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はてなキーワード: 福富太郎とは

2008-03-04

「分かる」と「説明する」の間に

増田http://anond.hatelabo.jp/20080304045514)に書いてあった。

自分もfinalvent氏に嫌悪感を持ってたころがある。ほのめかしとか、切込隊長への妙な偏愛とか、もてることへの執着とか、上から目線っぽいくさしとか。日比谷焼き打ちに言及したくらいで切隊を国士と持ち上げたのには正直やりすぎと思った。自分だってそれくらいの歴史感覚はある、と。

つまるところそれは、自分と同じフレーバーの人っていうか、自分がもっといろんな経験していっぱい勉強すればこうなるのかなと思ってた結果だったな。未来の自分への恐れと言うか。若き自意識

方向性とか似てたし。特に、福富太郎に言及したときは、ミラーイメージかと思った(笑)。あまり言うと妄想になってしまうが。ちなみに、自分は今32歳

でも、ブロガーとして森羅万象に言及するならほのめかしもいいのかなと思うようになった。分かってることを、人に例証して説明するのは10倍の時間がかかる。全方向照射みたいなもので、アンテナにひっかかった人には分かるんだろうさ。

実際、自分も彼のいくつかのほのめかしには涙が出たもの。意見は彼と違ったけど、ああ、自分のこの劣等感は救われたなと思ったことが何回かある。でも、アンテナに引っかからないことも多い。それはもういい。

もちろん、ほのめかしと証明の間には深い深い溝があることもよく分かってるつもり。彼もとんちんかんなことがあるだろう。何か外野席っぽくて嫌味なところも確かにある。つか未だに慣れない。

でも、彼の言葉に救われたと感じたことが確実にあった。納得よりも救われた感。ほかの奴らにはなかったかもしれないが、自分にはあった。それだけ。実名で書く勇気はないけども、この場を借りて感謝したい。

 
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