はてなキーワード: 部員とは
筋トレ始めたのがガリガリヒキコモリニート時代の10年前(17歳)でこれから先
バイト先などでなめられたくない、あわよくばむかつく奴を半殺しにできるような体力を
持っておきたいっていうのが動機でひたすら腕立て伏せしてたら1年で水泳部の部員
くらいの体格になりました。
で、ケンカはしませんでしたがいつでもこの拳で一発で床に
転がせるという筋肉の自信が対人関係に良い相乗効果を生み、キレるときは罵詈雑言駆使して
しっかりキレていつでもやったんどボケナスとなったりならなかったりで
とにかく内にこもって言いたいことも言えずにもじもじすることがなくなりました。
小学生のころとか気が弱かったのにね。
今なお筋トレを続けてるのも同じくいつでも半殺しにすんぞボケが、なめんな、という
気合いで毎日毎日命がけでいつ死んでも後悔せんと思って仕事をやってるからでしょうか。
いつでもやったんどっていうのはいつでも死ねる覚悟はできてるってことと同義です。
とにかくなめられるのが嫌いなのでこのいつでも殺し合いに脊髄反射でこたえる覚悟が
あって、しかもその自信は筋トレからきててフェイントでもなんでも一発入れば
立っていられる相手などいないと自負するからこそ毎日命かけられるのです。
文章が支離滅裂になっていきていますが、言いたいロジックは威圧感→なめんなおまえ殺すぞボケが感→
自信→良い仕事→仕事の結果でる→良い対人関係→たまに僕が大声で怒鳴って対人関係ヒビ入る人いる→
ていうかこのループそろそろ限界みえてきた→性格改造したほうがよくね?、みたいなところです。
まあ自分で客観的にみてもなかなかのキティGUYぶりなのですが、筋トレから良い結果が
生まれたことも挙げてみると、ニートからバイトしながら何クソ殺すぞボケナス魂で独学で大学(Aラン)に入って
院まで行ったり、女が何人かできたり、なめられなかったり(なめてくるそぶりを1ミリでも見せたら即威圧します)
仕事でも技術なのに営業にかり出されて活躍したりなどがあります。
ぼくにとって筋トレすることは上記のような怨念がつまった行為なんですね。やったんぞ殺すぞなめんな今に見とけや
という怨念の原風景が筋トレにあるんですね。コンチクショウと歯を食いしばって生きてきたからこそこんないびつな
人間になってしまったけど、でも筋トレをすることで自分のアイデンティティ(クソなアイデンティティですが)を
形成して何とか生きて来れたのかもしれません。
筋トレしてるとき何を思い描きながらやってるのかというと人を拳で殴り倒す妄想をしながらバーベルを上げたり下げたり
しています。コンチクショウ、ナニクソ、いつでもやったんぞ、ぶっ殺すぞと心で叫びながら。
かつて毎日が苦痛で情けなくて死にたかった17歳の自分が筋トレをすることでいびつな前向きさを獲得した、
というお話でした。
と、来て数秒後に撤退の意思が芽生え始めた俺の後ろで、蝶番が無かったら吹っ飛んでいたんじゃないかという勢いでドアが開いた。
「やあやあ遅れてすまぬでごわす皆の衆! 捕まえるのに手間取ってしまったでごわすよぉ」
この角度からはまだ見えないが、ハルヒの後ろに回された手の先には誰かが居るようで、お菓子研究会に来る前の俺の想像通り校内のどなたかを部員にしようと無理矢理連れてきたようだ。
一応の詫びを入れたハルヒは極上の笑顔でその人物共々部屋にズカズカと入っ
地響きがする――と思って戴けたら、こちらとしても甚だ幸いである。
ただし、ここでいう地響きとはしつこいようだが地殻変動の類のそれではない。
――以下略。
……俺は一体何の呪いを受けちまったんだろう。
今度は、身長こそハルヒほどではないにせよ体型としてはハルヒを上回りかつ例のごとく矛盾輪郭の持ち主の少女だった。
しかもその不思議さ加減ときたらとてつもない美少女に見えるくらいであった。
「な、なんでごわしゅかぁ? ……(もぐもぐ)……ここ、何処でごわしゅかぁ?
(もぐもぐ)……な、何でウチは連れて来られたのでごわしゅかぁ? ……(もぐもぐ)」
右手左手の全指間にまるでパン屋の無敵看板娘のごとく携えられた焼き鳥であった。
形状から察するに最寄りのコンビニで売られているものであろう。怯えながらも次々と平らげていくその食い意地は立派だと言わざるを得ない。
というか例のごとく声がやたら野太いのであんまり深刻そうな感じがしない。
とにかく、だ。この状況がつかめず半泣きで不安げに震えている(そして焼き鳥は右手の分を食べ終わり左手に突入した)美少女さんと呆気にとられている俺を尻目に、
ハルヒは何故かドアに錠を施した。
「なっななな、なんで鍵をかけるんでごわしゅくうぐっげっほげほげほ、ふぅ……あ! そ、そうでごわしゅ! 一体何を、」
「黙らっしゃい」
ハルヒのドスの聞いた声に、むせつつも抗議しようとした少女はビクッとして固まってしまった。
「紹介するでごわす。朝比奈にくるちゃんでごわすぅ!」
そう言ったきり、ハルヒは黙り込んだ。紹介、終わりかよ!?
親友の思い人を好きになってしまったという告白を陰に潜んでいた親友本人に聞かれていたことがばれた様な空気が部屋を包み込んだ。
ハルヒは砂漠の国を救った海賊達のような笑顔で突っ立ったまんまだし、
長門湖は相変わらず無反応でお菓子をガサガサポリポリやってるし、
朝比奈にくるとかいうらしい美少女(下世話なことだが親ももうちょっと考えて名前をつけたほうがいいと思う)は今にも泣きそうな顔で最後の1串をはもはも食べながらおどおどしてるし、
誰か何か言えよと思いながら俺はやむを得ず口を開いた。損な性分だ。
「まず訊く。どこから拉致ってきたんだ?」
「人聞きの悪いこと言わないでほしいでごわす。任意同行でごわす!」
……似たようなもんだ。
「2年の教室でぼんやりしているところを捕まえたのでごわす。おいどん、休み時間にはいつも校舎を隅々まで歩くようにしてるゆえ、
彼女を何回か見かけていて、覚えていた――というわけでごわす」
休み時間に教室にいないと思ったら、そんなことをしていたのか。トイレの個室で御筥様をやってなくてよかったというかなんというか……いや、待てよ。
「じゃあ、この人は上級生じゃないか!」
「? それがどうかしたでごわすか?」
一点の曇りもない目だ。本当になんとも思っていないらしい。
「んぁー……まあいい。で、えーと朝比奈さん……か? 何でまた、この人なんだ?」
「まぁまぁ、見てみるでごんす!」
ハルヒは指を朝比奈にくるさんの鼻先に突きつけ彼女の決して小さくはない肩をすくませて、
「めちゃめちゃ可愛いうえにごっついでごわすよ!?」
というかごっつさならお前とそして長門も相当なんだが。いい意味で。
「おいどん、『ガチムチ』というのは結構重要だと思うのでごわすよー」
…………は?
