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2010-01-26

赤ちゃん秘密

Explorer | Science of Babies | National Geographic Channel

http://channel.nationalgeographic.com/series/explorer/3090/Overview

ヒトは他の動物と比べて、遥かに無防備で無力な状態で産まれてくる。それにも関わらず、そこから最初の一歩を踏み出すまでに、赤ちゃんは劇的な成長を遂げる。産まれる瞬間から二本足で立って歩き出すまでの約一年間、赤ちゃんに起きる様々な変化を、発達の経過に沿って検証した番組

出産〜三ヶ月

生まれて初めての呼吸

ヒトは一生の間におよそ6億回(一分間に10回として、一日で1440回。100歳まで約36,000日として計算した物と推測)の呼吸をする。その中で最も重要で、しかし最も危険な、初めての呼吸。母親お腹の中に居たときには母体から酸素供給されていたけれども、一度産まれてしまったら、そこから先は自分酸素供給しなければならない。ほんの数分酸素が断たれただけでも、ヒトの身体は回復不能な障害を受ける。産まれた瞬間の赤ちゃんの肺は、羊水で満たされ溺れている状態。だから、産まれて初めての呼吸は、通常の呼吸の10倍から15倍の労力が必要となる。肺胞の隅々まで空気をみたしてやらなければならないのだ。この最初の呼吸によって、肺の中の水は血流に吸収されていく。

体温の維持

産まれるまでは母親の体温で暖められていた身体も、自分カロリーを消費して体温を保つように切り替えなければならない。その体制が整うまでの期間、充分に体が熱を作れるように、新生児は熱に変換しやすい褐色脂肪豊富に蓄えて産まれてくる。冬眠中の熊のように。

生まれる時期の決定

赤ちゃんが、今現在成熟度と大きさで生まれてくるようになったのは、今から約800万年ほど前。他の動物と比べると、ヒトの新生児の頭は(身体との対比で相対的に)大きい。赤ちゃんが産まれてくるタイミングは、母親骨盤の広さと新生児の頭部の成長との兼ね合いで、ぎりぎりくぐりぬけられる大きさになったときである。真っ直ぐには出て来れず、一度頭を90度回転して骨盤をくぐり、さらにまた90度回転して出口の骨を避けるようにして生まれてくる。

生まれ持った本能

ヒトの赤ちゃんはとても無防備な、無力な状態で産まれてくる。他の動物、例えばサルと比べても、自立するまでに長い時間がかかる。ヒトに最も近縁のチンパンジーでも六ヶ月くらいで歩き始めている。そのようにかなり未熟な状態で産まれてくるにも関わらず、ヒトの新生児も生まれながらにある種の動物的な本能を備えている。それは生存の為に重要な反射運動であり、またある種、進化を裏付けるような原始的な反応でもある。

まだ歩くこともできない生まれたて新生児は、抱き上げて支えながらかかとを地面につけてやると、両足を交互に繰り出し、まるで歩き方を知っているような反応を示す。でも、その反射は六週間後には消えてしまっている。ところが、不思議なことに、水の中ではその反応が蘇り、そうして反応を誘導してやると、それ以降は消えることがなくなる(番組では、透明な浴槽の中に赤ちゃんを抱きかかえて下半身をつけてやっていた)。

他によく知られている生まれながらの反射運動には、次のような反応がある。

  • 頬を撫でると頭をそちら側に向けて吸い付く反応(おっぱいを飲む)。
  • 手に触れたものを握りしめる反応(母親背中にしがみついているサル赤ちゃんに似た反応)
  • 身体を傾けると手足を拡げて何かに捕まろうとする反応(木から落ちそうになったサルが反射的につかまる枝を探す反応に類似)。
  • そして、水中では息を止めて心拍数を落とし、脳への酸素供給が止まらないようにするという反応。

これらは、どれも動物の生存本能に共通する原始的な反応といえる。

数の認識が出来る

赤ちゃんの考えていることを知るのは難しい。しかし、赤ちゃん認知力の一端を覗く、いくつかの方法がある。ある研究者は、赤ちゃんが何か違和感を覚えた時に、対象物を凝視する時間が長くなるという現象に目をつけた。この時間を計測することで、赤ちゃんが何に気付き何を認識しているのかを探ることができる。その研究者は、新生児が数を認識する(簡単な足し算引き算の)能力を持っていると考えている。行われた実験はこうだ。まず、一つだけ置かれている人形赤ちゃんに見せる。そこをついたてで隠して人形を見えなくしてから、そのついたての裏にもう一体の人形が入っていく様子を見せる。そして、見えない位置からこっそりその人形を取り去った後で、ついたてをおろす。赤ちゃんから見れば、そこには二つ人形があるはずなのに、一つしか無いという状況。そのような矛盾がある場合、なにもトリックを使わない場合と比べて、人形凝視する時間が長くなる。二つの人形を見せて、そのうちの一体がついたての後ろから出て行くところをみせたのに、ついたてをよけてみると人形が二体に残っているという引き算の矛盾にも、その反応が観察されることから、赤ちゃんは生まれながらに数の認識を持っているに違いないという話。

最初は目よりも耳で情報を得ている

まだ自分で動くことのできない赤ちゃんにとって、飛び込んでくる外界の刺激はもっぱら光と音ということになる。聴覚視覚よりも先に発達していて、お腹の中に居ても母親の声を聞き分けられるけれど、視覚は産まれてから外部の刺激を受けながら、徐々に発達していくもので、この段階ではまだぼんやりと対象物を捉えているにすぎない。

ニューロンの発達、シナプスの形成

とはいえ、母体の中と比べて外界は刺激に溢れている。流れ込んでくる大量の情報を処理していく体勢を整えていく必要がある。ヒトの体には、約10億の脳細胞神経細胞ニューロンと呼ばれる情報処理に携わる細胞が存在する。これらが、外部から飛び込んでくる刺激を情報として捉え、ネットワークを構築していく。一つ一つのニューロンは、個別の電話機のようなもの。細胞間の情報は、シナプスと呼ばれるリンクを介してやりとりされる。最初は外界のあらゆる刺激がネットワークをフルに刺激していて、あちこちの電話機が絶え間なくなり続けているような混線状態。その中から、必要な連絡網だけが残るように、ニューロン同士が互いにリンクし合う相手を求めて競合している。この過程を可視化して映像に捉えた研究が紹介された。最初は筋繊維に複数のニューロンが繋がっているが、黄色と青色、色違いで染められた二つのニューロンがある筋繊維に連結しようとしている。最初はどちらも繋がっているように見えるが、この二つのニューロンは互いに競合し合って、最終的に一方の色に染められたニューロンだけが残るまでの過程が観察される。ニューロンネットワークが形成される様子が見て取れる。

三ヶ月〜六ヶ月

未完成ながらも、ニューロンネットワーク成熟するに伴って、運動神経がやや発達してくる。頭を持ち上げたり、寝返りを打ったり、ものを掴んだりすることができるようになる。

学習するという能力

野生の動物や鳥、昆虫などは、生まれながらに餌の捕まえ方や身の守り方を知っている。数を数えることさえ生得本能だ。それが発揮できず、他者のケアが無ければ生きられない、ヒトの新生児は非常に未熟な状態と言える。そのような状態で産まれてくることは不利なことなのか、いやそうではない。生まれついての本能はそれ以上発展することがない。しかし、未完成な状態で産まれてくるヒトは、環境経験から、より高次元の習性を構築することができる。これが学習する能力の特徴である。

学習して能力を獲得するのには適切な時期があり、その時期にきちんとした情報入力ニューロンへの連結が行われないと、その能力は形成されない。使われない機能は失われていく。三ヶ月くらいの新生児は、各国の言語微妙に異なるトーンを聞き分ける能力を持っているが、その後六ヶ月を過ぎてしまうと、一番身近な言語の発音を聞き取る能力だけが大きく発達していく(マルチリンガルに育てるためには、六ヶ月までにいろいろな言語を聞かせておけという理論の根拠はここにあるようだ)。

