はてなキーワード: マガジンとは
ここからが俺TUEEEEE伝説の始まりだったんだな。
最初に元増田の原文読んだときに「おっと!ここからカメレオン伝説ならぬ元増田伝説開始なのかー!」って思って
で
俺「卑怯だろ!」
男「(鼻で嘲け笑い)・・・おまえバカだろ?ケンカ売った相手が外道じゃない保証なんてどこにあるの?」
俺「俺がバカで俺が惨めな思いをしたり殴られたりするのは俺が悪いんだからかまわない、だけど、俺に何があろうとも、お前に手を出そうとする奴だけはどんなことがあっても絶対に許さない!」
女「俺くん・・・////」
俺「卑怯だろ!」
男「(鼻で嘲け笑い)・・・おまえバカだろ?ケンカ売った相手が外道じゃない保証なんてどこにあるの?」
俺「俺がバカで俺が惨めな思いをしたり殴られたりするのは俺が悪いんだからかまわない、だけど、俺に何があろうとも、お前に手を出そうとする奴だけはどんなことがあっても絶対に許さない!」
女「ごめんなさい。私たちの不注意でした。」
となって女が俺を見限るのが現実なんだよなぁ。
そこの経緯を摩り替えるのがマガジンのDQN漫画なんだよねっていう印象が俺にはある。
自分から仕掛けて、相手の力にビビらされて、っていう時点では「自分」が発端で、加害者で、かっこ悪いところなんだけど、
たまたま相手が女を巻き込もうとしたというただ一点を、鬼の首を取ったように逆手にとるんだよね、マガジンって。
すごい的確だよなぁ。
まさに本当にこのとおり。
そして、この問題のすり替えに気が付く人はマガジンヤンキー漫画をネタとして面白がって笑い、
すり替えに気が付かない人は元増田のようにカッコイイことの定義を勘違いしてしまう。
という感じじゃないのかな。
なるほどなー。
マガジン的に言うと
俺「彼女は関係ないだろ!やめろよ!」
男「は?何が悪いの?」
俺「卑怯だろ!」
ここからが俺TUEEEEE伝説の始まりだったんだな。
「お前に手を出そうとする奴は、何があっても絶対に俺は許さない」的なセリフで。
いや、それは漫画としてむしろ正統派なんじゃないだろうか。
そこの経緯を摩り替えるのがマガジンのDQN漫画なんだよねっていう印象が俺にはある。
自分から仕掛けて、相手の力にビビらされて、っていう時点では「自分」が発端で、加害者で、かっこ悪いところなんだけど、
たまたま相手が女を巻き込もうとしたというただ一点を、鬼の首を取ったように逆手にとるんだよね、マガジンって。
その一点だけを正義の御旗に掲げて、それまでの経緯を全く摩り替えて、自分が発端で加害者でっていう立場を逆転させて
相手に一切の非を押し付けるのがマガジン系のような印象がある。
そういう「立場のすり替え」をやっておきながら
DQN「俺がバカで俺が惨めな思いをしたり殴られたりするのは俺が悪いんだからかまわない、
だけど、俺に何があろうとも、お前に手を出そうとする奴だけはどんなことがあっても絶対に許さない!」
女「俺くん・・・////」
どうでもいい話に乗ってくれてありがとう(笑)
http://anond.hatelabo.jp/20100906005656
強いほうが正義、打ちのめせば正義、何があっても誰よりも俺TUEEEEEEEEEE
って内容が多かった(当然全部じゃないけど)
そんでそういう男にカッコイイ!って惚れる馬鹿女がうはうはでてくる。
ちょっと違う気もするが、根は同じか。
ところでそいつらは作品内でDQN扱いじゃないんだよな?
http://anond.hatelabo.jp/20100906113126
「お前に手を出そうとする奴は、何があっても絶対に俺は許さない」的なセリフで。
いや、それは漫画としてむしろ正統派なんじゃないだろうか。
(結果的にむしろ逆だったのは計算外としても)
紙袋が当たったのが彼女なら、まあ範囲内だろうけど。
どうでもいい話を語るのは楽しいなw
「元増田君…カッコイイ…」
って流れになるのか?
