はてなキーワード: ロッククライミングとは
臨死つったら言い過ぎだけど。スカイダイビングだったりスキューバダイビングだったりロッククライミングだったり、ちゃんとやってりゃ安全だけど一歩間違うとアウト系エクストリームスポーツ体験してみれば?結構満たされるよ。
私も飲まない日はない、その上で休日は朝から飲む様な依存者でした。
今は一応、アルコール休憩中という感じで五年ほど断酒できています。
しかし、依存は治ることがないのでまたいつかアルコールの沼に飲み込まれるでしょう。
そのことをしっかりと理解し、おそれ、アルコールよりも大事なものを築いていくしかないんじゃないかと。
そうしたってほとんどの人は結局アルコールの沼に戻っていくので難しいとはわかるけども。
ちなみに私の場合は小説を書くことでアルコールと対峙しています。
アルコールが入ると小説はかけず、続きを待ってくれる人がいると思えば酒に対するブレーキもかかる。
掲題通り。ざっくり言うと、彼女がいることを告げずに、部屋に知人女性を招いた男性と薄々感づきながらも誘いに乗った女性の話。それだけです。
ノンフィクションのような顔をしたこの文章は、この後に及んで恥を捨てきれないわたしの編集が入ったフィクションである。ありふれた出来事である。それでも当事者になった今、心の整理がつかずどこかに吐きだしたいと思ってしまった。
今月初め旧知の男性と久しぶりに連絡を取った。互いの家に行き来しながらも色っぽい雰囲気にはならない。当時はそういう間柄だった。
互いの仕事の話をし、たまに食事をする日が続いた。食事代は彼持ちだった。食事の後は決まって夜の路地裏を散策した。帰りは彼の家から逆方向にもなろうとも必ずわたしの家のそばまで送ってくれた。指一本わたしに触れることはなかった。以前会っていた頃は当たり前のように割り勘だった彼が、いつのまにか身につけたスマートな身のこなしの居心地の良さに身を委ねていた。そういえばちょっと好きだったことを思い出した。ちょろい女ですね。
今月半ば彼の家を訪問した。間取りが不思議だというのでどうしても見に行きかった。私たちの共通点は好奇心が旺盛なところで、それは昔もこの先も変わらない。彼は好奇心を武器にして世界を広げ、私は好奇心に身を滅ぼされる日々である。
男の一人暮らし「っぽい」部屋の中で、スマホで動画を見た。テレビのない部屋だったから。明かりはすぐに消された。街灯が室内を十分に照らしたので、部屋の暗さは気にならなかった。動画は謝罪会見だった。大人の男が信頼を寄せていた組織に裏切られて涙を流す様は悲壮感に溢れ、とんでもない光景の目撃者になったと感じた。動画を見終わり彼はわたしに寝台の上に来るように誘った。わたしは数回それを渋り彼はたいそう残念がった。その姿はとても可愛かった。
互いの全ての衣服が寝台の脇に積み重なった後、彼はわたしに「彼女がいたらどうする?」と聞いてきた。え!彼女がいるのに、どう見ても面倒な女に手を出さないでください!「やばいタイプを見抜く。適切な距離感を保つ。」あなたのそういう危機管理能力の高さをわたしは尊敬していた。
登っていると思っていた大人の階段は、大人のロッククライミングからの大人のフリーフォールだった。「どうする?」じゃない。知っていたら今あなたの部屋ですっぱだかになってない。「彼女いないの?」と聞かなかったのは、好きになってしまったわたしの落ち度だ。
虚無感を覚えたわたしは寝台を降りて服を身につけ、彼の頭を撫で「あなたが眠るまでここで見守ってあげる。」というあほな提案をした。彼が睡眠を求めている訳ではないことは当然知っていた。アラサーにもなって何をしているんだろうと思った。脳内鬼束ちひろが鳴り止まない。こんなもののために生まれたんじゃない。わたしは神の子やぞ。どういう歌詞だ。好きだ。彼の部屋にあったお酒は美味しすぎた。彼はわたしの好きなものをよく知っている。そんな彼のおかげでわたしは「愛憎入り交じる。」という気持ちを知ることができた。
仕事の相談も報告も彼女にすればいい。旅先の奇天烈なお土産だって彼女にあげればいい。わたしがあげたものをいまだに喜んで使ってくれなくてもいい。永遠に続くとりとめもないLINEだって彼女が喜んで相手になってくれたと思う。というか同時に相手してるんだろう。