需要のない能力が失われていく話題に関連して。三ヶ月あたりで、目のレンズと視神経との連絡が完成する。この時期に、適度な情報が目を通して与えられることで視神経を構築する。ある赤ちゃんが片方の目のレンズに問題があることがわかった。このままだとその眼球からの情報入力がないために、ニューロンの連結に不備が生じてしまうということで、レンズの機能回復手術を行った。手術そのものは一時間ほどで無事に終わったが、その後の検査で、もう一方の健常な側の目に眼帯をした、なぜか。回復させた眼球を強制的に機能させ、視神経を発達させるため。

六ヶ月〜九ヶ月

情報処理の柔軟性

運動機能はさらに発達して、座ることができるようになる。つかまり立ちや、立ち上がるまでには至らなくても、ハイハイをして動き回れるようになり、行動範囲が広がる。ハイハイスタイルには個性がでる。これは新生児それぞれの運動機能の発達状況は環境依存するもので、成長に関してあまり重要ではない。この時期に最も重要な発達は、学習したことの再構築ができる柔軟性を得ること。自分から動き回れるようになって、取り巻く環境が劇的に変化する。外界からの刺激もさらに複雑なものになる。遭遇する危険も増える。座れるということは、バランスを崩して転ぶことができるということ。自分で動けるということは、溝に落ちたり、何かにぶつかったりできるということ。それなのに赤ちゃんには、届く/届かない、バランスが崩れる/保てるといった認識がまだ無いので、無鉄砲で失敗を繰り返すことになる。目標物以外に注意を払うことや、体バランスの取り方など、失敗の経験から、環境適応していく脳の柔軟さが求められる。この時期の赤ちゃん運動機能の発達を研究している様子の映像。何かを見つけてそれを取りにいくという動機で動き回るようになる。その間に溝などの障害があっても殆ど認知されていないで突き進む赤ちゃん。その過程で失敗を繰り返し、危険回避するという学習の過程が認められる。

顔の認識、表情の識別

ニューロンネットワーク発達中の情報処理の取捨選択の別の例として、顔や表情の認識がある。ヒトやサル顔写真を見せ、新生児の脳波の変化を測定することで、どのような違いを認識しているかを観察した。二ヶ月くらいまでは、人の顔のパーツの配置が乱れていても識別できない、三ヶ月くらいで、顔を顔として認識するようになる。この段階では、サル顔写真一つ一つの個体の違いを区別している。しかし、六ヶ月くらいになると、サルの個体を区別しなくなっている。必要の無い情報処理能力が失われている。代わりに、ヒトの表情の違い(喜怒哀楽)に敏感に反応するようになっている。

この時期の発達過程は、自閉症と関連づけて注目される。孤児をケアする施設で研究されている内容。一般的な家庭環境と比べて、この時期に人の表情に接する機会が少ないと、表情を識別する能力の発達に影響が出る。他者の感情を表情から読み取ることが難しいという自閉症の特徴に関わっているかもしれない。

九ヶ月〜一歳

運動機能の成熟ニューロンネットワーク成熟言語の獲得とそれに伴って起きる変化。

言語の習得

言語の獲得には多大なリソースを割くので、使われない能力はより顕著に消失していく。生後十二ヶ月で約40個の言葉認識し、さらにその一ヶ月後には100個まで増えている。

ある新生児言語獲得の記録。全ての部屋にマイク天井から見下ろす魚眼カメラを設置して、起きている間の赤ちゃんの行動と言葉を発していくまでの過程を観察した映像。馴染みのあるモノや身近な者を通して、言葉フレーズと対象物やイベントとをリンクさせようとする。新生児がある対象物を認識してBa、 buh、Dahといった発声をするようになる。それに対して親がDad、Ballなど、はっきりとした言葉リピートしたり、Blue ballという形で発展させたり、あるいは動作や行動と組み合わせてフレーズで返したりする。フィジカルイベントソーシャルイベントの関連づけが、言葉学習していくプロセスである。

新生児言葉学習する過程を分析して、学習するロボットの開発に取り組む人たちの紹介。ロボットに「赤色」の「ボール」を取ってと指示するがロボットには対応できない。絶えず変化する状況にも対応できる学習する能力の柔軟性をいかに獲得させるかが鍵。

一歳〜

運動機能だけでなく、骨格も充分に発達して、肩幅も広がり、足も伸びて、筋力もついてくる時期。ここに至って、頭を持ち上げての二足歩行、つまり歩き始める準備が整う。

二足歩行の意味

四本足で歩く動物はその移動の為にカロリー(消費カロリー全体の?/摂取カロリーの?)の約50%を消費する。その観点でみると、二足歩行は移動に関して非常にエネルギー効率が良い。さらに、両手をフリーにすること、より大きな容量の脳を支えることができるという利点もある。このような点に二足歩行の意味がある。

感想メモ

赤ちゃんすげえ。という完全に私的な興奮から、自分が理解した内容の備忘録としてここを利用させていただきました。理解のあやふやな箇所がたくさんあるので、誤った記述が含まれている可能性はかなり高いです。特に言語獲得のプロセスに関する部分は未消化だという自覚があります。何ヶ月〜何ヶ月というのは、整理のための大凡の目安として個人的に捕捉したもので、これを一般化して赤ちゃんの成長を評価するものではないです。水中で歩行する話だとか、数を数えられるよという映像は、ちょっと観察手法の正当性に注意が必要な気がしました。赤ちゃんリアクションが周囲の観察者の期待に影響を受けていたりはしないだろうかと(昔、計算が出来る馬の話のトリックについて聞いたことがあるので)。

リンク

ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP 赤ちゃん不思議

http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/shop/detail.php?id=219

2010-01-09

めもめも

からっぽフレーバー

作詞いとうせいこうかせきさいだぁ≡

作曲、編曲:DUB MASTER X

緑の 草原の あるいは荒野の 向こうの

山の 裾野 とか山の 岩の 先の 頂きの 連なりの

尾根の 尾根の? 尾根の 尾根の

尾根 尾根 尾根の そのもっと上の方 上の方

遙か彼方 君想う I wanna talk 遠くtalk 胸の奥

うそっぱちの少年は からりと乾く赤土の道から

プカリプカリ雲の上 風に揺れる自分の影を見つめたら

尾根 尾根 尾根の そのもっと上の方 Boys,say ho!

遙か彼方 君想う I wanna talk 遠くtalk 胸の奥

透明な体のままで からっぽの草原を行く

過ぎ去る空気の粒々 風に吹かれ歩いてくてく

尾根 尾根 尾根の そのもっと高みへ Here we go!

ひらひら舞い上がり 飛んでける そんな気分 チャプター1

JET気流 JET JET気流 JET気流 JET気流

上空のからっぽなフレーバーに翻弄されっちまえば

リュックトランクも全部 空っぽOKなんだぜ

何にもなくて 全てがある 何もなくて 全てがある

何にもなくて 全てがある そんなもんさ

チャプター2 からっぽなBaby あの娘なんだか気になるLady

理論論理もたじたじ それが愛さ きっとそうさ

あの娘フラリフラリ風来坊 尾根の尾根の尾根を

ぷかりぷかり気の向くまま 透明に 透明になってく

限界を知った瞬間 ほら からっぽになった瞬間

透き通っていった瞬間 そう 永遠を手に入れたんだぜ

からっぽな愛だからこそ 二人満たされてくんだ

何もなくて 全てがある そんなもんさ

からっぽに飛んでけ

からっぽに飛んでけ(refrain)

虚無をとらえるSun Ra あのアンテナ それが正体

しぼんで消えた 本体自体 深い意味は無いらしい

それは手に入れようと思えば たちまち四散するフレーバー

尾根の尾根の尾根の 上空漂うフレーバー チャプター3

吐き出すんだ 肺の中の すべてのはかない息を

おそれるなペシャンコになっても 自分を吐き出しつづけろ

からっぽになればその時 自然に体が吸うのさ

酸素満ち足りる瞬間まで もっともっともっと吐き出せ

サンキューMAC THE SEIKO!! あとはよろしく頼むぜDUB MASTER!!

