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はてなキーワード: セーラー服とは

2008-09-09

ローリングサンダードリルシールド

俺の学校は山のふもとの盆地っぽいところにあるんだけど、俺の家は山の上にあって、まあ田舎なんでけっこう距離がある。毎日自転車で30分くらいかけて通学してる。で、今日学校帰り道の話。

学校出るときは降ってなかったんだけど、いきなり曇ってきたと思ったらけっこうな夕立が来て、こりゃいかんってんで通り道のトンネルの中で雨宿りしてたんだ。早く止まねーかなーみたいな感じで、トンネルの出口あたりでぼーっと空見てたら後ろから同じクラスの女子が来てさ。同じクラスっつっても、俺の学校は一学年一クラスしかないんだけれども。

こいつは帰り道が途中まで同じで、やっぱり自転車通学で、よく帰り道で会う。あんま美人ってんじゃないんだけど、なんか遊んでるっぽいチャラい外見してるのと、性格明るくて姉御肌っぽくて話しやすくて、男子からは割と人気が高い。仮に姉御と呼ぶ。

姉御:「増田じゃん」

俺: 「おう」

姉御:「雨宿り?」

俺: 「うん」

姉御:「あたしもそうしよー」

姉御はモロに降られたみたいで、もうズブ濡れと言っていいくらいビチョビチョになってた。そんだけ濡れてたらもう覚悟決めて帰っちまった方がいいんじゃないかと思ったけど、姉御自転車止めてガードレールに寄っかかって携帯触り始めて。

で、ビチョ濡れなわけよ。もう肌とか透けまくりでさ。俺はもうチラ見でガン見なわけですよ。背中とか腕とか、セーラー服がぺっとり肌に張り付いてて。なんかスポーツブラっつーの?色気も何もないようなゴツいブラが透けてて。黒。もっとエロい下着つけてるもんだと思ってたわ。んで思わず(なんか自制心とか完全にどっか行ってた。存在すら忘れてた)もうナチュラルにガン見してたら「何見てんだよ」って睨まれて。俺もう超キョドっちゃって、「(゜Д゜)え?あう、え?あ、あーあー、見てない見てない!」みたいな感じで。

やっべーなーと思ったんだけど、怒るのかと思ったら、にまーって笑って「まーあたしのナイスバデーにみとれちゃう気持ちもわかるけどねー」みたいなこと言いやがって、頭の後ろで両手組んでふざけたポーズまで取りやがって。ジョジョ立ちみたいな。したらまたブラとかヘソとか丸見えなわけですよ。「見てねえって!」とか言ったんだけど、ニヤニヤしながら「おまえホントムッツリだよなー」とか「見たいなら見たいって言えよ」とか抜かしやがるから、俺はトンネルの話を始めた。

「このトンネルって断面が丸いだろ」

「は?」

「このトンネル。円形だろ?」

「何言ってんの?」

「でも、この先にある小さいトンネルは卵型じゃん」

「えー?あー、そうかも」

で、シールド工法の話をした。卵形は昔ながらの掘り方で、円形より卵型のほうが縦の力に強いから強度的には有利なんだけど、シールド工法はでっかいドリルで一気に掘っちゃうから早いし安上がりで(トンネルと同じ径のドリルで掘ったことを彼女はどうしても信じなかった)、なんでシールド工法って言うかっていうと、掘るそばから穴の形に内側から丸いブロックをあてがって掘った穴を守っていくからで、これは外国トンネル技師がカイガラムシっていう変な虫を見て考案した方法で、カイガラムシってのは流木とか木造船とかを食い荒らす変な虫で・・・。

まあ俺自身ねーよと思うくらいあからさまに話題をそらしたんだけど、姉御はそれに乗ってくれた。俺があんまりキョドってたんで哀れんでくれたんだと思う。ちゃんと相槌打ちながら聞いてくれるもんだから、俺は少し得意になりながら喋った。

そのうち雷がものすごくなってきて、ゴロゴロじゃなくてバーンとかブォンとかガラガラとか言い出したんで、雷の話もした。雲の中で氷の塊がぶつかりあって静電気が発生してどんどんチャージされて、それが限界超えると地上との空間の間でスパークして、絶縁破壊っていうんだけど、で電流は光速で伝わるんだけど絶縁破壊の伝播するスピード光速より遅いから、スローモーションで見ると雷が雲から地上に向かって伸びてくのが見えるとか。で実は電子はものすごい遅くて、1秒に1ミリも動かないとか。昔は教会は神の家だから雷が落ちるなんて有り得ないし避雷針立てるなんて罰当たりな!って感じだったんだけどだんだん教会の尖塔が高くなってきて雷落ちまくって燃えまくったから教会もしぶしぶ避雷針を許可したとか。

そんな、学研かなにかで読んだような豆知識を必死に思い出しながらひたすら喋った。彼女がときどき寒そうに腕をさすってるのに気づかないフリをしながら、ただ沈黙が怖くて、黙ったら終わりだと思って、適当なことを喋りまくった。彼女は雷の話にはほとんど相槌を打ってくれなかった。そうしてるうちに夕立が上がって、俺たちはそれぞれ自転車に乗って、別れた。また明日、って。

震える彼女にそっと上着をかけてやるべきだったんだろうと思う。

まあ上着はなかったし、俺もけっこう濡れ鼠だったけどでも、たぶん、たぶんだけど、「寒いだろ、もうちょっとこっち来いよ」なんて言っちゃっても、ちょっと強引に肩を抱き寄せちゃったりしても、許された場面だったんじゃないかと思う。たぶんだけど。というか、そうすべきだったんじゃないかとすら思う。でも俺は、頭の中をそのことだけでいっぱいにしながら、口では愚にもつかないトンネルと雷の話をひたすら喋っていた。雷の轟音のたびに彼女がビクってするのに気付かないフリをしながら、ベンジャミン・フランクリン雷雨の中で凧揚げをして雷が電気だと証明した話なんかをひたすら喋った。彼女の顔は見れなかった。