しばらく彼の頭を撫で続けていると「お願いだから帰ってください。」と彼は泣きそうな顔で言い出した。「嫌です。あなたが眠るまでここにいます。」と言い張る性格の悪い女を彼は抱えるように自宅の外に連れ出し、いつも通り家のそばまで送ってくれた。
お互いの中で、あのエンタメ界に激震が走った夜はなかったことになっている。彼は今もLINEでわたしの好きそうな話題を振ってくれる。わたしの好意を知りつつ、彼女と別れることは絶対にない。
JITTERIN'JINNのプレゼントに出てくるあの子超かっこいい。あんな風に爽やかにさようならをプレゼントしたい。
わたしはどうしようもなく愚かだし自分に酔っている。彼にこの文章を見つけてもらって嫌われたいと願っている。ほんとうに厄介でたちが悪い。あ、このありあまる謎のエネルギーを転職エネルギーにでも転化しよう。昇華させようそうしよう。って自分に言い聞かせよう。彼女いるの?っていう確認は早めにしよう。
僕は今、みちのくに向かう寝台列車にひとり揺られている。(75 寝台列車)(72 鉄道)(15 一人旅)
岩手県の、とある霊山でバックカントリースキーを楽しむためだ。(51 パワースポットめぐり)(64 スキー)
今日は、バックカントリースキーの魅力をこのブログに書き残しておこうと思う。(6 ブログ)
管理されたスキー場ではなく自然のままの雪山を滑走するバックカントリースキー(BC)は、ドロップポイントまで自分の脚で登らなければいけないし、ときには野営もする。要はスキーをかついだ冬山登山である。(35 登山)(1 キャンプ)
BCはスキーの技術だけではなく登山についても十分な知識と経験、装備、そして体力が必要になる。だから夏の間は準備のためにあらゆるトレーニングをする。実際に山にも登るし、筋力トレーニングはもちろんのこと、ロッククライミングの講習を受けたりもする。(7 筋トレ)(17 ボルダリング)
今回は途中の山小屋で一泊する予定だが、山小屋泊はいつもいろいろな出会いがあって楽しい。山小屋につどう様々な年齢職業の人々の雑談に耳を傾けながら、スキットルに詰めてきたモルトをちびりちびり。至福のひとときである。(57 人間観察)(34 お酒)
山小屋の夜も更けると、誰からともなく懐かしい流行歌の合掌が始まる。僕も小屋に誰かが置いて行ったウクレレで伴奏をつけながら、絶妙なタイミングで合いの手を入れる。(22 ウクレレ)(32 音ゲー)
ある時など、同宿者から何か歌えと言われて一番得意なビーチボーイズの『サーフィン・USA』を歌おうとしたのだけれど、むかしあんなに一人で練習したのに歌詞をど忘れしてしまった。途中から出まかせを歌ったらこれが逆に大いにウケたのもいい思い出だ。(95 サーフィン)(39 1人カラオケ)(13 作詞)
このように山小屋での一泊は和気藹々としたものだが、たまにケンカもある。ある時は大道芸人とトライアスロンの選手がささいな口論から取っ組み合いになり、片方が大怪我をして訴えを起こす騒ぎになってしまった。(41 ジャグリング)(60 水泳)(47 サイクリング)(4 マラソン)(82 裁判傍聴)
みんなが寝静まると僕は外に出て空を眺めることが多い。冬山の夜空は満天の星。この美しさを楽しめるのは、自分の脚でここまで登ってきた者だけに与えられる特権だ。昔の学者たちは、こんな星空を眺めながら複雑な計算をして宇宙の仕組みを解明していったんだなあ、などとぼんやり考えていると、手を伸ばせば届きそうな頭の上をUFOが通過していくこともあった。(10 天体観測)(24 数学)(46 UFOキャッチャー)
夜が明ければ深い雪をかきわけながら山頂を目指す。道中はここでしか見られない高山植物や希少な野生動物も目を楽しませてくれる。高山と言えば長野のライチョウが有名だが、意外にヒワなどもけっこう高標高まで鳴き声が聞こえてくる。(78 バードウォッチング)
長い時間かけてたどり着いた山の頂上からの眺めは最高だ。記念写真を撮ったらまずはゆっくりとコーヒーを沸かして喫むことにしている。山の上での撮影は最近流行りのドローンが楽しい。荷物が軽い日帰りの時はできるだけ持っていくようにしている。(18 カメラ)(45 コーヒー)(80 ラジコン)