マガジンならなるなー。マガジンってのも一歩だのネギまだのGTO系だの拓だの色々あるから一概には言えないが、
GTOや拓なら間違いなく、そういう展開だな。
「お前に手を出そうとする奴は、何があっても絶対に俺は許さない」的なセリフで。
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発行元: MATSUOマガジン
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頭に浮かんだ話を漫画や小説にするのが楽しくて、続きや新作を期待するクラスメイトたちに囲まれ、満たされていた毎日。
しかし、中学校に入ると、次第に周りから人が減っていった。
ジャンプやサンデーやマガジンの連載漫画の話はしても、それ以上の領域はダサいオタク趣味として皆敬遠し始める。
他にも、部活やら定期考査やら、小学校とは大きく日常が変わったというのもあるのだろう。
わざわざアマチュアかそれ以下のものを作る人間を取り巻き、もてはやす必要も、暇もない。
思春期を迎え、他人の価値や能力を認めるのは自分の価値を下げることに繋がると、特に同年代に対して無意識のライバル心を強く持ち始めていたというのもあると思う。
結局、漫画や小説が書けるというのは、かけっこで一番早いとか、新幹線の停車駅を全部言えるとか、皆より少し秀でていたり、特殊な技能を持っていることが羨望の対象だっただけ。
小学校の頃はクラスないし、学年や学校や遊び場が僕らの「世界」の全てだったからこそ、ナンバーワン、もしくはオンリーワンでいられただけでしかなかった。
僕らにとっての「世界」が一気に社会というレベルにまで広がり、色々なものをその基準で相対的に見るようになると、一気にその価値は暴落した。
中学校でも、最初こそ、小学校時代からの縁で僕が何かを書いているのを見て集まる人がいることに鼻の穴を膨らませていた。
僕は常にみんなの中心にいて、同年代の中の絶対的な勝者、そこらの奴とは違う特別な人間だと優越感に浸っていた。
でも、いつしか周りにいるのが特定の数人だけになっていて、女子には遠巻きに見られ、自分が中心にいるグループと他のみんなとの間に物理的にも隙間があることに気付かされて、激しく動揺した。
ゼロではないとはいえ、自分の周りから人がいなくなったのは凄まじい衝撃だった。
僕の書くものは僕自身であり、その変化は「お前という人間の価値は実は大した事がない」と宣告されたようなもの。
以降、隠れて授業中に書く以外、文芸部でだけ活動するようになった僕は、先輩や顧問に褒められることを根拠に、「自分は人とは違う」「自分は優れている」と思うようになったのは、単なる現実逃避だったと今では思う。
分かる人は分かってくれる、分からない低脳なんて無視しろ、僕は才能があるんだと、ことあるごとに自分に言い聞かせていた。
天才と言われる人種はもっと早くからだろうけども、そうでなくとも中学くらいになると、その「才能」より秀でた結果を出す人間が現れる。
それは必ずしもスクールカーストの上位に位置するわけではないだろうけども、少なくとも「才能」によってある種のヒエラルキーの上位に認識される現実が、僕の絶対的な価値観になっていた。
だからこそ「才能」を裏付けるために、小学校の時のような「人気」ではなく「権威」を求めた。
その人たちに認められるのがすなわち自分の「才能」ゆえだという思いは、市が募集しているジュニア文学賞を取るに至ってピークに達した。
そして、三年生に進級して先輩がいなくなる頃、自分は先々文芸で社会的に認められるのが当然の人間だという意識しかなかった。
ネタを探したり、物語を書くために読んだ本のせいで色々と得た雑学のお陰であちこちで博識キャラで認識されたことに気をよくし、哲学書に手を出してみたり、感想や校正を求める後輩に偉そうに指摘して批評していたあの頃の思いあがった黒歴史は、今でも時間を遡って殴りつけてやりたいと思えるほど酷い。
そして同時に、オタク趣味も変わらず持っていたため、あとはよくあるワナビ街道まっしぐら。
ラノベの世界を知り、自分なら簡単にこの作者たちを追い抜ける、もっと素晴らしいものを書ける、と当然のように思っていた。
