はてなキーワード: ケージとは
なにやら誤解を与えたようで申し訳ないです。
別に元増田さんを侮辱する意図ではなかったのですが、ものすごくガードが固い人だったので、その印象が強すぎてああいう物言いになってしまいました。
友好的な感じはありませんでしたが、敵対的な感じもなかった。そんな感じです。
既にwebメールで住所は教えてあったので、更に名刺を渡して猫を渡されて終わりでした。
いろいろと話をしたかったのですが、無駄話はしたくないらしくて、実際話したのは10分程度でしたね。
猫は当日ホームセンターで買ってきたと思しきケージに入っていました。
一応こちらもケージを用意してきたのですが、ケージごと渡されて「箱はそちらで処分してください」と言われました。
あとは「私が言えたことでもないですが、貰うからには大切にしてあげてください」と言っていたのが印象的ですかね。
とにかくガードが固い人だったので、猫の容姿を記述しなかったのはお兄さんに特定されないためとかそういうことかもしれませんね。
サイクロコンピュータ:やっぱあると楽しくなりますかね。ポンプと共に買ってみようか。ところでお勧めとかあります?
Cateyeのが多分一番シェアあると思う。どこでもいいけれど、トレーニングするならケイデンス付きがおすすめ。もっとお金があったらハートレートといっしょになってるやつ、さらにお金があればパワーメータ付き。
アーレンキ:そういえば、まともなのは持ってないかも。ところで調整ってどんな調整が必要になってくるんでしょう?
サドルの位置調整、ブレーキの調整、ステムの調整、ボトルケージの取り付け、など至る所で出てくるのでないかな、と。
ブコメにもあったように、ロードの人でクリンチャー(タイヤ・チューブ別)使ってる人は、チューブごと替えることが多い。お金がない場合だと、修理セットでパッチあてたほうが楽。あと、遠くに行くときとかはフィルム製の簡易修理のやつが非常に楽ちんに直せる。
ハンドポンプのほうが個人的には好き。炭酸ガスは1回だけなので。
よく言われることだけれど、ロードとかクロスバイクとかを買ったときに、必要な付属品がある。
例えばライトとかだけど、こういうのを買うと本来の自転車の値段より高くなるのが若干曲者。
楽しく自転車を乗るために、必要なものと値段をあげてみる。
絶対に必要なもの以外は、ちょっとずつ欲しいなと思ったら買っていけばよい気がする。
春が近くなると風呂場にワラジムシが出るんで風呂に入る前は必ずシャワーで床や壁に張り付いてるワラジムシを排水溝に流す作業から始まる。
シャワーに流されまいと必死に床や壁にへばりつくワラジムシ・・・
なぜか浴槽にダイブして海老みたいになって死んでるワラジムシ・・・
なんかこういう光景を見てるとワラジムシに対して罪悪感と愛着が湧いてきて飼育してみることにした。
育て方を調べたら土をひいて野菜クズ入れれば勝手に増えるらしい。バッタみたいにケージの上まで登ることもないみたいだ。
準備をして風呂を洗うたびにワラジムシを回収してケージに入れていた。
お手製のようなキルトのバックに入れているちょっとお上品なおばさんがいた。
そんなに混んでない車内だったので、おばさんは座って携帯をいじっていた。
犬はおばさんの膝の上で長い舌を出して必死に体温調節をしていた。(犬は汗をかけない)
犬がいくら大切でも、不特定多数がいる上、犬嫌いだっていたっておかしくない状況の中に
ケージなしで普通のバックに入れて行動するなんてどっか思考回路がおかしい気がする。
これから暑くなる季節にあんなに舌を出して体温調節をしなければならなかったあの犬も心配。
うちで飼っているマルチーズはまだあんなに舌を出してはなかった。
何か病気にかかってないといいんだけれど。
あと舌がずれて出ていた。犬歯が片方なかったみたい。
もしかしたら、あの状況が緊急だったのかな。
何も話しかけなかった自分に罪悪感が残ってる。
クラシック; バッハ, マーラー ,ワーグナー,モーツァルト J POP: Mr.Children、サザンオールスターズ
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エレクトロニカ: Fennesz、boards of canada ブルース: Jimi Hendrix B.B.king
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サイケ: 1200Mics、Boredoms ジャズ: Bill Evans、John Coltrane 、Miles Davis