自分という存在自体 からっぽOKなんだぜ

何にもなくて 全てがある 何にもなくて 全てがある

何にもなくて 全てがある そんなもんさ

からっぽの草原を行け

からっぽの草原を行け(refrain)

2009-12-05

地球温暖化二酸化炭素の排出量の相関関係は疑問がもたれているらしい。

http://psychology.jugem.cc/?eid=57

そう言えば空気って窒素約80%、酸素約20%、二酸化炭素アルゴンがちょっとって割合だっけ。

ちゃんと調べて見ると、二酸化炭素は0.037%か。

ホントに地球温暖化二酸化炭素のせい?

エコブームで二酸化炭素排出抑制エコカー京都議定書とか全世界的に騒いでいるけど、

地球温暖化二酸化炭素が原因というのはニセ科学

おしえてエロイ人

2009-11-29

メイド惑星

僕と博士の乗った調査宇宙船「スペーストレジャー号」は、運の悪いことにスペースデブリ宇宙ゴミ)に接触してしまい、

一部の機能が破壊されてしまった。

普段はスペースデブリを回避するかレーザーで消滅させるかを自動で行っていたのだが、

どうやらその機能がうまくいっていなかったらしい。

二重・三重に防御する機能があるのだが、すべてが機能しなかったのは運が悪かったとしかいいようがない。

僕と博士は、天(と言っても宇宙に居るのだからどっちが天かわからないが)に祈りつつ、近くに不時着ができる惑星があるかを探した。

博士宇宙調査のベテランで30年の経験があるのだが、さすがに今回の事態ではあせっているようだ。

「おい、ヤマネくん、1つだけ不時着ができそうな小さな星が見つかったぞ」

そう言った博士は、レーダーに映された星を指差した。本当に小さな星だが、なんと奇跡だろうか。

そこは地球のように酸素と水がある、と画面には表示されていた。

「よし、いちかばちかだ」

そう言い、博士緊急着陸の操作をした。僕も、緊急着陸に備えて各種の装備を行った。

ドガンッ!!

そして僕らはこの謎の星、惑星コード「M77652」に不時着をした。

ガラスの窓から外を見ると、そこは草むらのような場所であった。周りに木々がぽつぽつと生えており、

まるで地球だった。

僕の持っている生体反応レーダーに大きな生物の反応がある。

どうやら、ここには珍しく進化した生物が居るようだ。

博士、気をつけてください。数は多く、そして我々と同じくらいの大きさの個体がいます」

そう言った瞬間、宇宙船がプスプスと音をたてはじめた。危険だ!

僕らは急いで宇宙船の外に出て、遠くまで走った。爆発に巻き込まれたらひとたまりもない!

と、そこに生物の影が見えた。

博士!うしろ!」

博士がふりむくと、そこにはかわいいメイドさんが立っていた。

「●●●●●●●●●●●」

メイドが何かしゃべったが、まるでわからなかった。

博士が胸ポケットから、翻訳マシンを取り出した。

ヤマネくん、このイヤフォンマイクをつけなさい」

すると、さっきまでよくわからなかったメイド言葉

はっきりと理解できた。

「御帰りなさいませ、ご主人さま」

メイドはそう言い、ぺこりとお辞儀をした。

「こ、ここは地球か!?」思わず僕は叫んだ。

メイドはうっすらと笑い、

「いえ、ここは惑星メードといいます」

と言って、またお辞儀をした。

しばらくすると、わらわらと周りから何者かが現れた。

それも、すべてメイドであった。

「御帰りなさいませ、ご主人さま!!」

メイドたちは一斉にそう言い、ぺこりとお辞儀をした。

「は、博士。えらい惑星に辿りついちゃいましたね、うひひ」

僕は笑みを隠すことができず、思わずほほえんでしまった。

「そうじゃのう、ヤマネくん。宇宙船が直るまで、ゆっくりとここで過ごそうかのう。うほほ

そう言い、僕たちはメイド惑星「イメード」で、お世話になることとなった。

<つづく>

2009-11-12

直感と感覚

お題:外向、内向、直感、感覚、感情、思考、判断、知覚 / 殴り書き。

直感の反対は経験だと思っていた。

直感の反対は感覚らしい。経験的な物を感覚と言うからかも知れない。学習した内容を言葉にするよりも、体感で目分量をよく使う。直感というのは勘であるけれど、本能的な勘であるから不得手。経験的な勘を頼るので感覚だろうと思った。俺は、どっちも苦手なのだけれど……。

自分は内向肌だと知っていた。そんな俺はいつものように酒の席で、外に向けてギャーギャー騒いでいるように見せかけて、派手に散らしていた。ある程度した後、いつもいつも部屋に閉じこもったりお手洗いと言って一人の時間を作る。そうしてその日もいつものようだった。俺は適当に言い散らかした後、酸素不足に陥ったような気分で、酒の席を後にした。個室で息を吸い治し、手洗い場の水を飲んで顔を洗った。酷い面だった。そうして席に戻る前、我ながら醜悪なことに部屋の様子をそっと探った。いつもいつも自分が好かれているのか嫌われているのか、話題に挙がっているのかいないのか探ってしまう。もう癖になっていた。部屋の様子が自分がいたときよりも和やかであるとか、そういう風なのを肌で感じようとする。感じて、その場から即刻さろうと思えた。

しかし、即刻バックレルのは許されない。

俺は何もなかったかのようにこっそり戻って「いやあすいませんでしたあ」といった。どの口がいえたもんだろう。再び息苦しさから口早に言葉を吐き出していらないことまで言ってしまう。わざわざ陶酔に浸るように酒の数を増やしたり、何かの興味に飛びつこうとする。バカみたいだと思っている。息苦しさから金魚が口をぱくぱくと開けたり閉めたりしているような物なのだ。酸素が足りない。酸素が足りない。酸素が足りない。酸素が足りない。酸素が。酸素が。酸素が!

こんな俺に思慮なんて合ったものじゃない。いつもなら思考好きからその場では黙っていた。けれども俺はそんな柄じゃないと知っていた。いつだって感情を重視している。判断よりも知覚を重視している。頭がいいと何人かいってきたけれど、そんなことはない。知覚を重視して判断を捨て、思考を捨て去り感情を重視すれば如何に内向的人間でもバカをやる。感情も知覚も制御しているのは論理経験・思考であり、判断が全てを司っているからだ。気取ったバカなおしゃべりはもう沢山だ。

ある程度わざと酒を飲んで、もう一回個室に俺は戻った。

とんとんと誰かがノックした。

戸を開ければ、中年のふとっちょが「おい、大丈夫か?」と問うてきた。

ああ、平気だと俺は返す。

それから、ふとっちょは俺と話した。そうして俺は「如何にあの場が嫌だったか」と嘆いた。

席に誘ったのはふとっちょだった。ふとっちょも席の連中もみんな悪くない。悪いのは俺だとひたすら嘆いた。

ひとしきり話し終えた後、ふとっちょは俺の肩を叩いて、もういいといった。

そうしてズボンのジッパーをおろして、「もう考えるな。いつものようにしゃぶっていろ」と俺に言ってきた。

考えないものは楽だもんな。それから射精を促して俺が飲んだのもいつものことだ。

2009-09-23

脳が冴える15の習慣、脳を活性化する47の方法

先日、『脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める』という本を読んだ。

最近どうも頭が良く回っていないぞ」、というような感じがしている人は、脳トレ指回し体操なんかもいいけど、日々の生活の中に脳を活性化する方法を取り入れて習慣化すると良いようだ。

勉強においても、仕事においても、向上心の高い人にとって「脳がちゃんと回ってる状態を保つ」というのはとても大切なことだと思う。だからこれは生活習慣を見直してでも取り組むべき課題だと思う。

内容を簡単に書き出すと、次のような感じだ。

● 生活の原点をつくる―脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう。:散歩など軽い運動/部屋の片付け/料理ガーデニング挨拶+一言/音読10分程度。

集中力を高める―生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう。:仕事の区切り毎に時間制限を設ける。

睡眠の意義―夜は情報を蓄える時間睡眠中の「整理力」を利用しよう。:夜の勉強中途半端で止め、起きてから整理すると効果的。

● 脳の持続力を高める―家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう。:雑用は前頭葉の持久力を高めてくれる。