今日1日の終業を告げるベルが鳴り、クラス一同の起立礼が終わるか終わらないかの一瞬のうち、
俺はまたもやハルヒに強引に手を引かれ、セントバーナードに引きずられるこども高校生のような状態に陥った。
そうして連れられてきた場所はどこかの部屋のドアの前だった。こんなところに何の用があるんだと聞きたかったが、
俺は数十秒前からスイスイ簡単と名高い掃除用品のごとく床を引きずられてしまっていたうえいきなり手を離されたのでしたたか頭を打ってしまった。
そんな俺にお構いなしにハルヒは勢いよくドアを開き――
「これから、ここがおいどんたちの部室でごんす!」
「ちょい待て」
俺は先程の強打とハルヒが口走ったとんでもない宣言のため物理的精神的に頭を痛めながらも、どうにかドア横の壁にもたれかかって座り、部屋の中に入ったハルヒにそこから質問した。
「……何処なんだよ、ここは?」
「文化部の部室棟でごわす。文化部といっても、美術部や吹奏楽部なら、その名が表わすとおり美術室や音楽室を持ってるでごわすな?
ここはそういう特別室を持たないクラブや同好会の部室が集まっているのが、この部室棟――通称旧館でごわす」
「で、この部屋が空いているから使おうってか?」
「いや、ここは『おか研』の部室でごわす」
「は? 『オカ研』はお前が以前仮入部して失望したって……」
「仮入部したのは『オカルト研究会』じゃなく『超常現象研究会』でごわす。ここはそれとは違うでごわすよ」
「はぁ?」
壁に背を預けながら、中のハルヒとの会話は続く。
ほう、お菓子研究会。うむ、何をするのか分かるようで分からない研究会だが、ひとつだけ確実に言えることがあるな。
「……じゃあ、この部屋はその『お菓子研究会』のものなんだろ?」
「うむ。しかし、今年の春に3年生が卒業してしまったせいで、部員0。新たに誰か入部しないと休部が決定していた唯一のクラブなのでごわす」
で、その哀れにも休部となったクラブの部室を頂戴しようってか?
「いんや、1年生の新入部員であるこの子が居るでごわす」
……待て。今なんて言った? 新入部員のこの子?
「おい、それじゃ休部になってねぇじゃねえか」
「似たようなもんでごわす。部員は1人しかいないんでごわすから」
呆れた野郎だ。それじゃまんま部室乗っ取りじゃねえか!?
ようやく物理的な頭の痛みも治まったので、立ち上がりハルヒの戯言に茶々を入れるため『お菓子研究会』の部室の中に突入した、の、だが。
地響きがする――と思って戴けたら、こちらとしても甚だ幸いである。
ただし、ここでいう地響きとは何度も言うが地殻変動の類のそれではない。
巨体だ。いや、あれを巨体と言以下略。
「――――――――またかよ」
やっぱりハルヒほどではないが、やっぱり明らかにそういう体型の子が、どうみても体型に見合ってないパイプ椅子に座りながら、
黙々とスナック菓子を食っていた。眼鏡をかけた髪の短い少女である。
これだけハルヒが大騒ぎしているのにもかかわらず、視線を向けようともしない。
動いているのは袋からスナック菓子を取り出し口に持っていく右手の動きとそれを咀嚼する口周りの骨と筋肉の動きだけで残りの部分は微動だにせず、俺らの存在を完璧に無視し続けている。
「その……あ、あの子はどうするんだよ?」
「別にいいって言ってたでごわす」
「本当かよそりゃ?」
「昼休みに会ったときに、『部室貸してほしいでごわす』って言ったらば『どうぞ』と。お菓子さえ食べられればいいみたいでごわすよ」
そんな「ハサミ貸して」のノリで貸し借りできるのか、部室。
「むう。ま、変わっているといえば変わっているでごわすなぁ」
はい、お前が言うな。
「――――――」
んお、件の研究会員が何かこっち見てる。ちなみに、ハルヒや朝倉川の例に違うことなく、矛盾輪郭の持ち主であったことは言うまでもない。
あと付け加えるならば俗に言う神秘的な不思議系の雰囲気を醸し出しているようなそうでないような。
「長門 湖(ながと うみ)――でごわす」
淡々と異様に野太い声で彼女は言った。一応それが名前らしいがやっぱり「ごわす」か。
名前を告げたからもう用はないといわんばかりの態度で、再び彼女は黙々とスナック菓子を機械的な動作でむさぼり始めた。
「あー、長門さんとやら。こいつはこの部屋を、何だかよく分からん部活の部室にしようとしてるんだぞ? ……それでも、いいのか?」
「いい――でごわす」
「いやあしかし、たぶんものすごーく迷惑をかけると思うぞ?」
「別に――でごわす」
「そのうち、追い出されちゃったりなんかするかもしれんぞ!?」
「どうぞ――でごわす」
いや……即答してくるのはいいんだが、もうちょっと色のある応答をしてもらいたいなぁ。あと「ごわす」付けがとってつけたようになってるのは何故だ。
「ふふん。まあ、そういうことでごわすから――」
ああ、声が弾んでいる。良くない。非常に良くない予感がする。
「これから放課後、この部屋に集合でごわす! 絶対来るでごわすよ。来ないと――全力で“てっぽう”入れるでごわす!」
コイツの全力での“てっぽう”なんて、死刑に等しいからな。死ぬのはごめんだ。
俺はハルヒの言いつけどおり席で大人しく――できなかった。何故って?
終業のベルが鳴り、クラス一同の起立礼が終わるか終わらないかの一瞬のうち、ハルヒが俺の手を強引に引いて走り出したからさ。
ちなみにハルヒは見た目のイメージに違うことなく馬鹿力の持ち主であるからして、強引に引っ張られ走り出されることがどういう状況を生み出すのかは、想像するに難くないだろう。
喩えて言うなら、首根っこつかまれた子猫のような感じだった。他クラスの生徒及び他の先生方の視線が痛い。
どうやら俺のことなぞ結婚式を終えたカップルがハネムーンに出発する際に使う車の後ろにつけられたカラカラ(あれの正式名称は何と言うのだろうか)ぐらいにしか思ってないらしいハルヒに連れられてやってきたのは、屋上へ出るドアの前の踊り場だった。
「――協力するでごんす!」
今、ハルヒがつかんでいるのは俺のネクタイであり、ついでに言わせてもらうなら俺は床から数センチ浮いていて、その、なんだ、苦しい。とりあえず下ろしてくれ。
ええい、カツアゲされてるような気分とかそういうレベルじゃねーぞ!