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メロコア: Green Day、Blink-182 ハイスタ レゲエ: Bob Marley 卍ライン
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ロック: The Beatles、Led Zeppelin、Queen、Rolling Stones 演歌: 氷川きよし, 北島三郎, ジェロ
現代音楽; ライヒ、クセナキス ジョンケージ グラス トリップホップ; Massive Attack, Portishead
V系; hide、黒夢、ガゼット, dir en grey ソウル: Stevie Wonder、 Marvin Gaye
http://anond.hatelabo.jp/20080315152400]
これを全部読んでいない人間は「猿」です。
ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。
レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫
ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫
ハイデッガー『存在と時間』ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシックス
ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシックス
ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社
デリダ『グラマトロジーいについて』
海外文学
『唐詩選』岩波文庫
シェイクスピア『ハムレット』角川文庫、新潮文庫、岩波文庫、ちくま文庫
ゴーゴル『外套』
ポー『盗まれた手紙』
エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
メルヴィル『白鯨』
フローベール『ボヴァリー夫人』
ドストエフスキー『悪霊』
カフカ『審判』
魯迅『阿Q正伝』
トーマス・マン『魔の山』
ザミャーミン『われら』
ムージル『特性のない男』
セリーヌ『夜の果ての旅』
フォークナー『アブサロム、アブサロム!』
ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』
ジュネ『泥棒日記』
ロブ=グリエ『嫉妬』
レム『ソラリスの陽のもとに』
エリオット『荒地』
ブランショ『文学空間』
日本文学
樋口一葉『にごりえ』
田山花袋『蒲団』
有島武郎『或る女』
志賀直哉『小僧の神様』
内田百〓『冥途・旅順入城式』
江戸川乱歩『押絵と旅する男』
横山利一『機械』
谷崎潤一郎『春琴抄』
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太宰治『斜陽』
大岡昇平『俘虜記』
野坂昭如『エロ事師たち』
島尾敏雄『死の棘』
古井由吉『円陣を組む女たち』
後藤明生『挟み撃ち』
円地文子『食卓のない家』
中上健次『枯木灘』
斎藤茂吉『赤光』
萩原朔太郎『月に吠える』
坪内逍遥『小説神髄』
正岡子規『歌よみに与ふる書』
石川啄木『時代閉塞の現状』
小林秀雄『様々なる意匠』
保田與重郎『日本の橋』
吉本隆明『転向論』
江藤淳『成熟と喪失』
by 柄谷行人、他
追記
ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラ、リソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。
これを全部読んでいない人間は「猿」です。
ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。
レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫
ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫
ヴァレリー『精神の危機』
ハイデッガー『存在と時間』ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシックス
ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシックス
ウィトゲンシュタイン『哲学探求』大修館書店