山頂での一服を楽しんだあとはいよいよ滑走だが、あれだけ長い時間かけて登っても下るのはあっという間だ。粉雪のスプレーを全身に浴びながら心を無にして滑走しているうちに、魔法にでもかけられたかのように、あっけなく麓に着いてしまう。(8 マジック)
山奥には秘湯と呼ばれる名湯がひっそりと湧いていることも多い。登山と滑走に疲れきった体は温泉でリフレッシュしよう。(43 温泉巡り)(30 サウナ)
せっかく遠くまで来たのだから、時間に余裕があれば、地域の名所や旧跡に立ち寄って見聞に蒙を啓くのもまた、旅の楽しみのひとつだ。(70 歴史)(12 神社巡り)(29 動物園巡り)(31 水族館巡り)(50 博物館巡り)(94 ダム巡り)
恭介はそうつぶやくと、しばし手を止めてパソコンのファンの音に耳を澄ませた。どこかの調子が悪いのか、最近やや熱暴走気味でファンがやたらにうなるのである。
やはり次はメーカーの完成品にしよう、と思いながら恭介はいくつかのキーを素早く叩いた。するとパソコンは、恭介の書いた原稿を校閲し「はてな匿名ダイアリー」へ投稿する自動シーケンスを一瞬のうちに実行してから自発的にシャットダウンした。(68 自作PC)(26 プログラミング)(5 小説を書く)
俺はどーも、モテるために努力というのにしこりがあったんだけど。
狩猟みたいなもんだしな。
スポーツのために、体を作ったり、装備を整えたり、長期間トレーニングをして、試合をする。
これモテると考えても同じじゃん。
いやね。どーも、恋愛って気持ちの問題じゃんって思ってたんだけど。
そもそものフィジカルで勝負できないんじゃあ、スポーツでも勝負できない。
重量上げ、相撲、テニス。それぞれに適応したからだと戦略がある。
というのも、今xvideosで白人同士のセックス動画見てたんだけど。
おっさんは禿げてて、ヒゲも白いんだよ。いかに白人といえど、これは、、、。
って思ったんだけど、セックス始まって脱いだら、腹筋凄くて、腕も明らかに筋トレしてるなって腕なんだよ。
この肉体美は女には無理。
イケメンとかもここまでの肉体は無理。
もちろん、この肉体に魅力感じる女がどれだけいるのって感じだけど。
これはあるんじゃないか。
単にデブって筋力とかではなく、
技術に合わせた体つくりってのはありそう。
BMIだと、20~25で、服は筋肉強調されるような。ん?ホモファッションじゃねーか?
そうか。なるほど。
多分だけど。
ホストとかヤリチンを肯定していながら、モノ扱いされるのに怒るところが非論理的なんじゃないか。
それだけならまだしも、ホストでもヤリチンでもキモオタでもない普通の男をディスりだす。おいおい、ホストやヤリチンにモノ扱いされてるイライラをまったく関係無い男に言い出したら、そりゃ叩かれるやろ。
ホストとか、ヤリチンとか、イケメンとか。まあ、いいと思うんですよ。ヒマラヤに登りたいのは、他人が止めるってのはおかしいと思うし。
でもさ、ヒマラヤで怪我したなり、身内死んだなりしたとして。
それを日本の山を管理してる警察とか医者とかのせいにするか?せんだろ。
「日本の山はロッククライミングや世界レベルのアルピニストが育たない」とか言われても。高尾山に文句言うとかキチガイでしょ。
結局、「ま~ん」っていうのは、「山キチガイ」とかってのと同じかと。
勝手にやってりゃいいんだけど。なぜか普通の男を叩きだす。迷惑をかける。
それが嫌なんですな。
が、その上で、「ヒマラヤで怪我した!山管理してる奴らが悪い!」とかオイオイ、キチガイかよってなるやん。
女に対する、ま~んってこれに似てるんじゃないかな。
それなりに充実はあったのだけど、
ものの見事にツマラナイ大人化していることに、40才の誕生日で気づいた。
その原因と対策について書いてみます。
結論から言うとツマラナイ大人化する最大の原因は
「やりたいことをあきらめ過ぎちゃう」
ことだと思う。
自転車旅行、トライアスロン、ロッククライミング、カヌー、ギター、世界の辺境旅行。
でも子供ができて一家の生計を支えにゃならんという責務が生まれ、
それを強く意識しすぎ、かつ勤め先が自転車操業な半ブラッキー会社ということで、
それまでの趣味は全部あきらめて、仕事と子供の相手だけの日々になっていた。
