「ウェブ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ウェブとは

2008-10-28

アクセス規制

学校でさ、このページにはアクセスできません、みたいな規制があるじゃない?

オレさ、思ったのよ。

プロキシさせば普通に見られるんじゃね?

で、実行したんだけど、うん、見られなかったわ。

どういうシステムでそうなってるのかわからないけど、もしかしたらプロキシサーバと思われるサーバには接続できないのかもしれん。

で、もうひとつ考えたのよ。

普通サイト普通に見られるんだから、オレが今日作ったサイトにもアクセスできるじゃん?

だから、cgi を経由してページ内容を書き出せば、あたかもオレのサイトからデータを取得しているように見えるじゃん?

で、コード書き始めてわかんないとこあったからググったらさ。

あったね、普通に。ウェブプロキシとか、CGI プロキシとか言うんだね。

知らなかったよ。

んで、早速ウェブプロキシをオレのサイトに設置したのさ。

したらさ、見られないの!アクセス規制にしっかりひっかかるの。

びっくりした。アクセス規制ってけっこう凄いんだなって。

で、また考えたんだ。

これが規制されるのは恐らく文字列からページ内容を推測して規制しているんだろう。

って、そうしたら自ずと答えは出るじゃん?

つまり、サーバからのダウンロード時は文字列ではないデータ・・・まぁ暗号化でもなんでもしてクライアントで元に戻せばいい。

変調・復調ってやつか。

で、そのコードを追加しようとして気づいたのよ。

暗号モード接続するっていうチェックボックスがある!なんだこれ!

チェックいれてリクエストしてみたら、いったね!

見事に規制を潜り抜けたわ。マジパネェ

規制ざまぁぁあああああああああ

で、どうやってるんだろうと思ってサイトソース覗いてみたのね。

文字列が見える!

オレ、てっきりクライアントサイドスクリプトで元に戻してると思ってたから本当にびっくりした。

あぁいや、document.write している可能性もあるか。そこちょっとわかんないな。

オレの予想が外れていたのか、それとも何か特別な方法で通信しているのか、誰か教えてくれないか。

RSS + GMail + 料理

晩御飯に何をつくるか、よく迷うんです。

それで考えたのが以下の方法。

レシピサイトの中にはRSS配信しているところがありますよね。

それをGMailウェブクリップに登録

帰宅前に会社学校メールチェック

ウェブクリップ料理名が表示される

食べたいと思ったらクリック印刷

帰りに食材購入

料理

食べる

登録しているサイト

RSS: http://www.kyounoryouri.jp/rss/recipe_feed.xml

RSS: http://feeds.feedburner.com/elise/simplyrecipes

RSS: http://www.kirin.co.jp/sitepolicy/rss/index.html

旬の料理が結構でていい感じです。

2008-10-21

ネット上で男だと思って読んでいる文章の書き手は、本当は女なのかもしれない。

http://anond.hatelabo.jp/20081021191625

2ちゃんねる含め、あらゆるウェブの発言の場において、ほとんどが「男」であるのは何故でしょうか。それは彼女たちが性別を偽り、男の仮面を被りながら議論に参加しているからに他なりません。同じ主張をしても、女だと解ったとたんに、その発言の公平性が欠けてしまうのは、ウェブ上の開かれた議論の場の多くが男の理論によって制圧されているからに他なりません。

http://anond.hatelabo.jp/20081021191625

悲しいかな、私もよくこれをやる。

きちんと意見の中身で判断されるのなら、こんなことする必要はないんだけどなぁ。意見の正当性を文章の中身ではなく性別によって判断する男が目立つわけで。もちろん、そんな男は男の全体から見ればごく一部なわけだけど、なにせネットでは声が大きくて目立つわけですよ。そして、そういう人に限って、自分たち男は論理的であり女は感情的だと思っている。同じ意見でも性別によって違う判断をするのは論理的とは言い難いし、「優秀な人物は男が多い→男は優秀である→男の俺も優秀」という発想も非論理的だし、なおかつそれをやる理由が、「何が何でも自分の意見は正しいと思いたい」「自分は優秀であると思いたい」という、非常に感情的なところから来るものなわけで…なんだかなぁ

ま、この機会に吐き出し。

2008-10-20

[]今日増田情報セキュリティの日

私は単なる一増田でしかないのだが、なんとなく今日増田情報セキュリティの日とすることに決めた。

なぜって、今日は、年末年始という忙しく、そして狙われやすい時期をはさみ、2月2日からきっかり103日前だからである。

決して、はまちちゃんとエガミ君のやり取りがあったとか、増田セキュリティ関連の話題に乏しいとか思ったからではない。

さて、一口にセキュリティといっても、その幅は広い。まずは定番から攻めるのが定石であろう。何が定番なのかについては、例えば「Webアプリ脆弱性オタがふつーのSEの彼女に脆弱性世界を軽く紹介(ry」などが参考になるだろう。

しかし、たとえば「初心者はPHPで脆弱なウェブアプリをどんどん量産すべし」といったような初心者には、まずは10というよりも1から脱初心者していただくのがよいであろう。

そんなわけで、今年のテーマXSSとする。繰り返すが、はまちちゃんとエガミ君のやり取りがあったとか、XSS以外のネタが少ないとかではない。

さて、このように、今年のテーマXSSとなった。それではXSSとは何か、どのように起き、どう対処すればよいのか、そのような実例ちょうど良いエントリが「エガミくんの脆弱性のやつ」である。

さらに、このエントリをよんで、実際に「XSSしたい><」と思った人に読んでいただきたいのは「今昔さっき物語」であろうか。

さて、非常に簡単にXSSについて書いたが、このXSS、実はその他のさまざまな脆弱性の基礎でもある。

出力がHTMLならXSSだが、SQLならSQLインジェクションだし、シェルならコマンドインジェクション、メールヘッダならメールヘッダインジェクション等々になりえる。とくに、初心者にとってシェルは予想外のところで使われているから、気をつけよう。

その他セキュリティに関心があればsecurityタグお勧めしたい。セキュリティよりもsecurityの方が濃いのである。

p.s.