俺はゴミ野郎だ。チンカスに住む微生物ほどの価値すら無いクズ野郎だ。

2008-09-06

猫背で、俯いて背中こちらに見せてる、セーラー服女の子

イメージが頭の中から消えない。

時々しゃがんで道にいる。でも多分気のせいだなって思える。

だってその子、多分私だと思うんだ。

自分の後姿なんて見たことないから、その子は多分イメージ

私の中の、「中学生の頃の私」のイメージ

中学時代は私の分岐点。家庭崩壊。よくある話。それでももうここまで大きくなった。

何も言えず、俯いてただただ突っ立ってた私。

頭から離れない、あの俯いたままの女の子イメージ

どうにかしてやらなきゃと思うんだけど、

一体どうしたらこのイメージが頭から消えて、かつ、あの女の子幸せになれるのかって思う。

ずーっとその子は猫背のまま立ってる。

私が幸せになればそんなイメージは掻き消えるんだろうけど。

2008-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20080813002225

下着だろうが所詮布切れなんだから恥ずかしいわけがない。まあ人それぞれではあるけど、恥ずかしいと思う人ははいてないでしょ。

あと外国がどうとかいってもここは日本だから。世界には女性は顔すら出しちゃだめな国もあるけど別にまねする必要もないと思う。アフガニスタンで女が顔出してあるいてたら襲われるからといって、日本女性も顔隠さなきゃだめなんかな。

めがねとかセーラー服とかハイヒールとか見ると性欲掻き立てられる男がいたら女はそういう格好で出歩いたらだめになるんだろうか。逆に私が背広着る男に性欲書きたてられるといったら、背広キルのやめてくれるんかね。

2008-08-05

夕立ち

地下鉄の駅を出ようとしたら、滝のような雨が降っていた。

しばらく雨が弱まるのを待っていたら、もう、来ること来ること。

女子高生がわらわらと駅に来る。

地下鉄の駅なんだけど、少し離れたJRにも地下でつながっているから、みんなここを通るみたいだ。

その女子高生セーラー服が、もうほとんど透けてるんだ。

もう、みんなスケスケ。

目のやり場に困る。

僕が夕立ちした。

2008-07-29

実録小説加藤智大「僕を救ってくれなかった宇野常寛へ」

僕は押井守の「攻殻機動隊」や「パトレイバー」、大友克洋の「アキラ」や機動戦士ガンダムシリーズが好きなんだ。どれも色んなことを考えさせてくれるいいアニメたちさ。それと、あんまり中身のないアニメは好きじゃなくてね。最近ネット上でやたらとい盛り上がってる萌えアニメみたいなやつさ。あんなののどこがいいっていうだい。キモいオタクたちがハァハァするためにデザインされた目がやたらデカくて、髪の毛の色がパステルカラー美少女が乱舞してるあれさ。中身がなくて反吐が出るね。あんなゴミみたいなアニメがやってるから、いまだにアニメ一般人からキモいものだって認識がなくならないんだよ。ほんと死ね萌えオタ、ファッキン萌えオタ。

そんなゴミのような萌えアニメが氾濫し始めたのはいつのころからだろう。記憶が確かなら僕が中学生だったときあたりから繁栄していたはずだ。僕はこのころから萌えアニメ軽蔑していた。あんな中身のないアニメを楽しんでいる奴等は馬鹿だ。そう思っていた。たしかゲームでも「シスタープリンセス」だの「Kanon」だの、妹が12人いて好かれるだの、目のでかい女の子が頭の悪いしゃべり方するようなのがネット界隈じゃ人気らしくて、こんなのを支持してるやつらはよっぽど頭の中がおかしい連中なんだと思ったね。

ちなみに僕が好きだったゲームテイルズシリーズだね。アクションRPGのなかでも格別の面白さだな。だからこそ、最近シリーズの、変に萌えオタクに媚びたようなコンセプトにはがっかりしたね。

まあいい、こんなゴミクズのために貴重な紙を無駄にすることはないんだ。僕は萌えアニメを見てるような奴らはみんな女の子から相手にされていない恨みを美少女キャラにぶつけてるんだ、そう思った。でもその僕の考えは高校で否定されることになったんだ。

僕が入ったのは県内でもそれなりのレベルの共学校。僕は青雲の志を抱いて高校へ行った。そして、僕はここでなら彼女んもできると思っていた。

気づいた時には僕の高校ではギャルゲー萌えアニメ萌えマンガが大流行していた。発端は何だったろう。オタク男子たちがそんな代物を恥ずかしげもなく教室に持ってきて、それを女子たちが興味深げに眺めている。たしか最初はそんな感じだったはずだ。

僕はそれを不快に思っていた。こんなクズがいるから、日本の誇りうるべき文化たるアニメマンガが誤解されるんだよと。こんな屑萌えアニメなんかよりもすばらしい作品がこの世界にはたくさんあるんだよ、と。

しかし、彼ら萌えオタクどもが布教したのだろうか。女子も含めたクラス中の人たちが、そういった萌えアニメギャルゲーを楽しむようになっていたんだ!そして、給食時間にはギャルゲーだかの主題歌らしい甘ったるい声の女の歌が流れたと思ったら、クラス中一斉に歓声が流れた。僕は内心こいつら全員死ねと思っていた。

気づいたときに萌えアニメブームに乗らなかったのは僕だけになっていた。僕は誰ともしゃべらなくなっていた。クラス萌えオタク男子たちは彼女を作ってデートをしているという情報が毎日耳に入ってきたが、僕は全部ウソに決まっていると言い聞かせた。


受験時代がやってきた。僕の目指すのは京都大学、最低でも旧帝大クラスには入りたいと思っていた。

そんな時、僕の高校ではもえたんとかいう英単語帳が大ブームだった。表紙には萌えオタクどもが喜びそうな目だけでかい萌えキャラが踊り、内容も僕は妹をギュッと抱きしめただのの、萌えオタクの醜い妄想を並べたような代物でヘドがでそうだったね。僕は心底軽蔑した。こんなゴミ単語帳使ってるやつなんてどこの大学にも行けるわけがない、そう思った。

しかし、もえたんを使っている連中は、もえたん発売と同時に英語の成績がぐんぐんと伸びていったんだ。

それだけじゃない。もえたんは男だけじゃなく女の子たちにも愛用されていた。キャラがかわいいんだそうな。絶対に間違ってるよ!