● 問題解決能力を高める―自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう。書類整理のルール、予定表などで脳が一度に扱う量を整理する。

● 思考の整理―忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう。:物の整理は思考の整理に通じている。

● 注意力を高める―意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう。:目で立体的な情報を捉えたり、耳だけで情報を吸収すると脳が活性化される。

記憶力を高める―「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう。:入力情報処理→出力。

● 話す力を高める―メモ写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう。:質問によって話しは長くさせることが出来る。

● 表現を豊かにする―「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう。:ありそうな質問を考えれば、話しを膨らませることが出来る。

● 脳を健康に保つ食事―脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう。:食事制限以前にまずは動くこと。そして消費する以上に摂取しないこと。

● 脳の健康診断―定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう。:MRPET検査を受ける。

● 脳の自己管理―「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう。:小さな失敗、人から受けた注意を書き留める。

創造力を高める―ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう。:アイディアを生み出すポイントは、誰のためになるのかを考えること、アイディアを組み合わせること、思い付きを書き出しながら考えること。

● 意欲を高める―人を好意的に評価しよう。時にはダメ自分を見せよう。:褒め上手な人は観察力が優れている。

番外編:高次脳機能ドックの検査―最低限の脳機能を衰えさせていないか確認しよう。

これだけでも、かなりのヒントを得られると思う。

さて、そんなおり、

海外サイトを眺めていたら、「脳を活性化する47の方法 (47 Ways to Fine Tune Your Brain)」というのを見つけてしまった。

上記の「脳が冴える15の習慣」とかぶる部分も多々あるのだけど、それはどちらも脳の働きをしっかりと捉えている証拠ともいえるだろうし、同じ内容でも別の角度から見てみるとあらたな気付きがあるかもしれない。

いっぺんにやろうとせずに、

ひとつずつ、生活に取り入れられるところからやってみると良さそうっすね。

脳を活性化する47の方法

●一度にいろんな事をやろうとしない。無理だから。

 脳は一度にひとつの事にしかフォーカス出来ない。これは科学的にも実証された事実。単調な仕事は別として、集中力や、論理的思考、意思決定を要求するようなことに関しては、ひとつに集中するべきだ。

●身体だけじゃなく、脳エクササイズが必要。

 多くの人は、学生じゃなくなった瞬間に学ぶことをやめてしまう。外国語でも、新しいスキルでも、楽器でも、何でもいいから新しいものを学ぶことで脳は最適な状態を保てる。

世界は謎だらけだ。

 周りを良く見渡して、疑問を見つける。見たり、聞いたりするもの全てをそのまま受け入れないで、一度疑ってみるだけでも脳のエクササイズになる。それには、可能な限り自由な好奇心を持つことだ。

右脳左脳も使う。

 日常論理的、数学的な問題に対応することで左脳が働く。想像力を自由にすることで、右脳が働く。日々の自分の生活を振り返ってみれば、脳のどっち側を多く使っているかわかるはずだ。そして、使ってない方の脳も使うよう工夫してみる。

睡眠パターンを知る。

 睡眠は身体の疲れを回復するだけでなく、脳の疲れも回復する。自分は何時間寝たときが一番すっきりとした朝をむかえられるのか一度はっきりと調べてみると良い。

 また、睡眠に悩みがある人は仕事勉強の効率に必ず影響する。これを期に『「朝がつらい」がなくなる本―ぐっすり眠る、すっきり起きる習慣術。』などで自分睡眠改善してみるべきだ。

インプットするならまともな情報を。

 脳はノイズの少ない寝ている間に、昼間インプットした情報を振り返り、消化する。どうせ入れるならまともな情報を脳に与えよう。

学習量を増やすなら、歩きながらやる。

 動くことで血液の循環がよくなり、脳に酸素が行き渡る。歩きながら学習することで記憶力も増す。

 もう一度言うけど。

 エクササイズはたぶん脳の許容量を増加させる最も効果的な方法だと思う。避けて通ることは出来ない。

●人付き合いをする。

 人付き合いに積極的な人は年をとっても脳がシャープだ。

インターネットを利用して脳を活性化する。

 UCLA研究チームによると、インターネットで何かを検索しているとき、意思決定や複雑な理論を司る脳の中心部分が刺激を受けていることがわかった。

●ダークチョコを食べる。

 ダークチョコを食べるとドーパミン放出されることがわかっている。ドーパミン学習記憶を助ける物質だ。

●歌を覚える。

 好きな歌の歌詞を覚えるという作業は、聴覚記憶力を保つのにとても効果的だ。

●脳を刺激するような映画を視る。

 ミステリー映画のような、頭を自然と使う映画は脳を活性するのに役立つ。

テレビゲームをする。

 テレビゲーム認識力を高め、アルツハイマー防止に役立つことがわかっている。

利き手じゃないほうの手でいろいろやってみる。

 利き手ではない手を使うと脳のさまざまな部分を刺激できるし、とにかく楽しい

ストレスを緩和するには瞑想が良い。

 瞑想をしてストレスを緩和することの効果は多くの研究で認められている。ストレスを感じる度に脳細胞は失われてしまうからだ。

●笑う機会を増やす。

 声を上げて笑うと免疫機能を刺激してエンドルフィンという物質を刺激する。これは身体にとって良い物質だ。

ポジティブな思考。

 ポジティブな思考は脳を活発に保つ。反対にネガティブな思考は精神だけでなく免疫機能も低下させる。

感謝することを忘れない。

 感謝することで幸福感は劇的に高まりストレスレベルを下げるのに役立つので、脳にも身体にも良い。

セックス

 セックスは心肺機能を正常に保つのに役立つ。つまり、脳に酸素がまわって脳を健康に保つのに役立つということ。

●良い本を読む。

 どんな種類の本であれ、読書は脳を健康に保ち、活性するのに役立つ。老化の防止にもなる。

アルコールの量を減らす。

 適量のアルコールは実は脳に良い。ただし、度を越えると脳細胞の減少につながる。

仕事をする。

 多くの人は年を取ると仕事をやめリタイアする。しかし、パートタイムでもいいので仕事をしていると脳に良い刺激を与えられる。ボランティアワークでも同じ効果が期待でいる。