最後にこのエントリメモしておく

2008-10-09

拝啓、2:50じゃない方のあなた様へ。

拝啓。

一雨ごとに秋に向かって涼しくなる今日この頃、いかがお過ごしでございましょうか。

あなた様のご評判、ご高名はかねがね伺っております。

日曜技術者としての地位はもはや盤石といった具合にご確立なさっているようで、

経験の身から技術者としてこの業界に足を踏み入れ1年あまり、

プライベートで何のサービスも提供していないわたくしにとりましては、

非常に輝かしい存在でございます。

そんな2:50じゃない方のあなた様へ、

わたくしがおそれおおくも今回筆をとらせていただきましたのは、

あなた様のご真意をはてな村の皆々様が取り違えているように思えたからに他なりません。

あなた様のおブログ等を

わたくしのような若輩者が大変おそれおおいながらも拝見させていただきます

はてな村の皆々様は書いていないことは、存在も実現もしていない事象と受け取っていられるように思えてなりません。

わたくしが思いますに、これははてな村の皆々様の人の良さが如実に反映されている結果に見えてなりません。

おそらくわたくしが思いますに、2:50じゃない方のあなた様のようにはてな村の皆々様はお修羅場をくぐり抜けてはいないのでしょう。

この結果もたらしますのは、はてな村の皆々様からあなた様へのおdisでありましたり、

disエントリによりリンクされましたあなた様へのサービス

そしてそれに由来したあなた様おブログへの不要なアクセスへとつながるのではないかと、

浅薄な知識ながらにわたくしは杞憂しております。

あなた様は日曜技術者として、お時間はご有用に使われるべきでありますので、

このようなはてな村の皆々様との不毛な争いに巻き込まれるべきではありませんし、

なによりウェブサービス、ことAPIに関しましては一家言お持ちになっているあなた様のことですから、

Google様のおボットクローラ、おlivedoorのおブログサーバへの負担に関してはご本意ではないのでは、と思うのです。

いえ、この点はあなた様のおブログにあります各おエントリー通読させていただいておりますわたくしとしては、

そうに違いないと確信している次第でございます。

そこでまことに恐縮ではございますがひとつご提案をさせて頂こうと存じます。

はてな村の皆々様より、あなた様へのなんの恩恵もうけないおdisを回避する方法といたしまして、

あったことをそのまま時系列順になんのご省略もなくおブログエントリをお書きになられるようおつとめ願えませんでしょうか。

御心の広い、お器の大きいあなた様のことですので「おdisりあいも多少の縁」と、

誤用も気にせず平然とおdisエントリのおトラックバックをお受けになられるやもしれませんが、

そのことのご対応により、あなた様の日曜技術者としてのお時間が失われることは、

わたくしをはじめとしたおウェブ住人にとりまして大変な損害になることもあわせてお考えくださいませ。

なにとぞ、あなた様のご体験なされましたことをお時系列順にお包み隠さずおエントリされることをお願い申し上げます。

敬具。

追伸。

先だってリリースされましたお顔にお落書きされるサービスなのですが、

あの写真モデルになられている方はどなたなのでしょうか。

大変気になっているところでございます。

2008-10-07

ようやくB-CASが駆除されるのか

「第5権力」としてのウェブ

http://ascii.jp/elem/000/000/177/177381/

総務省の「デジタルコンテンツ流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委員会)」は9月26日地上デジタル放送のB-CASを見直すことを決めた。6月にまとめられた第5次答申では「消費者や権利者の立場からB-CASについてさまざまな指摘が行なわれた」ことを理由に廃止の方向を打ち出している。放送局も反対していないので、B-CASの廃止が事実上決まった。

得体の知れない企業からカードを借りないと公共放送(NHK)も見られないとか、普通に考えれば独占禁止法を思いっきりぶち破ってるしなあ…。

2008-10-06

つうか

Googleにしてみれば今までさんざんウェブの中を徘徊して

見れていいものも見られちゃまずいものも

なんもかんもひっくるめて自分とこに保存して公開してたわけで

それが道路画像になったとたんプライバシーだとかやめろだとか

急になに言いだしますねんと思ってるだろう

2008-10-05

あっぶねー

お客様

Google では、AdSense プログラムにご参加いただいているサイトGoogleプログラム ポリシーに従っているかどうかを定期的に審査しております。

お客様アカウントを確認しましたところ、Googleポリシーに準拠しない方法で Google 広告が表示されています。 例として、次の URL のページで AdSense ポリシー違反が見受けられました。

??Googleプログラム ポリシーに記載されているとおり、Google 広告の近くに、誤解を招くような画像や、広告主や広告主が提供する製品サービスに直接関連付けられるような画像を配置することは許可しておりません。また、Google 広告を導入するページのコンテンツを、広告フォーマットデザインに合わせて広告との違いがわからないように工夫したり、広告ゲームフォーラムの一部のように見せることは認められません。

??72 時間以内にウェブ ページを修正してください。 この機会に、Googleプログラム ポリシー (https://www.google.com/adsense/policies) をご覧になり、お客様の他のすべてのページがこれらの基準に従っているかどうか再度ご確認ください。

サイト更新すると、Google では変更を自動的に検出しますが、広告の配信に影響が及ぶことはありません。 72 時間以内に修正が加えられない場合、お客様アカウントは引き続き有効ですが、該当するウェブ サイトへの広告配信を停止させていただきます。 なお、今後 Googleプログラム ポリシー違反していることが確認された場合は、アカウントを無効にさせていただくこともありますのでご注意ください。

10月3日メール届いてたよ、あっぶねー

しかしなんだ、どこが違反なのかよくわからないからとりあえずアドセンス全部はずしておいた

ストリートビューにウダウダ言う人たちw

http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081004.html

別に公私道の区別がついてなくたって、被害を被ってないんだったら別にいいんじゃないですか。

勝手に撮影されたから困るとか、逆に単なるクレーマーとしか思えない。。

例えば、誰かが道ばたで写真を撮って、ウェブ上にアップしたとしますよね?Flickrでもmixiでもなんでもいいですけど。

その写真が私道だったら、どうしますか?

いちいち、アップロードした人にクレームつけようとしますか?

そんなん別にどうでもいいような気がするけど。

ていうか、ぼくんちが持っている私道なんて、

私有地扱いなのに公立学校の通学路指定になってますよ。

法律的に言えば、通行料をいただいてもおかしくないのに、

現実的には、そんなゆるーい感じで世の中うごいているのです。

ストリートビューにセンシチブな反応をする人って、一体なんなんでしょうね。

セキュリティがどうとか言うけど、タウンページのほうが余程プライバシーに甘い気がしますが。

だって、あんなのオレオレ詐欺の源泉ですよ。

とにかく自分の家が映るのが嫌だというのは、ヒステリックすぎるんじゃないですか?

だって、法律上の私有地は垂直にしか伸びていないし、家に肖像権があるわけじゃないんですから。

もしですよ、万が一、自分の家の付近のストリートビューへのアクセス数が多くて困ってるんだったら、

自分の家に看板をつけて、広告商売をしちゃったらいいんじゃないでしょうか?

とはいうものの、そんなにPVを稼げるところは皆無だと思いますが。

ま、いつの時代になっても、クレーマーという存在はいなくならないもんなんだなと、悲しくなっちゃいました。

なんだかんだ、はてなブックマーク

もはや「個人個人のスクラップ大公開」じゃなく

記事一つ一つに「小さい2ch」を作っているようなものになっているのは

最早否定しきれない事実であるように思う

こういうこというと「えー私はただあとで自分が見るためにコメントつけてるだけだけどなぁ」とか言う人が絶対出てくるけど、そのコメント自体がそもそも本当にそうなのか疑わしい。後から「えー私はただあとで自分が見るために(ry」ってコメントを見るか?なんのために?