僕はもえたんなんて絶対使わなかった。あんなもの使うぐらいなら死んだほうがましだと思った。

そして、もえたんを使っていた連中のほとんどが東大京大早稲田慶応といったトップクラス大学合格していた。あとで合格体験記を見たら、もえたんのおかげで英語の成績が伸びたと言っている奴がいっぱいいたとか。

そして・・・僕は受験に失敗した。そして浪人したんだ。

2年目の受験、そこでも僕はセンター試験で信じられないような悪い成績だった。これではどんな大学も入れやしない。もうこれ以上予備校通いをできるような経済状況でもない。だから、今の僕でも入れるような場所、短大しかなかった。最後の最後で僕は短大合格した。

短大での2年間もまた、高校のころと変わらない、惨めな生活だった。ここでも、萌えオタクたちが大手を振っていた。文化祭では萌えアニメ主題歌を歌ったバンドが大人気となり、あとで聞いた話では彼らはライブの後、ファンの女の子たちを全部喰ったらしい。

そして、僕は就職活動にも失敗した。萌えオタクたちはみんな成功していたというのに!

就活に失敗した僕は派遣社員として働くことになった。

派遣先で僕は散々苛め抜かれた。きっかけは僕が、とある萌えアニメについて社員がしゃべってるときに話を振られて「そんな内容のないアニメなんて見る価値あるません!」と言ったところ、連中逆鱗に触れたらしい。それからは靴に汚物を入れられたり、つなぎを隠されたり、落書きをされたりした。

でも、この苛めはある種僕に誇らしい気持も与えた。そうだ、萌えアニメのファンはこんな残忍なことを平気で出来る人間の屑なんだと。僕のような中味あるアニメを見て育った人間はこんな他人を傷つけるようなことはしないんだと。


それでも僕は度重なるいじめに疲弊していた。そんなとき、僕はインターネットであるサイトを見つけたんだ。それは「第二次惑星開発委員会

僕はこのサイトを読んで目から鱗が出たね。こんなところに僕と同じ考えを持っていた人がいたなんて!

特に素晴らしかったのは最近萌えオタクの間でブームらしい涼宮ハルヒの憂鬱とかいうアニメの項目で

>この作品が好きなオタク男子たちも、「酸っぱい葡萄」状態にあるんですよ。 本当は

>「等身大青春」に憧れているんです。でも、残酷な話だけどおそらくはスペック上の

>問題で、それが手に入らない。でも、そんな悔しさを素直に認めたくないんですね

と書かれていたことだ。やっぱり萌えオタクはもてない恨みを美少女キャラにぶつけていたんだ!でも実際にはモテるはずがない!ざまあみろ!どうせ職場連中モテないからハルヒとかに入れ込んでるんだろ!その恨みが爆発して僕のような人間いじめるんだ。萌えオタク人間の屑だ!

そして、一緒に旧惑星開発委員会も見た、そこは作品レビューが中心のページだったけれど、どれもこれも僕の考えとおんなじだった。Kanon受け手も送り手も救いようのない作品だとかね。

それに主催善良な市民さん(宇野常寛)の高校時代の話も面白かった。確かにこういう奴らは僕の高校にもいたと納得した。ただ、ちがっていたのは僕の高校ではギャルゲーマーだった連中にはみんな彼女がいたということだが、このことを思い出すと、市民さんの話が楽しめなくなるので思い出さないことにした。

そして僕は善良な市民さんの言葉に救われた気がした。勇気づけられた。

そうだ、僕はまちがってなんていない。間違っているのは萌えアニメ好きな連中のほうなんだと。やはり中身のあるアニメが一番なんだ・・・。



僕はこんな最低の萌えアニメ信者どもがたむろする職場にはさっさと見切りをつけて、また別の場所へと行こうとした。そして、僕は惑星開発委員会を読み倒し、次の職場では華々しくデビューしてやろうと思ったのだ。

僕は大きな希望をもって次の職場へと向かった。

次の職場じゃまたしても内容のないらき☆すたとかいう萌えアニメが大ブームだった。でも僕はこれまでの僕じゃない。惑星開発委員会の力を得たんだ。そして僕はその時やっていたアニメの中で最も大好きだった電脳コイルを薦めたんだ。電脳コイルは素晴らしい。これこそ僕がこれまで待ち望んでいたアニメだといっていい。

「そんなものよりも電脳コイルみようぜ!すごい面白いんだぜ」

僕は声を大きくして叫んだ。はっきりいうがらき☆すたなんていうくだらない萌アニメよりも電脳コイルは数百番倍面白いと断言できる。だからみんなも早く見て目を覚ますんだ。

電脳コイルぅ??知らないなぁ。」

「ああ、ちょっとだけ聞いたがある。小学校女の子が見るようなアニメだよね」

「えー加藤君って、小学校の女子が見るようなアニメ見て楽しんでるの?幼稚ぃ??、っていうかロリコン?」

「違う!確かに小学生女の子向け作品だけど、大人もちゃんと楽しめるんだよぉ!」

「必死なところ図星のようだねぇ」

「違うんだ!一度見てみろよ、面白いから!」

「そもそも加藤君みたいな人間が面白がってるアニメってきっと気持ち悪いマニアックアニメだよねぇ」

「ふざけるな!それなららき☆すたなんて萌えアニメのほうが気持ち悪いわ!」

・・・この通り僕のデビューは無残に失敗した。そのあともらき☆すたブームはとどまることを知らなかった。それに、みんなの話題はメイド喫茶とかアキバ系の文化の話ばかりだった。

カラオケで、らき☆すたOPであるもってけ!セーラー服とかいう気持ち悪い歌をみんなで合唱しているのにも入らなかった。そして僕は電脳コイルOP曲を歌ったが「キモい」と言われた。


もう僕は限界だった。僕が間違ってるはずがない。惑星開発委員会だってそう言っているはずだ。同時に僕は出会い系にはまっていた。彼女は僕の話をやさしく聴いてくれていた。僕が職場萌えオタクどもへの悪口にも「うんうん」とうなづいてくれていた。彼女こそが僕の思い描いていた理想の人だと思っていた。

そのころ、惑星開発委員会主催宇野常寛さんがメールマガジンコラム発表していた.その名も“友達からはじめよう”

そうだ僕もそうやって彼女と新しい生活を始めよう。

僕は彼女メールで呼び寄せた。彼女がやってきた。

「友達からはじめよう!」

僕は彼女に満面の笑顔を向けていった。

キモっ」

彼女は僕の顔を見るなりそう吐き捨てた。

「ずっと思ってたけど、あんたキモいのよ、何?アキバ系キモいって?あんたのほうがよっぽどキモいわよ。金をもらってたから反論しなかったけどね、アキバにはあんたなんかより百万倍いい男がたくさんいるわよ!私ね、アキバハルヒダンスしてた男と寝たことあるけどね、本当にすごいテクニックだったんだから。何度も逝かされたわ!あんたなんかには無理よ!メイド喫茶で働いている女の子たちも必死で仕事してるんだからね!あんたなんかに悪口言われる筋合いないわよ!それに萌えアニメのほうがあんたが楽しんでるらしい電脳コイルだのコードギアスだのよりも面白いし人気なの知らないの?もう近寄らないでくれる?」彼女は一気にまくしたてると去って行った。