仕事しないと会社潰れるし、子供の相手しないと嫁さんの機嫌悪いし。
今振り返ると、自分らしいこと何一つやってない。
こういう日々が長く続くとしだいに自分のアイデンティティが失われ、
いわゆる歯車w
35歳を過ぎたあたりに、この現状に対する物凄い葛藤があったのだけど、
なんとなくダマシダマシに過ごしてきたのが最大の敗因だと思う。
という言い訳を脳内で反復しつつ、ツマラナイ大人状態へ遷移完了。
やりたいことが何っ一つ沸き起こらない。
というわけで、対策。
ツマラナイ大人化を認識してから、現在までに試し、それなりの効果を上げつつある対策を振り返ってみる。
原因がヤリタイことが出来てないんだから、ヤリタイことすればすれば良いということなんだけど、
ヤリタイことが無くなってるのが最大の問題なんですね。
ゴースト無いんでw
そこで、半分、鬱病状態にまでなったところで出した結論が、
システムを変えるということ。
サラリーマンから自営業へ転身したときのストレスは半端なかったけど(安定収入が無いってのは想像以上にストレスでした)、
それを乗り切ると心の平穏を獲得できた。
と同時に、付き合う人たちもガラリと変わって、個性的な生き方をしている人達に多く出会えた。
これまた良い意味で変態な人達ばかりで、ジワジワと「自転車が好き」って感覚が蘇ってきた。
色々な新しい刺激が、自分のゴーストを再生してくれたのかもしれない。
環境が変わると人は変われるもんなんですね。
「人は何才でも変われる」という確信が出来てきたので、多分大丈夫。
あきらめなければ大丈夫なんですよ、きっと。
あ、まず前提として、
はたして貴女を幸福にするかどうか、それはまた別問題だけれど。
IT系の超かしこい男なども多く、
したがって、釣り師たる女たちにとっては、
なかなかあなどれない釣り場です。
では、筋トレ大好き男に「どのトレーニングが好き?」と訊ねられたとき、
あとはサウナ、そして(冬に日サロ入るほどではないけれど)日焼けが大好きな、
貴女はかれの目を見て、微笑みとともに質問など無視して、こう言いましょう、
「わたしが、フルスクワットの補助ついてあげる♪」
これこそまさに必殺の答えです。
そこで筋トレ大好き男が、えへへ、とやにさがったならば、
貴女は、ひそかに「デッドリフトをノーギア160、2発」あたりを
練習しておきましょう。これで成功まちがいなしです。
しかし、ここでは、もう少しハイブロウな(?)いわゆる筋トレ好きの男の
落とし方をお伝えしましょう。
懸垂も好き、プッシュアップは上半身の60%が鍛えられるし、倒立で三角筋にじかに効かすのも、大好き♪」
もしも貴女がそう答えたならば、
かれの貴女への恋心は、
20%増量になるでしょう。
トレーニーから高い評価を受け、
ちょっぴり動ける身体なふんいきをかもしだしていて。
スポーツすべてへの基本を
質高くふるまっていて、なおかつ、
従って自重トレこそは、
本来なんの接点もないまったく縁もゆかりもない別々の世界に生きている、
クリスチャン・サイボーグ似の元Strikeforce女子フェザー級王者と、玉もあれば石も混じっている、そんな筋トレ大好き男たちが、
この世界で唯一(いいえ、格闘技ジム、ロッククライミングジムと並んで唯三)遭遇しうる場所です。
では、参考までに、危険な回答を挙げておきましょう。
筋トレ大好き男に「どこの部位トレーニングが好き?」と訊ねられたとき、
「前腕伸筋群が好き♪ 1セットに20レップはするの。」
なるほど前腕伸筋群は、人気の前腕部位、
しかし、「つまめる脂肪ないで」とかなんとか無意味な自慢を吹聴し、
筋トレについての謬見を撒き散らした罪がありますから、筋トレ大好き男にとっては天敵なんです。
また、もしも貴女が「腹筋が大好き♪ 夏には割るんだ♪」
と答えたとしても、同様の効果をもたらすでしょう、
なぜって、腹筋は、厳しい鍛錬により手に入れられる男の勲章だったものの、
しかし世間の男どもはそうそうから、いやはやなんともな筋肉に転落し、
いまや、あの部位では、他の筋肉の美しさに遥かに及びません。
最高に好きなのは脊柱起立筋♪ 「バックエクステンション」も、「タッチトウズ」もすっごく効くの。」
と、答えたとしたらどうでしょう?