もうおまえら正直に言ってみ

ほとんどの奴が、単に「エントリへのコメントツール」として使ってるだろ。ブクマとか、全然見返して無いだろ?

逆にコメントつけないページほど、本来のブックマークの使い方をしているとみた。

ウェブ上で役立つ○○」とかそういうページって、やたらブックマークされてるわりに、コメントすげーすくないんだよ。

そういうときはああ、ほんとうに「ブックマーク」してんだなって感じる。

しかし煽ったようなエントリブクマつけてブクマしたほとんど皆がコメントコメントしていなくても「これはひどい」「死ねばいいのに」「悪徳○○」とかいうのをずらーって並べてほとんどコメントみたいなことになってるやつとかもいる)してるの見るとお前らなんだかなぁと思うよ

単なるプチ2chじゃん。

それも、レスすんなら普通コメント欄レスしたりすりゃいいのに(コメント欄がないから、ってのはいい訳だろう。コメント欄があるページでも同様の事が起こってるんだから)なんでそれをしないのか。言い返されるのが怖いから以外にお前ら理由ある?説得力ある理由いえる?言えないだろ。なんのかんのいってもそこなんだろ?別に責めてるわけじゃないから怖がらずに認めりゃいい。

そういうチキンな奴ばかりなのに、チキンのくせに……いや。チキンだからこそか?やたらブクマコメントは偉そうなのな。

んな偉そうな事言うなら降りてきていってみろっての。

ブクマコメントと、コメント欄コメントって差がさしてないようで、でかい差があるよ。なんのかんのいっても、前者にいちいちレスつけるのは思った以上に面倒くさいし。数多いし。どうしても「直接いいのめしてる」感がないし。つかチキンたちはその辺分かってるからこそ、コメント欄じゃなくてわざわざ100字制限のあるブクマコメント使うんだろうけどな。ブクマコメントに仮に直接コメントできる機能がついたとしたら、今までよりコメントが控えめ(勢いも、数も)になると思うぜw

コメント欄なら色んな意味で対等にやれるんだからチキンじゃないっていうんならそっちでやってみろよ。ま、どうせできないんだろうけど。

お前ら、自分たちでときどき自分を省みて、情けなくならないの?疑問。

こういう事言うと、なぜか「匿名ダイアリーでいわれても」とか意味不明な事を言う奴がいる。

論理的につながりがないだろ。匿名で言うのは卑怯っていう価値観自体どうなんだって感じがするが、それより何より匿名の卑怯さについての話はこの話題とまたまったく別の卑怯さの話であって、全然関係がない。それでぶつけて相殺した気になってるような頭の悪さ。どうよ。チキンな上にそれ。

大体、増田で言わなければどこで言えってんだ?はてダか?わざわざこの記事のためにダイアリー設置しろっていうのか?アホらしすぎだろ。大体ダイアリーでも匿名だ。「いや、同じ匿名でも、記事の連続性が…」ってこの記事こっきりならどの道それも意味ないから。ダイアリー持ってるやつばっかじゃねーんだよ。

大体匿名だろうが記事の中身の評価は変わらんはずだ。変わるとしたらお前はそれ、「偉い人の記事だったらなんとなくいいこといってそうにみえるー」ってアホな思考回路なっちゃってるだけだ。「みのさんがいったから納豆ダイエットにきくにちがいないわ」と同じレベル

しかしお前らのチキンぶり、卑怯ぶりは、そう言う問題じゃない。コメント欄があるのにはてブを使っている(コメントツールとして)、という行為そのものがチキンであり卑怯であるといっているのだから。

はい。じゃ、今から猛省してくださいね。はてブの善良な皆さん。

(ってこれにもまたコメントツール代わりにしたはてブがつくんだろうな。それで得意げに俺を倒した気になって悦に浸るんだろう?その行為自体が、このエントリの正当性を高めているともわからずに……)

2008-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20081004144538

はてブって建前では「オンラインブックマーク」で実質は「ウェブ上の記事に対する一言コメントコーナー、たまに議論もあるよ」だしそこに「集まって何かをやれよ」と求めるのは違う気もする。

2chを例に出してるけど、ネット上の烏合の衆がいちいち何かに口出ししようとすると危険なことになることも多いですよ、ってのも2ch見ればわかるしな。

だからまあはてブ内で言い合っててそれぞれが得るものがあってでそれでいいんじゃないのかなと思うわ。

はてブはてブで集団でブックマークされて批判を受けたら批判される側は嫌な気持ちにも相当なるし一種の口出しにはなるけどね。

Google Chromeを誤解する巷の人々

いろんな人たちがGoogle Chrome戦略性を誤解しているので、

その戦略性と位置づけをまとめてみたいと思います。

1) クラウドコンピューティング促進のためのアプリブラウザ

まず、タブごとにクラッシュコントロールをできるようにするブラウザを開発することが

Chromeの最大の目的です。

http://crypto.stanford.edu/websec/chromium/chromium-security-architecture.pdf

上記URL論文が示しているように、

クラッシュコントロールChrome存在意義があります。

それも単に、ウェブサーフィンブラウザとして有益そうだなー?

