「32歳」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 32歳とは

2008-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20080801204746

その6%に明らかに高齢出産のケースも含まれてるんだから、増田はもうちょっと情報収集をするべき。

奥さんが32歳越えてからじゃ遅いんだぜ。

http://www.asahi.com/special/obstetrician/OSK200702020105.html

調べてみたが、外国とかと勘違いしてね?

10万人中6人死亡とあるから、6%もいってないっぽいが。

しかもその中には、いわゆる駆け込み出産とか信じられない行動を取ってる連中も含まれてるわけで。

まともに病院行って真っ当な出産をすれば、死亡率は限りなく低くなると思うが。

それこそ交通事故で死ぬ可能性よりよほど低い。

2008-07-08

出会い系非モテ増田を見捨てていった80人の三十代女性たち(その7)

http://anond.hatelabo.jp/20080612210106

 リアルで女と別れて、次の出会いを探す気もなく、Yahoo!パートナーhttp://partner.yahoo.co.jp/女性捜しを始めた三十路オタク非モテの僕の体験記。ゴリラブーツさん、いつも紹介ありがとう

 5月29日から始めたんで、もう1ヶ月半近くになる。シリーズ第六弾の中間報告。あと2週間で会員を辞めるつもりなんで、そろそろ総決算かな。

 前回カキコから1ヶ月と間が空きました。もう非モテだなんだとかコンプをなぐり捨てて、でも冷静に女性とお近づきになりたい。本気で誰かと結婚したい……とか考えるようになりました。

Yahoo!パートナーでのお相手探し

 Yahoo!のやっている出会い系サイト。あまり援交とかそっちの匂いはせず、恋人結婚相手探しがメインな雰囲気。主に20代半ばから30代にかけての男女がお互いを探しあう形になる。

 ♂と♀とのやりとりは、Yahoo!Yahoo!パートナー用に用意した有料メールを利用します。無料だとほとんど会話が成り立たないんで、月1500円程度の出費は致し方ない。

 で、自分の居住都道府県やその周囲に検索エンジンをかけると、山ほど女性プロフが出てくるんです。一応、♂も♀も有料会員なんで、サクラと呼ばれる業者は少ない(たまに他所の出会い系への勧誘メールを送ってきますが)。ただ、相手が大量にあるんで、年齢とか趣味とか体型とか血液型だとか二十数項目ある要素を検索エンジンの"条件"として絞っていくと、異性の数は数十件になる。そこからプロフを見て、気に入った♀にメールを送る……という仕組みです。♀から♂へ連絡するケースもありそうですが、極めて稀なんでしょう。

 基本的には、♀優位の世界です。♂は1人で何十もメールを送るし、♂会員は♀会員の数倍はいる。だから、♀が登録すると何十、何百とメールが送られてくる。

 ♀は、そこから波長があった♂を4人とか10人とか選び、2週間なり1ヶ月なりメールをやりとりして、相手の絞り込みを行う(途中、無言で切り捨てていく♀多数)。

 で、最後の数人を「どこかで茶店かお食事でも」と誘う形になる。2ちゃんねるhttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/esite/1214918027/l50では「面接」としていますが、まあ言い得て妙な感じですね。そこからうまくいけばお付き合いが始まる。

 面白いのは、限られた相手の情報からいかにメールで話を膨らませていくのかですね。基本、メールでのやりとりが勝負な所がありますが、携帯メールみたいに「こんばんは」とかだけならネタも尽きてくる。意外に、増田だけでなく、はてなとかで何かを書いている人で、他者に興味を持ち続ける意志がある人なんて、ここのサイトは合っているのかも。

1ヶ月で86人の女性メールを送った僕の勝率

 最終的に、僕は5/29からの最初の1ヶ月間で86人の女性メールを送りました。

  • オレ35歳♂。年収はそれなり。体型は太め
  • 送付メール数 86通(主に28??37歳)
  • 有料メールで返信 18通(業者の勧誘とか除く)
  • お断りの返信 7通。なにも返事をいただけなかった方=無視(含む業者) 71通。

 打率は2割強。三十代半ばで結婚したいという言葉プロフを滲ませていたし、年収は悪くない。ちょっとは気にしてくれたらしい。

 ただ、計18人とメールを続けるのだけど、主に♀さんの意志で次々と会話は切られていく。無言で去っていく人も多い。2ちゃんねるだと「FO フェイドアウト」としている。

 で、メールやりとりした18人のうち、今も続けているのは7人。本気なのは2、3人かな。

 そこらの人との面接メールやりとりは次回で、今日は、メールを始めたのに途中で頓挫した人たちを紹介。

 Yahoo!パートナーをやってみて初めて知ったのは、医療福祉関係の方がやたらと多いと言うこと。医者ナース薬剤師とかじゃなくて、介護士とかリハビリ関係とか福祉関係とか、現場を底辺で支えている人たち。収入は"200万円から400万円"での登録ばかり。給与的にあまり恵まれていない。

 でも、男との付き合いもあまりなさそう。キャリアを積んでなんとかという世界でもなさそうだし、将来設計が難しい。そこらはリアルの男女関係でもそうなんだろうなあ。だから出会い系にやってきている。こうした福祉関係の三十代♀って完全に盲点だし、男の恋愛対象から忘れ去られていると思う。意外に拾いものな人は多いのかも。

僕の元を無言で去っていった三十代女性リスト

(日付は最後のメールの日。●通は♀から来たメール数、FOは何も告げずにメール連絡を止めること)