僕は何もできなかった。でも、心の奥底で激しい憎悪の念が湧きあがってくるのを感じていた。秋葉原にいるような萌えオタクがいるからこんなことになるんだ。アキバにいる萌えオタクどもを皆殺しにしてやる。そうすれば世界は元に戻るんだ。僕のようなちゃんとしたアニメが好きな人間が心地よく生きられる世界ができるんだ。そのためにも地上にいる萌えオタクどもは抹殺しなければならない。手始めに、萌えオタクどもの聖地秋葉原を崩壊させてやる。これで萌えオタクどもも終わりだ・・・。そう思うと、僕はコンビニダガーナイフを買いに家を出た・・・。


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この手記を残したのは何を隠そう、秋葉原路上連続殺人事件の容疑者加藤智大である。加藤はこの手記を書き終えた後に、秋葉原に向かったのである

加藤は「日曜日の夕方に秋葉原にいるということは奴らはコードギアスを見ていないということ、こいつらのせいでギアスが低視聴率なんだ。こんな奴らは殺してしまっても構わない」と供述し、また「もし、1年前だったら、電脳コイルガンダム00がやってる土曜日の夕方に犯行を決行していた」とも語っている。

しかし、これらの証言と手記は、今回の事件は萌えオタクの犯行にしたくてやまないマスゴミどもの手によって闇に葬り去られている。

また、このような犯罪者を生み出しながらも、のうのうとした顔でデビュー評論「ゼロ年代の想像力」を刊行した宇野常寛インタビューにてさも自分は関係ないといわんばかりのコメントを残している。

2008-06-25

http://anond.hatelabo.jp/20080625054456

十五年ほど前、登校中あんまり天気が良かったので、セーラー服着たまま近所の田んぼ散歩して、そのままうっかり家の方に帰ったら、何故か仕事場にいるはずの母親がいた。あれー忘れ物でもしたのかなーとか思ったらぼろぼろ泣き出して、「無事で良かった」と抱きしめられた。

話を聞いたところ、仕事場に担任の先生から電話が掛かってきたそうで。動転した声で「○○さんがまだ学校に来ていない、家に電話しても誰も出ない、○○さんが不良になってしまったのではないか」と言われたそうで。タバコ吸いながら盗んだバイクで走り出してコケる娘を想像して、慌てて仕事場から帰ってきて、娘を探す支度をしていたそうで。

その日は土曜日で割と日も高くなってたので、とりあえず学校には連絡だけ入れて、月曜日にちゃんと登校して先生に謝りました。母親にも即時謝りました。そんで落ち着くために二人でストIIターボやりました。

ちなみにそういう躍動感溢れる不良像とはかけ離れたもさい子でした。スカートひざ下 10cm くらいで、眉毛太くて、給食もりもり食べる子。

という訳でうちんとこは遅刻でも親に電話よこす学校というか先生でした。その先生、他の生徒に対してもしばしばそういう妄想早とちりを炸裂させてたらしいです。

各々の自分話を募って、誰でも具合を端的に知りたいって意味合いかと思って反射的に書いたけど、よくよく見たら反語っぽかった。どんまい

2008-03-06

一番、病んでたころ(精神的に)

残業時間が100時間を超えるのがあたりまえになった頃。

ホテル会社泊まりは、残業時間を抑制するため禁止されており、

仕方が無いからタクシーで毎日家に帰ってた。

なぜかしらんが、ラブピローとも呼ばれる簡易型の空気嫁(めこすじちゃん\4,095-)を買い、

それに一緒に買ったセーラー服などを着せ、

毎朝それに抱きついて「行ってきます」などと言いながら出勤していた。

彼女に抱きついているときだけ、心が休まる気がした。

そして、少しだけ元気がでた。(あっちも。)

病んではいたが、必要なことだったんだろうなあと今では思う。

 

2008-02-14

小学生のくせに

子どもの頃、何かの体験旅行で南の方へ行ったときに、

小学生のくせにセーラー服モノのエロ小説を持ってきて読んでいた奴がいたことを思い出した。

彼はどんな大人になっているのだろうか。

2007-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20071213141147

セーラームーン洗脳されたんじゃないのか?

セーラー服っていったら、ポパイの衣装だからな。

ポパイ ざ せーらーまーん♪

ポパイ ざ せーらーまーん♪

セーラー服エロい

セーラー服エロい

一般的認識とまではいわないが、世間の多くの男から

そういう目で見られているという認識はあるだろう。

エロい目で見る方が間違っている、というような意見はいまは無用だ。

そう思う人間がいるという事実があるのだから。

なのに、そのエロいセーラー服をやめて地味な服にしよう、

という話はあまり聞いたことがない。

あの服で男たちの性的興奮をかきたてているにもかかわらず、だ。

それが性犯罪を助長しているかもしれないのに、だ。

ブレザーでもまだ甘い。

あれも女子校生という記号になっている。

セーラー服ほどではないがエロい

いっそのこと性の乱れ対策に、スカートを禁止にして

スーツぽいものにしてしまうくらいの学校があってもいいと思うのだが。

しかしなぜセーラー服エロいのだろうか。

2007-12-10

anond:20071210002840

自分が男だから男の場合だけを書くけど、男の子に対して男の子であることを否定するようなことを言われるのは屈辱だよ。

とある男の子過去――高校進学も決まり制服を買いに行きましたとさ。そしたら何か店員さんが女子学生服の方に誘導しつつ「何処の高校に……」とか聞いてくるわけですよ。もうね、(略

中学入学の時もサイズ測るためとかでいきなりセーラー服出されたし、男だって切り出すタイミング見失ってそのまま試着させられちゃったし……もうね(略

そうすると、「男に生まれて来なかった方が良かったのかナァ」とか、「男だとは思われないし、かといって女でもない……ボクは一体何なのだろうか」とかといった感情に悩まされ、どうしようもない劣等感に襲われる。