というような曖昧な理由ではないんです。

ご存知のように、Googleが検索の次のフィールドとして据えているのは、

クラウドコンピューティングによってOfficeマネーを手繰り寄せることです。

このマーケットを開拓するには、

ひとつのタブが落ちれば全体も落ちてしまうブラウザなんてあり得ないんです。

だって、Gmailウィンドウを開いてるときに、別のタブが固まっただけで

ブラウザが落ちてしまったら、クラウドなんて使い物になりませんから。

GmailGoogle Docsを同時に立ち上げているのに、

Docsが落ちたせいでブラウザ全体がクラッシュしてメールの文章が途中で消えてしまった・・・

なんていう事象が頻繁に起こっては利便性に欠けます。

#そのために現状のGmailでは、こまめに自動保存するハメになってしまい、コンピュータリソース無駄遣いしています。

要するに、ウェブブラウジングとしてのブラウザを目指しているのではなく、

クラウド向けのアプリブラウザとしての地位を確立することが目的なのです。

巷のIT系情報サイトとか新聞報道では、ブラウザ戦争勃発、とか言われていますが、

まったく未来が見えてないですね。

単なるブラウザを開発したところで、別にGoogleとしてはオイシイことなんて何もないんですから。

ちなみに、独自エンジンV8の構築もクラウドコンピューティング最適化目的ですよね。

WEBページの表示が早い、とか悠長な比較をしてる場合じゃないと思うんですが。


2) モバイル検索マーケットの開拓

Chromeの機能的な特徴が1)でしたが、デザインにも戦略性が込められています。

ブラウザとの違いは、限界までの省スペース化ですが、

これはモバイルでの快適性を担保するための必要条件です。

つまり、今後製品化されるAndroid向けのブラウザを見据えて最適化されたものと推察できます。

Googleの次の戦略は、モバイル検索クエリを確保することですが、

Androidも含めて、今回のChromeでようやく土台が整った感じです。

まず、IEやFirefoxとの比較として弾さんが述べているように、

Eee PCのようなミニノートでさえも、現行ブラウザでは手狭すぎます。

モバイル(携帯スマートフォン)であればなおさらです。

さらに、その省スペース化に一役買っているComboBoxこそ、モバイル世界戦略に大きく寄与します。

なぜなら、検索とURLが同一の窓から入力できるので、いちいちGoogleトップにアクセスすることなく、

モバイルからの検索クエリをゲットすることが可能となるからです。

検索クエリURLクエリウェブに対するアクセスとしては同一のものであるという哲学に感嘆するのもさることながら、

モバイル向けにも同様のデザインを展開すると、非常にシンプルで機能的です。

Chromeは、Androidデフォルトブラウザになるのが必然ですから、

ComboBoxによって、日本i-modeEZwebから公式検索クエリをゲットしているのと同様のことを

世界規模で遂行できるようになる、ということです。

日本での成功事例世界展開する感じですね。


■まとめ

どう考えても、Google Chromeは、20%ルールから生まれたものではなく、80%のほうです。

Chromeは、明らかに戦略性のある投入です。

クラウドコンピューティング

モバイルサーチ

というGooleが開拓しなければならない二つの市場飛車角取りするためのソリューションです。

PC上でChromeを介したクラウドアプリ確立すれば、新規参入Android使用する理由となりますし、

その逆もまたしかりだと思います。

GoogleカレンダーGmail, Google Docsなどを基軸にPC携帯スムーズ連携させれば、

iPhoneがMobile Meでやろうとしていることをはるかに凌駕することができるのも明らかです。

AndroidChromeが両者オープンソースなのは、早期にクラウドモバイルデファクト確立するために

開発スピードマックスまでもっていけるからですね。


■余談

9月リリースだったのは、株価対策的な意味もあると思うので、

中の人としては、「ベータ版でなんとかここまで持ってきた・・・」という感じかもしれません。


■その他

Google Earthに代表される20%のほうは、「Googleてすげー」と思わせるような技術ブランディング寄与しています。

ちなみに、仮にGoogleと同様の外観のサイトがあって、ここにMSNYahoo!の検索結果を表示したとしても、

その検索結果がGoogleのものではないと誰が判断できるでしょうか。

ほとんどの人は、その判断基準を持ち合わせていないと思います。

2chひろゆき氏が著書の中で、

Googleイメージ戦略の成功のたまものだ」みたいなことを言っていた記憶がありますが、

まさに的を得た発言かもしれません。

2008-10-01

日本ウェブで最も影響力のある15人 2008年

選考基準>

・この人が新サービスを気に入ってるようなら、大勢の人がやってくる。

・書くエントリブックマーク率が高く、はてな以外の方々にも影響を及ぼしていそうな人

なんでこの人がというのはあるだろうけど、「他のユーザーを連れてくる人」というのは非常に有益だと思うので。


<A-list 特別な8名>

勝間和代

梅田望夫

小飼弾

GIGAZINE

小鳥ピヨピヨ

宮川達彦

otsune

mala(前はてな社員)


<B-list 次点7名>

佐々木俊尚

近藤淳也

百式

池田信夫

西村博之

fromdusktildawn

eigokun

2008-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20080929232255

d:id:hituzinosanpoさん、ブクマコメントありがとうございます。

内容わすれたんですけど(笑)。/「人格者」だから社会を よりよくすることに貢献したいと ねがうのではない。むしろ、だめなひと、欠点を かかえたひとだからこそ。/わるくなくて欠点のないひとが どこにいるのか?

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20080921014310

そうですよね。「頭が悪い」「頭がいたい」「死ねばいいのに」「差別クズ」、「半ば本気で死んで欲しい」、「国語の成績が悪そう」、「脳の失敗」、このくらいのネガタグはみんな平気でつけるものですよね。こんな口汚いネガタグをつけるような欠点d:id:Romanceさんたちは抱えているにしても、それでも現場の人を「ただの実感論と近代化拒否感情の垂れ流し」と罵るくらいのことは許されて然るべきですよ。誰がこの人たちと同じくらい手が汚れていない人がいるというのでしょうか。そんな「聖人君子」でなければ人権を語ってはいけないとしたら、誰もホームレスネタに絡めて社会を非難することはできなくなってしまうでしょう。それは言論の自由への脅威に他なりません。このくらいの悪口雑言を平気で口にできるようでなくては、ウェブ社会で発言する資格はない。批判する人たちは非現実的な「良識」とやらに甘えている以外の何者でもありません。

みんな欠点を抱えている。それを十分に認め、発揮する。その先に「よりよい社会」があるのです。

2008-09-27

anond:20080927161828

本名に文句言われても、って感じ。

ムギってペンネーム?を持ってるけど。

あと、今メールで新刊案内来たけど

ウェブに負けたのは「雑誌」です。

本は雑誌のように読み捨てられるものから

大切にするものへとシフトするんじゃない?

2008-09-26

Muxtape物語

オンラインで流せるテープ」 を提供していた muxtape が閉鎖して一月。昨日出た、運営者からのメッセージを勢いで翻訳する。

http://muxtape.com/story

http://muxtape.tumblr.com/post/51762430 ←反応

僕は音楽を愛している。

音楽を愛している人にとって、そして音楽そのものにとって、音楽を共有するという欲望は、本質的でかかせないものだと信じている。

愛すべき音楽に出会ったとき、僕たちは友達をターンテーブルの前に集め、CDを貸し、カーステレオで鳴らし、ミックステープを作る。

僕たちは、音楽から感じるものを知っているから。他の誰かにも、それを感じてほしいから。


Muxtape物語が始まったのは、僕がオレゴンでやっていた、週一の大学ラジオ番組だ。

その番組で流した曲の記録のかたわら、そのプレイリストウェブに上げていた。ひとつのブロックが、その週の番組記録したカセットに対応するというものだ。

当時、ミックステープ斜陽の時代に入っていた。でも、あのプレイリストのページは、ミックステープと同じ役割を、そして多くの点でよりよい役割を果たすはずだ。僕は番組を終えてからも、そのことをずっと考え続けた。

ミックステープのように、プレイリストはある意図を持って集められたものであって、その価値は単なる足し算にとどまらない。

ミックステープとは違って、プレイリストには物理的に届けるための制約がない。でも同時に、そこには実際の楽曲がない。

誰かがそのページを見にきてくれても、知っている曲があれば共感してくれるだろうが、 本来リスナーである人たちにミックスを実際に編集する手間を押し付けるのは、もともとの目的ダメにしてしまう。