  • Aさん。38歳 「メールありがとう! 休みの日はどんなことをして過ごしていますか? 」と短文の返事をくれた。初めてだったんで嬉しくて一生懸命メールしたのだけど、返信は来ず。初FO。相手のブロフは中身がなかったし、年がオレより上過ぎたし、流れても良かったかな……と自分を納得させる。でも、無言で消えるのってちょっとショック。5/29。1通
  • Bさん。33歳。僕の趣味に興味を持ってくれたし、プロフも充実していたし、知的好奇心旺盛な気がした。この人となら長続きできるかもと期待したが、一日でFO。なんでなんだろう。5/30。1通
  • Cさん。36歳。返信は短文のみ。どう返事を出せばいいか分からない。プロフには見た目が若いとかばかりとか年不相応なことばかり書いているんで、なんか違和感があって、僕からFO。6/3。1通
  • Dさん。31歳。福祉関係のきまじめそうな人。いい人っぽいけど、話題がなかなか膨らまず。なんか堅苦しいメールを何度か交わした後、相手さんからFOされました。ちょっと心残りが。6/5。5通
  • Eさん。36歳。外資系をやたら強調。バリバリ仕事燃えている女を演じている。でも、年収400万円以下なんだよな。キャリアは積んでなさそう。ノリがやたらと良くて、チャットに誘われて30分ほど交信。でも、やたらとオレの住所地や職種や会社名など個人情報を聞きたがる。オレからお断りを申し上げる。6/10。5通
  • Fさん。35歳。音楽ピアノ好き。かなり本格派っぽい。でも、なんだか浮世離れしている発想と言葉。十代ならともあれ、その年齢でそれでは、ちょっと合わないなあと思ったら、相手からFO。おい、「誠実」で「思いやり」のある人じゃなかったのか。むなしい。6/17。3通
  • Gさん。37歳。結婚前提の人。1通くれた後、連絡なし。FOされたかと思うと、10日ほどして「ぜひ会いたい」と2通目が。遠回しにお断りしたんだけど、その10日後に「またお話ししたい」と3通目が。メールプロフも中身がなくて会話を引き出せない。オレからFO。6/19。3通
  • Hさん。32歳。男に依存する感じの人。話を膨らませるネタも少なそう。さて、どうやって話を続けようかと思ったら、突然のFO。むなしい。6/21。2通
  • Iさん。34歳。珍しく♀の方からメールをくれた。喜んで返事を書いたのだけど、応答はなし。6/22。1通
  • Jさん。31歳。顔写真を載せている希有な人。美人ではないが悪くはない。とりあえず、連絡してみたけど、話の幅を広げてくれず、退屈になったのでオレからFO。6/30。2通

 かくして、以上、10人の♀たちが僕の元を去っていった。理由はいろいろあるんだろうが、僕には分からない。僕も3人の♀をお断り、フェイドアウトしている。やっていても波長があわないから。それはお互い様。

 今回、いろんな女性メールやりとりして、

というのを改めて認識させられた。

 このYahoo!パートナーで、問答無用で無視されたり、放置されたり、こちらから見捨てたり、なんかメール上だけで意味なく盛り上がってみたりしたことで、リアル恋愛感情で見られるコミュニケーションギャップを短期間で大量に体験できた。恋愛には情を通い合わせるのが大切だけど、それが途切れるときはもはや理屈じゃない。だから、ダメだったときも仕方ないと割り切らないと、次の出会いはやってこない。そんな当たり前のことを大量の♀と同時進行でメールをすることで再認識させられた。

 この春に別れた彼女のことをずーっと今でも引きずっていたが、なんとか次へと歩んでいく気持ちだけはできたと思う。そんなオレの勝手自己分析ネタに使わせてもらった♀のみなさん、本当にすまない。

 ということで、オレのここでの目的はある程度達成できた。あとはただ退散するのみ。

 でも、せっかくの出会い系

 話の波長のあった三十路の♀さんたちって、どんな人なんだろう。好奇心だけは残っている。実際、4人の方に会いました。本命と対抗馬の人たちについては、また次回で。

2008-06-30

【連載】小説ITゼネコン【第一回】

 「小説」など、大上段に構えてみたけれど、ドキュメンタリータッチフィクションエッセイを連載する。

俺の名は鈴木本太。すずきポンタ、もちろん仮名だ。これから出てくる人物、企業、団体、製品名等についても、架空のものであり、偶然現実の名と重なっていても他意があるわけじゃない。米合衆国オバマ氏と福井県小浜市とが関係ないのと同様だ。

 俺は32歳監査法人勤務だ。この業界ではイケてるほうじゃない。だって、システム監査を担当としているくらいだ。システム監査を低くみてるわけじゃない。俺の身長は・・、俺のことはどうでもいい。興味を持たないで欲しい。この話の主人公国産メインフレームコンピュータとそれを構成する企業レガシーシステムなんだ。俺は、狂言回しに過ぎない。「北斗の拳」の真の主人公は「北斗神拳とそれを中心としたヴァイオレンス」であったと記憶する。いや、主人公ラオウだっけ。まぁ、ラオウが倒れた後の「北斗の拳」が面白くないのと同様、俺の人生はたいして面白いものではない。

 今回の舞台はB銀行だ。俺たちのクライアント。TVドラマか何かの影響か、俺たち監査法人は、客先の不正を暴く行政官みたいな仕事振りをしていると誤解している友人もいる。あくまでクライアントお客様から対価をいただいて、仕事をさせてもらっているサービス業なのだ。だから、ぜんぜん、上から目線ではなく、普通の客商売だよ。俺は提供するサービスを売るセールスマンも兼任しているんだ。営業担当者はいないからね。そりゃ、エンド・ユーザにマイ・カーや呉服を販売する営業とは、少し趣きも違うだろうけど、お客様あっての商売。

 国税庁検察庁とは立場が全然違う。銀行の人と話をすると、やはり、国税検査官の中には、高圧的な態度の人もいるらしい。背中にしょっているのが、徴税だから調査権があるからね。でも、やたら、高圧的な人は新米検査官に多くて自信の無さの裏返しだろうとのこと。むしろ、しょぼくれたおやじさんが、ひょいと指摘をする事項の方が怖いそうだ。