まあ、上の逸話は兔に角としても……男を否定されたところで、女になれるわけでもないんだよ。だからこれは、相応の屈辱になり得るんだよ。

2007-11-05

痛々しい事をまたふと思い出して夜中一人撃沈

女子高生時代……っていってもちょっと前なんだけど

私は軍服が大好きで(いや、今も好きだが)

古着屋が集まる街道にある数件のミリタリーショップ制服着たまま一人でよくいっていた

そして時にはドイツ軍コートチェコ軍の衛生兵バッグイタリア軍ジャケット、どこの国か忘れたが女子学生服でない本家セーラー服など買ったりもした

当時は何も考えず買っていたが今思うとこれが非常に恥ずかしい。高二病、いや精神的には小五病だった

店の人に「誰か彼氏とかにプレゼント?」とか驚いたように聞かれたときなぜ「はい」とこたえず「いえ自分で着るんです」とあっけらかんと正直に答えてしまったのか……はぁああああああああ恥ずかしすぎるうああああああああああああああ

「なんでそんなこと聞くんだろう?」とか思ってた……

「大丈夫かな?袖長くない?」と聞かれても「あててみたし、長すぎたら調節しますから」とか何晴れやかに答えてんだよおおおおおおおおおおお当時の自分氏ね

しかもそれを普通学校へ着ていったというのが更に恥ずかしい(うちの学校は私服も可だった)

あぁ……よく私苛められなかったよなぁ……

いや、オール軍服着ていったわけじゃないけども

ドイツ軍コートワンピース+ブーツとか

海軍セーラーに、高校のプリーツスカートニーハイとか

衛生兵バッグに教科書つめこんできたりフランス軍のショルダーバッグに普通体操服つめて登校とか

だあああああああああああああああオタい、オタいよおおおおおおおおおおおおおおお

本当よく苛められなかったよ

時々電車乗ってたりすると、同じドイツ軍コート着てるオジサンや所謂大きいお兄さんを見かけたりした。たまに向こうもこっちに気付いたときもあって、そう言うとき決まって必ず「えっ?」っていう目を彼らはしていたんだけども今思うと「お前みたいな小娘に一体軍服の何が分かるっていうんだ?」的目線だったんだ絶対……それを私は勘違いして「一緒ですね☆」とか内心ブイサインですよ。……氏ねマジで……

何が恥ずかしいって、私は軍服は好きだったけども別に特にミリタリーオタクではなかったことが恥ずかしい。

ただ父の持つ本の影響で、昔から「軍服カッコヨス」と憧れてただけで、その背景など全く詳しくもないし戦車の名前など有名なのを数個知っているだけレベル戦争に関して全く無知だったのが痛い。ただ軍服の造形が良いと、買っていただけ……当時はそれをなんとも思っていなかったけどあんな今思うとミリタリオタの巣窟であろう殺伐としたミリタリショップに、私は一人のこのこ制服で(私服だったけど逆に制服ばっか着てた……セーラー大好きやから)何軍とか選ぶこともなくなんの節操もなく「こ、このポケットはカッコイイ」とか「あぁ、この肩に入ってるドイツ国旗がいいなぁ」とか表層的な事で選んで店員の「お前素人だろ」的視線にも全く気がつかず買っていたのだああああああああああああああああ恥ずかしいいいいいいいいいいいいいいいい

本当は今も好きだし今もショップ行きたいんだけど、本当詳しい訳じゃないから、己の無知さ恥ずかしさに気付いてしまった今となっては「おいおい素人の小娘が生半可な気持ちで男の戦場に来るんじゃねえよ」的視線を浴びたらと思うと行けずじまい。オンラインショップで済ませている。今は弟が私の軍服好きに感染してしまい、「やめなって!後で後悔するって!」と私が言ってるのに「大丈夫大丈夫☆」と聞かず、友達と遊びに行く時堂々と軍服を着用している。コートならまだしもパンツってお前。ヤバいって。ヤバいって!!

