ。あなたと母親は別の人間だから。

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