ストラテラを服用するようになって4年半、気がついたら短期記憶の弱さは大きく改善されていたし、
おまけに弱腰のビビリな所もなくなり、ちょっとやそっとの注意や叱責も必要以上に凹まず…ということで、
あとはこのまま残りの人生もやっていくつもりだったが、今春諸事情により転院(もちろん円満に)した結果、
新しい主治医が3ヶ月目の問診で、インチュニブという薬を追加で服用してみないかと勧めてきた。
この3ヶ月診てきて、生活に支障が出るレベルの衝動性があると見なされたようだ。
一番の問題点は「待つ」という選択肢が取れず、それが色々と人生に悪影響してそうであると。
それでお盆休みになったタイミングで飲み始めたのだが…これがかつてのストラテラを上回る効果を発揮してしまった。
列挙するとこんな感じ。
そして何より決定打だったのが、趣味で幼少から続けている楽器で、今取り組んでいる曲(一応、音大受験レベル)を
さらい始めた初期からずーっと注意され、それでも身につかなかったスキルが、突然体得できてしまったこと。
これはもう、落ち着いたまま静かに集中しないとできないことが、薬の効果でできるようになったとしか思えない。
最低処方の2mgでこれだけ物凄い変化なのだから、これから量を増やしたらどうなることやら。
本当に、冗談抜きで薬ってすげーというか、努力でどうにもならないことも可能になる現実に言葉がない。
まあ、自分が努力でカバーできるほどは頭が良くないといえばそれまでなのかもしれない。
実際大昔測ったIQは112、一応お利口さんの仲間には入れてもらえるが、間違っても天才や秀才ではないレベル。
その意味で、こうした薬の副作用が強く出なかったのは運が良かったと思う。
もちろん、20年30年経って何かとんでもない問題が起きる可能性は否定できないが、そんなのどの薬も一緒だろう。
これは暴論かもしれないが、その分良い思いできたんだからそれでいいんじゃね?っていう。
20代後半にアスペの診断済みで、今は40過ぎのおっさん。 正確には軽度のアスペにADHDが混入しており、いわば心のなかで「自閉の弟を多動の兄が連れ回している」状態。 これが物心つい...
元増田がストラテラを使うようになって、もうすぐ一ヶ月になろうとしている。 しかし使う前と比べて、不注意が改善したどころか、人格が変わってしまったと感じている。 確かに、...
anond:20200315130251 ストラテラを服用するようになって4年半、気がついたら短期記憶の弱さは大きく改善されていたし、 おまけに弱腰のビビリな所もなくなり、ちょっとやそっとの注意や...
すごくわかりやすい。 痛し痒しなんだなあ。
以前は社会不適合だけどそれなりの深みはある人間、って自己像だったわけだ。 それが薬によってよくも悪くもふてぶてしいだけのしょーもない奴になりつつあると。 そのストーリー、...