今の私のようになるってえええええええええええええええええ

2007-10-19

オタップルの日常

「○○クンは高校生の時からオタクだったの?」

「いや、僕は大学生から」

「へー。大学デビューですか」

大学デビューです。○○ちゃんは?」

「いやもう私はバリバリ……」

「まさか中学から?!」

「いや、小学……」

「ちょっwwwwwwww早すぎwwwwwwww」

エロは見てない、エロは」

「いや当たり前だろwwww」

「やっぱテニスの王子様とか一度は通る道なの?」

「あー。通る。通るね。ていうか通った」

「通ったんだ」

中学の時ね……まず青学の誰かにハマるじゃん。で学年があがっていくごとに違う学校メンバーにうつってって、高校の時は氷帝にずっぽりと……」

氷帝って跡部ってキャラがいるとこ?」

「そうそう」

「ハマってたんすねえ」

「ハマってた。ずっぽり。で、氷帝で、かなりフィーバーして、突如テニス熱は終了した」

「なんでw」

「いや、別の作品にハマっちゃって」

「あー。まああるよね」

「あるある」

「で別の作品って?」

「んー。アカギとか。福本系にその後どっぷりハマって」

「いきなり濃ゆくなったなー……」

「まだその時、アカギとかアニメ化してなかったから、イマイチ知ってる人いなくて。知っててもカイジくらいで」

「あー。でそれいつごろ?」

高校生ごろ」

「あー」

男子には、チラホラいたんだけどさ。結構、クラスの中でカイジ回し読みとかしてる男子たちとかいてさ」

「話しかければよかったじゃん」

「えー、無理無理無理w突然『それカイジだよね?』とかいって割り込めと!?」

「いいじゃん」

「やだよ。そんなん『え?何この女キモっ』って思われるのがオチじゃん」

「えー。そうかなあ」

「だから私はその時は、一人ひっそりアカギ萌えしててさ」

「えっ?何歳のアカギ?」

「いやもうそれはオールでしょオール

オールてw」

「何歳のアカギもいける。いけすぎる」

「や、確かに、アカギは格好いいと思うけどw」

「で、帰宅するときとか、毎月2回、駅構内のキヨスクできんま買って」

「きんま?」

近代麻雀。私は略して近麻(きんま)って呼んでる」

「そんなん買ってたの女子高生wwwwwwww」

「買ってたよ。制服で」

「そんな勇気あるなら、男子に話しかければいいじゃんw」

「そっちの方が勇気いるわい!キヨスクなんか店員にこれ下さいっつってお金払うだけじゃん」

「うーん(わからん…)」

「で、まっすぐ家に帰らず、夜遊びしてきたりもした」

「何?!夜遊びって」

「某駅の大型書店

「よ……あそびか?それ」

「夜遊びだよ!閉店の8時間際までいたから」

「ハァ……健康的ですよね……」

「バカにすんなwwwwww」

「だってwwwwていうか、夕ご飯はどうしてたの?」

「駅構内の立ち食いうどん屋で食べてたよ」

「オッサンじゃんwwwwww」

「当時女子高生だっつーのコノヤロー」

近代麻雀買って立ち食いうどんとかいくらなんでもオッサンすぎる」

「でも近代麻雀は面白いし立ち食いうどん屋は手っ取り早くうまいうどんを食えて便利だから仕方ない」

吉牛とか一人でいってそうだなその調子じゃw」

「いやまあ普通に行ってたけど?」

「ちょwwwwwww女子高生wwww」

「あー。永遠に女子高生でいたかったなぁ」

「なんで?」

「なんか、いいじゃん。女子高生っていう響き。女子高生って漫画も面白いけど」

「いや漫画は知らんけど。まあ、響きはいいよね」

「いいよね。それに制服があるし」

「何、制服好きなの?」

「好きだよ。制服フェチだもん」

「フツー嫌がるよね制服

「いいじゃん制服ー。せっいふく!せっいふく!」

「学ランとかは?アリ?」

「全然アリ。いける」

制服かー」

「そういう○○クンも、セーラー服とか好きなくせに!」

「うん……まあ大好きだけど」

「ほらみたことか!ほれせっいふく!せっいふく!」

「せっいふく!せっいふく!」

2007-09-10

ウエディングドレスを着ないのがふつう

小さい頃から、自分が「女の子」として扱われるのが嫌だった。田舎なので、頭のいい女の子は「男の子じゃないなんて、もったいない」だったのだ。ヒラヒラの服も嫌いだった。おもちゃネックレスとかは好きだった。お人形遊びを楽しみながら、いつかラジコンを買ってもらうことを夢見ていた。

小学校の時、女の子特有の「いじめ」みたいなのに巻き込まれて、女の子同士のグループのジメジメとした雰囲気が大嫌いになった。ぜったいに女子校には行くまい!と心に決めるほど。中高校生は、地味めだった。恋愛には興味がなく・・・というか、人生における優先順位が低くて、だいぶまったりと過ごしていた。セーラー服も着たけど、「着たくても着られない人もいるんだし」と言い聞かせた。

大学生の頃、自分は性同一性障害なのではないかと思うこともあった。ネットがはやりだして、そういうサイトも一部に出てきた。

女の身体や扱われ方に違和感はあるけど、だからといって、男になりたいかどうかは分からなかった。

そのうち、いろいろな世界を知って、「別に男でも女でも、あまりガチガチにこだわる必要はないのでは。女扱いされて嫌な気分になっても、相手にとってはそーいうもんだから仕方がない、と流せばいい」と、ゆるく考えられるようになった。

で、いま数少ない恋愛ののちに、彼氏ができているのですが、それなりの年齢なので、「いつか結婚しようか」なんていう話も出てきている。今まで家族でなかった人と一緒に暮らすのは、大変そうだけど、互いに思いやりをもっていい関係を築けられるといいなぁ、と思っている。

それで冗談半分で結婚式の話をするんだけれども、彼に「ウエディングドレス着て!」といわれる。「だが、断る」私は絶対に嫌だ。ウエディングドレスは、自分にとっては「自分が着るもの」では断じてない。あれは「お嫁さんが着ているのを、自分が眺めるもの」なのだ。巧く説明できるか分からないが、一時期、制服がある事務職をしていたが、普通タイトスカートに黒ストッキングとか、自分からは選ばない組み合わせが制服だったので、「わたし、女装してるよ!どうせなら化粧も研究しようか・・・」「コスプレだから、違和感があっても仕方がないのさ」と、自分に言い聞かせていた。

私にとって「女性の記号が強い服装」を着ることは、まさしく「女装」である。たぶん男の人が「女装」に拒絶感を感じるのと同じような気持ちに、そういう時の自分はなっている。

ウエディングドレスは絶対に絶対に着ない!ということは、最初の頃から、彼にはちゃんと伝えておいた。それでもやっぱり観てみたいなー、という。写真くらい撮らせてくれないかな、無理強いはしないけど。と。

女装」は、楽しいこともある。女性服の方が種類が豊富だし、色合いも華やかだ。

これから死ぬまで、たぶん私はずっと女装をしていく。社会的性別も、女性として生きていく覚悟は、やっと、できた、ような、気がする。というか、そうするしかないけど。頑張れ、わたし。どうにか生きていけるよ。

たぶん、ウエディングドレスは着ない。(まだそこまで強くなれない)

ニコニコ動画物語.wav

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1023673

前回の組曲は曲順書き起こしてくれた増田がいたんだが、今回は誰もアップしてないっぽいので置いとく。あったらごめん。

主にコメント見ながら聞いて書き起こしです。諸々ツッコミよろしくー。

イントロ


本編

2007-08-11

幼馴染みの恋人

「ねえ、朝だよ?早く起きてよ」

聞き慣れた声で夢から戻され

「おはよっ、あきら。」

眩しい笑顔で夢から覚める。

「はぁぁ、おはよう。ゆう。」

「おはよ、あきら。早くしないとご飯冷めちゃうよ。」

「わかったよ、今行くから。」

「もう、早くしてね。」

幼馴染みのゆうは中学こそ私立に通っていたが、高校はなぜか地元の俺と同じ高校に通うことになったので、毎朝起こしに来てくれている。入学式までその事実を知らなかった俺は、入学式の朝にいきなり俺を起こしに来たかわいい子を見て、ひどく狼狽えたものだ。ゆうは小さいときから小柄でよくいじめられていたが、高校生になっても体は大きくならなかったようで、150cmくらいしかない。だから外見は女性っぽいというよりも少女っぽい。いや、ただの少女というより美少女っぽい。そんなかわいい子が自分の部屋にいたので、夢かと思ってまた寝てしまった。起こされても起こされても夢かと思って寝続けた俺は結局、ゆうと一緒に遅刻してしまった。