 銀行をはじめとした金融機関には、金融庁検査というものがあって、そこからも検査官がやってくる。金融庁は、金融機関に対して、業務改善命令から、免許の取り消しにいたるまで、大きな処分裁量をもっているから、銀行にとっては大きな存在だ。貸出債権が適正に管理されているかを検査する資産検査官、事務が適正な手順に則って行われているか、不正がないかを調べる検査官など、担当も分かれているようだ。システムについても専門の検査官がいる。最近は大手銀行合併にともなうシステム統合で、おおきな障害が起きたことから、金融庁システム検査にも大きく目を尖らせている。

 ITガバナンスの適正さ(システムを運営する組織、規定が整っており、正しい手順に基づいて運営がされているか)や、個人情報の管理が十分か、データの参照権限や手続きについて適正な扱いをおこなっているかなど。これらが、金融庁によるシステム検査の調査ポイントの一端である。監査法人によるシステム監査とも重なる部分は多い。ただし、見る立場が違うので切り口は違う。俺らは、処分や免許・許認可が目的ではない。クライアントシステム運営が適正にされているか否かということを軸として、あくまでクライアント経営の適正さ、透明性に関する評価・助言を行っている。だから、コンサルティングマインドも必要だ。勿論、不正を隠匿したり、促したりする助言は駄目だ。

(つづく)↓第二回

http://anond.hatelabo.jp/20080701191148

2008-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20080623000423

なんだよ、セフレでもいいのかよ?

だったら俺が立候補しちゃうよ。

32歳のおっさんで、いまだに学生やってる狂人でよければだけど。

まあ、セフレは抵抗あるかもしれないけどフレンドにはなれるんじゃないかな?

2008-06-22

希望戦争という論文を読んだんだが

考え方が幼稚だ。彼は本当に私と同じ32歳なんだろうか。信じられん。

勝つ気力もないのに戦争とか言ってんじゃねー。

戦死者に失礼だ。

平和日本メタルギアソリッドでもやって酒を飲みテレビを見て愚痴ってできれば長く生きて静かに一生を終えてくれっての。

学生の奴にひとこと。

こういうおっさんにだけはなるな。

http://t-job.vis.ne.jp/base/maruyama.html

2008-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20080621204534

めんどくせぇ32歳だなオイw

以下、スティーブ・ジョブズスタンフォード大学卒業祝賀スピーチしたときの言葉から引用

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、私は本当にそれをやりたいだろうか?」

もし今日元増田人生最後の日だとしたら、本当に先に帰りたいのか?

Re: http://anond.hatelabo.jp/20080621193806

これ、ノロケなのか??

マジかよ。

全然わかんねぇよorz

そんな俺、32歳

Re: http://anond.hatelabo.jp/20080621193806

10人そこらの職場仲間だから、結構勇気いる。

そういえば、「友達以上になりたい」系のことは一回言ったことあった。

そのときはそんなつもりで言ったわけではないんだが、その人の家に遊びに行ったときに、

同じように「○○さんは危なくないから、家に呼んでも大丈夫w」なんて言われて、

「もうちょっと男として見て欲しいわ。」って。

「何でちょっとキレ気味で言ってるんですかw」っておちょくられて流された。

言うならマジメに言うよ。

安価>>10

とかのノリでいければいいんだがね。

32歳にはムリwww

2008-06-12

出会い系パートナーを探している三十代女性ってこんな人(その5)

http://anond.hatelabo.jp/20080530165522

 リアルで女と別れて、次の出会いを探す気もなく、Yahoo!パートナー女性捜しを始めた三十路オタク非モテの僕の体験記。

 5月29日から始めて、ちょうど2週間経ったことになる。シリーズ第五弾の中間報告。

 Yahoo!パートナーhttp://partner.yahoo.co.jp/の特徴としては、

  • 20代前半もいるが、基本は20代後半から30代にかけての男女がお互いを探しあう形になる
  • リアルで相手を見つけにくくなり(見つけられず)、かと言ってお見合い業者には(金銭的・友人的・心理的に)抵抗感がある。そんな人たちの集まる場。"お見合い"と"出会い系"との中間に位置する。Yahoo!ブランドはあるし、女欲しがる♂がウザイのを気にしなければ、相手探しとしては悪くないと思う。
  • 年収とか煙草の有無とか趣味とか20の項目を参照にした上、プロフでどこまで真剣そうなのか、波長が合いそうなのかを見比べる。ただ、写真の顔出しは全体の1割にも満たない
  • 基本的には♀の人たちは真剣な方が多い。特に28歳から38歳ぐらいまで。プロフでそれなり書いていたら、顔写真とかを晒さなくても、日に数十件、一週間で100件を越えるお誘いメールがくるらしい。♂は冷やかしや好奇心も多く、そこらの割り切りも大変そう

ということか。

 僕のスペックと、この2週間の成果は以下の通り。

  • オレ、35歳♂。大都市隣県。年収600万円から800万円。太め
  • メール送信72人
  • 返信あり14人
  • お断り6人、サクラ消去3人(ほか反応なし49人)

年収はまあそれなりで、"太め"というマイナス面も晒しながら打率2割は上々というところ。分かりやすい趣味を前面に出したんで、相手も取っつきやすかったか。

 ただ、返信のあった14人のうち、3人は相手が途中で返信を寄越さなくなった(寂しいけど、そういうのもよくあるらしい)ので削除。また、他の3人は、本名と住所と会社名を先に晒せとか、早く会いたいとか書かれて僕の方が距離を感じたりんでこっちも削除。何らかの形でやりとりしているのは8人です。

 で、♂から見てどんな女性がいるのかというのが今日の話。増田にも、三十路の♂のみならず、女増田の方なんかもいらっしゃるんで、まあご参考程度に。

  • 返信くれた♀の年齢は30、31、31、32、32、33、35、35、35、35、36、36、37、38。僕の年齢を踏まえて、28歳から37歳を対象にしていた。ここに登録している女の子でも32歳ぐらいまでは入れ食い状態らしい。でも、そこを越えるとぱたんと♂からの連絡数が少なくなってくるみたい。♀で結婚を考えているなら、リアル世界と同様、30から32ぐらいまでが最後の勝負時なんだろうな。それは♂の視点からしても、そう感じるよ。
  • 20代後半は真剣と先に言ったけど、28歳から32歳は自分の年齢+3までしか許容せず、相手の年収は800万円から希望、とか無茶も多い。太めの俺なんて簡単に除外される。でも、三十路前半までの♂で好条件なヤツはそもそも出会いには来ないと思うが。それは♀も同じか
  • 三十代バツイチというのは比率で意外に少ない。ヤンママだったんならリアルで見つけられるし、登録してももう少し上の層とかが拾ってくれるからなんとかなりそう

