2022-08-20

自民党とその補完勢力が行っているのは社会的弱者から搾取

昨今、統一教会自民党関係が連日世間を騒がせている。

統一教会とは昭和時代から霊感商法による違法献金で多数の破産者を出したり

合同結婚式という個人人権無視したイベントで家庭崩壊などを引き起こし所謂カルト団体

そんな団体と長年与党として活動している自民党大臣クラス人物が多数親密な状態にあった事は、かなりの衝撃を世間に与えている様だ

その一連の報道を見ていて、自民党が行ってきた事や現在でも行っている事は、社会的弱者から搾取であるという以前から抱いていた思いが確信に近くなった為

ここではそれについて思っている事を書いていく

本題に入る前に言っておくと、私は宗教3世と呼ばれる立場人間

と言っても、今世間を騒がせている統一教会ではなく、創価学会宗教3世

その為、世間統一教会問題クローズアップされると共に、その信者の子である所謂宗教2世問題も注目を集めているが、彼らを見て自分他人事とは到底思えない

また、創価学会自民党と連立与党関係になっている公明党支持母体であり、今回の政治宗教問題では十分渦中の立場であると言って良い

そしてニュース話題になる統一教会の票集めの行動の姿も、創価学会信者の票厚めの行動と被るのだ

私の家族は非常に熱心な創価学会信者で、地区ごとに開催される「座談会」と呼ばれる個人の家庭で行われる集会を取り仕切る立場でもある

普段は勤行(仏壇に向かってお経を唱える事)であったり、前述の座談会にて、個々の宗教にまつわる体験談を話し合うと言った活動を週に2、3回程行っているだけで、そこに政治の影は殆ど無い

だが、選挙が近くなると途端にその組織の形相が変わる

地元公明党、或いは自民党候補者当選させる為、朝から晩まで選挙の手伝いとして活動従事する事になる

その活動の中でも、F票集めは特に重視されている

F票とは、自分の知り合い、友人、関係者に「この政党候補応援して下さい」と頼み込む事であり、F票のFはフレンドから来ている

そんなF票ではあるが、頼み込む相手は誰でも良い、友人だけでなく、行った事のある飲食店の主人から縁のあった仕事関係者、兎に角手当たり次第だ

中には急に投票を頼まれてその押しの強さに引いてしまう人もおり、この活動理由となって縁を切られたり、疎遠になったりする事もあるようだ

こんな事を選挙が終わるまで、時には電話で、時には相手の家や店に直接出向いて頼み込む

その活動内容は政治家のそれと殆ど変わり無く、重労働と言って良い

その為、選挙が近づくと「また選挙、嫌だ、面倒だ」という文句学会信者からは少なからず出てくる

だが彼らはそれをやめようとはしない、その理由として「福運」なる概念がある

これは言葉では言い表し難いのだが、要するに「幸運になる権利」の様な物だ

普段の勤行や座談会はこれを生み出す為の行為なのだが、それに加えて選挙活動への協力や応援した議員当選する事なども、この「福運」を生み出す行為とされている

これらの行動は「信心」という、己の運命を変革する為の行為の一部とされており、これらを繰り返す事によって福運を積み、幸福人生を歩むというのが創価学会の考えとなっている

逆に言えばこれらの行動をしない事、つまり選挙活動に協力しない事は信心の教えに反する事であり、そんな者は福運を積めない為に不幸になる、というロジックになっている

はっきり言って、選挙活動に協力すれば幸福になるという考え自体馬鹿げているが、「福運を積めない」となるとそれは学会信者としては死活問題なので、何の見返りも無い様な選挙活動にも熱心に参加する

政治からすれば、これだけ都合の良い存在も他に居まい

だがこの様に選挙活動信者らを利用する事は、タイトルにもある通り社会的弱者から搾取と言って良い

前述した通り、選挙活動における信者の行動は人間関係破綻させてしまリスクが有り、活動期間も長い為に負担も非常に大きいが、それを可能にしているのは正常ではない精神状態

そもそも宗教信者になる方は不幸な人が多い

重い病気を患っていたり、学校会社での業務人間関係トラブルを抱えていたりする人が本当に多い

その救いを求めて宗教接触するのであり、実際勧誘に行く側も、その方が何かしらの不幸やトラブルに見舞われた情報を得て、それを起点に勧誘するのが基本だ

人生幸福が少ない人々にとって、宗教はやっと得た救いであり、それに強く依存する人々も少なくない

そんな集団の中にあって、「自分はこれをしなければ不幸になる」という恐怖感を持たせれば、例え自分にとって利益が無かろうと必死に行動するのである

普段の行動からして異常な活動が多く見られる統一教会でも、これと全く同じ構造が作られているのであろう

だが、そもそも信者らの不幸の原因は、何らかの知的障害知的ボーダーであるが故の失敗や、それによる高いストレスで引き起こされる体調不良である事が多い

これらは仏壇に祈ったり、選挙活動に参加する事では決して解決せず、専門医による適切な治療カウンセリング必要なのである

にも関わらず、そうした不幸な人々を狙って仮初の救いを与え、本心では選挙活動献金で使える都合の良いコマを増やす事を目的としている現状は、余りにも邪悪であり、社会的弱者から一方的搾取である

現在私は創価学会活動とは距離を置いているが、その実態は未だに変わっていない

現に、公明党代表である山口那津男氏は、統一教会問題に対して「ノーコメント」を貫いた

それはまさにこの後ろ暗い背景の存在故の事だろう

そんな公明党や、統一教会の力によって選挙を戦い勝ってきた自民党からすれば、社会的弱者搾取対象であって、救済の対象では無いのだ

このままの政治環境が変わらなければ、やがて今以上に大勢の人々が不幸になる時代が訪れる事だろう

政治と結びついた宗教が、世の中に幸福をもたらす事は無い

  • その通りだ。宗教が信者の心の弱さを利用して、政治活動に利用するという構造自体が酷く醜い。 だから個人的には、公明党をまともな政党として認められない。欺瞞に満ちている。

  • やってることはやりがい搾取だからワタミと同列だわな

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