最近サバゲーが一般に広まってきて、フィールドによっては参加者の半分が初心者ということも増えてきた。
初心者が増えることでゲームをしていていくつか特徴のある様子も観測できるようになった。
以下の内容は自分のエアガンに付けている望遠カメラ(MOBIUS 808に望遠レンズをつけたもの)と頭に付けているGoProで撮影した映像を見てからの自分への反省点と初心者(フィールドに寄ってはマーカーを付けているのでそれで判断する)たちとのゲームの付き合い方などを思いつく限り書いていく。
私のサバゲー歴的には8年ぐらいで、ゲームに参加している回数はよくわからないけど、NASに溜め込んである録画データは3TBぐらいはあるので相当回数サバゲに行っているという感じのサバゲーマーです。プレイスタイルとしては、昔はガチ目のコスプレサバゲーマーだったけど、最近はタクトレ推しで身軽装備でゲームに勝ちに行くタイプです。
これは仕方ない。仕方ないんだけど、完璧にサイドを抑えて先手を打っていてガンカメラでもGoProのカメラでもBB弾が体に着弾している状況なのに、ワンテンポ遅れて「突然飛び出してきた人だ」的な感じで打ち返されるのは流石につらい。
このヒットに気が付かない問題への対策として、相手を見つけたときに、1度に1~2発しか撃たなかったBB弾を3~4発にした。
ノーマルマガジン派としては消費する弾数が増えてつらいけど、これによって格段に気づけてもらえるようになった。ただ、たまに勘違いされてオーバーキルしないでと言われることもあって、悩ましい。
これは私の想像なのだが、普段からセミオートしか使わないのでそう思われるのかもしれない。フルオートで何発も体に打ち込まれるのと何が違うのだろう、とは思うが、フルオートの連射速度で4発とセミオートの連射で4発だと体感的には後者のほうがオーバーキルぽいようなイメージは確かにわからなくもないかなと思う。
先手を取っているためフィールドでも案内が在るように足や腰などの痛くないところを狙うように指示されているのでそれは尊守する(特に近距離)
フィールドによっては「オーバーキルでは?」と言われることもあるのでそのときは素直に謝って次回から打ち込む弾の数に気をつける。
ちょっとでも敵の影を見つけると、たとえエアガンの射程距離が届かない距離でも1マガジン打ち切るような勢いでBB弾を撃ちまくる人がいる。これのデメリットは、自分はここにいますよーと敵チームに伝えているようなものでどんどん不利な状況に陥りやすい。稀に自分が射線上のブッシュに隠れていて跳弾ヒットすることもあるので、トリガーハッピーにも対策は必須と感じる。
これの対策は容易で、自らどんどん索敵をして敵の位置を教えて敵が狙えるバリケを見つけて初心者をつれてくる。「カバーをお願い」と言い残してさらに前進することで、初心者さんはテンションあがるし、自分は前進できるしでいいことずくめ。そんな感じで索敵->バリケ確保->初心者さん呼ぶの繰り返しで初心者さんを導いてあげることで不幸なトリガーハッピーを無くせられればいいなと思う。
要するにカバーをお願いして、敵が居そうなところに打ち込んでもらい、私が前進することで敵をヒットする。初心者さんはトリガーハッピーできるし、私は敵を倒してふたりとも嬉しい、という流れだ。
また、シューティングレンジで的までの距離が測れるようなところだったら初心者さんと一緒に入って、自分のエアガンの飛距離を改めて確認するなどすると、なおのこといいと思う(フィールドの距離感を測るのは、慣れるまでは難しいけど)
上の問題と似ていて、1つのバリケードに固まっているため、索敵要員にもならないしかと言ってさほど周囲を警戒もできないので敵に攻め込まれると一斉に倒される。
これは1人では対応できないので一緒に行った友人たちが入ればツーマンセル、スリーマンセルを2組ぐらいをつくってあげて、あとは上のように動くといいかなと最近は思う。
重要なのはちゃんとうまい人の側が安全なバリケを確保して徐々に前進することだと思う。あとセーフティなんかで仲良くなれるチャンスだし、簡単なハンドサインなんか決めるとテンションあがる。このぐらいの小さな分隊ならば顔も装備も覚えやすいので良いコミュニケーションになる。
少し初心者は抜け出せてバリケードを使いながら相手と打ち合うことができるようになった人に多く見受けられた。
これはタクトレを教えるチャンスで、まずはクイックピークを教えると即座にこのハマリポイントからは抜け出せると思う。あとはバリケに幅があるなら逆サイドから援護してあげたり横にまわったりしてあげると初心者は助かるのかなと思う。
お昼休みなどの休憩時間などを使って、10mぐらいのバリケを挟んでクイックピークをしながら打ち合うという練習をすればいいと思う。タクトレにハマればSISTERとかに連れていってより上手い人に揉まれるといいと思った(投げやり)
何よりも敵味方関係なく仲良くやるべきで、TeamGeekという本でHRTという言葉が紹介されていた。
これは謙虚(Humility) 尊敬(Respect) 信頼(Trust)の頭文字をとった言葉でゲームに参加している人に対してHRTを守ることで気持ちよくプレイできる。初心者に対しても謙虚であり、信頼し、尊敬してあげることが重要だと思う。
書こうと思えばまだまだ書けるけど、ここ半年でよく見たパターンは上記のような感じかなと思う。私は最終的にはゲームには勝ちたいけど、それよりも全体の幸福を先に考えるたちなので、初心者さんをみるとお世話をしたくなってしまう。当然だけど、話しかけられるのが苦手な人も要るのでそういう人を見かけてもズカズカと近寄ったりしないことも重要だなと感じる。適切な距離感で楽しくかつ勝てるサバゲーをしましょう。