 やっぱり、リアル世界と同様、ややこしいのは、♂からのアプローチが急速に減ってくる33歳から38歳の♀。周囲が家庭に入っていったことで、誰かパートナーが欲しいと思っているような層。本人も危機感はあるようだけど、子どもができるかどうかギリギリの年齢という印象もある。プロフを見ている限りなんとなく魅力的に感じるんですが、♂からの反応は少なそう。あってもバツイチ♂とかスペック難な♂とか。それはリアル世界お見合いと同じ。現金なものです。

  • 仕事過去恋愛に疲れて前向きに相手を見つけにくくなった
  • なにを男に求めればいいのか分からない
  • 望みがかなわないと分かっていても目が肥えてきた
  • 三十路年収200万円から400万円という層が圧倒的に多い。多くて400万以下。1人では将来展望がたたなそう
  • 業者は「医薬/健康」だけど、介護とか福祉とかそういった方面が多い。販売とか教育関係だと英語講師だとかもいるけど、非常勤っぽい。だから年収は高くないし、自活にも限度がある。三十路で独り身だとちょっとリスキーなんかな
  • 短大専門学校卒との無難学歴が4割。大卒4割。あと、院卒というのも意外に多い

 正直言うと、ちょっとメンヘラーっぽい、離人症的な人も少なくない。三十路を過ぎても、そもそも男とどう距離をとればいいのか分からないのかな。僕もその傾向はある。あと、プロフで堂々と周囲が結婚して寂しいとかを露骨に書く。自分もそうだけど、結婚という社会的制度から離れて生きていたけど、三十路半ばになるとそうもいかないと改めて気付かされる。焦りはある。でも、今さら友達や見合い業者に探してもらうのも抵抗感が。だから、こういう出会い系サイト……なんだけど、顔が見えない相手とはリスクが多すぎる。

 非モテだなんだと増田で語られる男女はそれなりにいますが、やっぱり三十路半ばを過ぎると、そう潔いことも言ってられないという現実に直面する。必死なところはありますね。

 最初はヤケクソだったけど、まあそれなりにいろんな女性やりとりできて楽しかった。トップページアクセスすると「好みタイプメールが来ました」と表示が出るんです。それを見るとなんだか年甲斐もなくトキメキを感じる。人生初のモテ期突入したような勘違いもたまには起こしています。

 ただ、そこには何か見えない壁があるような。直接顔をあわせない、ネット上でのやりとりは難しいものです。

 明日は、そのうちの1人と直接会うことにしました。また、日を改めて報告すると思います。

2008-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20080520104130

文系か…。

文系博士行ってる奴はシンクタンクで働きながらやってる奴しか知らないなあ。

文系だったらそっちが標準なんじゃないかと思うが…。

とりあえず就職したら?三菱総研あたりなら文系博士でも見てくれると思うよ。

あーでも32歳はきついな…。さすがに。

「俺って使えねえ」の人より使えねえ

32歳男性博士課程院生

これまでの職歴は接客・販売などのアルバイトのみ。

現在夜勤バイト生活費と学費を稼いでいる。

そのうえ、例によってうつ病なわけだが、精神科先生によると仕事を昼間にするだけで劇的に改善する場合があるとのこと。

単位は全部とっており、毎日大学へ行く必要はないので、昼間の仕事に変えたいのだが、やはり現在の時給1000円×月150時間??くらい稼げる仕事が昼間には見つからない。

派遣に登録するも、「30歳超えて未経験でしかも男性ではねえ」とやんわりと断られる。

「俺って使えねえ」の人は派遣仕事見つけただけ偉いよ。

博士課程出ても、仕事あるのかどうかわからんし、俺って将来どうなるんだろう。

2008-05-19

もうすぐ主婦と会うかも。

32歳主婦メールしてる。

返信するのめんどくさくなったからしばらく放置したら「どうしたの?」って返ってきて、適当メール送って反応を楽しむことにした。

「ごめん、最近頭痛いし、気分落ち込んでるんだ」みたいに返したら「相談乗るよ!良かったら電話で話そう」って返ってきて、それはちょっと予想外だったけど、まぁいいや、むしろ好都合だって電話番号教えてもらってかけた。

何が好都合かって言うと、電話だと録音できるからそっちの方が楽しいかなって。ネット発表するつもりはないけども。

ちなみに自分は18歳ってことになってて、初めての一人暮らしホームシックかかってて大学生活に馴染めず鬱って設定にした。本当は二十歳でずっと東京に住んでて大学の友達とハウスシェアしてる。声は頼りなさげな年下くんって感じで高く甘めにした。

「とにかく寂しい」ってアピールする。相手は心配して親身になってアドバイスしてくる。かかった。「どうしたら元気になる?」って言ってきたから「誰かに抱きしめられたら元気出るかも」「セックスしたい」って言ってみた。

相手はちょっと笑って「君の年齢はやりたい盛りだから、元気出るかもね」って言う。こっちはさらに「セックスさせてくれる人紹介して」って言ってみる。また笑って「そんなのいないよ」って言う。「風俗行ったら?」って言われるが拒む。しばらくお店に行きなさいとそれはヤダっていう会話が続くとなんと向こうが「じゃあ、私とセックスする?」って言ってきた。

予想外。そこで今まで元気なさげに話してたのを急に明るくして「ホントに? したい! 嬉しい!」って無邪気に言ってみる。「エッチのためだけに会うのは不本意だけど、元気になってくれるなら」って、あっという間に話が進んで六月始めの午前中なら会えるよってことになった。日にちはもうちょっとしたらメールで送るからって会話は終わった。