「……で、何を協力するって?」
「おいどんの新クラブ創りでごわすぅ!」
「何故俺がお前の思いつきに協力せねばならんのか、それをまず教えてくれ。明確な理由と共に。40字くらいでな」
「どうでもいいじゃないでごわすか」
15文字かよ。せめて8割は使えと習わなかったか。
「おいどんは部室と部員を確保するでごわすから、おんしは学校に提出する書類を揃えるでごんす」
「何のクラブを作るつもりなんだ? 今度は短めに20字でいいぞ。簡潔に答えてくれ」
「今日の放課後までに今言ったことを調べるでごんすよ! いいでごわすか!? おいどんもそれまでに部室を探しておくでごわすから!」
はいスルーきたぁ。聞けよ人の話をよぉ。
「いいでごわすね!?」
や、だから人の話……。
「――よしっ!」
よしじゃねええええええ!! ――とツッコミを入れる間もなく、呆気にとられる俺をその場に残し、嬉々とした表情のままハルヒは身を翻し(慣用表現だ)、足取り軽く(もちろん慣用表現だ)階段を下りていった。
……どうすりゃいいってんだよ。
***
【「同好会」の新設に伴う規定】
人数5人以上。顧問の教師、名称、責任者、活動内容を決定し、生徒会クラブ運営委員会で承認されることが必要。
活動内容は創造的かつ活力ある学校生活を送るに相応しいものに限られる。(以下省略)
まあ、なんだ。わざわざ調べるまでも無く、生徒手帳に載っていた。
ただ、これは断言できる。人数と責任者と名称以外は絶対ぇクリアできると思えない。人数なんかどっかから名前借りて幽霊部員にすりゃすむし、責任者はハルヒに任せりゃいい。名称はそれっぽいのをつけりゃオーケイだろう。だが、顧問が付いたり、創造的な活動をしたり、究極的には生徒会からの承認を得なければならない。そんなのは防御ターンにおいてスーパー系なのにリアル系からの攻撃を避けるくらい難しい、いやもはや無謀のレベルに達した事象なのだ。
というような意味合いのことを昼休みに話したのだが、まあ大方の予想通りハルヒはさっくりと一言で片付け教室を飛び出していきやがった。
一言「もーまんたい」と言って。何だ「もーまんたい」って。何語だ。
そんなわけで、今日も今日とて俺はハルヒに話しかける。哀れむような周りの視線が心地良いぜあははん。
……泣いてない! 泣いてないからな!
あー、全部のクラブに入ってみたって言うのは本当なのか? ……どこか面白そうな部があったら教えてくれよ。
「無いでごわす。全然」
即答しやがった。頼むからもう少し会話を続けようという気にはならんのか。
会話が途中で宙ぶらりんになることほど虚しいものは無いと思うのだが。
「……全然無いでごわす!」
なぜ2回言う。
「高校に入ったら少しはマシかと思ったんでごわすが……これじゃ義務教育時代と何も変わっておらんでごわす。入る学校間違えたでごわす」
何を基準に学校選びをしてるのだろうなコイツは。
ほう? で、どうだった? 御眼鏡に適う不思議人の強者はいたか?
「不思議人の強者? は、ちゃんちゃら可笑しいでごわす。変な事件に出くわした人物なぞ皆無であったなどと言うんでごわすよ?
部員も部員でごわす、立会いができそうな者どころか本ばっかり読んでそうな普通のばかりで旭道山のような輩もおらぬし!!」
そりゃそうだろ。そんなガタイのいい奴が文科系クラブだなんて何処かの下っ端のスポーツ万能設定並みに宝の持ち腐れだ。適材不適所にも程がある。
「『超常現象研究会』にも少し期待はしてたんでごわすが――単なるひょろっちいオカルトマニア達の集まりでしかなかったのでごわす!
しかも先程のミス研もそうだったのでごわすが、仮にも『研究会』の名を関しているというのに彼の著名な“無類力士”こと雷電爲右エ門の生家に参ったことも無ければ、
それが何処にあるかすら知らんとのたまう始末! 全く、底の浅さが知れるでごわすな。そんなことも知らずに一体何を研究してるというんでごわすか!?」
というか何か、そのライデン何たらとかいうヘタレ兵士のような名の者の生家を訪ねることはコイツにとって常識なのだろうか。
「うおおおおつまらんでごわすうううう!!」ふるふるピシッふるふる。
ちょコラ、ダッダンボヨヨンっておま何この古のCM? てかその図体で暴れんなってオイやめろやめろやめろピシッっていったから今またお前の椅子ピシッって。
「むう……これだけあれば少しは変な部活や人間や骨のある奴に出会えても良さそうなんでごわすが……」
「……無いものはしょうがないだろう? ま結局のところ人間はそこにあるものだけで満足しなければならないってコトさな。
言うなればそれをできない者こそが発明や発見をして文明文化を発展発達させてきたワケだ。遠く離れた者とやり取りがしたいと思ったからこそ、
手紙ができ電話ができついにはWWWが作られてEメールが普及してる。だがしかし、それが生じたのは一部の才能ある、もしくは発想力に長けた人物がいてそれを実行に移したからであって、
すなわちそれはある種の天才によって可能なものとなったんだ。『何の特殊な才能も無い凡庸の極みである我々、しかも君達のような子どもに残された手段は学ぶ事しかない』
とは俺が中学のころの国語教師が言った言葉だがな、これは結構的を射
「うるさい」
ハルヒは、俺がここぞとばかりに奴に現実を叩き込もうと調子乗って知った風なことをベラベラと喋っていた(奴とは違って自覚する心はあるのだ、俺には)のを語気強く中断させ、
目の前に餌を出されてさんざ弄ばれた挙句それを冷蔵庫に再投入されたのを見た猫のような目つきをしてそっぽを向き、漫画等で人物が眼鏡を外したときの古典的な表現のような口をつくった。
……もしかしたら、これがネタ振りになってしまったのかもしれない。
と、いうわけで片鱗その1。弁当の見た目が毎日変わる。
月曜1段火曜2段水曜3段木曜4段金曜5段――――。
ああ、「週の初めの方、そんな少なくてあの図体が耐えられるのか?」とご心配のそこな諸兄、安心したまえ。
量はどの曜日も同じだ。つまり、百人一首を一面に並べるか、100枚重ねるかの違いだな。
いやあしかしその量を初めて目にしたときは、奴はピンク色の人外生物の化身じゃないかと思ったぞ俺は。
果たして、涼宮山家のエンゲル係数は如何ほどのものなのか……。調べてみたい気もするな。
片鱗その2。
体育の授業は男女別に行われる――のは先程の会話からわかるだろうが、着替えに関しても当然の如く別である。
女が奇数クラス、男が偶数クラスに移動してすることになっているのだが。
「――――」ぼるんっ。
「げ!?」
「きゃっ!?」
まだ男子が残っているにも関わらず、あんまり嬉しくない擬音を伴ってやおらセーラー服を脱ぎだしやがった!