五年後、インターネット技術が格段に進歩していた。

僕はウェブサイト実験的なUIを試す仕事をしていた。

プレイリストのことをまた考えはじめ、ついにそれに命を吹き込んだのは、その頃のことだ。

僕の音楽を(ミックステープ的な意味で)共有するという欲望はなくなってはいなかった。

だけど、その行き場はなくなりつつあった。

大手のブログサービス音楽ファイルを短期的に置けるようにしていたけれど、

そういう場は僕が求めていたものではない。

カセットテープを手に握ったときにうまれる、突き動かされるような感覚

それを手にしただけで、プレイヤーを探してそいつの使命を遂げさせたくなる。

Muxtape設計目標は、そういう実感ををデジタル世界翻訳してやり、音楽生命の火花を散らして、持つ人を聞かずにはいられなくするということだった。

最初のバージョンは僕のtumblrに載せた一枚のガジェットだったけれど、後の姿と本質的に変わりはない。

フィードバックはすごいものだった。

「俺の分も作ってくれないか」という質問が次々と来た。

最初は、ソースコードパッケージ方法をあれこれ考えていた。

でも考えが進むにつれ、それはひどくもったいないことだと気づいた。

ソースで配布すると、到達できる範囲はせいぜい自前のサーバーを持ったニッチクラスタだけになってしまう。

音楽発見するための、もっと大きな機会をすべて閉じてしまう。

ミックステープの抜け殻に見えていたそれは、すぐにミックステープ進化形に見えだしてきた。

作ってやらなければならない。

三週間の夜をけずった結果、僕はMuxtapeを公開した。

成功はすぐに目に見えて現れた。

24時間で8685人の登録があり、

1ヶ月で97748人の登録と1200万ユニークアクセスがあり、

さらに順調に伸びつづけた。

ニュースサイトへの露出も多数。

行き過ぎた予想。技術オタクは賛美するか、すぐに失敗すると断じるかに分かれた。

誰もがどきどきしていた。

僕はぞくぞくしていた。

Muxtapeは「レーダーの視界の下を飛んでいる」からなんとか生き残っているだけだ、という誤解は多かった。

いわく、メジャーレーベルに見つかれば、閉鎖させられるだろう、と。

実際には、レーベルRIAA普通の人と同じようにウェブを見ている。

僕も一週間かそこらで、連絡を受けた。

RIAAからの通告が、メールと書留郵便FedEx夜間便(紙とCD)の三点セットで届いた。

彼らは、権利侵害に当たるらしい6つのmuxtapeを止めるように求めてきたから、僕はそうした。

同じ頃、あるメジャー著作権問題(anti-piracy)担当者からの連絡を受けた。

電話をとって最初に聞いた一言は、「教えていただきたいんですが、召喚状と訴状は、どこに送ればいいんですかね?」

対話はそこから始まった。

召喚状は送られてこなくて、それは雰囲気を新規ビジネス立ち上げの会議にふさわしいものにしようとする彼の脅し戦術だった。

本当の狙いはビジネスだった。

同じ頃、別のビッグフォーの企画担当者からもコンタクトを受けた。

次の一月、僕は聴き続けた。

頭のいい法律家、この手の問題について傾聴すべき意見を持つ人々と話し、

Muxtapeの合法性について合意を得ようとした。

得られそうな合意は、合意がないということだけだった。

Muxtapeは100%合法で何の心配もない」から「Muxtape違法コピーの宝庫。十億ドルの訴訟ライカー島(Riker's Island)での服役の覚悟はあるのか?」までのあいだで、二十以上のすこしずつ違う意見をもらった。

結局Muxtapeの合法性は法律的に曖昧(moot)だった。

正当性があろうとなかろうと、訴訟で戦う費用はない僕の上に、メジャーレーベルは斧を振りかざしていた。

僕はいつも、アーティストレーベルが連絡してきて問題を訴えたなら、削除をすると、自分の中で決めていた。

でも、誰からもそういう疑義はなかった。

ひとつも、なかった。

逆に、僕が聞いた範囲では、どのアーティストもこのサイトのファンで、その可能性にわくわくすると言っていた。

そこの親会社は怒っているに違いない大きなレーベルマーケティング担当から電話を貰い、最新の情報ホームページに反映させるにはどうすればいいかと訊かれたことも何度かあった。

小さめのレーベルからは、彼らのコンテンツを別のクリエイティブな仕方でアピールできないかと言われた。

明らかに、Muxtapeリスナーにもアーティストにも、同じように価値あるものだった。

五月、メジャーレーベルのひとつ、ユニバーサルミュージックとの最初の会議をした。

僕は、最悪の扱いを覚悟して、一人でそこに行った。

この十年、インディーの界隈に片足を突っ込み、そこで大きなレーベルが彼らの利益になるものも知らず、頑固にラッダイトしているのをみたからだ。

ここで言っておきたいのだけど、レーベル自分自身のビジネスを、ふつうの人が疑っているレベルよりはずっとよく知っている。

ただし、未来へのアプローチに関しては、個々のレーベルによって驚くべき違いがある。

ユニバーサルで僕が会った紳士たちはすごく柔軟で機転が効いていた。

僕は、彼らにMuxtapeが与える利点を売り込む必要はなかった。

彼らはMuxtapeの素晴らしさを知っていて、ただ、支払いを欲しがっているだけだった。

その点については同情する。

僕は、共同で提案を行うにはまだいくらか時間が必要だと伝え、決定を先延ばしした。

数週間後、EMIとの会議をした。

彼らは大きく違ったタイプだった。

僕は会議室に入り、8、9人と握手をしてテーブルの前に着くと、目の前に "Muxtape" と題された電話帳並のファイルがあった。

彼らは半円状になって左右の脳のように僕の回りに陣取った。片方は法律、もう片方はビジネス企画

会議の相手は交互に切り替わった。

貴方意図的に権利侵害をしている、サービスを止めるまでに数時間の猶予は与える」という法律サイドハードな尋問と

「仮にサービスを止めさせられなかったら、どのような協力がありえると思うか?」というおずおずとしたビジネスサイドとの議論。

僕は提案を作るのに二週間を求めたが、二日と告げられた。

決断をしなければならなかった。

僕がみるに、選択肢は三つ。

第一は、全てをやめること。これはずっと考えていなかったことだ。

第二は、メジャーレーベルコンテンツを全て禁止すること。これなら、直近の危機を回避することができそうだが、二つ大きな問題があった。

ひとつは明らかなことだけど、ユーザーがミックスに使いたいと思う大半の音楽を禁止することになってしまう、ということ。

もうひとつはメジャーレーベル以外に関して、楽曲所有権と利用をどう扱うべきかという重い問題についてなにもやらないに等しい、ということ。

中規模のレーベル独立アーティストにも、彼らのコンテンツがどのように使われているかについて、それほど圧力は使えないにしろ、大企業と同様の基本的な権利がある。

第三の選択肢は、完全にライセンスを受けるモデルにすること。

これは、ユニバーサルの人に会ってからずっと挑戦していたことだ。

他のサービスライセンスを受けているものは、いろいろな理由でうまくいっていることを知っていた。

同時に、Muxtapeの場合は違うということ、少なくとも模索する価値はあることを知っていた。

レーベルがそこに価値見出しているかどうかという疑問の答えは得られていなかったが、次の疑問は、それにどれだけの費用がかかるか、だった。

六月。

僕は五番街の法律事務所に、メジャーレーベルとのライセンス交渉の代理人をつとめることを求めて、彼らは承諾した。

二週間後、今度は弁護士を同席して、僕は四レーベルに会った。

そして、取引をするための遅々としたプロセスが始まった。

第一回は、堅苦しく複雑だった。だけど、思ったほど悪くはない。

僕は彼らを説得し、Muxtapeがこのままサービスを続けることが皆にとっての最良の利益になる、と納得させた。

これでうまく行きそうだった。

さらに二ヶ月、投資家と会合を持ち、サイトの次のフェイズ設計し、交渉監督した。

困難が予想されたのは、Muxtapeが単純なオンデマンドサービスではない、という点で、オンデマンドよりは支払いが低くて済むはず、という点を考慮に入れてもらえるかどうかだった。

