2008-06-12

出会い系パートナーを探している三十代女性ってこんな人(その5)

http://anond.hatelabo.jp/20080530165522

 リアルで女と別れて、次の出会いを探す気もなく、Yahoo!パートナー女性捜しを始めた三十路オタク非モテの僕の体験記。

 5月29日から始めて、ちょうど2週間経ったことになる。シリーズ第五弾の中間報告。

 Yahoo!パートナーhttp://partner.yahoo.co.jp/の特徴としては、

  • 20代前半もいるが、基本は20代後半から30代にかけての男女がお互いを探しあう形になる
  • リアルで相手を見つけにくくなり(見つけられず)、かと言ってお見合い業者には(金銭的・友人的・心理的に)抵抗感がある。そんな人たちの集まる場。"お見合い"と"出会い系"との中間に位置する。Yahoo!ブランドはあるし、女欲しがる♂がウザイのを気にしなければ、相手探しとしては悪くないと思う。
  • 年収とか煙草の有無とか趣味とか20の項目を参照にした上、プロフでどこまで真剣そうなのか、波長が合いそうなのかを見比べる。ただ、写真の顔出しは全体の1割にも満たない
  • 基本的には♀の人たちは真剣な方が多い。特に28歳から38歳ぐらいまで。プロフでそれなり書いていたら、顔写真とかを晒さなくても、日に数十件、一週間で100件を越えるお誘いメールがくるらしい。♂は冷やかしや好奇心も多く、そこらの割り切りも大変そう

ということか。

 僕のスペックと、この2週間の成果は以下の通り。

  • オレ、35歳♂。大都市隣県。年収600万円から800万円。太め
  • メール送信72人
  • 返信あり14人
  • お断り6人、サクラ消去3人(ほか反応なし49人)

年収はまあそれなりで、"太め"というマイナス面も晒しながら打率2割は上々というところ。分かりやすい趣味を前面に出したんで、相手も取っつきやすかったか。

 ただ、返信のあった14人のうち、3人は相手が途中で返信を寄越さなくなった(寂しいけど、そういうのもよくあるらしい)ので削除。また、他の3人は、本名と住所と会社名を先に晒せとか、早く会いたいとか書かれて僕の方が距離を感じたりんでこっちも削除。何らかの形でやりとりしているのは8人です。

 で、♂から見てどんな女性がいるのかというのが今日の話。増田にも、三十路の♂のみならず、女増田の方なんかもいらっしゃるんで、まあご参考程度に。

  • 返信くれた♀の年齢は30、31、31、32、32、33、35、35、35、35、36、36、37、38。僕の年齢を踏まえて、28歳から37歳を対象にしていた。ここに登録している女の子でも32歳ぐらいまでは入れ食い状態らしい。でも、そこを越えるとぱたんと♂からの連絡数が少なくなってくるみたい。♀で結婚を考えているなら、リアル世界と同様、30から32ぐらいまでが最後の勝負時なんだろうな。それは♂の視点からしても、そう感じるよ。
  • 20代後半は真剣と先に言ったけど、28歳から32歳は自分の年齢+3までしか許容せず、相手の年収は800万円から希望、とか無茶も多い。太めの俺なんて簡単に除外される。でも、三十路前半までの♂で好条件なヤツはそもそも出会いには来ないと思うが。それは♀も同じか
  • 三十代バツイチというのは比率で意外に少ない。ヤンママだったんならリアルで見つけられるし、登録してももう少し上の層とかが拾ってくれるからなんとかなりそう

 やっぱり、リアル世界と同様、ややこしいのは、♂からのアプローチが急速に減ってくる33歳から38歳の♀。周囲が家庭に入っていったことで、誰かパートナーが欲しいと思っているような層。本人も危機感はあるようだけど、子どもができるかどうかギリギリの年齢という印象もある。プロフを見ている限りなんとなく魅力的に感じるんですが、♂からの反応は少なそう。あってもバツイチ♂とかスペック難な♂とか。それはリアル世界お見合いと同じ。現金なものです。

  • 仕事過去恋愛に疲れて前向きに相手を見つけにくくなった
  • なにを男に求めればいいのか分からない
  • 望みがかなわないと分かっていても目が肥えてきた
  • 三十路年収200万円から400万円という層が圧倒的に多い。多くて400万以下。1人では将来展望がたたなそう
  • 業者は「医薬/健康」だけど、介護とか福祉とかそういった方面が多い。販売とか教育関係だと英語講師だとかもいるけど、非常勤っぽい。だから年収は高くないし、自活にも限度がある。三十路で独り身だとちょっとリスキーなんかな
  • 短大専門学校卒との無難学歴が4割。大卒4割。あと、院卒というのも意外に多い

 正直言うと、ちょっとメンヘラーっぽい、離人症的な人も少なくない。三十路を過ぎても、そもそも男とどう距離をとればいいのか分からないのかな。僕もその傾向はある。あと、プロフで堂々と周囲が結婚して寂しいとかを露骨に書く。自分もそうだけど、結婚という社会的制度から離れて生きていたけど、三十路半ばになるとそうもいかないと改めて気付かされる。焦りはある。でも、今さら友達や見合い業者に探してもらうのも抵抗感が。だから、こういう出会い系サイト……なんだけど、顔が見えない相手とはリスクが多すぎる。

 非モテだなんだと増田で語られる男女はそれなりにいますが、やっぱり三十路半ばを過ぎると、そう潔いことも言ってられないという現実に直面する。必死なところはありますね。

 最初はヤケクソだったけど、まあそれなりにいろんな女性やりとりできて楽しかった。トップページアクセスすると「好みタイプメールが来ました」と表示が出るんです。それを見るとなんだか年甲斐もなくトキメキを感じる。人生初のモテ期突入したような勘違いもたまには起こしています。

 ただ、そこには何か見えない壁があるような。直接顔をあわせない、ネット上でのやりとりは難しいものです。

 明日は、そのうちの1人と直接会うことにしました。また、日を改めて報告すると思います。

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