即座に教室中に響き渡る他の女子の悲鳴悲鳴悲鳴、追い出される男達。まあ当然といえば当然だが何か釈然としない。
それはともかく……どうやら、ハルヒは男子生徒のことをジャガイモくらいにしか思ってないらしい。ういろうのくせに。
「これが、精神的ブラクラ……か……」
片鱗その3。……呆れることに、だ。
ハルヒは、この学校に存在するありとあらゆるクラブに、仮入部していたのだった。
運動部からは例外なく部員から熱心に入部を勧められ、しかしその全てを蹴って毎日参加する部活動を気まぐれに変えた挙げ句、
結局、どこにも入部することは無かった。
相撲部からは是非ウチにも仮入部に来てくれと熱心に勧められたらしいが、何故か翌日部はなくなっていた、とか。というか女子を呼ぶなよ。
何がしたいんだろうなあコイツはよお?
私立大の入学式ってのは残酷で、往々にして附属の奴らが固まっていて
田舎から出てきた俺が友達を作るすべなんてなかった。
学生証というなの身分証明書でTSUTAYAカードを速効作ってビデオをレンタルして暗い部屋で見続ける日々。
エヴァとかガンダムとかルパンだとかその辺は一通り見尽くした。
こんなんじゃいかんと思ったのが入学して5日目ぐらいだったか。
授業登録に久しぶりにキャンパスに向かうと新入部員の勧誘の嵐にあった。
だって友達が欲しかったから。
そこで俺は一生懸命しゃべった。
全力でしゃべった。
初めて美容院にいった。
非童貞のフリもした。
空気はひたすら読み続けた。
自虐ネタもかました。
後輩にはおごった。
彼女もできた。
就職活動でもそれが評価された。
結果、26歳の社会人4年目にして、年収は同世代よりはかなりもらっている。
彼女もいるし、それがステータスとしてどうか知らんけどマイミクは300人だ。
そしてこれが半端ないほどの負い目を俺にぶつけてくる。
地元では仲のいい友達なんていない。
喧嘩してるわけでもないが、連絡なんかとらないし連絡先も知らない。
するときは知り合いがいないことをいいことにそこそこイケてる奴だったと偽るだけ。
本当はひたすら暗かったし、イケてなかった。勉強がちょこっとできただけだった。
顔はアトピーでボロボロだったし、確実にむっつりスケベで階段の下でスカートが見えないかとチャンスをうかがっていたクズだ。
キミは今輝いている。
だからその輝きを地元に持ち帰るんだ。
恐れることはない、もうキミは変わったんだ。
そうしないと、本当のリア充にはなれない。
ガチは話、彼女との結婚を考えるとき、地元も友達を一切呼べない式になってしまうし
端的に言えばキミがいけてなかったことが存分にばれる。
その程度で離れていく奴ならこっちから願い下げだ!なんて言えるほど大学デビューの奴はハートが強くないだろう。
この負い目は本当にじわりジワリと心を侵食していく。
だから今とは言わない。
きっと田舎の奴なら夏休みに通う地元の自動車教習所で出会える。
そこを逃すんじゃない。
咲 -Saki-がすごく面白い。はっきり言って、これが麻雀漫画と言われたら全力で否定したいが、あんまりにも荒唐無稽な展開に、まるでスポ根か能力バトル漫画か、あるいはカードバトルかと思ってしまう。たった三話でここまで期待させてくれる深夜アニメもめずらしいな。
意図的に±0。しかも「家族麻雀で勝っても負けても嫌な思いするから」なんてしょーもない理由で技術を身につけたという天才。本人は無自覚。まるで頭文字Dの拓海みたいだ。拓海も豆腐を速く崩さずに運ぶためにドラテクを身につけたしね。部長に言いくるめられてかつ麻雀をする下りも、まんまイニD。
第二話で四暗刻(しかも嶺上で自摸!)、第三話で国士無双のテンパイをわざと崩すというあり得ない展開。まるで魔球を連発する野球漫画(の皮をかぶった能力バトルもの)か、ホールインワンを連発するゴルフ漫画か。考えてみれば少年誌のスポーツ漫画って大体こんな感じだよね。小学生が野球で150km/hの球を放ったり、1Wでバンカーからチップインしたり、競馬ならラスト3F32秒で直線一気。ヘアピンカーブに100km/hオーバーでつっこんだり。
牌に電撃が走ったり、光ったり羽が生えたりってまるで能力バトル漫画だ。満貫はかめはめ波。跳満は界王拳。役満は元気玉。原作知らんけど、3話でこれだから、話が進めばきっと大四喜とか字一色とか九蓮宝燈とか、実際あがってる奴を見たこともないような手がどんどん出てきて、すごいことになるぞ。きっとキノコ雲があがったり地球が爆発したりするんじゃない?きっとこれは、麻雀を知らん人に分かりやすくするための演出なんだろう。
競技麻雀のインターハイなんて実際にはないんだけど、燃える展開じゃないですか。部員が少なくて甲子園を目指せなかった野球部が、ひとりの天才的ピッチャーが現れたことで強豪に成長なんて。しかも主人公の生き別れの兄弟なんてベタベタな展開に垂涎。
いやー、これオーソドックスな萌えアニメとか以上に楽しめますよ。少年漫画のあらゆるベタベタで突っ込みどころ満載な要素がつまっていて。どこかで「ありえねーwww」「なんじゃこりゃwww」とか実況しながら見ると更に楽しい。麻雀のルールが分からん人はWikipediaとかで役の一覧を見るといいと思うよ。
学生時代は社会で役立つかどうかとはまったく別として人間としての深みを追求しなければならない。
って風潮がある。
「産学協同路線=日帝=悪」とされて叩かれた時代があったから。
でも、企業側評価するのは「学問」よりも「コミュニケーション能力」
学問が細分化、専門化しすぎてて、学問で面接にきた人間ついて評価するなんて無理だ。
何年も積み上げてきたものを無視されて、たった数十分の面接で、集団ディスカッションで判断される。
地縁、血縁、産学の癒着、産官の癒着、叩かれるけど、それにとってかわるものが「コミュニケーション能力」ってのはおかしい。
http://anond.hatelabo.jp/20090219093036
キモヲタが何のために筋トレ?とあったので理由とその体験を答えたいと思います。
最初に言っておきますが引かないで下さいね。
筋トレ始めたのがガリガリヒキコモリニート時代の10年前(17歳)でこれから先
バイト先などでなめられたくない、あわよくばむかつく奴を半殺しにできるような体力を
持っておきたいっていうのが動機でひたすら腕立て伏せしてたら1年で水泳部の部員
くらいの体格になりました。で、ケンカはしませんでしたがいつでもこの拳で一発で床に
転がせるという筋肉の自信が対人関係に良い相乗効果を生み、キレるときは罵詈雑言駆使して
しっかりキレていつでもやったんどボケナスとなったりならなかったりで