うーん、まさかこんなことになるなんて・・・。相手が困ってるのを録音して友達と聞いて笑って終わりのつもりだった。

同居してる友人にこのことを話したら「会え会え」って言うんだけど、どうしようかなぁ・・・。

相手の顔はまぁまぁ。中の上が年齢で劣化したって感じ。会うんならボイスレコーダー隠し持って会話や喘ぎ声録音しようかなー。

一回だけじゃなくてセフレにして何回も録音するっていうのも良いかも。「野外でしようよ」とか無茶なプレイ要求してみたり、中出ししてみての相手の反応とかとってみたいなー。

あー、なんか楽しくなってきた。増田のみんなは会ったほうが良いと思う?そしたらここでも報告するよ。

2008-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20080506115302

僕も彼女ができた。

実は4年ぶり。自分は32歳

はじめての彼女は僕が23歳の頃にできた。

その後いろんな恋愛を経て、今回恋愛を始めた。

相手は22歳。

今回こそ自分の中にあるものと向き合い、そこにOKを出していきたい、と思っていたのに、またやってしまった。

彼女SEXが気持ち悪くて嫌だという理由を受け入れ切れなかった。

処女だったから、まだ慣れないからということもあるんだろうけれど切ないんだよね??。

自分が若干性欲に関してもなぜかあまり強くないのにSEXはしたくなる。

これからは相手の期待に応えて、お互いがお互いのためにどうしていくことがいいのかを話していきたい。

2008-04-30

39歳 全財産100円/細切れ雇用 食いつなぐ生活

 「恥ずかしながら、これが私の全財産でして」

 4月15日夜、東京飯田橋近くのNPO法人「自立生活サポートセンターもやい」。男性(39)は財布の中身を見せて、うなだれた。

 財布には小銭ばかりで100円ほど。前日に古本屋で本を売った400円の残りだ。飯田橋までの電車賃もぎりぎりだった。

 都内の電気工事会社の下請けで働くこの男性は、生活困窮者を支援する「もやい」に助けを求めていた。

 「いつお金が入りますか」

 「4月18日です」

 「いくらぐらい?」

 「たぶん、3万~4万円」

 「その額でいつまで」

 「次の給料日5月20日

 「それじゃあ、苦しいですねえ。どうしますか」

 「18日までしのげれば、アルバイトでなんとか……」

 1万円を工面してもらい、米5キロと缶詰5個をもらってしのぐことになった。両親は年金暮らしで頼れない。

 「本当にお恥ずかしい。仕事を探しながら働く繰り返しで、失業保険貯金もないものですから……」。何度も頭を下げてはお礼を言った。

 

 男性は99年、都内の私立大学卒業した。浪人留年を重ね、このとき30歳。就職氷河期まっただ中だった。

 派遣労働者として働きながら、就職活動を続けたが決まらない。派遣会社10社以上に登録し、契約が切れると清掃業務や建設作業などで食いつないだ。たまに採用されても契約社員扱い。細切れ雇用の全部は本人も思い出せない。

 そのうち面接で「どうして職をそんなに転々としているのか」と聞かれるようになった。これまで60社以上の面接を受けたが、正社員への壁は高くなるばかりだ。

 いまは工事で余った廃材の片づけなどをする仕事正社員希望したが、半年間の契約社員。日給1万円、翌月払いだ。3月下旬に入社し、3月は5日間働いた。

 ところが、4月18日給料日、3月分の給与明細を見てがくぜんとした。手取りはたったの2万1814円。健康保険料9456円、厚生年金保険料1万7995円、雇用保険料735円が天引きされていた。

 これでは家賃3万200円にも足りない。日雇い派遣大手のフルキャストを通じ、夜も仕事を始めた。

 午後5時に仕事が終わると、すぐ派遣先の倉庫へ。6時半から10時まで、ベルトコンベヤーに追われながら荷物の積み込み作業。時給は1千円。一晩で3500円にしかならない。

 くたくたでアパートに帰る。倉庫の仕事を始めた初日、1回430円の銭湯は高いのであきらめた。部屋は4畳半一間の風呂なし共同便所。布団はなく、2枚の毛布の間に入って眠る。2日続けたが、3日目に会社を休んだ。ダブルワークで疲れ切った。数少ない楽しみ携帯電話代1万1千円の支払期限で憂うつでもあった。翌日が、会社に昼の弁当代の3月分2千円を支払う日だったことも気分をめいらせた。

 翌朝。通勤途中、スーツ姿のサラリーマンたちが足早に彼を追い抜いていく。まもなく40歳になる。その数カ月後には、雇用契約更新時期がまたやってくる。

 「やっぱり、私のような人間では駄目なんです。ピシッとスーツを着て、ライフステージを踏んできましたって胸を張れないと、正社員にはなれない。そういう厚い壁を感じてしまいます」

 

 男性はたびたび、自分のことを「私のような人間」と呼んだ。まじめに働いても、30歳で大学を出たというだけで貧困から抜け出せない。広がる「ワーキングプア(働く貧困層)」。1年間働いても200万円以下しか収入がない人は、06年に1千万人を超えた。

福間大介)

職求め、坂道を転がる日々/32歳、脱・生活保護「やってみる」

 神奈川県内のハローワーク女性(32)が求人票を見始めて、もう3時間になる。

 「一般事務 18万円以上」。パソコンの画面には1度に20件の求人が表示される。55ページ目に入った。

 充血した目をしばたく。

 「資格持ってないと、全然だめみたい」

 高校卒業後、3年間は正社員だった。その後はバイト製造業派遣日雇い派遣へと。「坂道を転がるような日々」だった。昨年夏から生活保護を受けている。

 保護費は住宅扶助を合わせて約12万円。簿記パソコン資格がないと、選べる仕事の基本給は15万円程度。社会保険料税金を引くと手取り保護費を下回ってしまう。

 気を取り直して、5社分の求人票を持って窓口へ。職員から聞かれた。

 「経理の経験は?」

 「あります」

 「何年前?」

 「……9年くらい前」

 「ああ、それじゃだめよ」

 基本給20万円の事務職の求人には、履歴書を送ることもできなかった。

 

