2021-10-10

リベラル」は「(オタク向けエロの)表現の自由」を否定する

オタク向けロリエロ漫画BLの「表現の自由」を、弱者・少数派の権利擁護を重視する現代の「リベラル思想は認めない。

ロリエロ漫画BL色情狂のように描かれる女児ゲイは明らかに社会的弱者・少数派であり、それらを楽しんでいる読者の多くは強者多数派に属する男性ヘテロセクシャルストレート女性)だからだ。

弱者・少数派を過度に性的に描いた歪んだ表象強者多数派が娯楽として消費するのを許すリベラルというのはあり得ない。

ロリエロ漫画BLフィクションであっても弱者・少数派を貶め偏見助長するヘイトスピーチと同様に禁止される。ヨーロッパ諸国ナチス賛美が法規制されているように。

成人男性レイプされて喜ぶ女児を描くロリエロ漫画(読者の多くは男性)=白人レイプされて喜ぶ黒人を描く漫画(読者の多くは白人

ゲイ同士の恋愛セックス主題BL作家も読者も多くはヘテロセクシャル女性)=黒人同士の恋愛セックス主題漫画作家も読者も多くは白人

と置き換えると分かりやすい。

そのような黒人差別的な作品米国商業流通できるはずがないというのは簡単想像できるだろう。

たとえ不快に感じる人や未成年の目に触れないように気を遣って会員制のサイトで18歳以上のみに販売するとゾーニングしても潰される。黒人への偏見煽り差別助長すると。

白人の愛好家が、自分たち実在黒人への差別意識は持っておらずあくまで作り話として架空黒人物語を楽しんでいるだけなのだ、と言い訳しても許されない。

リベラル検閲求めない。適切なゾーニングさえすれば現在ロリエロ漫画のような作品商業流通できる」という主張を目にすることがあるが、それは「黒人を虐め殺すことを娯楽として描いている作品ゾーニングさえすればアメリカ商業流通できる。問題ない」と言うのと同じ馬鹿げた考えだ。

リベラルは、強者多数派男性ヘテロセクシャル白人)が弱者・少数派(女性子どもゲイ黒人)を「性的消費」する表現フィクションであってもゾーニングしても許さない。

オタク向けのズリネタ表現の自由」と「リベラル思想」は共存できない。

リベラル全面的弱者・少数派への差別的な表現規制した社会で許されるポルノ表現

女性作家が成人女性肉体美セクシュアリティポジティブに描いた作品

マイノリティ当事者である同性愛者の作家同性愛者の読者向けに描いた作品

といった類のものだけになると予想する。

・18歳未満に見える少女キャラ性的虐待を受けて喜ぶロリエロ漫画

ヘテロ女性作家が描く少女漫画文脈からまれファンタジックゲイ物語であるBL

のような現在多くのオタクが愛好しているポルノ表現は売買を許されなくなる。繰り返すがたとえゾーニングしても許されない。

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