2015-05-18

企業採用担当者必読!絶対採用してはならない人物の見分け方

ますます市場競争過酷さを増す中、少しでも有望な人材を獲得したいというのは企業本音であろう。しかしながらいかにして将来有望な人物を見極めるのかについては、依然として難しい課題である

企業側は採用試験としてユニーク課題を与えてみるなど工夫をこらしてはいるが、それでもわずかな時間でその内面までを見通すには限界があるいうのが実感ではないだろうか。

しかし、実は「有望でない人物」を高い精度で見抜くことができる非常に簡単な方法存在するのである。今回紹介するこの方法はある実験から統計的に得られたものだが、内容が内容なだけに表立って公開することができず、このような場を借りて紹介することとなった。

それでは早速だが、 今回明らかになった「絶対採用してはならない人物の見分け方」を紹介していきたい。


1. IngressResistanceを選んでいるもの採用してはならない

Ingressイングレス)は、Googleの社内スタートアップ「ナイアンティックラボ」(Niantic Labs)が開発・運営する、スマートフォン向けの拡張現実技術を利用したオンラインゲーム位置情報ゲームであるWikipediaより)。

このゲームプレイヤーは、EnlightenedとResistanceという2つのチームに分かれて競い合うことになる。2つのチームにはあるストーリーのもと性格けがなされており、それぞれを一言で表すとすればEnlightenedは積極派であり、Resistanceは慎重派である自分がどちらのチームに属するかはゲーム開始時に選択することができるのだが、ここでどちらを選択するかというのが実に良い心理テストになっているのである

ますます変化が激しさを増す世の中では、常に先手を打って立ち回る戦略がより有利となる。本能的にそのような戦略を取りたがる人物は、反射的にEnlightenedを選択する。

一方で変化を恐れるあまり他者より判断が遅れてしまいがちなユーザほどResistanceを選択しがちである。このような人物を採用していては、社内で慎重派の意見大勢を占めるようになり、チャレンジできない社風に傾くばかりであろう。

IngressResistanceを選んでいるもの採用してはならない。



2. IngressResistanceを選んでいるもの採用してはならない

自分に自信のある人物と、自信がない人物。仕事を頼む相手として選びたいのはどちらだろうか。もちろん前者である

Enlightenedを選ぶ人物というのは、基本的に自信家である。何故ならば、積極的な攻めの心理は、自分大丈夫であるという安心感、つまり自信があって初めて生まれものからである

一方Resistanceを選ぶ人物は、比較的自信のない者が多い。未来不安を感じ、現状より悪くなるように感じられる。だから現状を守らなければならない。そのためには正解することよりも間違わないことが大事である。そういった心理が無意識に慎重派であるResistanceを選択させるのである。こういった人物を採用すればするほど、会社ネガティブムードに支配されていくだろう。

IngressResistanceを選んでいるもの採用してはならない。



3. IngressResistanceを選んでいるもの採用してはならない

世の中の人間は2種類に分けることができる。与える人間と、与えられる人間である。与える人間が増えれば世の中はより豊かになるし、与えられる人間が増えれば停滞、衰退へと向かう。

実は与える人間ほど、Enlightenedを選ぶ傾向がある。これは自分は満たされていると感じているものが、さらには他者を満たすことを喜びとするような人物ほど積極的な行動を起こすからであると考えられる。

Enlightenedを選択した者は献身的社会会社に尽くし、それによって社会はより豊かになるだろう。会社としてもこういった人物を採用するほど、真に世の中に必要とされる事業を産む文化形成することができるだろう。世間から愛される企業となり、さらに成長は加速するだろう。

一方慎重派であるResistanceは、与えられる側である自分のことに精一杯で、人に与えるまでの余裕はない。下手をすると奪われる、だからそうなる前に奪わなくてはならない。守りつつ、奪わなければ。どうすればいい?そんな心理が、慎重派であるResistanceを選択させる。

Resistance選択する社員は、とにかく自分権利を主張し、少ない貢献で多くの給料を貰うことだけを考えるだろう。利益を最優先した仕事を行い、それが他者社会にとってどんな役割を果たすかなど二の次である。こういった人物に支配された会社はやがて社会の癌と化し、数々の不幸を生み出し続けることになるだろう。

IngressResistanceを選んでいるもの採用してはならない。



4. IngressResistanceを選んでいるもの採用してはならない

実際に皆さんの身の回りでEnlightenedを選択している人物と、Resistanceを選択している人物を比較してみよう。恐らく皆さんその結果に驚かれるのではないだろうか。社会的成功しており、幸せそうな人物ほどEnlightenedを選択しており、卑屈でぱっとしない人物ほど、見事にResistanceを選択しているのである

この傾向は、全国のポータルゲーム内で両チーム奪い合う、実在場所にひもづいた目印のようなもの)の状況を見ても明らかである

例えば都内高級住宅街幹線道路沿い、有料施設ではEnlightened優勢なことが多いが、都心から離れたベッドタウン、古びたアパートの隣にあるような公園や、名前も聞いたこともないような駅やその周辺はResistance優勢なことが多い。Enlightenedを選ぶ人物は十分な収入があり車で移動する機会も多いのに対し、Resistance選ぶ人物は低収入で常に長距離電車通勤、徒歩生活なのである

名大学周辺はEnlightened優勢だが、三流大学はどこも見事にResistance優勢である。大小問わず活気のある企業ビルはEnlightened優勢で、ぱっとしなかったり、ブラックと言われるような企業はこれまたResistance一色である

積極戦略勝ち組の選ぶ戦略であり、慎重戦略負け組戦略である。そして勝ち組戦略を選ぶもの勝ち組となり、負け組戦略を選ぶもの負け組となる。どちらのチーム選ぶか、たったそれだけのことがその人物の現在、そして未来残酷なまでに正確に示しているのである

皆さんの企業に今、そして将来必要なのは勝ち組だろうか、負け組だろうか。

IngressResistanceを選んでいるもの採用してはならない。



いかがだっただろうか?この記事採用判断一助になれば幸いである。

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