2022-07-14

多額の献金創価学会について

ツイッターなどのSNSを見ていたら、

おおまかに統一教会はひどい。創価学会はそれほどでもない」という意見があったので驚いた。

知人との付き合いで、短くも一時期入会していた体験を書いてみる。

献金が大きな話題になっているが、

あのへんの怖さは、強制ではなく、信者自身にそれを選択させているところにあると思う。

から強制はしていない」という統一教会の会見は予想通りのものだったし、

彼らにとっては筋の通った話なのだとも思った。

自分が入会した創価学会、厳密に書いて、その地域コミュニティー内で、献金寄付の「強制」はなかった。

幽霊会員も多かったので、経済的に余裕のない人はしていない、と想像もできた。

ただ、私がいたコミュニティー内の、競争監視目標はあった。

あの人は新聞を何部取っている、いくら献金をした、などの話がよくされていた。

そして、熱心な信者(主に地域リーダー)ほど圧力をかけてきた。

もう少し頑張れるのではないか自分への挑戦だ、勝利だ。。。

そんな具合に新聞をとり、選挙のたびに電話をし、寄付を重ねていく。。。

そこに身近な成功体験があれば、喜びも重なり、納得もしていくだろうことは、簡単想像できた。

家庭内でひとりだけ信者だった知人が、家族内緒で年間100万円の寄付をしていた。

年間100万円の寄付は、コミュニティー内に数人いた熱心な信者ステータスになっていたので、

知人なりに、その頑張りを証明たかったのだろう。

(彼の仕事、家庭を考えれば、身の丈に合っていなかった)

知人はいたって普通の人だったが、仕事も家庭も満足できす、友人もいなく、

その小さなコミュニティー宗教での活動気持ちの拠り所になってしまっているように見えていた。

から、カモのような存在になっていたのは当然のように思えた。

その寄付家族にばれ、結果、知人は離婚をし、遠方へ引っ越した。

話を聞くと、直近の10年だけでも800万円程度の寄付をしていたそうだ。

創価学会本部が多額の献金を「強制」しているとは思わない。

私が体験したのは、年末年始タイミングで、最低一口1万円だった。

ただ、少なくとも私がいたコミュニティーでは、

過度な競争圧力を見過ごし、ハッパをかけていたことは確かだ。

寄付金額、新聞部数、選挙依頼の電話に、目標数値はあった。

知人の問題を「彼自身のもの」とし、何事もなかったようにした団体信者の態度には腹が立った。

実際、知人のことはその後誰も話題にしなかった。

基本的他人よりも、自分への功徳しか興味がないように思えた。

今回、統一教会の話を見聞きし、程度の差こそあれ、似たようなものだと思った。

どんな宗教であれ、活動が過度になってしまう人はいるだろうと思う。

統一教会からすれば、犯人の母はひとりの狂信的な信者しかないだろう。

彼女問題です」と。

創価学会はそれほどでもない」というのは間違い。適当すぎる意見だ。

知人をはじめ、献金結婚勧誘などなど、トラブルは本当にたくさん聞いたし、巻き込まれそうになったこともあった。

少なくとも、そういう「多額の献金をしてしまう人/過度な活動をしてしまう人」を生み出す装置は、

統一教会にも創価学会にもあるだろう、ことは確かだろう。

ただ「創価学会は悪い」かはわからない。

多額の献金をしたり、恋人に入会をせまったり、古い友人を無理に勧誘したり、

その信者個人意思になってしまっている以上、

宗教団体責任はないのかもしれない。

けれど。。。何か変じゃない?

テレビなどで公明党支持母体だということも隠されなくなり、

2世3世問題も明らかになってきた。

もっといろいろなことが明らかになって、

信じる/信じないに関係なく、自然な付き合いのできる宗教になればいいなと思う。

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