デリダ『グラマトロジーいについて』
ベイトソン『精神と自然』新思策社
海外文学
『唐詩選』岩波文庫
シェイクスピア『ハムレット』角川文庫、新潮文庫、岩波文庫、ちくま文庫
ゴーゴル『外套』
ポー『盗まれた手紙』
エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
フローベール『ボヴァリー夫人』
ドストエフスキー『悪霊』
カフカ『審判』
魯迅『阿Q正伝』
トーマス・マン『魔の山』
ザミャーミン『われら』
ムージル『特性のない男』
セリーヌ『夜の果ての旅』
フォークナー『アブサロム、アブサロム!』
ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』
サルトル『嘔吐』
ジュネ『泥棒日記』
ロブ=グリエ『嫉妬』
レム『ソラリスの陽のもとに』
エリオット『荒地』
二葉亭四迷『浮雲』
樋口一葉『にごりえ』
島崎藤村『破戒』
田山花袋『蒲団』
有島武郎『或る女』
内田百〓『冥途・旅順入城式』
江戸川乱歩『押絵と旅する男』
谷崎潤一郎『春琴抄』
大岡昇平『俘虜記』
埴谷雄高『死霊』
安部公房『砂の女』
野坂昭如『エロ事師たち』
島尾敏雄『死の棘』
古井由吉『円陣を組む女たち』
後藤明生『挟み撃ち』
円地文子『食卓のない家』
中上健次『枯木灘』
斎藤茂吉『赤光』
萩原朔太郎『月に吠える』
北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』
正岡子規『歌よみに与ふる書』
石川啄木『時代閉塞の現状』
小林秀雄『様々なる意匠』
花田清輝『復興期の精神』
江藤淳『成熟と喪失』
by 柄谷行人、他
追記
ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラ、リソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。
「小鳥はね、歌を歌わないの」
「小鳥は歌なのよ。歌は歌を歌ったりしないの」
「じゃあ歌を歌えなくなった小鳥はどうなるのさ」
「それは死んでいるのと同じ。ご飯を食べたり、息をしていたりっていうのとは違って、なんていうか、意味がないの。生きてる意味が、ないの」
そういって妻は家をでていったきり、帰ってこなかった。
僕は小説家だったが、それももう過去形だ。丸十年何も書いていないし、書く気もおきない。だらだらと過去の遺産を食い潰して生きていくつもりだったし、それくらいのたくわえはあった。
ただ妻がいないだけでそれ以外は何も変わらない生活。
妻は、僕を愛してはいなかった。僕の小説を、僕の物語を愛していた。物語だった僕を愛していた。物語を作れない僕は彼女にとって、まさに生きている意味がない存在だったのだ。
吸い込まれるようにそのドールショップの中に入り、僕は出会う。
青い髪のドール。その青い瞳が、僕を見つめると、僕は自分がドールになってしまったような錯覚を覚える。
「このドール、いくら?」
「そのドールはね、壊れてしまって、廃棄に出そうかと思っていたんですけど。それでもよければ、お安くしますよ」
僕はそのドールを買って帰る。
彼女の種類は、ボーカロイドで、彼女は歌うことしか知らない小鳥だった。彼女は歌だった。しゃべることができず、家事ができず、セックスができなかった。
そして、壊れているのは、その声帯だった。
僕たちは似たもの同士だった。
彼女は申し訳なさそうに紅茶を飲み、ケージの中のインコに目をやる。
僕は、歌えない小鳥に、意味を失った少女に、意味を与えてやる。
もう壊れたボーカロイドじゃない。
なにも壊れていない、僕の娘だ。
久しぶりに何か書けそうな気がする。
アーモンド味がとくに好み。でも、お店でいつも思うのは「ポン・デ・リングのポンって何なんだ?」ってこと。リングはさあ、まあワッカだからわかるけど、ポンっていわれても困るよね。
で、調べてみたら、これはブラジルのお菓子、ポン・デ・ケージョを元に作ったらしい。ポンはパン、ケージョはチーズだから、これはチーズパンって意味だけど、まあポンデケージョっていう一つの言葉になってるよね。
だから、これはPão deっていうポルトガル語とRingっていう英語が同居した変な言葉なわけで、言ってみれば「ワンツーさんし!」みたいなもんなんだな。
それにしても、ワッカパンでモチモチだからベーグルっぽいんだけど、この名前はマーケティング的命名法なのかなあ。