ライセンスの条件からはじめたかったのは、めずらしいwin-winになると思ったからでもある。

僕は、どんな通達があっても(at any given notice)、楽曲検索して再生する機能を持たせたくはなかった。

一方、彼らもそういう昨日にあまりいい顔はしない(少なくとも、今の価格では)。

Muxtapeの特徴的な機能は、複数の意味で強みになった。

最初の危険信号は八月に来た。

それまでは、すべての議論は数字に関するものだったが、

合意に近づくにつれて、掲載位置の販売とかマーケティングの方向性に話が移ってきた。

Muxtapeモバイルバージョンを提案したが、否定された。

僕の柔軟性は身動きできなくなっていた。

Muxtapeに対して公正な取引をすることに心を割いてはいたけど、僕がずっと持ちつづけていた最大の関心は、サイトの統一性と使用感を保つことだった。

(それはライセンスを求めはじめた元々の理由のひとつでもある)

Muxtape経済面での各種の侵略に合意したのも、動かしたい(play ball)からだった。

だけど、編集創作についてコントロールを手放すのはものすごくつらいことだった。

これと格闘している最中MuxtapeサービスホストしているAmazon Web Servicesから通告を受けたのが、8月15日

RIAAからの訴状AWSに届いている、と。

Amazon規約によれば、とんでもなく長い一覧に挙げられた楽曲を一営業日以内にすべて除去しなければ、

サーバーを止められて全データ削除されることになっていた。

これはかなりの驚きだった。

RIAAからの連絡はずっと途絶えていたのだけれど、僕はこれをレーベルの理解が得られたためだと思っていた。

パニックになりながら何度かAmazonメールを交換し、

僕はライセンス交渉最中にあること、これは事務的な間違いじゃないか、夏の金曜日の午後をとりもどせるようにするためにはなんでもしよう、ということを説明しようとした。

営業日どころか、週末を越えて月曜日までやり続けても、結局、Amazonが要求する文書を作ることはできなかった。RIAA電話で連絡したけれど、受けてもらうことさえできなかった。

