私立大の入学式ってのは残酷で、往々にして附属の奴らが固まっていて
田舎から出てきた俺が友達を作るすべなんてなかった。
学生証というなの身分証明書でTSUTAYAカードを速効作ってビデオをレンタルして暗い部屋で見続ける日々。
エヴァとかガンダムとかルパンだとかその辺は一通り見尽くした。
こんなんじゃいかんと思ったのが入学して5日目ぐらいだったか。
授業登録に久しぶりにキャンパスに向かうと新入部員の勧誘の嵐にあった。
だって友達が欲しかったから。
そこで俺は一生懸命しゃべった。
全力でしゃべった。
初めて美容院にいった。
非童貞のフリもした。
空気はひたすら読み続けた。
自虐ネタもかました。
後輩にはおごった。
彼女もできた。
就職活動でもそれが評価された。
結果、26歳の社会人4年目にして、年収は同世代よりはかなりもらっている。
彼女もいるし、それがステータスとしてどうか知らんけどマイミクは300人だ。
そしてこれが半端ないほどの負い目を俺にぶつけてくる。
地元では仲のいい友達なんていない。
喧嘩してるわけでもないが、連絡なんかとらないし連絡先も知らない。
するときは知り合いがいないことをいいことにそこそこイケてる奴だったと偽るだけ。
本当はひたすら暗かったし、イケてなかった。勉強がちょこっとできただけだった。
顔はアトピーでボロボロだったし、確実にむっつりスケベで階段の下でスカートが見えないかとチャンスをうかがっていたクズだ。
キミは今輝いている。
だからその輝きを地元に持ち帰るんだ。
恐れることはない、もうキミは変わったんだ。
そうしないと、本当のリア充にはなれない。
ガチは話、彼女との結婚を考えるとき、地元も友達を一切呼べない式になってしまうし
端的に言えばキミがいけてなかったことが存分にばれる。
その程度で離れていく奴ならこっちから願い下げだ!なんて言えるほど大学デビューの奴はハートが強くないだろう。
この負い目は本当にじわりジワリと心を侵食していく。
だから今とは言わない。
きっと田舎の奴なら夏休みに通う地元の自動車教習所で出会える。
そこを逃すんじゃない。
慶応商学部卒大手商社かメディア勤務、って感じか しかしマイミク300人ってwwwwそれがなにwwww
そんなに地元って大事か~?って思うのは、生まれと今の地元が違うからかな。 大学で本当に仲の良い友達ができたのなら仮面リア充でもなんでもないと思うけど。
地元があるだけ羨ましい。 駅から遠くて高くて狭い、の三拍子揃った東京近郊の住宅地で育つと、大学を出て数年たつ頃には「地元」に残ってる友達なんかほとんどいなくなる。なにし...
http://anond.hatelabo.jp/20090504194204 http://anond.hatelabo.jp/20090504173209 この二人はきっと高校までは似ていたはず。