とにかく内にこもって言いたいことも言えずにもじもじすることがなくなりました。
小学生のころとか気が弱かったのにね。
今なお筋トレを続けてるのも同じくいつでも半殺しにすんぞボケが、なめんな、という
気合いで毎日毎日命がけでいつ死んでも後悔せんと思って仕事をやってるからでしょうか。
いつでもやったんどっていうのはいつでも死ねる覚悟はできてるってことと同義です。
とにかくなめられるのが嫌いなのでこのいつでも殺し合いに脊髄反射でこたえる覚悟が
あって、しかもその自信は筋トレからきててフェイントでもなんでも一発入れば
立っていられる相手などいないと自負するからこそ毎日命かけられるのです。
文章が支離滅裂になっていきていますが、言いたいロジックは威圧感→なめんなおまえ殺すぞボケが感→
自信→良い仕事→仕事の結果でる→良い対人関係→たまに僕が大声で怒鳴って対人関係ヒビ入る人いる→
ていうかこのループそろそろ限界みえてきた→性格改造したほうがよくね?、みたいなところです。
まあ自分で客観的にみてもなかなかのキティGUYぶりなのですが、筋トレから良い結果が
生まれたことも挙げてみると、ニートからバイトしながら何クソ殺すぞボケナス魂で独学で大学(Aラン)に入って
院まで行ったり、女が何人かできたり、なめられなかったり(なめてくるそぶりを1ミリでも見せたら即威圧します)
仕事でも技術なのに営業にかり出されて活躍したりなどがあります。
ぼくにとって筋トレすることは上記のような怨念がつまった行為なんですね。やったんぞ殺すぞなめんな今に見とけや
という怨念の原風景が筋トレにあるんですね。コンチクショウと歯を食いしばって生きてきたからこそこんないびつな
人間になってしまったけど、でも筋トレをすることで自分のアイデンティティ(クソなアイデンティティですが)を
形成して何とか生きて来れたのかもしれません。
筋トレしてるとき何を思い描きながらやってるのかというと人を拳で殴り倒す妄想をしながらバーベルを上げたり下げたり
しています。コンチクショウ、ナニクソ、いつでもやったんぞ、ぶっ殺すぞと心で叫びながら。
かつて毎日が苦痛で情けなくて死にたかった17歳の自分が筋トレをすることでいびつな前向きさを獲得した、
というお話でした。
この時期だと、インフルエンザにかからないようマスクをしながら企業説明会とか参加してると思います。
さて、エントリーシートを書くときの注意点です。(というか、こう書いてもらえると嬉しい)
「コミュニケーション能力が」「に自信が」「が得意です」と書くのは良いけど、読む人が「確かにそうだね」と思える情報を書こう。
(職務履歴書なら、自身の判断は僭越なので、相手が判断できる事実だけ書くのが良い)
適当にたとえるとこんな感じ。
試合の方針では苦労してないの?とか、優先順位で切り捨てられた人のフォローは?とか、練習メニューでチームが良くなるの?とか、突っ込みやすいので。
あー、部長してたんだー。とか、チームまとめるの大変だよねー、みたいな感想レベルになっちゃうのはあんまり情報が増えない。
(この後パターンだと「よってこんな事を学んだ。あんたの会社の人材採用方針にぴたっとハマってるし、仕事でも活かせると思うよ」とか書いてある)
エントリーシート読む人(一次面接する人)は、別に採用の最終判断権限がある訳じゃないので、
優秀っぽい人・うちに合いそうな人を上に流すことを目的にしてます。
こういうことして、こんな判断するヤツなら面接しても変なことは言わないだろ」とか。
たまに「そんなこと言われて俺にどうしろと?」みたいなことが書いてあったりするので困ります。
読む相手(エントリーシート班、したっぱ面接官、最終面接官)の事もたまには思いだしてあげて下さい。
あと、カンで選んだりするの普通なので、業界で受けてね!(きちんとした判断基準だと、学校名*成績くらいしかなくなっちゃう)
(つまり…「当社を選んだ理由」とか慣例として聞いてるって事だね!それはまた「面接編」で!)
----
志望する分野…というのはある程度決まってる。
(どうしてもこの分野じゃなきゃだめだ、というレベルではなく、)
とはいえ、まだ説明会とか行くことができていない。
M1で研究も忙しく、後輩の卒論も見なきゃいけないのでOB訪問とかもしてない…。
(しかも、後輩の研究が進んでなくてやばい状況なので、余計に面倒見なきゃいけない…)
けれど、修士になって研究テーマをがらっと変えてからは全く進まなくなった。
また1からのスタートになるから、関連論文のサーベイとか含めて最初からやり直し。
同じ時期に国際会議に出た同期は、卒論からの上積みで研究を進めているので
国際会議が終わった後からも全国大会や国際会議に論文出してる。
研究の面では、どう考えても俺は取り残されている。
果たしてこんなことで、修了できるのだろうか…。
話を就職活動に戻すが
アピールできる点は無い。
部活は、部長をやってきたが、俺が部長の時にはとある全国大会に出る際、書類審査で落ちた。
落ち込む部員を励ましつつ他の大会に出場することにして、チームとしては良い結果を出したが
そのとき俺はサポート役に徹していたので、リーダーは別の人間だった。
バイトでは、正社員の人からは「5年間続けているのに未だに最初の頃のひた向きさを忘れていない」とか
「いつも助かっている」とか言われているが
お金貰って仕事している以上、ひた向きに仕事をするのは当然の話。
けれど、未だに細かいミスをする。(問題になるようなミスではないが)
ミスしないように色々対策を練ってきたはずなのに、それでも少しでもミスをするのはバカ以外の何物でもない。
こんな状況で、どうやって就職活動を進めればいいんだろう。
内定なんて獲れる気がしない。
こんなことを考えている時点でもう負けているということは分かっているけれど…
どう考えても能力がなさすぎる。
創価学会をやめると「不幸になる」とか 「地獄に落ちる」とか、言われます。では、実際に何が起こったのか、書いてみます。ちなみに自分は、ばりばりに学会活動をして、担当の部員さんを持っていた時期もありつつ、ある日学会をやめることにして、約3年経ったところ。
罰論がなぜ存在するのかというと、活動の指針となっている御書にそう書いてあるそうで、周りにその理由を深く考えている人はいませんでした。現在は、組織の都合上、脱会のストッパーという役割を果たしてしまっているかもしれませんが、言い出しっぺの人は、そういう深い理由も無く、これと決めて、一生懸命信じている人生の全ての真理から、外れるなんて外道だろ、当然。という意識でそういう言及をしただけです。