たしかに低重量を扱うトレーニングは、その部位に効かすには適切であるのみならず、
可動域も最高に自由ですけれど、
しかし、貴女の答えを聞いて、筋トレ大好き男はきっとおもうでしょう、
(なんだよ、お高くとまった女だな、バランスボールでも使ってろよ)って。
たとえば、「大胸筋」ならば安心でしょう、
なぜならば、「大胸筋」は、ふつうのトレーニーにもマニアにもともに愛されるめずらしい筋肉で、
貴女がその名前を挙げても必ずしも、あなたが筋トレおた宣言をしているとは受け取られないでしょう。
しかし、たとえば、下半身が誇る第二の心臓「ふくらはぎ」にせよ、
ましてや貴女が、「大腿四頭筋が大好き♪ わたし、もうほとんどのプレートつけちゃった♪」
と答えたならば、どうでしょう?
これはかなり博打な答え方で、
なるほど、大腿四頭筋は、身体全体で一番大きな筋肉であり、それゆえ筋トレでは一番過酷なトレーニングゆえ、
あなたがそう答えた瞬間、筋トレ大好き男がいきなり超笑顔になって、
しかし、逆に、(なんだよ、この女、大腿四頭筋信者かよ)とおもわれて、どん引きされる可能性もまた大です、
なぜって、必ずしも筋トレ大好き男が筋トレ大好き女を好きになるとは、限らないですから。
男たちは、女を導き高みへ引き上げてあげることが大好きゆえ、
もしも貴女が、「大腿四頭筋が大好き♪」なんて言ってしまうと、
そこにはもはや、男が貴女を筋トレ教育する余地がまったく残されていません、
したがって貴女のその答えは、
筋トレ大好き男の貴女への夢を潰してしまうことに他なりません。
ま、ざっとそんな感じです、貴女の目には男たちはバカでスケベで鈍感に見えるでしょうが、
しかし、ああ見せて、男は男で繊細で、傷つきやすく、女に夢を持っています、
貴女の答え方ひとつで、男の貴女への夢は大きくふくらみもすれば、
一瞬で、しぼんでしまいもするでしょう。
では、スキットを繰り返しましょう。
懸垂も好き、プッシュアップは上半身の60%が鍛えられるし、
倒立で三角筋にじかに効かすのも、大好き」
そして、その瞬間、筋トレ大好き男の目がらんらんと輝いたなら、
貴女はこう重ねましょう、
上腕三頭筋・三角筋・僧帽筋の「ショルダープレス」肩こりの予防や治療にも効果があるから。
これでもう完璧です。
そうなったらこっちのもの、
トレーニングの日には、バギーパンツにゴールドジムのTシャツ、アンダーアーマーのラッシュガードを着て、
男の目の前には大きな大きな壁があった。真っ黒で、のっぺりとしていて、つるりと表面が滑らかなまま立ち塞がる圧倒的な威圧感を放つ壁である。掴められるような突起など何処にも見当たらなく、以前よりこの先に進みたいと願い続けていた男は途方に暮れてしまっていた。
一体おれはどうすればいいのだろう。腕を組み、むんずと唇を結んだ男は、無い知恵を振り絞ってうんうんと唸っている。目前にどうしようもないほどの障壁が起立しているというのに、まだその向こう側に、あるいはその壁の上に、男は立ってみたいと望み続けていた。
しかしながら、現実問題として男には為す術がないのである。ロッククライミングの経験などあるはずがなかったし、そもそも登るための手掛かりがどこにもないのである。ぺたりと押し付けた手のひらに黒壁の感触は冷ややかで、男には絶望することも憤慨することもできなかった。ただただ見せ付けられた己の実像を受け入れることしかできなかった。
腕を下ろし、ひとつ大きな溜息をつく。男はちらりと視線を傾け、右斜め上に開いた、力いっぱい飛び上がって壁を蹴り、ようやくその縁を掴めそうな小さな通路を見上げた。
ここしかなのだろう。もう、今のおれの力量で挑むことができる道はここしかないのだろう。