ゆっくりと顔を洗い着替えをすませ、下へ降りると、ゆうが料理を前に頬を膨らませていた。

「もう!あきらが遅いからちょっと冷めちゃったじゃない!」

「ごめん、ごめん。」

「ごめんじゃないよ!もう!」

「ごめんね、ゆう。」

そう言って俺はゆうの唇にキスをする。

「つ、次からは早くしてよね…!」

「わかったよ。」

起こしに来てくれるようになってから一月程経ったある日、ゆうに告白された。小さいときから好きだったとのことだが、ゆうが自分を好きだなんて微塵も考えなかった自分は、とても驚き、そして悩んだ。本当に告白に応じてしまってもいいのだろうかと。しかし、今にも泣き出しそうなゆうの顔を見て決めた。小さいときから変わらない。ゆうを泣かせる奴は許さない。その思いに従って、告白を受けた。告白を受けた次の日から、ゆうは料理も作ってくれるようになった。

親が出張中な俺にとっては料理を作ってくれるゆうはとてもありがたいし、その料理を冷ましてしまうのは心苦しいのだが、早く来たら来たでゆうはとてもつまらなそうな顔をして拗ねてしまう。何に怒ってるのか聞いても「何でもない!」としか言わないから、わからなかったのだが、今日みたいに遅れてきてそのお詫びにキスをした日は、そのように拗ねることは一度もないのだから、多分そういうことなんだろう。そう気づいてからは、ゆっくりと身支度をすることにしている。おかげで拗ねたゆうを見ずにすんでいる。

学校は歩いて10分ほどの所にある。ゆうとはいつも手を繋いで通っている。身長170cm近い俺と150cmくらいのゆうとは頭一つ分程違う。そのせいなのか結構目立つらしい。だから最初は好奇の目で見られたり、ひやかされたりもしたが、今では皆慣れたのか、誰もひやかしたりはしなくなっていた。ゆうとはクラスが違うので、学校へ着くとお別れだ。だから、この時間がいつもとても寂しく、とても辛い。だからこそ一緒にいる時間が大切なものになるんじゃないのか?と友人に言われたけど、そうは思えなかった。だって、そんなことなどしなくても、ゆうと一緒にいるときはとても輝いているのだから。いつでも、いつも、片時も離れずゆうといたいし、離れたくない。だから、身を裂かれる思いで、仕方なくゆうと離ればなれの授業を受けた後は、朝より少し急いで手を繋いで帰る。離ればなれになった空白を埋めるため、ゆうと抱き合うために。

授業が終わり、今日もいつものように手を繋いで帰った。ゆうは数時間ぶりに会えた嬉しさで、顔を綻ばせるが、すぐに頬を染めて口数が少なくなる。家に着いた後のことを想像しているのだろう。そんなゆうの横顔を見ると、俺も自然に足が速くなり、いつもより更に早く着いた。家に着くとすぐにゆうにキスをした。お互いが貪るように舌を絡ませ、互いを求めた。どれだけの時間が経っただろうか。キスで求められるだけ求め終わった後、俺はゆうの学ランを脱がせ、ゆうは俺のセーラー服を脱がせ、抱き合い求め合った。いつもより激しく、いつもより大胆に。

http://anond.hatelabo.jp/20070810225155

2007-07-18

鉄道マニアに中高年が多い事には驚いた

http://anond.hatelabo.jp/20070717220613

最近地元ローカル線蒸気機関車が走るというイベントがあったので行ってみたら、私の予想していた、子供連れの親子や若い鉄道マニアはもちろんのこと、

「中高年の鉄道マニア」が殊の外多かったのには驚いた。一眼レフカメラ三脚を用意して写真を撮りまくってたり。

そういえば、鉄道趣味って、昔からある趣味なんだ、と、改めて気付かされた。

パソコンも、これから少しずつではあるけど中高年のマニア層が増え始めているし、今後は中高年の漫画アニメゲームマニア層も増えていくのかも。

白髪のおじいちゃんが「若いセーラー服お嬢ちゃんなんて、懐かしいのう」とか言いながら深夜の萌えアニメを見るのも、考え方を変えれば、何だか微笑ましい光景じゃあありませんか。

コスプレマニアのおじいちゃん、おばあちゃんが、執事とばあやのコスプレなんかしたら、きっともう最高でしょう。

2007-06-29

ニコニコ動画でなんかもってけセーラー服の評論をやってたのでコピペ

もってけ!セーラーふく」こそ日本音楽史上の事件である。

従来の日本のラップは構造をそのまま輸入したものだった。

それは高低アクセントモーラ拍のリズムによる詩(短歌俳句)、

モノフォニー的詠歌の日本語とは本来相容れない。

さらに日本ポップス西洋的な歌唱法(「伸びやかな」発生)を模倣したものだった。

これも日本語の唄とは相いれない。

冒頭ラップはF7に固定だが、メロディラインは日本語の高低アクセントに委ねられている点

そして、これが重要だが、英語的な強勢アクセントを人工的につけてはいない点だ。

しかもサビは一転してコード進行による和音が支配していると思いきや、

メロディラインは日本語の高低アクセントにほぼ合わせてある。

ここで高低アクセントと合っているため「西洋的な歌声」を無理に出す必要がないのだ。

だからラップと同じ語るような歌声でサビを歌えるようになっている

さらにさらに、ラップとサビが日本語の構造と合っているため、

中間部分のアドリブの「語り」が、何の違和感もなくハマっている。

コード固定のラップ」「アドリブの語り」「機能和声のサビ」

という三者が音楽的に統一されているところが天才的。

「dance2」にインスパイアされて作られた「もってけ!セーラー服」だが、

その間の音楽理論的飛躍は凄まじいものがある。

ちなみに従来のラップ(英語的構造を日本語に流し込んだだけのラップ)だと、

いかにも「英語臭い」音楽になっている。

もってけ!セーラーふく」のラップこそ真に日本語的なラップであろう。

F7コード固定で英語臭い強勢アクセントもなしに高速ラップが可能になった。

いやむしろ、「だからこそ」高速ラップが可能になったといえよう

これがこの曲が革命的な曲になっている理由である。

2007-06-13

[]男性お薦めする少女マンガまとめ(仮)

なんかいっぱい出てるみたいだけど、だれかまとめてPLEASE!(一段落した頃に)
http://anond.hatelabo.jp/20070613213558

ある程度まとまってきたと思うので、とりあえず仮まとめをつくってみた。あんまり量が多くなってから一気にするのもめんどいしね。

とりあえず、出版社作家、作品別で。作家名だけあげてる人もいたけど作品がないのとか寂しいので、こっちの判断で1つは作品名をリストしてみた。なんか文句とかあったらトラックバックでよろしく。抜け落しとかあったら、困るしね。

条件

条件は1.絵柄がかわいらしいこと 2.主人公少女は活発な性格 3.陰鬱な物語でないこと(身内が死んだりしないこと)。
http://anond.hatelabo.jp/20070613193035

集英社

白泉社

小学館

講談社

2007-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20070606034255

中学もだいぶ私服ふえたよねー。

中学生は体が大きく変化するから制服っていうのは丈夫で便利って存在なだけで礼儀なんて意味はこもってないとおもうのだけど。

クランセーラー服絶滅

ついでにブルマー絶滅

何がブルマー反対だ。糞が。

そんな感じ?