ミスドの普通のドーナツはカロリーが怖いから、ポンデリングはよく注文してる。でも、一番好きなのはやっぱりエンゼル・フレンチ。あれは食べると心臓病になって天使に逢えるからああいう名前がついてるんだと思う。完全禁煙の店があれば、もっと行くんだがなあ・・・。
最初は隠れてばかりで、見ているときには回し車も使わなかった。
まぁ、たまに見ているだけで可愛いからいいと思っていたのだが、
そのうち指からひまわりの種などを食べるようになると、嬉しくなった。
新しいハムスターグッズを購入し、与えた。
「もっと慣れたら手のひらに乗ってくれるだろうか」と
これからのハムスターとの生活にワクワクした。
しかし、その後それ以上懐くことは無かった。
ある日、自分で持ち上げて手のひらに載せてみたがすぐに降りて逃げ出してしまい、
同じことを何度か挑戦するうちに指を噛まれたので諦めた。
臭いも気になり始めた。
最初のうちはよく消臭していたのだが、段々と億劫になり、
砂を替えるペース。おがくずと取り替えるペースが一日づつ遅れるようになった。
飼い始めて一年半が過ぎた。
醜くひっくりかえって、すっかり体が固くなっていた。
悲しさと、不思議な安堵感と、後悔を覚えた。
彼女を庭の木の下に埋めながら、ハムスターは二度と飼わないだろうと思った。
それから二年たった今、またハムスターを飼おうか迷っている。
つまさきから這い上がるように野暮ったく出っ張った腹を撫でる冷たい風が心地よかった。真冬の河川敷で大の字になって寝転がっていると轟轟と迫る夜気に全身の骨が粉砕されるのがありありと感じられて、これは愉快痛快と心ならずも笑んだ。笑った。そうしようとした。しかし、できずに咳込んだ。爺の小便じみた勢いで赤赤とした汁を垂れ流す。もう、でるのは血反吐だけだった。涙はでない。苦痛に地べたを這いずって笑いをとるやり方も忘れてしまった。屑籠みたいな街で日々をやり過ごしていくことができる程度には命乞いの作法を体得していたつもりだったが、仁義の切り方を誤ってしまったのかそれもまったく意味をなさなかった。鼻血が止まらなかった。鼻が曲がってしまったようだ。腐臭の漂う川なのだから、これは仕方のないことだったが。
あれは暴力だった。ひどい暴力だった。突然、ワゴン車に引きずり込まれ、唐突に放り出されてこのありさまだ。投げられて殴られて蹴られた。痛くて痛くてたまらなかった。豚のように泣き叫んでいた。助けは一向にやってこなかった。ずっと待っていたのに。あの瞬間、自分はこの世に唯一の豚だった。だから哀れみの言葉もかけられなかった。首を落とされるのを待つばかりだった。怯えることは許されなかった。すべてが痛みでかき消されていた。安物のコートも学校を出たときにもらった腕時計も携帯電話も財布も鞄も、何も手元に残らなかった。泥に塗れた上着はぼろぼろで、もはや雑巾にもならない。裂けたシャツは今も血に染まりつづけている。耳朶にこびりついた哄笑が、咳込むたびに洒落た耳飾のように揺れていて、いちいち自分の矮小さを認識させてくれる。
暴力の何たるかを知りもしなかった。あれらは社会の底辺か。職のない連中か。炎天下の車中に赤子を置き去りにして蒸し焼きにするような玉入れ中毒なのか。それか雪だるま式に借金をこさえて首をつる間際に興にのって豚狩りに繰り出したやつなのか。あいつらはいったい何者だったのか。
昨日の自分ならばそういったやつらに違いない、社会の屑だと答えていた。そういうものと一緒に暴力をパッケージしていたに違いなかった。あれが社会だ。これこそが現実だと囃し立てていたに違いないのだった。そうしてケージに入れて愛玩していた。社会的な方向性を持った、あるいは社会的に無軌道な、何らかの物語を背負った力と勘違いして。
思い返してみれば、なぜか暴力をふるう必要のない自分が――暴力に攫われない場所にいたはずの自分が――その生々しさを喧伝していた。余所から借りてきた現実という核にいばらのように暴力を張り巡らせる。それは筋の通った破滅であり、透徹した怨念だった。絶望だった。何か暴力以外の能力を持った人間が、周到に、精緻に記述したそれらのものを、今の自分は暴力と呼べそうになかった。
畜生。豚一匹を仕留め損なった暴力が、そこまでたいそうなものか。仮に仕留めたとしても豚一匹。くそ。痛いだけだ。意味のない、真実意味のない、意味がないという意味さえも持たないしょうもないものだ。外側にいる「確か」な連中は深刻で結構なことだ、まったく。お前らこそ何をやっているのか。単純な腕力を必要とせず、それとは別種のものを弄して暴力の正体を規定している。
笑い飛ばしてやりたかったができなかった。もとより、その必要はなかった。ぐちゃぐちゃの顔面が笑んだ石榴のようになっているのはわかっていたから。