 高校を出て東京都内会計事務所に入った。実家から通勤2時間手取りは12万円ちょっと。気力も体力も尽き、3年でやめてバイト生活へ。居酒屋遊園地雑貨店……。転々とした。「ちゃんと仕事をしろ」という両親と口論が絶えなかった。「私だって必死で働いているのに」

 29歳の時、「仕切り直し」のつもりで、人材派遣会社日研総業に登録した。前年の04年に製造業への派遣が解禁され、求人誌には寮付きの仕事があふれていた。

 最初に行った宇都宮市キヤノンカメラ工場は、「長期」のはずが、減産を理由に3カ月で雇い止めになった。部品を組み合わせて2センチほどのモーターを作る仕事。寮費を引いて手取り約10万円。派遣仲間との間柄も良かった。「ここで1年働けたら、人生変わっていたかも」とつぶやく。

 派遣会社コラボレート(現プレミアライン)に変えた。横浜市内の松下電器産業工場携帯電話を組み立てた。寮費から冷蔵庫レンタル代まで引かれ、手取りは3万円以下。社会保険もなし。虫歯が悪化し、消費者金融借金して歯医者に行った。

 「先が見えないまま走っている感じだった」

 1年半で、派遣先は計4カ所。けがで働けなくなり、実家に戻った。その後もグッドウィルに登録して日雇い派遣。20日働いて収入は月7万円だった。両親との仲も悪いまま。うつ状態になった。

 

 昨年夏、家を出た。誰でも加入できる「首都圏青年ユニオン」を知り、相談に行った。書記長の河添誠さん(43)が笑顔で迎えた。「つらかったこれまでのことを、初めて人に話せた」

 付き添ってもらい、生活保護を申請した。以来、父母とは連絡をとっていない。

 彼女と一緒に実家のある神奈川県地方都市へ向かった。実家の手前で足が止まり、たとりつけなかった。実家を出る前は、帰宅せずネットカフェコンビニで夜を明かしたこともあった。「親が携帯電話してきたことは一度もない」。目が潤んだ。

 彼女アパートも訪ねた。6畳の和室、テーブル代わりの段ボールの上に「求職活動状況報告書」が載っていた。仕事を探した日数や面接の結果などを書き、毎月、市の生活保護担当者に提出する。

 これまで15社受けて、すべて落ちた。大抵は「転職が多い」が理由だった。「派遣という選択は人生最大の失敗」と自分でも思う。面接で何をアピールしていいかわからない。

 自信をつけるためにも資格が欲しい。雇用保険に入っていれば、国の教育訓練給付簿記検定や社会保険労務士資格を取る講座が受けられる。だが日雇い派遣だったため、1年間の雇用が条件の雇用保険には入れなかった。

 4月下旬、商工会議所簿記検定の受験を申し込んだ。3級の検定費2500円は河添さんに借りた。本屋立ち読みして勉強するつもりだ。

 「やるだけやってみる」

(諸麦美紀)

すべり台社会」――再起支える仕組みに穴

 野宿者や失業者の支援が中心だったNPO法人「自立生活サポートセンターもやい」だが、ここ数年は、働いている若者や働き盛りの家族持ちも駆け込んでくる。相談日の毎週火曜は電話が鳴り響き、面接ブースに列ができ、まるで救急病院だ。

 事務局長の湯浅誠さん(39)は「いまは、少し踏み外しただけでもすぐに貧困のどん底まで滑り落ち、なかなかはい上がれない」と語り、「すべり台社会」と呼ぶ。

 90年代の不況期以来、正社員職場パート派遣労働者に置き換えられ、いまや、労働者の3人に1人が低賃金で働く非正社員に。非正社員は、正社員を前提にした社会保険からもこぼれ落ちてしまうことが多い。

 たとえば、雇用保険は原則、週20時間以上働き、1年以上の雇用見込みがなければ入れない。加入できても、失業手当をもらうには原則、直近2年間のうち1年以上保険料を納めていることが条件だ。短期契約を繰り返す非正社員が、失業手当を得ながら再就職先を探すのは難しい。

 健康保険厚生年金に入るのも、雇用期間が2カ月以内だと原則として対象外で、労働時間正社員の「おおむね4分の3以上」が条件だ。社会保険料負担を避けるため。わざわざ適用外になるように非正社員労働時間を設定している企業も珍しくない。

 さらに最後のセーフティーネットである生活保護制度は、自治体財政難を背景に窓口で違法な申請拒否が横行。生活保護費以下の収入しかない人でも、申請さえ受け付けない例が後を絶たない。

 都留文科大の後藤道夫教授社会哲学)は「日本社会保障制度は『働いても食べていけない』状態を想定していない」と指摘する。これまでは、正社員であれば企業職業訓練をし、医療年金住宅保障の機能も担ってきた。「非正社員にとって、日本の福祉は『底抜け』状態にある。自己責任を問うだけの時期はもう過ぎており、具体的な対策を議論すべきだ」

福間大介、諸麦美紀)

 

日本、貧困率ワースト2

経済協力開発機構OECD)諸国の相対的貧困率ワースト10

国名相対的貧困率
米国13.7
日本13.5
アイルランド11.9
イタリア11.5
カナダ10.3
ポルトガル9.6
ニュージーランド9.5
イギリス8.7
オーストラリア8.6
ドイツ8.0

OECDの対日経審査報告書06年版から作成。貧困率は生産年齢人口の所得分布の中央値の半分に満たない人の割合(%)

2008年4月30日付 朝日新聞 朝刊)

2008-04-11

anond:20080411070945

有名な問題で

天国への道に天使がいて、そいつは「本当のことしか言わない」

地獄への道に悪魔がいて、そいつは「嘘しか言わない」

って問題は知ってるよね?