●最新の出来事、ニュースに注目する。

 脳を健康に保つには、新しい情報を与えるのが良い。ストレスを感じない程度に、ニュース番組などで最新の動向を追うこと。

音楽を聴く。

 通常聞くのとは違うジャンル音楽を聴くというのも、脳を活性化するひとつの良い方法だ。音楽ポジティブな感情を喚起する効果がある。

●踊る。

 ダンスで新しい振り付けを学ぶことは認知力、空間認識、社交性、運動能力を向上させる。これは身体にとっても精神にとっても良い影響を及ぼす。

キャッチボールをする。

 キャッチボール知覚、触覚、そしてこの2つを連携させる能力など、感覚神経の向上に役立つ。

●ちゃんと食べる。

 しっかりとした食事は、脳の細胞に良い刺激を与える。

●水をたくさん飲む。

 水分補給がしっかりしていると、細胞が適切に働いてくれる。

お茶を一杯飲む。

 冷たいのでも、熱いのでもよいので、お茶を飲む。お茶は脳に刺激を与えてくれる。

旅行をする。

 旅行視野を広げるのに役立つ。

●議論をする。

 友達や家族と友好的に議論を交わすことで、論理的思考や想像力を向上させることが出来る。

●ちょっと長めに寝る。

 通常より一時間多めに寝る、ということを時々すると脳が若返る。これは学習速度を速めるのに効果が高い。

●昼寝をする。

 10分程度の昼寝でも疲れやが取れたり、脳がすっきりしたりする。

テレビの音を下げる。

 テレビを多く見る人は、音を下げることで、聴力や集中力を高めることが出来る。

日常パターンを破る。

 毎日同じような行動パターンを持っている人は、時にはそのパターンを破ってみると良い。そうすることで脳の働きを活発に保てる。

●新しい言葉を覚える。

 新しいことを学ぶのは、それがどんなことであれ脳を健康に保つのに役立つ。新しい単語(言葉)をひとつ覚えると言うやり方は、もっともシンプルな方法だ。

●古い写真を見る。

 これは、記憶を蘇らせ、脳細胞間のつながりを強めるのに最良の方法だ。

●突拍子もないことをする。

 バンジージャンプや、スカイダイビングロッククライミングなど、普段絶対にしないような経験をすることで脳は活性化する。

●脳を鍛える。

 脳トレ現在盛んであるが、これはちゃんとした理由に裏打ちされているからだ。効果がちゃんとあるので、やらない手はない。

サプリメントを採る。

 オメガ3、葉酸ビタミンB12コエンザイムQ10、アセチルLカルチニンなどは老化防止に役立つといわれている。

集中力

 もっともシンプルな集中量を高めるエクササイズは座って、リラックスして、自分の呼吸に意識を集中すること。

●批判的思考を育てる。

 批判的思考とは、自分自分の周りの事柄に疑問をなげかけること、そして自分の見識の根拠を探すこと。

哲学する。

 人生に関する、大きな問いかけをしてみる。多くの場合、明確な解答を得るには至らないだろうが、これは脳にとって大きな刺激となる。

自己肯定する。

 自己肯定は自分の設定したゴールに集中するための最善の方法だ。肯定することでイマジネーションが喚起され、脳の様々な部分が刺激され、記憶力や想像力も高まる。

●思考の壁を破る。

 知識の枠のなかで考えている限り、思考の壁を突き破ることは難しそうだ。しかし、『論理性を取り払って考える』ということは可能だ。

●大声で歌う。

 歌うことは集中力を高めたり、ストレスを発散するのに役立つ。歌うことで、思考のような自分の内側で完結する活動から開放され、外側の活動(自分の声など)に集中でき、これが幸福感につながる。また、歌うことで記憶力も高まる。

http://monojin.com/47-ways-to-fine-tune-your-brain/

2009-08-14

最近地震が頻発しているが

もし大都市大地震に見舞われたら、とにかく公園だの川べりだのの空き地に避難すればいい、そう思ってた。でも、ちょっと怖いキーワードを見つけた。

火災旋風

なんでも関東大震災では、ある空き地に避難した4万人をこの火災旋風が襲い、約3万8千人が亡くなったらしい。この火災旋風ってやつは炎の竜巻で、燃え続けるために酸素を求めて、空き地なんかに移動して来るそうで。

ホント大地震火事コンボにあったらどこに逃げたらいいのやら。明日にも震災が来そうで怖いよ。

2009-08-03

空気なんか読めるかボケ

 だいたいどうやって読むんだ。酸素とか窒素化学式が目で見えるようになるのか。それとも「もやしもん」の主人公みたいに(すまんついに名前忘れた、そうえもん)空気分子が話しかけてくるのか。病院行け。

 要するに「こうして欲しい」っていって「嫌だ」って言われると傷つくから言いたくないんだろ。別に断られてもいいじゃねえか。誰が何しようと危害加えなきゃ勝手というもんだ。

 特に非モテ女の子とか、会社とか見てると要するに立場の強い方がそうでないやつに

「俺のしたいようにしろ。ただし俺は口ではいわん。察しろ。わからん?他の成功してる奴見て学べばいいんだよボケ!」

 って強要してるだけだよな。 

 技見て盗めって、江戸時代職人板前かよ。

 で、非モテとか部下も「嫌だ」っていえばいいのに、断られるのが嫌なのでぶつくさ言ってるだけなのな。口ついてるなら口で言えよ。

「お前らの言うことなんか聞きたくないんだよ。俺は可愛くて優しくて気の強くない女の子が好きなんだよ。お前らみたいな俺を平気で傷つける奴なんか彼女にしたくないんだよ」

「てめーの言うことなんか聞きたくねえよくそ上司現場わかってんのかよ。しらねぇだろ?だいたいてめぇ俺より給料もらってるじゃねぇか。このやり方で仕事回ってないならともかく、回ってるだろーが。てめえのやり方と違うからって会議室に呼び出してねちねち小言いうんじゃねえよ。仕事したいんだよその間。

 会社仕事する場所であってコーチングする場所でもミーティングする場所でもねぇよ。てめえに見合った部下が来てるだけなんだよ。もっと有能な奴欲しかったら高い給与だせよ。出せねぇだろ?

 俺のチキンハートは傷ついたら仕事に支障でるんだよ。てめえの機嫌でな。わかったらすっこんで仕事してろボケ

 もしそんなこといったら、非モテは仲間はずれにされるし、部下はクビにされる。

 非モテ彼女が欲しいだけで(もちろん、そこですりあわせが必要だ)、部下は仕事するための存在なのにな。

 もっと自分の言いたいことを言えよ。納得いくまで罵りあえよ。

 お互いに派閥つくってそこだけで陰口叩いてるなんて小学生から進歩してねえよ。

 プライドなんかどいつもこいつも捨てちまえばいいんだ。

 と、一応オブラートに包んで言ったらニートになった。当たり前だ。

 ちなみにハードワークで精神科通院。+一生治らん病つき。

 人の口は陰口叩くためと食べるためにしかついてねえらしい。

2009-08-02

食を巡るヒステリー

http://anond.hatelabo.jp/20090802092701

いつもいつも思うのだが、食に関する話題になると、極端な話になる事が多い。

元増田に書いてある教授の言う事は正しいと私は認識しているのだが、では、いわゆる栄養素が良い部分の成分だとした場合、その良い部分に発癌性についてはどう考えているのだろうか。

肉にせよ野菜にせよ、何より人間が生きていくために必要な塩にせよ、過剰に摂取すればそれは癌の要因となるだろう。

そもそも、商品化が遠のくから成分分析をしないのではないだろう。

成分表記して、カタカナの何やらよく解らない単語と見るや脊髄反射で「発癌性物質だ!食べると癌になる!」と喚き立てる人が居て商売にならないから、特に影響なさそうなものに関しては記載しないのではないだろうか。

塩化ナトリウム」は流石に居ないと思うが、「炭酸水ナトリウム」と表記して喚く人は意外や居る。「重炭酸水素曹達(=炭酸水ナトリウム=重曹)」なんて書くともう感情的に劇物扱いという人まで居たりする。

もちろん、重曹を過剰に摂取すれば良いわけが無い。

以下は聞きかじりでトンデモという可能性もあるので、適当に読み流していただければ。

酸素についても毒と言えば毒で、摂取して細胞に取り込まれる事により活性酸素化して細胞が壊れ、新たな細胞を作り出す事で新陳代謝を行っているという話を聞いた事がある。

そして新陳代謝にも回数に限りがあり、次第に衰えた細胞が作り出されていく。すなわちそれが老化で、細胞更新量が多いほど老化は加速する。

いわゆる有酸素運動酸素を取り込んで新陳代謝活性化させるという事は、老朽化した細胞更新する代わりに残量を消費しているとの事。

まあ、余談なのに長くなるので結論だけ抜いてしまえば、「活性酸素は老化や癌の要因だが、じゃあどうやって防げというのだ?気にするだけ馬鹿馬鹿しい」という話であった。

このトンデモ話にしたって、そりゃ新陳代謝を良くした方がいいからってやればやるほど良いわけないじゃない、

無論、じゃあ新陳代謝を抑え込んだら老化を防げるのかって、そいつぁ引きこもり万歳だね!という事であって。

と思って、最後まで順を追って書いてみたら、言いたい事が私と同じだったという加筆があった。

いや、それだったら「安全神話を信じるのはやめにしよう」というタイトルは何か違うくないかい?