小学校からやっていた自分は一日の長どころではないものを持っているのだから、市の文学賞を取ったくらいなのだから、と。
設定を細かく決め、物語を練りに練った自称大作を、高二の頃に自信満々で応募。
「大賞受賞作」の帯とともに書店に並ぶ光景と、「高校生作家」の響きを頭に思い描いていたところに届いたのは、落選の知らせだった。
ふむ、何が拙かったのだろう、ライトノベルに自分の書くものはそぐわないのだろうか、もっと大衆向けを意識しなければならないのだろうか、ファンタジー王道のあの作品やSFのあの作品は、などと思いながら二つ目を書いて応募し、また落選。
受験をはさんで数年それを繰り返してことごとく撃沈し、完全に自信を失った。
それでも諦めきれなかったが、どうしようもなく煮詰まっていた僕が次に逃避したのはネットに投稿される二次創作小説だった。
その頃はまっていたアニメの二次創作を書いて投稿すると、知らない人から感想メールが来て、そこに並ぶ褒め言葉に感動。
次第にその数が増え、アクセスも増え、いつしか小学校の頃の自分に戻ったように感じていた。
僕が書くものを楽しみに待っている皆がいる。
僕の書くものを褒めてくれる、認めてくれる。
さらに、そのジャンルから本職の作家になった人もいるということが希望と自信になっていった。
まさかの縁で、本職作家さん(ラノベではない)とも知り合えたとき、もはや自分の中ではそのジャンル内での本職デビュー最有力候補の気になっていた。
やはり僕には人に認められるだけの才能があり、その縁で更に素晴らしい才能を持つ人とも知り合う事ができたとまた増長していた。
その頃、二次創作作者の中で中堅キャリアの良作作家という評価を得ていたことから、そろそろ頃合いだと思い、「僕がその実力を認める作家仲間」に声をかけて、また新人賞に応募。
そして見飽きた選評。
受賞した人の出版された作品を読んでみると、自分の応募作がそれらに比べてそこまで劣っているとは思わないし、自分のほうが上だと思うものも珍しくない。
何故落選なのか分からなかった。
知人の本職の先生にも度々話を聞かせてもらって参考にし、応募した仲間うちでも互いに批評と推敲を重ねたのに何故なのか。
それで何かがふっと切れた。
今年はどこにも応募していないし、そのつもりもない。
ワナビ熱が冷めてしまったということだろう。
今でも書くことは好きだ。
でも、素人文芸の枠でいきがってるのがせいぜいということなのだと思う。
「僕が認めた二次創作作家仲間」ではない人が、件の先生に声をかけられているらしいという噂を耳にした。
僕と同じように「中堅キャリアの良作作家」と言われていたその人は作家志望ではないはずだった。
そのアニメ好きが高じて趣味で二次創作文芸をしているだけで、創作を始めてまだ数年、オリジナルを書いた経験がなく、二次創作の発表作品数も僕より少ないというのは聞いている。
読書もあまりすることがないらしいのに何故なのか全く分からない。
マンツーマンで数時間色々な話をされ、数年中にデビューしろと言われたらしい。
僕はお願いして時間を取ってもらい、軽く話を聞かせてもらっただけである上、そんなことは言われもしなかった。
「才能の差でしょ」と妹に言われたけれど、多分そうなんだろう。
度々思い上がり、叩きのめされ、浮上してまた思い上がり、を繰り返しているだけだった自分には、「天性の才能」なんてただの夢物語だった。
それが本当に誰しもが夢見るだけのものだったならよかったのに。
「才能」という言葉、それが表すもの、僕も欲しかった。
知り合いにマンガ家志望がいた。過去形なので今はどうなっているのかわからない。
マンガ家志望はジャンプ連載を目指していて、ジャンプはもちろん毎週読んでいた。けれどその他の漫画はほとんど読まないみたいだった。
週刊誌マイナー誌はもとより、サンデーマガジンチャンピオンとかの「今面白い漫画」の話を振っても反応が鈍く、振った漫画がたまたま「このマンガがすごい」とか「ダ・ヴィンチ」とかで評判が良かったものだったりすると、途端に彼の過剰なアンチサブカルセンサーが働いて怒涛の難癖タイムが始まった。その漫画読んだことないのに。