で、実際に生活の大きな部分を占めていた活動その他を、全てやめてみました。
何が起こったかというと。。
そこまでのめりこまずにやってたはずなんですが、刷り込みの効果って、意外なほどにすごかったです。唱題をあげないことで生命力が落ちるんじゃないかとか、今考えたら、何言ってるんだお前はという感じなのですが、当時はほんとに落ち着かなかった。頭で否定していても、あぁこれ罰論なんだ。みたいな。体の調子が悪くなったりとかする度にやっぱり活動したほうがいいのかなと、何度も頭をよぎりました。もう一つ、より不安定になる要素として、自分が必要とされ、人間関係の多くを依存していたコミュニティから去るということが、自分をより精神的に孤立させました。これもなかなかきつかった。。創価大学を出ていたこともあり、自分の身の周りにこの状態をきちんと相談できる人がいないことに、活動をやめてから気がつきました。このダブルパンチで、最初の半年はなかなか大変でした。
2,両親、兄弟と疎遠になった
自分は3世で、両親ともに学会員、地区よりもう少し広い単位の、圏の幹部をしていて、つまりかなり積極的な活動家です。姉と弟も、大学は創価大学で、いわゆる一家和楽というやつでした。自分がやめると決めてから、実家で何度か言い合いになることがあったのですが、それからは余り連絡を取らなくなりました。取っても事あるごとに本部幹部会に出たかどうか確認されるので、少し疲れました。。兄弟も同様なので、普段は離れて暮らしているので、どうってことないんですが、家族とも相容れないものができてしまうというのは、最初は戸惑いました。
3,しつこく家庭訪問されるようになった
学会員でまともに活動しているのは、全体の3割程度ですが、7割の非活動家の中でも、たぶん有望視されて、しつこいくらいに毎週末、家庭訪問を受けました。本当に面倒。。仕事で疲れて眠っている土曜の午前中を狙って家に来るのはやめてほしい。今は適当にあしらえるようになりましたが、まだ不安定期だった頃は、いちいち精神的にかなり揺さぶられました。あの人たちはそういうのを狙っているのだろうか、とにかく悪びれる様子が一切無いので、少し常識に欠けています。昔は自分も訪問する側だったから、どんな心理だったかというのは、よく分かるんだけどさ、、朝に来たり、家の前で待ってたりするのは、やめてくれ。いい大人なんだから、ぷちストーカーだよ。
という感じで、学会で活動しているほど、また家庭環境や、属している人間関係の依存が強いほど、揺り戻しの負荷が相当強くなるということが分かりました。今まで活動に積極的で、依存していた人がパタッとやめたときに潰れてしまったり、活動に戻るパターンは本当にあり得る話だと思う。とても孤独になるからね。
自分が、これに対して取った行動は、、
1,新しく、自分が必要とされていて、コミットメントできる場所をつくる
職場以外にも、自分の居場所、帰れるところ、仲間をつくった。小さなボランティア団体だが、目的に向かっていい雰囲気で活動できていて、人として魅力のある人が多い。専門にしている能力も活かせるので、必要としてもらえるし、居心地が相当良かった。
2,仕事に夢中になる
平日はとことん仕事にのめりこんだ。必要とされる成果は早出しして、チームに具体的に貢献できる余裕を多く持つようにすることで、職場の人間関係がとても良くなった。
3,時間が解決する問題に固執しない
揺り戻しが強い時期は、1の団体にも仕事でも、成果が出しづらかった。ただそういう時期は、行動しないことが行動だと信じていた。要は開き直って、時間が経てばこの不安感は抜けるからということで、そういう状態のまま放っておいた。そして、実際に3年近く経ってみて、本当に抜けたので、特に悩まなくて良かったと思う。
3年経った今は、最初の頃の不安定さは無くなり(ほとんど活動してた時のことを思い出さなくなった)、職場も、プライベートでも、人間関係は良好。家族との仲も前よりは良くなって、程よい距離感という感じ。ここはもう少し努力が必要か。。
学会活動していた分の負担が取れたので、勉強や調査できる時間が増えて、仕事でも成果が出しやすくなったし、居心地の良い人たちと過ごせる時間が増えて、より満足のいく生活に近づけることができてきた感じ。なかなか大変だったけど、自分の場合はやめて良かったパターンのようです。
活動をやめた後に、これからどういう人生を選択して、どういう利益を得るために、何のリスクを取るのか、きちんと自力で考える力があれば(また考える余力が残っていれば)先ほどの苦しい状態は抜けられる。
苦しい状態から脱するまでの期間としては、約2年。これは積極的に活動をしていた期間と重なります。だからたぶん、5年やってた人は、普通に戻るのは5年近くかかるし、20年くらいやった人は、20年不安定になるくらいなら、学会の中で認められて頑張る、という選択をするのも、ありかもしれない。
ずっとあんまり気を使ってなかった髪形を変えた。というか美容室を変えた。すごく印象が変わったらしく、会う人会う人に前よりとってもいいって言われるようになった。
その時に担当してくれた美容師さんいわく、その顔にその服で、なんでその髪?って突っ込みたくなったとのこと。顔は決していい方じゃないけど、髪はそれに輪を掛けてありえなかった。
服に関しては、ここ一年ほどで超どうしようもない状態から、まあまあOKくらいのレベルにはなったと思うけど、髪形については手付かず状態だった。これまでは気心しれた美容室で、センスないくせに自分の意見を主張していたのが敗因。っていうか美容師的にNGならそれとなく教えてくれてもいいじゃん…って思ったり。
そしたら、今度は相対的にダメな化粧が気になるようになった。もともと興味はあったけど、雑誌みて自己流だからそれほど思い切ったことも出来ず、無難に超薄化粧をしていて。何が似合うとか、どうしたらいいとか、そういうのが全く分からなかった。ちなみに友人もわたしとほぼ同じレベル。
それで今日デパートの化粧品売り場へ立ち寄ったら、美容部員さんが声を掛けてきて、試してみませんかというので、はじめてあのイスに座って色々とレクチャーを受ける。
プロの手による化粧での変わりようにも感心したけど、前は普通に化粧品売り場に行っても店員さんにスルーされてたのに、髪型違うだけでここまで対応違うんだなーと思った。これまでの人生損した!までは言わないけど、もったいないことしたなとは思う。
ちなみに前回行ったときと服装が同じ。前回はほんとに複数のカウンターでスルーされたのに。