そしてサーバーは止められ、アカウントは停止された。

僕はドメインネームを新しいサーバーに移して、

これを解決できるはずだという、ほんとうに感じていたままの期待をそこにメッセージとして残した。

僕はまだ、これがなにかのひどいミスだと思っていた。

でもそれは間違いだった。

事態がすこし把握できてきた次の週。

RIAAの動きは、レーベル親会社とは別の、自律したものだということ。

レーベルとの間で得た理解は、RIAAには継承されないということ。

どのレーベルも、僕を助けることに特に興味を持っていないということ。

彼らの見かたでは、交渉には影響しない、という。

僕は納得しなかった。

取引にはまだ数週間か数ヶ月(インターネット上では永遠に等しい)はかかる。

つまり、Muxtapeはすくなくとも年末までは止まったままということだ。

また、どうやって支払うかという問題も残っていた。

この変わりやすい世界では、急成長するウェブサイトがある場合でさえ、投資を受けるのは難しい。

サイトがまったくない状態では、筋違いもいいところだ。

だから僕は、これまでの人生で一番つらい決断をした。

ライセンスの取引すべてからの撤退。

どの取引も、単純さを信条とするこのサイトに対しては複雑過ぎるものになりつつあり、

僕がやりたい方向のイノベーションにとって、制約が強すぎ敵対的すぎるものになりつつあった。

開発にほとんど注意を向けられなくなってしまった結果、僕は自分モチベーションに疑問を感じはじめていた。

僕は、すべてを犠牲にして急スピード大会社を建てるために、これをはじめたんじゃない。

僕がこれをはじめたのは、音楽を愛する人たちのために単純で美しいなにかを作りたかったからだ。

だから、またそこからはじめたいと思う。

約束したとおり、サイトは復帰させる。

でも、いままでどおりのものではない。

ある、開発初期段階にある機能を取り入れるからだ。これからはその機能に中心的な役割を持たせたい。

Muxtapeは、バンドだけのためのサービスとして再出発する。

インターネットで活動するための、これまでにないシンプルで強力なプラットフォームとしての機能を提供する。

2008年ミュージシャンは、ウェブ開発者と手を組まない限り、オンラインで地位を確保する手段はほとんどない。

しかし、彼らのニーズは、実は共通の問題の中にあることが多い。

あたらしいMuxtapeは、バンド自分楽曲アップロードして、それを埋め込みプレイヤーとして提供し、

もともとのMuxtapeの形式に加えてウェブのどこででも動かすことができるようになる。

魅力あるプロフィールを取り付ける機能、さらに、カレンダー写真コメントダウンロード、販売、あるいはニーズのある他の全ての追加機能のモジュールを提供する。

システムは0の段階から無限拡張することができ、CSSデザイナーが使えるようなテンプレートシステムの層を設ける。

詳細は追って公開する。

ベータ版はいまところ非公開だけど、数週間以内に変更する予定。

これは機能の点でかなりの大きな転換だということは、意識している。

でも、Muxtapeの核となる目標は、変わっていない。

僕はいまも、音楽オンライン経験する方法を変革したいと思っている。

僕はいまも、相互接続された音楽のもっとも興味深い側面、新しいものをみつける、という側面を実現したいと思っている。


第一フェイズMuxtapeをこれだけすごい場所にしてくれた皆さんに感謝します。

皆さんのミックスがなければ、ありえなかったことです。

音楽業界はいつかついてくるでしょう。ぜったいに、そうすることになるはずです。

Justin

2008-09-17

脱ヲタファッションな日々

2年ほどで25kgほど痩せて、太ってるとは意地でも言われなくなり、むしろ痩せ気味といわれるようになりました。

私はヲタとして、ご多分に漏れず服装に無頓着で、ヲタファッション道一直線でありました。

痩せた記念として今まで手にしたことのないファッション雑誌、単に書店で目に付いたMen's Jokerってのを買ってみたり、

ウェブなども色々回って研究し、かなり太っていた頃の服しかないため一から買い揃えていきました。

といってもワーキングプアって私のこと?というぐらいの薄給の身としては、そんな雑誌に載ってるものなどは買えるはずも

なく、ひたすらユニクロ、とにかくユニクロなんでもユニクロでありました。ユニクロさんありがとう

その後仕事場の周りのおばちゃんに、最近あかぬけたねと言われることがふえ、いやいやそんな事ありませんよといいながら

内心うれしかったりもしましたが、脱ヲタファッション的には、本日さらに決定的な出来事が・・・

繁華街エウリアンな方々に声を掛けられなくなってました。

ヲタ探知能力の高い彼女ら彼らから声を掛けられなくなる事が個人的にこんなにうれしいとは思わなかった。

でもたまたまだったり、他に彼らのアンテナにびんびん来る人が近くにいたのかもしれませんがね。

2008-09-16

なんとか未来サミット

よくしらないけど、仕切りが下手だったとあちこちで書かれている。

アドリブでやるほど、自分の芸に確固たる自信でもあったのだろうか。

泥と発言した重鎮にがっかりさせられたという前に、自分達が学生らをがっかりさせていないか、という視点はないのだろう。

一度電通に仕切らせると、やらせも含めていい仕上がりになるんではないだろうか。

これぞプロの技というの。そういうのを一度でも見ておくと、何かの役に立つような気がする。

なんとか未来サミットのことは、ウェブに転がっている感想しか読んでいないけど。

2008-09-03

Google Chrome

ウェブブラウザが増えるのは良いことだ。非標準の奴の肩身が狭くなる。もっとカオスになったら、「全部対応するのは無理だからうちはIE (非標準の代名詞) 無視して標準でいきます」っていうサイトが増えてみんな幸せになる (いや、ならないけど、なるって言っておいて本当になったら予言したみたいでかっこいいじゃん) 。

mixiでざっと反応を見てみたら、Google Chromeに興味を持ってるのはIEユーザが多いみたいだ。Fxとかと共食いしないと良いな。とにかくIEシェアが2/3を切らないと。

でもGoogle Chromelink要素を黙殺するんだろうなあ。Googleの検索結果に<link rel="next" 〜>がついてたら世界で数億人が毎日十秒ずつ得すると思うんだけどな。

みんながlink要素を書かないのはIEが対応してないからで、IEが対応しないのはみんながlink要素を書かないからで、……っていうことだと思うんだけど、そういう悪循環を断ち切るのがGoogle仕事……じゃないですよね。

2008-09-01

「まとめのインテリア」に物申す

直接言えばいいのだろうが、直接被害を受けたわけでもないので

ちょっと問題提起をしたいと思う。

http://matomeno.in/

このサイトアフィリエイトで運営しているが

商品説明の写真などはほとんどが

既存サイトに掲載されている画像の複製である。

中にはキャッチコピーが入ったものもそのまま使われていたりする。

これっていいのだろうか。

自分はウェブ制作の立場にいるから尚更、

商品をどうやって魅力的に見せるか、良さを伝えるか、

クライアント企画ライターフォトグラファーデザイナー

関わる人すべてが知恵を絞って作った一枚の画像

サラッと簡単に使われているのを見ると、なんというか、

悲しくなる。

かっこいい雑誌の切り抜きを寄せ集めて

新しい雑誌を作りました!と言っているように見えるのだ。

最終的に商品が売れればそれでいい、ということなんだろうか。

2008-08-27

http://anond.hatelabo.jp/20080827165913

私は承認欲求はないみたいなんだよ。だから釣ってもあんまり快感がないわけで。クネクネしたいわけでもないし。

自分が特別な欲望を持った人間だって主張したいほど、そう信じられるほどヒマがある年齢でもないし。

そういう欲求はそれこそ真面目に勉学でもした方が満たせると思う。ウェブ論壇で有名になりたいんなら、話は別だけど、今のウェブ論壇って政治の産物でしかなくて、あまり知的欲求は満たせないと思う。どちらかというと限りなく性的欲求に近い承認欲求じゃないかな。

それはちょっとコストかかりすぎかなと。女性ブロガー取り巻きなんかやってもセクロスできないのと一緒で。

腕立て伏せ目的釣り糸垂らすならはてな以外にもっといいところあるでしょう。

これは自分が変化したからなのかもしれないが、今のはてなからは某かの欲求や欲望を満たせるだけの何かを一切見出せない。ていうか、みんな何が面白くてはてなやってるのか理解できない(じゃあ止めればと言われなくても止めるし)

2008-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20080826004134

感想

かなり普通。類型的。常識的。一般的。個性的ではない。

ウェブなんかでは自分の感性を赤裸々に、更にいえば「この辺なら許容できるよね」ぐらいのレヴェルでも「好き」といえるので、箇条書きされた元増田の全てが普通。完全に普通。あなたは正常です、おめでとう! 一般的です! よくいる、ググればお友達が何人も見つかるタイプです。それだけでは誰からも注目されないタイプです。

と、かなり元増田を全力で擁護してみた!! 今日もいいことしたなー。

2008-08-25

そういえば

いまのウェブにおいて匿名掲示板ブログコメントに、「何の脈絡もなく」えんえんとコピペ荒らしがくることってあるのだろうか。「炎上している」ブログ炎上末期にコピペ荒らしがされているところは見たことがあるが、本当になんの脈絡もなくコピペなどで荒らされているところって、最近見てない。

月間100万PV超のボクちゃんが人が集まるブログの秘訣を語っちゃうよ。

前のやつはこれだ!

http://anond.hatelabo.jp/20080822113934

休み明けでしっかりリフレッシュしたからまた書いてやんよ!リフレッシュつっても遊んでばっかだけどな、ブログ全然書いてないぜHAHAHA!!

土日は1記事更新とかにしてるから楽だぜ。その分アクセスも減るけどイキ抜きしなきゃ男として生きてらんねーだろ。変な意味じゃねーぞ!

はてなブックマークとか気にスンナ

はてブあんだろ、はてブ。おまえらはてなユーザはてブの数に命かけてるみてーだけど気にスンナ。俺が言ってやるよ、はてブなんざクソだ! ウンコウンコ

理由? 人が集まんねーからだよ! はてブで200とか300集めてトップに掲載されてもすずめの涙ぐらいしか誘導こねーんだよ。しかも誘導されるのははてなユーザばっかだ。おまえらうぜーんだよ!!このはてな難民どもが!

はてブのほっとエントリより「ゴリラブーツ」とか「TBN」とか「everything is gone」とかにリンク張られたほうが人くるんだよ。ニュース羅列サイトはてブ だ。分かったか! あんま紹介すると身元がバレるからもう教えないんだからねっ

ゴリラブーツリンク貼られても10アクセスくらいしかないよ。TBNだと5000くらい。

嘘つけ!とか思って調べてみたらホントに少なかったわ!ごめん、俺が嘘ついた!でも1日800とか誘導してくれてる日もあったぞ!