本も読まないし映画も舞台も見ないしアニメやゲームの話を振っても興味がないみたいで、要するになんかこう世の中の「面白いもの」に対する関心が希薄な感じで、なんでこの男は漫画家になりたいんだろうとこっちとしては内心思っていた。
そんなマンガ家志望が一度だけ投稿用のネームを見せてくれたことがある。普段、読んだことのない漫画の批評ばかりしている彼が、その日はやけに神妙で、ソワソワしていて、チラチラ自分の鞄に目を落とした挙句、「これの感想聞かせてほしい」と鞄から大学ノートを取り出して読ませてくれた。
ネームはジャンプ投稿用のもので、内容もいかにもジャンプ!で、でも可も不可もなくという感じで、正直新鮮味がないストーリーだった。要するにすごく感想が言いづらかった。
マンガ家志望もなんだかものすごく照れていて、こっちが口を開こうとするたびに「やさしく!俺打たれ弱いから!」「無理無理無理!聞きたくない聞きたくない」「あーあーあー」とさえぎってくるので、結局
「早くペン入れしたのが見たい」
と言って終わった。
あれから3年ほど経つけれど、ペン入れはもう終わったのだろうか。
今思うとマンガ家志望は「漫画」が好きとか「ジャンプ」が好きとかじゃなくて「ジャンプで連載をする自分」が好きだったのかなあと思う。
713 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 2010/04/28(水) 15:38:39 ID:4jahcGWv0
406 :名無したちの午後 [sage] :2010/04/28(水) 14:35:06 ID:MJ1PixufO
というわけで既出だけど貼りなおし
502 風と木の名無しさん sage 2010/04/28(水) 14:13:45 ID:iX9l2YUCO
告示きた
ttp://www.pref.osaka.jp/koseishonen/jorei/220430.html
>drap(ドラ)5月号
>Boy’S LOVE4月号
>BOY’S ピアス5月号
>麗人5月号
>Chara Selection[キャラセレクション]5月号
>Daria(ダリア)6月号
>JUNK!BOY(ジャンクボーイ)はるやすみ号「マガジンビーボーイ5月号増刊」
手当たり次第だな…
それと前ページ
ttp://www.pref.osaka.jp/koseishonen/jorei/tosho_ichiran.html
>(上記のリンクの一覧に掲載されている図書類については、平成22年4月30日
>より青少年に対しての販売等が禁止されます。)
今までこんなの書いてたこと一度も無かったぞ
714 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 2010/04/28(水) 15:39:02 ID:4jahcGWv0
515 :名無したちの午後 [sage] :2010/04/28(水) 15:34:41 ID:9JjWzuYM0
>>406
>Chara Selection[キャラセレクション]5月号(徳間)
徳間は条例に反対する本を出す
>JUNK!BOY(ジャンクボーイ)はるやすみ号「マガジンビーボーイ5月号増刊」(リブレ)
>Daria(ダリア)6月号 (株式会社フロンティアワークス)
今回条例の件で積極的に動いてるBL作家さんがよく本を出してる出版社
って感じになってるらしいよ
718 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 2010/04/28(水) 15:42:11 ID:/ph3swuV0
>>714
内輪で潰し合う様なレスする人って頭おかしいのかな
724 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 15:52:08 ID:0uqdeF/70
>>718
そういう主旨のレスではない
色々勘ぐっちゃうねぇ
シンプルに言えばそういう事
726 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 15:56:25 ID:7ioI0iyDO
審議会も府民からたった2名の募集でしょ?それって審議と言えるのかな?
