■独居の人間が感染症で死なない為の病院へのかかりかた。

病院選び

• 基本的には、住居に近い病院がいい。感染症は生活圏内でもらっちゃうものだから。通い易いしね。または職場近くとか産業医。

• まずは総合病院ではなく開業医。

• 老人の溜り場になってる所は避けれたら避ける。

• たまに医者でも標準医療否定してる人がいるけど、そういう医者の医院は避ける。

受診前に自分で症状を把握する

• 熱、鼻水、咳はあるかどうか。

• 熱が出たらすぐ測定。朝、昼、夜と体温計測して記録する。

• 何日頃発熱して何日高熱が続いているのか、というのは大事な情報。

• 吐き気、嘔吐、下痢の有無。こういう症状があったら辛いだろうけど、何回吐いたとか下痢したかとか、覚えとくかメモしような。

• 吐物や尿に便に血が混じっていないかどうか。便に血が混じる場合、便が赤くなるだけじゃなく黒くなることもある。

• 排尿の間隔が空きすぎていないかどうか（目安三時間以上）

• 全身を鏡に映して、発疹の有無を確認。

• 口内炎が出来ていないかどうか。

• 耳の下や首や脇の下にしこりが出来ていないかどうか。

• ここ重要なんだけど、熱があってなおかつ首が妙に痛い・痛くて曲がらないというのはマズイ症状なので、受診しよう。

• あと、熱があってしかも腰骨のちょっと上の辺りを叩くと痛むというのも、受診案件。

• なお、感染症とは関係ないことだけど、頭や身体の中から何かが切れたり弾けたような音がしてからその辺り痛くなったという時はすぐ受診しような。それから、熱中症からの止まない頭痛も。

受診する時間帯

• 思いきって休みか半休取ってお昼頃の空いている時間帯に受診する。

• 仕事前に病院に寄って診断つかなかったら出社しようというのはやめれ。

• 夕方も子供ばっかりわんさと受診するので、そういう時間帯に行くと嘔吐下痢とかインフルとか貰っちゃうかもしれないのでやめとこう。

• お医者さんが暇そうな時間帯に行くとゆっくり診て貰えるし、話聴いてくれるし、こっちも話しやすいのでいいぞ！

• 急に高熱が出た場合、受診は発熱後24時間以上経ってから。（インフルの検査は発熱から24時間経たないと正確な結果が出にくいため）

いざ受診！

• 女性は出来れば素っぴんで受診した方がいい。ネイルも落とせれば落としておく。

• 問診票に書けるだけのことは簡潔に全部書く。

• マスクしてるなら、お医者さんに挨拶する時くらいは外す。具合の悪い顔を見てもらおう。

• お医者さんがちゃんと問診票に目を通してくれているとも限らないので、診察の時に症状全部説明する。

• 具体的にどういう症状に「困っているのか」、困りポイントを訴えるの大事。

• どういう所でどういう仕事をしているというのも、大事な情報。たとえば食品関係の仕事なら長く出勤停止になる可能性あるし、教職なら勤務先の子供達の間で流行ってる病気かもと推定されることから、検査に繋がる。

• 嘔吐下痢のある場合、症状の出る前にどっかで外食したか、何か買って食べたかも話す。

• 具合が悪くなる前に、出張や旅行に行ったならそれも話す。

お医者さんに言ってはいけないこと

• 「この症状って◯◯じゃないですか？」という決めつけ。

• 何がなんでも検査しろとゴネる。

お医者さんに聞いておくべきこと

• 仕事はしてもいいか、休むべきか。（診断書が出るほどでなくても、休めって言われたら休もうね。難しいのはわかるけど）

• 「もし症状が改善しなかったり悪くなったりしたら、また受診してもいいですか？」まぁ、ダメとは言われないだろうけど、聞いておくと、これこれこういう症状が出たらすぐ来て下さいとかなんとか、再受診の目安を教えてくれる。

受診が終わったら

• 熱とか風邪症状、嘔吐下痢症状の場合、インフルの検査で陽性が出た場合を除き、大抵はお医者さんは「風邪ですね、お薬出しておきますね」で済ます。これが普通なので、そういわれたからといってガッカリすることはないし、コイツは藪医者だと決め付けることはない。

• おとなしく、おうちでゆっくり休んで、処方された薬をちゃんと飲もう。

治らないとき。

• 再受診の目安は、処方されたお薬を最後まで飲みきったら。大抵三日後。それで改善しない、または悪化したら、再受診しよう。

• 最初に受診した病院に再受診しよう。薬飲んだのに治らないじゃん！他の病院にしよ！というのは、ダメ。同じ病院にしつこく再受診することが、病気を発見する近道になる。病気の経過を一人の医師に診てもらうの大事。

• 何度受診しても治らないんですけど！となって初めて、「他の病院を受診した方がいい感じですか？」と聞く段階になる。

• たとえば、咳が止まらないなんて時に、主治医に相談して耳鼻科にかかる。すると咳の原因は風邪ではなく喉のポリープだった、なんてこともあったりする。

• 症状の改善しないのは医者の腕が悪いのではなく医者の専門領域外の何かが原因だったりもするので、まず主治医に相談して他の病院を紹介してもらうという手順を踏んだ方がいい。

Permalink | 記事への反応(3) | 17:20

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