結局は「何でも過剰なのは悪影響が出るに決まってる」という話のような気も。

そろそろ食の安全神話を信じるのはやめにしよう

残念ながら、安全な食品というのは幻想であるということに気づかされたのは、大学1年生のときだった。

分子生物学かなにかの討論式の授業で、その日は癌の治療と予防についてセッションが行われた。

で、僕は治療についての発表をして(ちなみに癌は老化現象の一つで治らない病気という発表だった)もう一人が食物とがん予防についての発表をした。

そのときの教授の発言。

「まあぶっちゃけ体にいい食べ物なんておまじないみたいなものだけどね。

体にいいって言われているものは、いい部分の成分しか検出されないような分析しかしないから。

例えば、味噌とかヨーグルトとか発酵物質あるじゃん

微生物が作り出すものだから、詳しく調べれば体に悪い物だって副産物としてたくさん検出されるはずなんだよね。

でもそんなの調べたら誰も買わなくなるから誰も調べない。

食品添加物だっておんなじだけど。」

なるほど、たしかにそうだ。

自然のものにせよ、人工のものにせよ、何のために成分分析をするかと言えば商品化するからであって、特に問題になるような物質以外を調べてみすみす商品化が遠のくようなことはする必要が無いわけで。

成分分析だって1項目いくらというような世界なわけで、全ての成分を検出というのもまた無理なわけで。

話は変わるが、同じ教授の授業で活性酸素の毒性についての講義があった。

で、この講義もちょっと面白くて覚えていたのだが、「酸素は元々毒であった」という話。

地球上に最初に出てきた生物酸素を嫌う嫌気性微生物で、ほそぼそとした生活ぶりだった。

酸素はそういった生物にとって猛毒であったわけだ。

ところがミトコンドリアが出てきて、生物酸素を利用して大きなエネルギーを使えるようになり、爆発的な進化が始まった。

つまり、生物猛毒というリスクを承知で、莫大なエネルギーを利用できる酸素を利用する方を選んだわけだ。

そんなリスクを承知で酸素を利用することを選んでいるくらいなんだから、活性酸素位でガタガタ騒ぐなバカ、というのがその講義のまとめだった。

で、何が言いたいかというと、僕らの体は元々リスクを承知で色々取り入れるようなシステムになっているわけで、食べ物に関してもそれはまったく変わらない。

例えば、自然の食物こそ、自分の身を守るために色々な毒素が入っているわけだけど、逆に言えばそういうものも体内に取り入れることを前提として体はできている。

様々な栄養素、エネルギー源を利用するためには、多少のリスクが必要なことを体は知っている。

だからまあ安全な食というのは幻想なので、そればかり追っても意味が無いし、そんなことは自分の体が一番よく知っていますよという話。

■誤解されやすい書き方だったようなので加筆。

べつに食品検査などについて否定しているわけではなく、過激になっている「無農薬信仰」「農薬安全信仰」についての意見として書いた。

どちらもそこまでリスク差はないんじゃね?という意味で、「そればかり追っても意味が無い」と書いている。

そこら辺をきちんと書くべきでしたね。不愉快な思いをしたらすみません。

2009-07-04

僕も会社うんこを漏らした

この増田を憶えておいでだろうか。僕も会社うんこを漏らししてしまった。

なぜこうなったのか、漏らしてからどうしたのかということを書いておきたい。

条件と状況

僕は瘍性大腸炎を患っており、そもそも普段から腹がゆるかった。

午後の仕事を始めて少し経った頃、腹が動いたことを察知した。僕は早めにトイレに向かったが、大便用の個室(なんと、1つしかない!)は埋まっていた。僕は個室が空くのを待つことに決めたが、なかなか時間がかかっている。その間は、実際には5分前後だったのだろうけれど、僕には待ちきれなかった。

トイレの個室を目前にして、僕は惨めな思いとか挫折感とか白い視線とか、そういったものを覚悟した。

対処と対応

会社で」漏らしたのが初めてだとはいえ、幸か不幸か、漏らしたことそのものは初めてではないので、対処法をある程度知っている。

さらに、こういうときのための対処キットを持ち歩いていたので、それを使って出来る限り対処した。

まず、漏らす瞬間だが、既にトイレの中にいたので、個室の前でズボンおろしてしまった。これは恥ずかしいものだが、下着越しに染み込むより遥かにマシである。また、僕は常に腹を下しているので、こうしない限り被害は下着だけでは済まないのだ。

次に、個室に入る。幸いにも洋式便器である。姿勢に気をつけて移動し、便器に腰を下す前にズボンを足首まで落とす。その後腰を引き、座る体制に入る。ズボンを汚さないように注意しつつ下着をずらし、中のモノを便器に落とす。……のが理想的展開である。今回はそうは行かなかった。漏らした量が多かったのである。そのため、個室に入る段階で既にズボンに若干汚してしまった。また、腰を下す段階でも失敗をした。

さて、ここまで来たら汚れを取る作業である(ただし今回はあくまで勤務中なので、予め戻りが遅くなる旨をメール連絡した)。まず、体と衣類の、拭けば落ちる汚れを取ってしまう。指先が汚れるかもしれないが、後で洗うことにしてこれは諦める。ズボンは汚れを摺りこまないように摘み取る必要があるので注意する。次に、「対処キット」の出番である。今回も持ち歩いていた。

対処キットには、

  • 予備の下着
  • ビニール
    • チャックのついているもの1枚
    • 不透明のもの1枚
    • 透明でチャックも何もないもの1枚
  • 酸素系漂白剤

が含まれていた。

今回はズボンの汚れの対処に重点を置いた。下着は予備を持っているが、ズボンを替えることが出来るかどうか、見通しが立たなかったからである。対処は、基本的にはシミ抜きである。汚れに対して酸素系漂白剤をつけ、裏側から叩く。ここはトイレなので、ペーパーが利用できる(流せるティッシュを持ち歩いているとペーパーの予備になり、安心である)。できる限り汚れを落とし、かつ洗剤の匂いで誤魔化そう、という苦肉の策である。次に、余った漂白剤を下着の汚れにかけ、ビニール袋に包んでしまう。単なるビニール袋を1番内側、チャックつきを真ん中、不透明のものを1番外側にして、3重に包んだ。汚物を人の目に晒さないことも対処の内であろう。また、最も汚れているのは下着なので、できるだけこの臭いも漏らしたくない。

以上の作業が終わったら、床や便器に汚れが残っていないか確認し、予備の下着とズボンを穿き、手を洗ってトイレを出る。

最後に、上司事情を説明し、許可を得て替えのズボンを買いに行った。礼儀正しく、しかし毅然として振舞うことが重要だろう。びくびくしていると、却って変だ。

職場の近くに無印があったので、大体自分のサイズのスーツパンツクリップ((簡易裾あげ用))を買って戻った。

隣席の同僚にも事情を説明し、長時間の離席と、おそらく今後も迷惑をかけるだろうことを謝罪した。

帰宅

問題はこれで全て解決したわけではない。下着は捨てるにしても、スーツはさすがに捨てられない。さりとてこのままクリーニングに出すのも忍びない。

そこで、最低限の洗濯をする。洗濯機にはかけられないので手洗いである。これから書くのはあくまでも我流であって、スーツを長持ちさせられるかどうかは不明である(さらにいえば、そもそも酸素系漂白剤を使ったのもよいのかどうかわからない)。

まず、すすいでしまう。シャワーでぬるめのお湯を当てながら、汚れていたところを揉むようにしてすすぐ。その後、「おしゃれ着用」などとして売られている衣類用中性洗剤を少量かけ、また揉むようにして洗う。洗剤が行き渡ったら再びすすぎ、軽く絞る。

最後に干すのだが、このままでは充分に脱水されていない。屋内干しをすると床に水溜りができること請け合いである。これもまた洗濯機に任せることはできないので、手動脱水である。タオルズボンの足を挟んでぽんぽんはたいてやると、生地にあまり無理なく脱水ができるようである。

後は、気になるようならファブリーズとか吹きかけて、クリーニング屋に持っていけばよい。

勝因と敗因

僕が件の増田戦略を異にした点は、同僚にも上司にも、事情ぶっちゃけてしまったことである。僕は、病気の問題もあり、同様のトラブルの発生確率が他の人よりも非常に高い。そこで、全部ぶっちゃけて、病気とか、起こしやすいトラブルとか、抱えてる困難とか、そういうものを把握してもらうことにした。

ぶっちゃけようがぶっちゃけるまいが、漏らす危険が大きいのは変わらないし、そのときにはやはり仕事ストップするのである。言ってクビになるなら、言わなくてもクビになるのだから、無理に隠そうとしてもムダ、と考えた。