(正直村と嘘つき村とかかも知れんが)

それの発展版にいたずら好きの妖精(32歳童貞)がいて

そのときの気分で答えを返すというパターンがある。

その問題の場合は、2回の質問で答えを導けだよ。

2008-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20080306023437

またブクマコメにいろいろと、というのは最後にまとめるとして。

http://d.hatena.ne.jp/repon/20080306#1204807516

これのブクマコメには、「長すぎて読めない」といっぱい書かれています。でも、考えてみれば、どんなにペナペナで内容薄くて会話文ばかりでページの下半分は全部空白、みたいな「誰でも読める」ラノベでも、たいていこのエントリよりは長いわけです。よって、「読めない」のは長すぎるからではない。

このエントリが読めないのは、

・もともとの弾さんとreponさんのやりとりからすっかり乖離したメタな話になってしまっていること。

メタな話だとしても、その中でも論理展開がメタメタであること。

からでしょう。ほめている人でさえ具体的な内容にほとんど触れてないのはその証拠。

順に見ていきましょう。

(1)「決断する」とはどういう事でしょうか?→「何らかの判断を主体的に行うことである」

ここに異論がある人は少ないと思います。

(2)決断は、本質的に論理性では解決できない「問い」から発する

 →また「決断」を要する場面というのは、パズルのような論理的判断が下せる問題ではなく、

  合理的な答えが複数あり、その中の一つを無根拠に選ばなければならないような事態に

  あるような場面です。

これは「選ぶべき答えが明白なら、『決断』なんて不要だ。よって、『決断』とは、『無根拠に選ばなければならないような事態』にすることだ」ということでいいのかな。

ふつう決断といえば、成功の確率とか、成功した場合のリターン、失敗した場合のリスク見積もってするもの(よって無根拠ではない)だと思うのですが、ここはとりあえず置いておきましょう(保留1)。

(3)ひとは「決断すること」を迫られる状況で、成長することがあります。「決断をすること」を迫られる状況が、教育的な効果を生み出すのです。

 →陪審員パスカルの賭け、労働者闘争を例に挙げて。

 (パスカルの賭けってこんな意味じゃなかった気がするがなあ。)

 →市場にも適用「その事業の成功の有無とは別に、その人は成長する」

これも、「そんな考え方もあるかな」というレベルでなら賛同できるでしょう。

(4)「決断すること」が有効なのは、「教育的な効果」を期待できるときだけ。

問題は上記、この部分の節のタイトルです。

まず命題として、『「決断すること」が有効なのは、「教育的な効果」を期待できるときだけ。』は明らかに偽です。工事現場で鉄骨が空から降ってきて、右によけるか左によけるか決断しなければ、教育効果云々以前に死んでしまいます。雪山で吹雪に閉じ込められて、決死の覚悟で下山することを選ぶかその場で助けを待つか、といったケースもそうでしょう。『「決断すること」が有効なのは、「教育的な効果」を期待できるときだけ。』というのは、まるで学校の授業のように、「誰かが教育目的で課題を出してくれている」ケースでしかありません。

それでもなぜ市民裁判制度に陪審員という形で参加させるのかと言えば、そのやり方でしか市民教育する場がないからです。

と、誰が考えているのでしょうか? 日本裁判員制度について言えば、少なくとも最高裁判所直接にはそうは言っていないようです。

陪審員制度が市民を成長させることがある」という命題が真だとしても、そこから「陪審員制度は市民を成長させるためにある」は導けません。

ていうかこういう発想自体、どこかに「教育目的で課題を設定する先生」がいるという前提に立っているのではないでしょうか。それは誰? 将軍様?

まして市場は、我々を成長させるためにあるわけじゃないでしょう。日本現在資本主義的な経済を採っているのは、そうすると競争生産性が上がるとか、あるいはそんなのは既得権益を得た資本家政府を牛耳っているからだとか、いろいろ意見はあるでしょうが、「教育のため」と主張する人はまずいないと思います。

ところがreponさんは、

しかし、「市場教育」は、二極化を目指したものではありませんから、そこで「負けた」ものを救う措置が必要になります。

市場教育のためにある」→「教育目的二極化を目指したものではない」という二重の飛躍をやってのけ、『「負けた」ものを救う措置が必要』と主張します。

『「負けた」ものを救う措置が必要』という主張自体には異論はないんですよ(BIがよいかどうかは議論の余地がありますが)。でもここまでの議論からこの主張を持ってくるのには無理がある。むしろ「ベンチャーを立てるとか、いろいろ挑戦できた方が社会全体の利得が上がる。でもそれで失敗して人生終わりじゃ誰も挑戦できないから、セーフティネットは必要だよね」という主張の方が筋は通っているでしょう。もちろんこれは典型的なマッチョ理論ですが。

「この金は自分一人で稼いだカネだお前ら手を出すな」と品性なく喚く人間は、教育と言うことがどういう事なのかを理解できていないのかも知れません。

学校の授業のゲームで「子ども銀行券」を取り合っているのならそうかもしれないけど、「市場教育のためにある」ことが証明できていないので、この文には意味がありません。

ていうかそれ以前に、『「この金は自分一人で稼いだカネだお前ら手を出すな」と品性なく喚く人間』って誰のことなんでしょう。弾さんもfromさんも、BI推進派です。

そして。

教育的効果を発する「決断」は、自分を「問われるもの」として「問う」者を想定し、自身が「問い」に応える立場に立つとき、はじめて成り立つのです。

まったくそのとおりです。これについてはまさに上で、『どこかに「教育目的で課題を設定する先生」がいるという前提に立っているのではないでしょうか』と書きました。

「すべての問いを有している審級」とは、全体主義権力に近い。

まったくそのとおりです。で、それって将軍様?

つまりね、全体主義権力を想定して論を進めてきたのはreponさんの方であり、弾さんじゃないんですよ。

実際には、幸い日本には、「真の目的教育価値であるということを隠しながら裁判員市場市民教育してやろう」と思うほどの有能な権力存在しないようです。

学校卒業したらそこはもはや学校ではなく、ゲームを仕切ってくれる先生はもういない。だからこそ、

32歳あたりで自分を決めるべき

・そんな会社なら、やめたほうが良かったんじゃないの?