756 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 17:30:51 ID:8dytX5Gh0
>>713
ここに載ってる最新号だけ?次号の扱いはどうなるの?
757 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 17:32:58 ID:0qRFx16L0
760 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 17:56:29 ID:7ioI0iyDO
761 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 17:58:25 ID:8dytX5Gh0
>>757
まだ出てもいない物を有害指定することは不可能だよね。
もしかしたら次号は有害要素が全く無いかもしれないのに。
府の職員が毎月全ての雑誌を購入してチェックするのかな?
腐女子でもそんな人はごく少数だと思うけどw
762 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 18:12:06 ID:zglCzDtIO
キャラセレ全ページ見たけど、シェーキが見えるの2ページしか無かったよ
それもボヤけてるし
本当に全くと言っていい程『有害』とは思えない
763 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 18:16:02 ID:PIh1xjcO0
じゃあその2ページが許せなかったんだろう
791 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 21:07:41 ID:ryRaaZfl0
794 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 21:31:18 ID:k03gIpTUO
小説含まない理由は、確認が面倒だから。
文学が~とか、文章理解度が~は建前。
797 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 21:40:57 ID:uGoNS12+O
出版社が府に、どこが引っかかった点か聞く
→具体的な露骨描写なら以後は対策とる。
もし曖昧or納得いかない理由なら話し合う。
こんな風に出来るのが当たり前の世の中だと思っていました
798 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 2010/04/28(水) 21:51:47 ID:k03gIpTUO
追記
毎月発行される大量の書籍全てを購入して確認するのは無理なので、それらしきコミック誌をピックアップしています。
682 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 14:52:53 ID:Rdwl7ydG0
出版社側からの抗議、反論の動きはないんだろうか?
いくらなんでも認定の基準が曖昧で無茶すぎると思うんだが
691 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/28(水) 15:06:38 ID:HFrwV2j90
>>682
都の反論本を出す予定の徳間がちんこ握られた形になってるんじゃないか今回の大阪で
477 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 2010/04/27(火) 23:09:38 ID:opxVztuXO
参考までに、なぜ自由に買えるのが問題なのか、意見を聞かせてほしい。
478 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/27(火) 23:11:43 ID:UTwAs7Bz0
>>477
483 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/27(火) 23:14:34 ID:8Ii0SmGL0
>>478
変だよね。
ただ男性向けは「性犯罪を助長する」と言われててそれが理由なら801は女性読者が
450 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/04/27(火) 20:12:59 ID:CPC6X11O0
成人指定されるのはいいんだけどさ
売り場も考えて欲しいよね
向こうも嫌だろうし
あくまで自分用めも。
大阪府は有害指定する前に、出版社に成人指定させるような忠告はしたのだろうか?