ちなみにはてブは全リファラに対しての割合が1.78%だったわ。やっぱはてブダメだ!ブログにはコメントできない恥ずかしがりやさんたちのコメント読むのが面白いだけー!!

悪口は諸刃の剣

おめーらみてーなのは人の悪口大好きなんだろ? いいよ、隠すなよ俺も好きだから。でもな、それは諸刃の剣だ。

ぶっちゃけると悪口書くと人は集まってくるんだよ。別に自分が貶されたわけでもないのに親の仇とってやるみたいな怒りで頭の血管の沸いた奴らが主だけどな。ああもう死ね

こいつらの良いところは人を集めるところだ。怒りってのは人の一番の原動力でな、こいつらあちこちでアホみたいに宣伝してくれる。アホだよアホ。

でもアホだから俺は別に作品について文句言ってるだけなのに俺の人格批判までしてくんの。ダメだこいつら、早くなんとかしないと――みたいな。「お前は人間失格」「早く死ねよ」「クズ」とかの罵倒に耐えられる奴だけ人の悪口書くとイイヨ!! そんなコメント、修正してやるー!

デザインは考えろ

見やすくしろ。背景は白だ。白。いいな? 絶対に白だぞ。理由が知りたいって?お前背景が赤とか緑だったら仕事中に見れねーだろ! そんぐらい考えろ! 大人の世界ガチャピンムックも生きていけねーんだよ。黒背景とかホントファックだぜ。

お前文章読んで欲しいんだろ? じゃあ文章に配慮したデザインにしろよ。ちかちか点滅するアイコンとか張ってると尻の穴から手突っ込んで奥歯ガタガタ言わすぞ。

白、文字は黒だ。黒つっても#000じゃねーぞ#232323ぐらいがオススメだ。あんまりはっきりしすぎても目が疲れるんだよ!

薄い背景色に濃い文字色だ。といっても薄緑の背景にビリジアンとかの文字にしてもゆるさねーからな。

他のサイトリンクは貼れ

よく自分のサイト広告ばっか、あと英語情報ネタ元にしかはんねーくそサイトあんだろ。あれやめろ。

前にもいったけどブログってのは人と人との繋がりが大事なんだよ。ネタとか参考になるサイトがあったら迷わずはって紹介しろ。

そんなことして何になるって? あのな、俺みたいなできた人間リファラチェックしてんだよ? 別にお前できてないって? うるせえよ。

リファラでよくリンクくれるサイトってのは覚えてるんだよ。したらそのサイトに少しぐらいお礼したいって思うのが人情だろうが。それが人間なんだよ、いいないいな人間っていいな。

よくリンクくれるところにはコッチからも貼れるときがあったら返してやる。そういうの期待しろ、無意味かもしんねーけどやっとけって。

どうせウェブ人口なんざもう限界なんだ。あとはどれだけ既存のサイトから引っ張ってこれるかが勝負なんだぜ。流出しても気にすんな。

アクセス数気にスンナ

アクセス集めるために読んでるのにこいつなんでこんなこと言っちゃってんの? みたいな顔すんな。一からヤンダに説明してやんよ。

アクセス数見る時間あるだろ、それ記事書く時間に回せや。どーせ一月1000とか2000なんだろ?ウププ(笑)

それ見てる暇あったら書けよ記事。お前にとって1000や2000でも、その中の1人にとってはお前は1なんだよ。1対1なんだよ、分かるか?

くだらねーことで悩んでるヒマがあったら読者に対してより良い記事を書くために奔走しろや。

記事は読み直せ

ブログで誤字脱字多いとことかあんだろ。死ねって思うよな? それがひっかかって記事に集中できないよな? そういうのはダメブログだ。

お前のブログもそうかもしんねーぞ、一度書いたら2回は読み直せ。2回だ、1回じゃねーけど3回でもいいぞ。

1回目で誤字・脱字をチェックしろ。2回目で文章の流れを修正しろ。流れだ、流れ。ながれかわは俺が潰す。

たとえが「今日はおなかがすいたのです。お昼ごはんを食べたのです。たこさんウインナーとかかにさんウインナーとか魚肉ソーセージとかが美味しかったのです。ご飯を食べたあとは眠かったので寝たのです」とか読みにくいだろ?そう思わねーか?思わねーんだったら本読め。

これはな「お腹がすいたので、お昼ご飯を食べました。たこさんウインナーやふんわりした玉子焼き、ほうれんそうのおひたしが美味しかったです。ご飯を食べたら眠くなったので寝ちゃいました。えへへ」ぐらいになるんだよ。

「なのです」が続いてうざかったろ?てめーウインナーばっか食ってて「とか」ってなんだよとか思ったろ? そういうことだよ。

自分の人気記事紹介しろや

今週のTOP10とかでいいから紹介しろや。あのな、お前の過去記事でどれが人気だったとか俺にはわかんねーんだよ。だからお前が俺に紹介しろ。

1日1記事書いてたら1ヶ月後には30、1年後には365だ。365本も記事読んでられねーんだよ。その中からアクセス集めてる記事紹介しろや、たぶんそれ面白いだろうから。

その記事が面白かったらお前のブログ「お気に入り」に入れちゃうかもしんねーぞ。フォルダ名は「カスブログ」でいいよな!

過去の記事にも気を配れ

ブログトップページとかあんま人こねーんだよ。そんなとこ見るのは常連さんだけだ。

あとは個別記事にきてるんだよ。その初めて訪れたブログの初めて読んだ記事、それが「今日便秘憂鬱だ」みたいな一言だけだったら嫌だろ? 出会い愚痴とか最悪じゃねーか。俺なら自分が便秘じゃなかったらそいつには関わらないね。

第一印象を修正するのは難しいんだよ、人間と一緒だな。ブログだって人間なんだぜ、お前というな。

上記の例だったらどんな素晴らしい文章書いても「でも便秘で悩んでる○○さん」みたいな脳内修正がつくんだよ、悲しいことにな。

だから過去の記事も大切にしろ。愚痴を言いたかったらなんか役に立つ情報載せとけ。そしたら愚痴じゃなくてそっちが頭に入るからな。分かったかこのウンコ

自分を崩すな。

よくアクセス増やそうとしてムリしてるブログとか見かけるんだよ。ネットでだけ良い人見せ掛けようとしてもダメ、お前が変わらなきゃも変わらなきゃ。

逆立ちしようが背伸びしようがお前はお前なんだよ。ネカマぶってても俺にはお前の正体が分かるんだよ。

ブログでイイ人になりたかったらお前がイイ人になれ、頭よく見せたかったら勉強しろ、面白い人になりたきゃ面白いことして人の反応を覚えろ。ブログってのはお前を写す鏡なんだよ。かっこうだけじゃやってけねーんだ。

俺? 俺はお前この記事見て俺のブログ探せよ、見つかるかもしんねーぞ。ヒントは・・・お前には教えてやんねー!クソして寝ろ!

疲れた

疲れたから続きはまた今度。

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