結果的にこの戦略は吉と出て、そのまま替えのズボンを買いに行く許可を取り付けることができた。

僕の抱えている最大の問題は、便意に気付いてから間に合わなくなるまでの時間が非常に短い((最悪の場合では、排便が便意に先行したことがあった。なんと余裕がマイナスである))ことがある、ということである。先客がいたら、その時点でアウト、ということになりかねない。これは非常に危険な状況であって、対処キットのバージョンアップを中心にした戦略の見直しが必要であろう。どうしよう。

そのほか

元記事の増田も書いているが、問題解決能力が上昇していると思う。

だが人間うん漏くらいならなんとかなる。

しかもなんだか問題解決能力が上がった気がする。

2009-06-18

http://anond.hatelabo.jp/20090618111246

「批判する」という行動の問題ではなく、行動以前のなぜそうするのかという正当性の問題だよ。

例えばあるホテル火災が起きたとき、「火災が起きたのは酸素があったからです」という説明で納得する人はいないだろう。

酸素があるのは他のホテルも同じことで、なぜその時そのホテル火災が起きたかを説明するには

その時のそのホテルがほかとどのように違うかという説明が必要になる。

「Aを批判するならBも批判すべきだ」という場合、行動以前のその正当性の問題として考えると、

それは『Aがa(批判されるべき)であるなら、それがa(批判されるべき)であると判断する要素が同程度、あるいはより多いBもまたa(批判されるべき)でなければならない。』ということになる。

そしてその結果として破綻するようだったらAがaであるという主張も帰謬法的に破綻する。

それを例に当てはめるとすると、物理学数学の話は、まず『(物理学)が(数学を必要とする)』のなら、そう判断する要素は物理学数学を使うということだから、

物理学と同程度に、或いはより多く数学を使う学問もまた数学を必要にするということで、『物理学数学を必要とするなら、数学数学を必要とする』ということになる。

これはそもそもAとBに当てはめるものがおかしかった。しかし次のは妥当だろう。

性的暴行を問題にするなら家庭内の性的暴行や戦時下での性的暴行も批判しなければならない」

これはB(家庭内の性的暴行や戦時下での性的暴行)がa(問題、批判されるべき)であるということが自明なのでAがaというのも破綻しない。


それから、今問題になっているのは性暴力を批判すべきかどうかではなく、(エロゲの)性暴力表現を規制すべきかどうかだよ。

暴力を批判することについては規制反対派もみな賛成するだろう。性暴力規制することもみな賛成するだろう。

暴力表現を批判することも反対しないだろう。

2009-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20090528171233

無呼吸=太っている、は間違い。太っているとなりやすい、は合ってる。

いびきも聞こえるほど大きいとは限らない。

ただ、無呼吸であれば「しばらく、まったく呼吸しなくなる時間がある」のは確か。

呼吸器科で診断を行う際には呼吸の頻度や酸素の状態などを確認してくれる。(1泊入院して測定する必要がある)

簡易検査もしてくれるので、一度診てもらっても損はない。

保険もちゃんと効く。

ただし、CPAPによる治療が有効とわかった場合、検査の結果(症状の度合い)によって保険が効く場合と効かない場合がある。まあ医者に聞いて。

咳が出る。

こんこん」くらいのかわいらしい咳ならいいんだけど、

「げほげほげほげほげぼっぐぇぼげほげほげほ」くらいの一生懸命な咳が出る。

咳き込みすぎて吐きそうになるほどだ。

昨日は笑っている途中で咳き込んでしまい、

咳をする→息を吐ききってちょっと吸う→吸った分だけ咳で出て行くので呼吸にまわらない

状態で、酸素不足で意識が遠のいた。

夜寝るときも、寝付く直前に咳が出始めるので、うとうとしかできない。

横になると咳がひどくなるので、壁に寄りかかって仮眠をしている状態。

医者には行って、気管支炎だということで薬をもらって飲んでるんだけど、改善されない。

これはどうしたらいいんだー。腹筋もわき腹も痛いんだよー。

2009-05-01

件の日

雨後の水曜日。その日はやたらと、消防車サイレンが聞こえていた。

何ヶ月かに一回来る、訳のわからない鬱の日がきた。

会社に行く前、PCで一作業終えた後、暗い気持ちになる。

シャワーにあたりながら、このまま死んでしまえれば

ものすごくいいんだろうな、生まれなおしたいなと

思いながら、いつもと違う鬱状態をどんよりとしていた。

結局、自分勇気が無かったから、死ぬことが出来ずに会社に向かう。

さっきまで、死のふちに立っていたと思い込んでいる人間が、

管理人に咎められるのを恐れながら、非常階段を音を立てずに降りる。

そこでは、普段聞いた事の無い黒電話のなる音。

正面には消防車、防毒マスクをつけたオレンジ色の服を着た救急隊員達がいた。

「この建物の六階で硫化水素が撒かれました。もし何か重大なことが起きたときのために

連絡先と会社を教えていただけますか」

冷静に答え、時間があまり無かったが、ゆっくりと玄関から出て行った。

建物の横で担架に乗せられて、酸素マスクをつけてぐったりとしているネクタイをしたサラリーマン

この人が自殺を図ったのだろうか。しかし、ネクタイをしているし、違う人なのだろう。

黄色い走査線を超えて、角を二度曲がると、いつもの日常がそこにあった。

一線を越えた、本人はどこへ行ったのだろう。勇気のある人。

今後の生活するうえでのリスクを拒否してまで、実行できた彼が羨ましい。

いつもは綺麗に見える隅田川今日は濁り、ドブくさい匂いを放つ。

ベンチで寝ているホームレス紫外線を浴びて、真っ黒な顔をしていた。

2009-04-22

[]

パン・ヴィエノワを初めて作った三十路ルーキー男子による反省会

  • 酒種酵母を起こして約20日放置栄養を与えたり、酸素を送ったりはしてた)してしまっていたことで発酵力が弱まっていたのか、二次発酵の見切りに失敗したっぽい
  • うちのガスオーブンの温度が表示よりも20度くらい高いんじゃないか? 最初の焼成はかなり香ばしい色合いになってしまった
  • 霧吹きが壊れてた