といったアドバイス意味がある、かもしれない、わけです。

もちろん、このアドバイスが正しいかどうかはまったく別な話です。fromさんがここで書いてるようにいつまでも自分を決めないほうが気分よく生きられるのかもしれないし、あの時代、会社を辞めてたらもっとブラック会社にしか就職できなかったかもしれません。そういうリスクやリターンを勘案して、どう行動すべきかを決めるのが「決断」でしょう。

さて、ここで上記の「保留1」に戻ります。

ふつう決断といえば、成功の確率とか、成功した場合のリターン、失敗した場合のリスク見積もってするもの(よって無根拠ではない)だと思うのですが、ここはとりあえず置いておきましょう(保留1)。

reponさんによれば、

正しい方向を目指したから正しい方向に向かったのではなく、正しい方向と信じてその方向に向かい続けたからそれが正しくなるのです。その方向を目指したのが最初は単なる偶然に過ぎなかったのかもしれない、という事実を自身に隠蔽することで、「自分は正しい道を歩いているのだ」と信じ込むことが出来ます。

とのことですが、「最初は単なる偶然に過ぎなかったのかもしれない」という命題と、「すべて偶然だ」というのとはまったく別の話です。

この、まず行動する、という主体確立が最悪の形であらわれたのがファシズムでした。

だからさ、弾さんにしろfromさんにしろ「何も考えずにまず行動しろ」なんて言ってないってばよ。

この、まず行動する、という主体確立が最悪の形であらわれたのがファシズムでした。ファシズムの要求するものは、つねに行動の形式それ自体です。内容はどうでもいいのです。内容が空虚であるが故に、そこに向かって突き進むという形式を要求できるのです。

reponさんの文章には、

(1)市場には教育的な効果がある

  → 市場教育のためのものである

   → 市場教育のためのものであるから、敗者は救われなければならない。

(2)成功した決断には偶然も含まれる

  → 決断はすべて偶然であり、空虚だ

   → 空虚であるがゆえに、決断主義者はファシズムに突き進むのだ

という飛躍があります。(1), (2)ともに、最初の命題は真なのでしょう。でも次の「→」は論理的につながっていません。

こんな破綻した文章をブクマコメで賞賛している人は、ちょっと自分のリテラシを疑ったほうがいい。

あとは余談ですが、

でも、「問う主体」として想定されているdanさんが言えば

だれかが書いてたと思うんですけど、弾さんは将軍様じゃなくて軍曹さんでしょう。今の社会でたまたまうまくいった人が、ある程度成功の秘訣を知っていると想定するのはおかしくない。とはいえ、弾さんといえど人生は一度しか生きていないのですから、実は弾さんが現在の地位を得られた要因はほとんど運で、気付いてないのは当人だけ、という可能性も十分に考えられますが。

長くなったし引用も多いけど、reponさんのもとの文章よりかは読みやすいんじゃないかな。

というわけで今日のまとめ。

Marco11につける薬はない

以上。

ありゃ、ツリーの付けるところ間違えたんですが、これ、修正しても直らないんだっけ?

なんつーか、じじぇくよめとかけんとうはずれのこめんとがつきそうなよかん。いまのしゅだいはじじぇくじゃないっての。…というこめんとをいれておいたことをしょうめいするために、ぎょたくとっとこう。

2008-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20080307231057

美人で、お店の人から女優さん?とかたまに尋ねられてる32歳の知人(どこで知り合うのか知らんが、常にレベル高い男と付き合ってる)が、

「婚期逃しちゃって…」と言った時、

「ホントは別に結婚したいとか思ってないだろー」と思ったのを思い出した。

負け犬」な自分をアピールするってのは、地味系女子に限った話じゃない。

2008-03-04

「分かる」と「説明する」の間に

増田http://anond.hatelabo.jp/20080304045514)に書いてあった。

自分もfinalvent氏に嫌悪感を持ってたころがある。ほのめかしとか、切込隊長への妙な偏愛とか、もてることへの執着とか、上から目線っぽいくさしとか。日比谷焼き打ちに言及したくらいで切隊を国士と持ち上げたのには正直やりすぎと思った。自分だってそれくらいの歴史感覚はある、と。

つまるところそれは、自分と同じフレーバーの人っていうか、自分がもっといろんな経験していっぱい勉強すればこうなるのかなと思ってた結果だったな。未来の自分への恐れと言うか。若き自意識

方向性とか似てたし。特に、福富太郎に言及したときは、ミラーイメージかと思った(笑)。あまり言うと妄想になってしまうが。ちなみに、自分は今32歳

でも、ブロガーとして森羅万象に言及するならほのめかしもいいのかなと思うようになった。分かってることを、人に例証して説明するのは10倍の時間がかかる。全方向照射みたいなもので、アンテナにひっかかった人には分かるんだろうさ。

実際、自分も彼のいくつかのほのめかしには涙が出たもの。意見は彼と違ったけど、ああ、自分のこの劣等感は救われたなと思ったことが何回かある。でも、アンテナに引っかからないことも多い。それはもういい。

もちろん、ほのめかしと証明の間には深い深い溝があることもよく分かってるつもり。彼もとんちんかんなことがあるだろう。何か外野席っぽくて嫌味なところも確かにある。つか未だに慣れない。

でも、彼の言葉に救われたと感じたことが確実にあった。納得よりも救われた感。ほかの奴らにはなかったかもしれないが、自分にはあった。それだけ。実名で書く勇気はないけども、この場を借りて感謝したい。

2008-02-29

アニオタ32歳男の子札幌芸術の森美術館』に連れてったら感動

アニメよりも、現実美術館のほうが優れているという主張をしたいので、そういう物語を作ろうと思った。

俺にはそんな才能は無いらしく、どうしても美談にならないのでやめた、という話。

元ネタ自重

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