はてなキーワード: 醗酵とは
今日は浅漬けを作ってみた。仕込み終えて、ふらっとウィキの浅漬けのページをたずねて、ザワークラウトの乳酸醗酵もいいかなとそちらも開いた。そこの文章がこれ。
最も科学的な見解は、ハーバード大学が近年強く推奨している発酵食品に含まれる善玉菌は、人間の脳や体にとんでもなく良いが、市販のザワークラウトの善玉菌は製造時に破壊されてしまう可能性があるので、自家製の冷蔵ザワークラウトが良いというものである。市販のザワークラウトに善玉菌が含まれているかどうかは、ザワークラウトに泡がついていれば善玉菌が働いている証拠、冷蔵保存が必要なザワークラウトも善玉菌が含まれている可能性が高いという2点で判断できる。常温保存できるザワークラウトは、つまり酢を使っているわけで、この場合、善玉菌を含まない[5]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%88
読んでいてクラっときた‥。そもそも冒頭『最も科学的な見解』からわけがわからないし『ハーバード大学が近年強く推奨している発酵食品に含まれる善玉菌』『人間の脳や体にとんでもなく良い』などヤベェ文章が続き、後半の文もとにかく目がすべる。
流石に怪しすぎるだろうと履歴を見たらある人が全文追記していて
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85%E2%80%90%E4%BC%9A%E8%A9%B1:HorJos
出典から怪しそうで、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:%E6%8A%95%E7%A8%BF%E8%A8%98%E9%8C%B2/HorJos
他のをみても多少変な人だなって感じる。
厄介なのは書籍の参考文献を全部付けてることで、個人的には参考文献がる文章は事前信頼度の加点要素だったけれどもやはり常にウィキと向き合う態度に気をつけなければなと再確認した。
ウィキペディアンじゃない人間からしたら、こういう参考文献付きの文章って削除しにくかったりするんだろうか。参考からの引用すら正しいのかも怪しそうなのにわざわざ原文あたったりするのだろうか。
閑話休題。
でも今回助かったのは、文章がおかしかったからなんだよね。国語力とか文章術とか、学生から社会人までず~っと鍛えるように言われているわけだけれど、国民全員の文章力を十分に高めることが出来るのなら、それこそchatGPTのようにまともな文章でデタラメを書いてくるわけでしょ。だから、識字はともかく記述は並程度の人だけ鍛えてもらって、ヤベェ頭の人はヤベェ文章力でいててほしいなって差別的なことを思ったよ。まあ真偽はわからないけれど怪しい文章をつかまされた衝動的な怒りからの感情・文章だから常に思い続けはしないだろうけど。
でも電車で動きがおかしい人がいたら事前に避けるし、なんかそういうわかりやすいマークがほしい願望は常にあるのかも。アニメのなんか数値?サイコパス指数?みたいに。そういった数値が自分は平均並みであると思い込んでいる人間の戯言だけどね。
近所の個人経営のパン屋が美味しくて時々買ってるんだけど、昨日買った食パンが濡れてた。食パンの底の部分がぐしょっと。
ただそんなイージーミスするか?と思ってパンを取り出したら、食パンを切り損ねて、もう一度切った後があった。
多分あれだ、慣れないバイトの人が切るの失敗したけどそのまま袋に入れたんだろうな。
焼き立てだし切りにくかったのもあるだろう。
あと、レジ打ちの人もちょっと愛想が悪かったり、パンを並べるのに集中しすぎてお客さんの邪魔をしてたり、そんなこともしばしばあった。
食パンに穴が空く原因はミキシングとか醗酵とか成形とか焼成とか色々原因はあるんだが、穴が空くのはよくないし、それを売ってしまうのもよくない。
どうしちゃったんだろう。小麦粉の値上がりで経営がいっぱいいっぱいなんだろうか。そんなことまで考えてしまう。
一応パン屋が入ってるテナントの総合受付に問い合わせフォームみたいなものがあるようなので、次何かあったら伝えてみようと思う。味は美味しいんで応援はしてるんだが。
「植物を煮出したもの」の名前はほぼどの言語でも「茶」から派生した言葉になってしまっている。
今のところ自分が知ってる限りでは、南米のマテ茶(マテ)だけが、茶とは独立した言葉
という増田が何年か前にあった
ちょっと調べた。
漢字で書くとどっちも「茶」になってしまうけど、「茶」の読みに主に2系統あって、陸路でインドや中近東に広まった広東語の「ちゃ」と海路で東南アジアやヨーロッパに広まった閩南語の「てー」があるそうな。
でもこの「ちゃ」と「てー」も元は同じものなんじゃないの?
日本語だと茶は「さ」と読むこともあるけど、これは唐音らしい。
全然関係ないけど、唐音って唐での読み方じゃなくて宋の時代の読み方らしい。まじかよwwww
唐の時代の読み方は漢音の方。お前、漢と関係ないのかよ。まあ今でも漢字っていうし、そういうノリなんだな。そういや、Chinaも秦だもんな(Chinaは秦Chinの女性形なんだって)。
呉音は六朝の呉と関連付けられるけど、どうも漢音に対して地方の言葉を蔑んだ呼称っぽい。呉音はかわいい読み方が多くて好きよ。マ行とナ行が多め。
茶から独立した言葉としてtisaneとカヴァがあるって指摘がブコメにあった。さんきゅー
あとビルマ語のlakphakというのも
あと、これも読んだ https://sencha-note.com/miang-tea/
いや、モン族・苗族の「tsuaツア」「taタ」は絶対茶と同じだろ
ミャンマーの「ラペ」(Lahpet、Lepet)ってのはビルマ語のlakphakと同じっぽいね。ラーとも
ポーランド・ベラルーシ・リトアニアのherbata(ヘルバタ)、гарбата(ハルバタ)、arbata (アルバタ)はどう見てもharb teaそのまんまで(正確にはharb of teaかもしれんが)、『「tea系統」に入れることができると思います』ってレベルじゃないんですが。
ネイティブアメリカンのオジブウェー語では「aniibiishaaboo」(アニービーシャーブー)とのこと。他文化との交流が少ないところだと結構ありそう。
タイにはミアン(ミエン)と呼ばれる食べる醗酵茶があるとのこと。茶葉の加工品ではあるが、飲料ではないので茶とは別物では?ミャンマーのラペと同じっぽい。ということは、ラペも飲み物ではない?
ところで、チャノキは緑茶も紅茶もみんな同じチャノキという植物(種)なんだみたいな説明がよくなされるが、この点には疑問がある。
いまのところ地域変種 varietyということになっているが、
日本でよく知られている茶の木は葉っぱは5~6cmで自生しても5mくらいの高木であるが、アッサム種だと葉は20~30cmほど高さは15mにもなるという。これくらい違いがあると別種だと考えるのが普通ではないだろうか。
参考文献にあった、これらが面白い
https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=4499&item_no=1&attribute_id=17&file_no=1 ダウンロードになるので注意
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/54824/1/KJ00000132295.pdf