ただ、味は悪くなかった(クラム発酵が足りてなくてちょっとみっちり過ぎ)ので、次回は発酵オーブン温度管理に気をつけて大成功といきたい

2009-03-16

快楽原則2

ロハス健康志向の僕はいつもリコピンいっぱいのトマトを食べていた。

なぜかみんなが食べるそれと一つ違う事は僕のトマトは体に変化が訪れた。

トマト燻製にし、トマト特有の甘さを楽しんでいると、より食欲が湧き、他の食べ物への興味が尽きなくなり、

のどごしすっきりのコーラは肩まで炭酸がやってき、白米を食べるだけでも、農家の方々への感謝で涙かあふれそうになり、100円程度のチョコレートゴディバに変化した。

こんな美味しいトマトを独り占めしたかった。

欲深い大きなお友達にばれると勿体ないし、外だと害虫に狙われるので、誰にも渡したくない秘密トマトは家で水耕栽培をしていた。

トマトの種は日本では独占企業が寡占しているようで入手が難く、格安の航空券で種を買いに海外まで出かけた。自由競争はすばらしい。

なぜか、日本に戻ると空港では可愛い犬がしっぽを振ってやって来て、空港の職員さん達が別の部屋で手厚いおもてなしをしてくれ、VIP待遇で僕の荷物の検査をしてくれた。

隣の部屋から聞こえる声では外人が職員さんに何か発見されたらしく、大きな声で叫んでいた。同じ別室だが僕とは全く違う待遇で気の毒だった。

日本空港こうやって安全を保っているのかと本当に感心した。

職員さんはカバンの隅々まで確認してくれ、僕の安全を保証してくれた。

トマトを栽培するには、肥料以外のほぼ100%は東急ハンズで揃う。

植物に土は不要で、水と酸素栄養と僕達の真心があれば、僕の学歴が低くても立派に実を付ける。

みんなは知らないと思うから教えてあげるけど、毎日話しかけたりしなくても全く問題ない。

水田はいつも水に浸かっているが、根が腐らないのは水分に酸素が十分にあるからで、

それと同じ原理で500円くらいの花を植えるプランターに肥料が入ったたっぷりの水と金魚のブクブクだけで植物はすごいスピードで育つ。土は不要。

トマトはちょっと馬鹿で一日の日照時間から季節を判断しているようだった。

1日24時間人工的な太陽を当てると、3ヶ月もすれば部屋の中でびっしり枝が生えるので、

タイマーで8時間ぐらいで電気が切れるようにすると冬が近づいたと思うらしく、美味しいトマトが実り始める。

楽しい収穫の日は、先祖代々伝わる仮面を被り、収穫祭を行う。

残ったトマト冷凍庫で保存をし、時々ご飯のおかずにした。

彼女が出来た時に初めて部屋に遊びに来たことがあるが、部屋の一角でびっしり育つトマトを見て絶句していた。トマトなのに。

その後はいろいろあったので、トマトは破棄してしまったが、あんな美味しいトマトを後にも先にも口に出来ないのが残念だ。

http://anond.hatelabo.jp/20090108011802

http://anond.hatelabo.jp/20090316004521

鼻ねー

そうすると食事してる最中は息が苦しくて仕方ないんじゃないの

いくら口あけて食べても酸素が入ってくる量っていつもより少ないだろうし鉢の中のキンギョ状態

まほんとどうでもいいが

しかし好きな人がしてたらその人だけは許せるかな

それとも時間が経つにつれて許せなくなるのかな

(どうでもいいやつはもちろん許せん)

2009-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20090305210527

ブックマークコメントに見るに見かねて。色々言いたいことはたくさんありますが・・・

この方法で陥るのは酸欠状態ではありません。過呼吸の状態です。

常人間の血液の中にはある程度の濃度の二酸化炭素が溶け込んでいます。

これは人間の体のつくりがそうなっているのであって、やたらめったら酸素

取り込めばいいというものではありません。

実際、二酸化炭素血液pH(ペーハー)を安定させるという役割があります。

血中でpHが高くなると(アルカリ性になると)炭酸は解離し血中に水素イオン放出

逆にpHが低くなると(酸性になると)炭酸イオン水素イオンは結合し、血液pH

安定化することができるのです。ここら辺、高校化学をやった人だったら解離定数が

一定であったことを思い出すと、納得がいくかもしれません。

まあ要するに、人間の体は二酸化炭素を使って自動的に安定化されているわけです。

これが、元増田にあるような方法で強制的に血中二酸化炭素

排出してしまうとうまくいかなくなるわけです。血液pHがうまく調整できなくなれば

体内の正常な状態から、すぐにバランスを崩していくわけです。たとえて言うならば

政府金利の操作をできなくなってしまうものだから。そりゃ、気分も悪くなるわ。

俺は科学やってる人間として、こういう記事を見逃しておくのはあんまり好きじゃないので

こんな文章を書いてみた。これって似非科学批判とかいうのか?よくわからんが、少なくとも

自分の体に関する多少の知識をもってほしい。

なんか、オカルトチックなものに対して免疫をつけたほうがいいとも、思う。

2009-02-19

解体中の高炉

なんだか、解体中の高炉が人気らしいですが、ココロ社の人の解説(http://d.hatena.ne.jp/kokorosha/20090218/p1)は一般市民には難解なので、同じく一般市民の私が解説を試みてみます。

しかし、なにぶんにも一般市民なので、間違い等ございましたらご指摘ください。

そもそも製鉄って何?高炉って何?

さて、解説に移る前に、一体何の写真を見ているか分からなくなるので、まずはこの話をします。

製鉄ってのは、まあ、読んで字のごとく鉄を製造することですが、その主な原料はというと、鉄鉱石石炭と石灰石です。といっても、これらを高炉にぶち込めば鉄が出てくるわけでもないので、製鉄所内には前処理をする設備がありますし、さらに、ストックする場所、荷揚げのための港なんかもあります。

原料の前処理が終わると、ここでようやく高炉の出番です。

高炉では熱風を吹き込み、石炭から作ったコークスを燃焼させ鉄鉱石を加熱し、また、鉄鉱石中の酸化鉄をコークス中の炭素還元し、ケイ素を石灰のカルシウムで溶かし、鉄とスラグを作ります。こうして出来た鉄は、都度冷やしたり溶かしたりするのは馬鹿げてるので、溶けたまま製品にする工場まで運ぶ設備があります。また、高炉から溶け出ているのは、鉄といっても銑鉄という奴で、そのまま商品になるわけではありません。

それを鋼にするのが転炉です。

転炉では酸素を吹き込んだり、脱リン剤を加えたりして精錬し、鋼へと転換します。こうして出来た、溶けた鋼は、丸や四角の穴の開いた鋳型で板や棒に整形され、冷えきる前に何度も圧延され、整形されて、丸や四角やレールや色々な形の棒状製品だったり、色々な厚さの鉄板だったりに整形されます。

それが製鉄所です。以下が詳しいです。

それでは高炉を見てみよう

まずは予習を

一般的高炉について。

キーワードは、ベルトコンベア、熱風炉、トーピードカー、転炉でしょうか。次は、今回の舞台となった高炉について

google mapでみてみましょう。今回の第5高炉の近くには第6高炉があるようですね。第6高炉は縮尺が違います。明らかに大きいです。

ココロ社の人の解説

いきなりですが、高炉本体は写っていません。写っているのはベルトコンベアと、熱風路、熱風路の煙突です。

これはよくわかりません。これだと思います。

ようやく高炉の本体が見えました。といっても、ほとんどは排気管や原料の投入設備などですが。

この踏み切りはここら辺でしょうか。広い構内を沢山の原料や重い鋼材を運ぶには鉄道が一番なのです。

たぶん「今日一日安全に仕事をして(無事に家に)帰ろう」という意味合いだと思われます。なにせ、写っているプレハブを見て分かるように、解体している物はめちゃくちゃでかいんです。崩れたらひとたまりもありません。事故なく元気なのが一番なのです。

最初の部分ですね。この4つの塔は熱風炉です。google mapを見たところ、銀色煙突の向こうにもう一つ、合わせて5つの熱風炉があるようです。

ちなみに、一番左の、上に緑、下に青のネットのかかった煙突は何処にあると思いますか?実はこれだと思います。ちょっと離れてますね。

このでっかい坩堝、転炉といいます。最初の方で言いましたが、高炉から溶け出た銑鉄をトーピードカーで運んで、製品にする前に精錬するのが転炉です。そう、運んでいるのです。高炉にあるわけじゃないんです。

煙突や位置関係建物の高さから、おそらくこの転炉があったのはここだと思います。高炉とは別の建物だったんですね。なかの黒ゴマは耐火煉瓦の残骸でしょうか。

この「ベルトコンベア的なもの」は、排気ダクトです。ベルトコンベアは、最初の写真の、斜めに走っている白い奴です。下の図のように、高炉の上部、原料投入部の周囲4ヶ所から排ガスを抜く上昇管があり、それが2本ずつ合わさり手前奥となり、それがさらに一つとなって斜めに降りていきます。その先には排ガスの量の調整や処理する設備があります。

結局本当の本体は良く見えないって事ですね。

おまけ

http://shipphoto.exblog.jp/4078943/

http://shipphoto.exblog.jp/4425168/

2009-02-07

あまりにコラムとしての質が低すぎるだろ、、、

http://news.goo.ne.jp/article/r25/life/r25-110000005973.html

脂肪の燃焼」とは脂肪脂肪酸などに変化したのち、酸素と結合してエネルギーとして消費されること。そのためには、体内に酸素を多く取り入れる「有酸素運動」が効果的なのだとか。激しい運動よりも、ウォーキング程度の軽いものを長めに行うことが大切なのだそうです。

「なのだそうです」って、そんな全国民が遥か昔から知り尽くしてることをさもたった今知ったかのように、しかも読者の誰も知らなかった事実のように伝聞調で語られても、、、。

こいつの思考の中では日本国民はなんなんだ?

「かけ算を覚えるときは、九九という一定のリズムに合わせて覚えるととても覚えやすいらしいです」って堂々と言ってるレベル

2009-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20090123133432

地球はいまの酸素いっぱいの状況の方に満足してるかもしれないぢゃん

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