あまりに丁寧に色々してくれるものだから、最初はリップカラー試して、荒れないか確かめてからもう一回来ます、っていうつもりだったのに、なんだか悪くなってその場で購入してしまった。口紅これまで荒れなかったものの方がすごく少ないんだけど。
多少高くても、センスいい美容師さんに髪切ってもらうだけで、女として欠落してるものを身につけられる手がかりをもらえたような気がする。
勝てない、辛い、と思ったら即逃げてしまうようになってしまったのは、
遡れば中1の部活からだったような気がする。
俺が中学生の頃は、バリバリのスラムダンク世代ともいえる時期で、
当時の俺はその例にもれず、その地区でそこそこ強豪といわれてたバスケ部の門をたたいた。
運動は得意でない、でも何とかなると思った。
何ともならなかった。絶望の毎日だった。
そもそもボールを持った時頭が真っ白になり、何もできない。
そのうちなめられて俺にボールがきたら何人も群がられなにもできず被スティール。
そもそもちょっと早いパスになるととれなくなる。指が痛い。
そのうちなめられてボールがこない。くるのはそもそも捕らせる気のない、おふざけの剛速球。
このあたりでレギュラー候補の同級生には軽蔑され、それ以外にはストレスのはけ口にされる生活に。
だんだん嫌になって、同じく何にも出来ない子と部活をさぼるようになった。
そんな生活を半年続け2年に進学する時、俺は両親の転勤の都合で別の中学へ引っ越すことになった。
2年生、今度こそはと入ったハンドボール部。
サボることなく、卒業まで続けることができた。
いや、なんどもサボろうとしたけど仲良くなったキャプテンがそれを許さなかった。
でも、何もできなかったことに変わりはない。
顧問にセンスがないと一言いわれてへこみ、それをバネに努力することもせず、結局スタメンに選ばれるどころか
候補に挙がることすら1度もなかった。
高校はそんな努力をすること自体が苦痛で、でも部活に入るのが決まりだからって卓球部で幽霊部員。
残るものと言えば、同じ時間をなんとなく過ごしてきた部員とのなんとなくの繋がり。
大学でもサークルで学祭の店のリーダーをやるも、計画性の無さと人間関係のトラブルを全て他人におしつけ、さぼり、
連絡に来る携帯のバイブに怯え何がしたかったのかわからないまま終わってしまった。
もう少し、自分に暴力的な、暴走してでもいいからなにかエンジンみたいなものがあれば。
たとえば初めてバスケットボールを顔面に近距離で剛速球で投げられた時、
ただ泣くだけでなく全力でボール投げ返すことができていれば。
なにか変わったのだろうか。
おめーにだけは負けたくない、そう心から思って何かにとりくめる人間は強いと思う。
そりゃ動機は負の感情かもしれない、何かトラブルを起こすかもしれない。
けどそういった人間の爆発力には何か、とても憧れてやまないものが入ってる気がする。
なんでこんな事を書いたかっていうと、社会人1年目の今、同期と差が開いてきた気がして、
しかもそれが俺自身がさぼっている、+客にびびっちゃってるのが原因で、
その原因がわかっていながらもう嫌になっちゃって、また今日もサボるという悪循環を
繰り返してしまったから。
自分なりに何とかしようと、本を読んだり戦略練ったりはするものの、実行に起こせない。
アウトプットできないなら本とか読んでも全く無意味じゃないと、
わかっててもできない。
染みついた負け癖逃げ癖不利になったら放棄する癖が
どうしてもどうしてもどうしてもどうしてもとれない。
一回ドロップアウトしてしまったらもう戻れないのかな。
家に帰ってきた今は、こんなにやる気なのに、
寝て目が覚めたらまたいつもの日常になってしまいそうなのが怖い。
友達から聞いた話だけど、来年出る大作のプロモーションについての会議があったそうだ。
いわゆる友達は広告代理店で働いていて、誰でも知ってる大作ゲームのプロモーションを担当している。
それも、テレビやラジオではなく、ネットのクチコミ専門の部隊だ。
深夜のマックで長々と話を聞いたのだけれども、以前は必死にブログなどを捏造していたのを、
最近では釣りとバレても商品名が広まればそれでおkという方針になっているらしい。
漫然と宣伝を書き込むのではなく、ケースごとに厚いマニュアルと、部員同士のチェックがあるという。
その部署の実働部隊は30名くらいで、ADSLを何本も引いたり、IPを変えるやり方を使って書き込み、
固定して更新しているブログで使っているIPは、絶対に自作自演では使わないというルールもあるそうだ。
一般人のブログのコメント欄に書き込んだIPと別のところで晒されたIPを照合したヒマ人がいてプチ炎上した経緯があるからだそうだ。
以下、伝え聞いたことの一部。なんだかもっと複雑なやり方も聞いたが文にするのが面倒だ。
・2ちゃんに直接書き込むと釣り確定が早まるのと、あまり長く書けないので一旦別のところに書いてそれを転載する。
・まとめサイトなどが取り上げるように転載後の掲示板では煽りと擁護の応酬を演出する。
・書き込む場所に合わせた文体にし、事前に回覧してチェック。
文体や書き込み方のマニュアルは社内に蓄積されている。
教えて○○や●●小町向けのマニュアルを最近使い、成功した例がある。
・コメント欄で、反論や信じたくない人を演出して盛り上げる。
書き込む内容については、
・友達から聞いた話、下請けの末端からの内部情報の漏れ、派遣社員の解雇腹いせ、などがキッカケであったかのようにする。
・「〓らしい」「〓と聞いた」「〓のようだ」「〓だったらどうしよう」など伝聞は明らかに伝聞として、書き手の心情も伝聞したかのように混ぜる。
・ストーリーやシステムに触れる部分については、既に雑誌に出している内容と微妙につながりがあるようにし、本当なのかそうでないかの議論をしやすくする。
・プロデューサー、ディレクターの横暴や、女関係、金遣いが荒い、取材と称して旅行三昧など、食いつきの良いゴシップ内容をからめる。
・コピー&ペーストでバイラル的に広まるように、少々頭の悪そうな文にする。
そんなことを聞いたばかりのところへ、来年出る大作についての増田の文章が出て本当にびっくりしている。
風説の流布、NDA、そんな言葉がコメントで飛び交っているから、
あいつの思い通りになっていて、きっと笑いが止まらないだろうな。
これが本当に風説の流布などで訴えられたり、NDA違反で下請け会社の社内粛正が始まってしまったらどうしよう。
代理店と企業はべったりだから大丈夫らしいけれど、女関係の悪いイメージをつけられたプロデューサーは心証悪いんじゃないだろうか。
そいつには言えないが、こういう下世話な方法で広告展開をする代理店には腹が立ってしょうがない。
友達がかわいそうだよ。お前達nあにやってんだよ?