思いながらも、そんな通路でさえ、縁を掴んだ後、全身全霊の力で持って体を持ち上げ転がり込めるかどうかの瀬戸際なのであった。置かれた状況の散々たる有様に少なからず失望し、男はつうっとその視線を更に右に、地続きのまま緩やかに傾斜して伸びるひとつの道に顔を向けた。
この壁を越えることを諦める。あるいは諦めなければならない。その選択肢を選んだ先に待っているのは、右側に伸びた茨の道である。男の背丈以上に伸びた刺々しい生垣を掻き分け、何とか進む事のできる、痛みの道。
男はその道を歩くことが嫌だった。元来より痛いことが嫌だったし、一体全体茨がどこまで続いているのかも分らないのである。行く末は蛇行し、このまま上り坂が続くのか、それとも下ってしまうのか、あるいは再び壁が現れるのか、一切が阻まれた様子からは予測はまったく付かなかった。
不可能な理想に挑戦するのか、行き先の見えない未来に賭けるのか。目を閉じしばらく考えた後、男はゆっくりと左側に伸びる細い道の先を見つめた。
もう一つだけ残された選択肢。十三階段を上ったところに、ぶらんとひとつの影が揺れている。
ぶんぶんと頭を振って、男はその選択を振り払った。絶対に、あのような姿にはなりたくない。その心理の背景には、ついこの前まで隣を歩いていた同胞の末路への嫌悪と、並々ならぬ恐怖とが並列して存在していたのだった。
「おれはどうすればいいのだろう」
そう呟いてみたところで、誰も答えれくれるものはいない。どこか遠くから男を嘲うかのような哀れむような声が聞こえ、壁の向こう側あるいはその上から充実感に満ちた談笑が聞こえるばかりなのである。
どうしてこんなことになってしまったのだろう。
いつからこんなことになってしまったのだろう。
悲しくなった男は、ふと背後を振り返ってみた。幻想を抱きながら歩き続けた長い道のりが、始まりが見えないくらい遠くまで伸びている。分かれ道があり、上り坂や下り坂があり、行き止まりも、落とし穴もあった道だった。
けれど、ここまで来てしまう前、例えば五キロメートルも前の時点から見たとき、現在目の前にある壁はもっと小さく、簡単に跨げてしまいそうな柵に見えていた。
もっと前、例えば十キロメートルも前から見たときには、現在目の前にある壁のほかに、もっと多くの壁が遠くにぽつりぽつりと存在していた。
そしてもっともっと前のこと、二十キロメートルも前から見た世界は、まったくもって平らかな地平をどこまでも広げていて、男はどこへ進む事も、どんな景色を見ることも可能であるはずだった。
「どうしてこんなところまで来てしまったのだろう」
口にし、男はどうにもならない一歩を、今日も前に進めていく。
男だったのか。
自分の子供が欲しいのかぁ。代理出産とかはOKなんですか?養子だめなら自分と愛してる人との子供でないとだめそうな気もするんですが。
とりあえず、どんな流れで子供持つにしろカッコイイ父親は趣味を持っているもんだと思うので、趣味を続ければ出会いもあるのではないでしょうか?
女性受けしない趣味だったのなら出会いがありそうな趣味を片っ端からやって自分に合う(なおかつ貯金可能)のを見つけてそれを新たな趣味にすればいいんじゃないでしょうか。
ちなみに私は趣味がロッククライミングですが彼女は運動は全然しません。なので選択肢としてクライマーの彼女が出来たらかなり楽しいと思ってます。
私の感覚では同じ趣味を持ってる人というのは結婚する上でかなり重要です。
増田さんもただどっかで出会うのを待って愛しあって結婚するより、共通の趣味を持つ人と出会って結婚して一緒に趣味を楽しめる相手のほうがいいのではないでしょうか?