あと、どうでもいいけど会社は私服でいくわ。

仕事をさせてみて、そいつが全然出来ないことがわかったら年長者だろうと制服着させるんじゃないの?

そうか、立場が低い人に制服を着せることによりヒエラルキーを保ってるわけだ。

それが日本流のフォーマル

階級を服装であらわしたのは江戸時代なんてレベルじゃないもんな。

2007-05-22

日本芸能界を想う

どこからどう話していいのか……

うまく整理が付かないが、ウッチャンナンチャンって最近自分たちの座を他の芸人に奪われている感じがするな。くりぃむしちゅうとか。

みのもんた筑紫哲也の後釜になるんだろうか。そんなに仕事が好きなのか。みのみのみのみのミノばっかり。そういえば、タモリは、

テッチャンだったな。

もしも明日が雨ならば、愛する人よあの場所で、誰が言ったか知らないが言われてみれば確かに聞こえる、さよならは別れの言葉じゃなくて、

セーラー服ガンキャノンキャシャーンがやらねばミノがやる。チャカポコチャカポコ。

いきなりですが、ここでウンチクです。

シシマイを担いでサングラスをかけ、滑りまくる漫談を売りにし、下目づかいの「ちゃあ~」でおなじみの吉本芸人たむらけんじ大阪出身

ですが、最近になって爆笑オンエアバトルを皮切りにモノマネ番組で一気にブレイクしたイケメンツッコミ井上聡と「お前に喰わせる

酢豚はネー」でバカウケの河本準一コンビ次長課長は、90年代関西深夜番組レポーターとして不遇な次期を過ごしました。

ネッシーはいてる。

本人たちが面白いと思っていれば、いつかその想いは通じるのです。

トイレがつまったクラーシアンですゴヒャアクゴヒャク。水が漏れてるいい男。

うまく伝わったかどうかは分かりませんが、最後にみなさんにこの言葉を贈ります。

ニンテンドーDS Lite 欲しい!

ありがとうございました。

2007-05-03

Re: たぶんアニメオタクビジネスは今が絶頂なのだろう

自分たちが搾取される側だという自覚は、「もってけ!セーラー服オリコン一位にする」等の2chのムーヴメントが以前ほど盛り上がらないことからも判る。

これは『らき☆すた』の第一話がただのほのぼの四コマ漫画に過ぎない原作をそのままアニメにしただけで恐ろしくつまらなく、誰も乗ってこなかったからだよ。搾取云々は基本的に同意だけど、このムーブメントの失敗に限っては、搾取に気付いた人が多かったからではなく、単に第一話放送段階で話題性に欠けていたから。

たぶんアニメオタクビジネスは今が絶頂なのだろう

そしてあとは衰退するのみ。

らき☆すた」とか「ハヤテのごとく!」とかのパロディに「wwwwwww」等、嬉々として書き込まれているニコニコ動画の画面を見て思う。

作り手はアニオタという金脈から吸い取れるだけ吸い取ろうと必死にマーケティングしてきた、現在アニメ界隈の盛り上がりはその結果だ。

マーケティングして成功した果実からカネを手に入れる、ビジネスとして真っ当だ。

だけど「自分たちがマーケティングされ、ある意味搾取されている」ということに気がついたアニオタは確実に増えている。

自分たちが搾取される側だという自覚は、「もってけ!セーラー服オリコン一位にする」等の2chのムーヴメントが以前ほど盛り上がらないことからも判る。

スタチャがあざとい!と気づいた彼らは、他のアニメ関連産業(作り手)も大同小異だと気づき始めているし、その気づきが多勢になるころにはアニオタも減少していくだろう。

マーケティングの対象になっているのは、エヴァンゲリオンが放映されたときに中学生だった連中を下限として、上は35歳ぐらいの就職氷河期の時代に翻弄されて

負けてしまった引きこもりニート、もしくは年収二百万未満の低所当者の貧しい非モテ毒男層だろう。

可哀相に彼らは時代の逆流に負けた上カドカワをはじめとするアニオタ産業に食い物にされたのだ。

コア層は老化して、それより更に下の世代は存外アニオタ予備軍の総数は層が酷く薄い気がする。

きっとあと二年か三年後には急激に衰退したアニメ産業を不思議がるブログエントリが、はてブとかで人気を集めそうだ、憶測だけどww

2007-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20070502014329

BLキライな女アニヲタです。マジレス

菅野よう子全般。創聖のアクエリオンOPはすごく燃えます。

そのつながりで坂本真綾も好き。

あと、涼宮ハルヒOPED長門キャラソン

もってけ!セーラー服も好き。

あとは栗林みな実舞-HiMEOP曲と挿入歌が入ったCD買っちゃいました。

2007-03-20

セーラームーンエヴァ関係徳川秀忠と家光みたいなもん

エヴァ』の社会的影響が大き過ぎたせいでスルーされがちだけれども、のちのちアニメ業界に与えた影響や輩出した人材、声優市場と同人市場の開拓、メディアアニメを取り扱うことへの抵抗感の緩和などなど複数の視点から考えて『セーラームーン』をひとつ切断戦にしたオタク歴史語りがあってもいいと思うんだよね、と今週の『プリキュア5』を観ながら思う俺。すなわち半分戯言である。

面白いよなあ、『プリ5』。でもエロくないよなあ、『プリ5』。子供向けの一線守るためにわざとなんだろうけど。

セーラームーン』って、変形セーラー服だし、足のラインくっきりわかるしでやはり性的だったよなあ。ああ、こんなこと書いてたら黒犬獣の同人誌が読みたくなった。そんなダメ過ぎる有給初日。

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