はてダに、
という記事があったのだけれど、これを読んで、そう言えば平成ライダー見ている人は本当に少なくなったなあということに思い至った。
ぼくは、毎日サークルで新入部員とよくおしゃべりをしているのだけれど、最近は「昨日、キバで次狼さんがさ」なんて平成ライダーの話題を持ち出す人というのをとんと見かけない。特に若い人ほどそうだ。
よく出るのはやっぱりYouTubeとかニコニコ動画で仕入れてきた話題だ。一番はゴッドマンとか東映スパイダーマンの話だ。ハヌマーンがどうしたとか、ウルトラファイトみたいな円谷の話題を持ち出す人もいる。
次によく見るのが昭和ライダーの話で、ライスピかS.I.C.から入った人も見る。これはけっこういい歳をした大人も話題にのってくる。普通の勤め人が「ライダーの必殺技はキックしか認めない」「悪のライダーなんて論外」とか熱弁したりして、昭和ライダーの素晴らしさが広く一般に普及しているというのがあれを見るとよく分かる。
それからたまにゴジラの復活を望んだり牙狼などの深夜作品を例に出して本来特撮は大人のものだと語ったり、あるいは宇宙船のバックナンバーを読んで知ったマイナー特撮の知識を持ち出す人を見かけるのだけれど、平成ライダーの話をする人というのはほとんど見かけなくなった。
かく言うぼくは、昔は本当に仮面ライダーを見た。特に学生の頃は、朝から晩までライダー漬けだった。
その頃のぼくは、ほぼ毎日、もう何百回も見たお気に入りのシーンをコマ送りで再生して、大野剣友会の殺陣をコピーするのが習慣となっていた。当時、ぼくはサークルの先輩と一緒に暮らしていたのだけれど、彼はどちらかと言えばライダーや戦隊に否定的で、崇高な特撮ファンがジャリ番ばっかりを見るのは、みっともないと言って眉をひそめた。そうしてぼくには、この時代はまだロクにビデオもリリースされてないからぎりぎり許されるけど、大人になってまでまさか「日蓮と蒙古大襲来」や「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」を見ないようなことはないよね?と、遠回しに釘を刺してくるようなところもあったりした。
しかしその頃のぼくは、次世代メディアが普及して特撮オタクの純粋な知識量が重宝されない時代になったらどうなるかなどというのはちっとも考えたりしなかったので、そんなふうに言われても、何かを思ったり考えたりすることはなかった。
それから長い歳月が過ぎて、東映はいつの間にか電王を三度も映画化していたのだが、気がついてみると、全くと言っていいほどライダーを見なくなっていたのである。つまり、先輩が望むような特撮オタに、一応はなれたわけだ。
ところで、ぼくがライダーを見ない理由は一つしかなくて、それは面白くないからである。ぼくは今、本当に見たい思える特撮ヒーローというのがほとんどなくて、最近の大人の鑑賞に堪えうる特撮ヒーローは「仮面ライダー響鬼」と「ウルトラマンネクサス」と「特捜戦隊デカレンジャー」だけだ。評論同人誌を作るなんて本当になくなった。だから、ネットや飲み屋で仮面ライダーディケイドのネタバレ画像を面白そうに語るオタを見かけると、「最近の特撮ファンは……」とは思わないけれども、面白さの感性みたいなものは疑ってしまうのである。「どうしてあんなくだらないジャリ番に、貴重な時間を使えるのだろう?」と。
面白さなんて人それぞれという考え方もあるけれども、スーパーヒーロータイムの視聴率は本当に落ちているらしいから、単純に「人それぞれ」で済まされる問題でもないと思う。どうひいき目に見たって、やっぱり今の平成ライダーは面白くなく、だから見る人が減ってるのだろうし、ぼくも見なくなったのだろう。
そういう意味で、いまだに平成ライダーを見ている人とか、そんなものを作るのに人生を賭けている人に対しては、「いい歳をして」という意味ではないのだが、面白さに鈍感な人だなあという意味では、やっぱり「みっともない」と思ってしまうところはあるのである。本当に便利なテンプレートだと思う。
この書き込みを見てて思った事がある。
自分は親からお前の器量じゃ結婚無理だから手に職つけてくれと言われたぐらいのブサイクで、身長156cmで体重53kgのBMI的には標準だけど世間一般基準からしたら充分デブで9号入らないサイズの女。しかもデブのくせに貧乳。
更に、毛深くて剛毛で、多少処理したところで毛穴がすぐに目立つので、手入れはあきらめて私服はスカートは一切履かず、腕のもじゃはそのまま堂々と露出してる。肌も弱いので常にすっぴん。
趣味は電子工作系で部活は空気読まずに女子部員が皆無だったその手の部活に図々しく入部し(もっとも私が入部したのを見て勇気が出たのか以後入部希望者が相次ぎ私の卒業する頃には半分が女子になってたが)仕事もそっち系に進んだ。
女だからという理由でご馳走になったことは一度もない。(後輩だからという理由で同期の男と共に先輩から奢られたことのみ)
そんな、女捨ててると一部からは言われるような女だけど、高校の頃から男は切れたことがない。
気に入った相手がいれば自分からがんがんアプローチして、半分はふられるんだけど、残り半分はとりあえず落とすのに成功して3-4年はそのまま付き合う。付き合いがマンネリ化したりして相手が浮気したりするとそれをきっかけに次を探して乗り換えるといった具合でもう20年ぐらいやってきている。デートは、奢られることはないけど貢ぐこともなく常に割り勘。
30も後半になったらさすがにそうはいかなくなるかと思っていたけど、最近また新しい相手が見つかったところだ。
日々自己研鑽している女性の皆さんに申し訳ないような気持ちになってしまうのだけれど、自分に男が切れない理由は、むしろ女らしくないから、女らしくあるように努力をしてないからじゃないかと思っている。
思うに殿方は女性の個体識別能力が低いのではないかと思うのだ。よく女を一般化したがる言説があるけど、あれは本当に区別がついていないんじゃないかと思う。女性自身にも同調圧力があってみんな似たような服、似たようなメイクになってるのも原因だと思うのだけれど。(実際ほとんどが9号サイズを着てる訳だし)
で、そういう状況だと、「そうじゃない」だけで目立つ。個体として存在を認識される。世の中の8割5分の男性は私のような女のことは見向きもしないが、1割5分ぐらいは「そうじゃなくてもOK」な男性がいて、そういう男性から見たら、なまじ浮いてる分興味を持ちやすいんじゃないかと思ったりする。
見かけによらず経験豊富(笑)なことから男性から恋愛相談を受けることもよくあるのだけれど、彼らは驚く程相手の女性の固有の部分が見えていない。女とはこういうもんだろうという思い込みで動いているので、彼女にはこういう特質があるんだからこういう言い方をしないと、という解説をすると目から鱗的な反応をされることがある。
私の場合見た目から違和感が漂っているのでそんな理想を押し付けられるようなこともない。それこそ「ありのままの自分(笑)」を受け入れてもらっているように思う。そういう意味ではむしろ「女らしくない女」の方が有利なのではないかと思う。そしてそれは実は「男らしくない男」も開き直ってそれをアピールしていけば同じようにいくのではないかと思うのだが、どうだろう。
要は、モテるには別にジェンダーに過剰適応する必要はなくて、むしろ反対の方向に振れる方が、埋没するよりよっぽど有利なのでは、という話。