何も無しにいきなり今日になって4/30で販売しないように、っていわれても出版社も困るだろう。
これじゃ都条例に反対している出版社を潰す説がアホらしくても信じたくなる。
個人的に>>450が一番気になる。
青春期を二次元に没頭することで通り過ぎてしまった三次での恋愛慣れしていない男女が、成人漫画コーナーでぶつかってしまった事で始まるラブとか!!…って思ったが、非モテはその程度じゃ恋など始まるわけが無いという真実に辿り着き凹んだ。
語学もこんな感じだよな~
これは、「ドラムの教則本買ってきて、一人で家でジャンプやマガジンを叩いたり、時には一人でスタジオに入ってフレーズの練習をしたり…」というように、一人でやってるだけでは僕は絶対に続けられなかっただろう。「ドラムがうまくなりたい」という漠然とした理想だけはあっても、具体的な目標が見えないから楽しくないし、やりがいがないのだ。
コーディングに関してもたぶん同じような気持ちでいる。JavaScript入門とか独習Cとか、そういう入門書を買ってきて「とりあえず文法を身につけよう」ってやってても、その文法を身につけてどうしたいのかがわからないので挫折する。必要に迫られてるわけでもないしね。
日常的にプログラミングやってる人は、たぶん世の中にはたくさんいる。「仕事で必要だから」って人もいるだろうし、「趣味でやってます」って人もいると思う。僕はいまのところ、プログラミングは全然やってない。情報系の学部に所属しているので授業とかで一応勉強はしたけど、普段からガリガリやってるわけじゃないから成長してない。
趣味で日常的にコード書いてる人が、なんで書きはじめたのかすごく知りたい。
僕は昔から、パソコンに詳しい人にすごく憧れている。コーディングとか日々やってる人はすごく尊敬する。自分もそんな風になりたいと思う。でも、書かないから書けない。そう、「書かないから書けない」んだと思う。
たぶん趣味でコーディングやってる人から見れば「書かないから書けないんだよ。コード書けるようになりたいなら、なんでもいいから書けばいいじゃん」って思えるんだろう。それはとっても正論で、それを言われればまぁ反論はできない。
ただ、言いわけみたいになるけど、僕は「書きたい気持ちはすごくあるんだけど、どうしたらいいのかわからないし続かない」のだ。
このエントリを書きはじめてから気づいたけど、この感覚は楽器の練習に酷似してる気がする。僕はバンドをやっていた経験があるが、楽器に関しても僕はそんな感じだ。
僕にとって、楽器を演奏するのは、それ自体が目的ではなくて、その先にある「ライブをすること」が目的だった。僕は大学に入学し、軽音サークルに入ってドラムを始めた。サークルでは定期的にサークル内でのライブが開催されるので、趣味の合う仲間と寄り合ってバンドを組み、ライブで披露する曲の練習をする。ライブが終わったら、次のライブにむけてまた演奏したい曲を決めたり新しくバンドを組んだりする。そうしているうちに、だんだん体がドラムに慣れてくるし、得意なフレーズや手癖などもしみついてくる。オリジナルの曲を作ろうって話になっても、それなりにいい感じにやれる。練習してライブして、練習してライブして…そうやって僕はそれなりに上達した(決して胸をはれるレベルではないが)。
これは、「ドラムの教則本買ってきて、一人で家でジャンプやマガジンを叩いたり、時には一人でスタジオに入ってフレーズの練習をしたり…」というように、一人でやってるだけでは僕は絶対に続けられなかっただろう。「ドラムがうまくなりたい」という漠然とした理想だけはあっても、具体的な目標が見えないから楽しくないし、やりがいがないのだ。
コーディングに関してもたぶん同じような気持ちでいる。JavaScript入門とか独習Cとか、そういう入門書を買ってきて「とりあえず文法を身につけよう」ってやってても、その文法を身につけてどうしたいのかがわからないので挫折する。必要に迫られてるわけでもないしね。
バンドを組んでライブを目指して頑張る、っていうのはコーディングでは何にあてはまるんだろう。
3ヶ月前のことだ。後輩がキラキラとした目で「就職活動怖いけど楽しみっス」と語っていた。
「俺、すごく雑誌とか本が好きで。ずっと出版社に勤めたかったんです。目指してる企業もあって!目標もあるんです!だから周りの人が怖いって言ってても実感ないって言うか……昔から目指してた目標が近付いてきたと思うと、怖くないんです」
もうこの時点で私は頭の角度が45度くらい下を向き、視線は居酒屋の汚い床をなぞるしか出来なかった。しかし、勇気をふりしぼってこれだけ聞いた。
「その目指してる出版社……どこ?」
彼は自信満々に答えた。
「講談社です。おれ、すごくマガジンが好きで、愛してると言っていいほどです。誰にも負けないっすよ」
泣きそうだった。
2chの出版志望者のスレのテンプレ(下を参照のこと)を飲み屋で朗読してやりたい位だった。けれどそれは出来ない。彼の熱意は本物なのだ。本物の熱意を持つ人に、そんなことをして何になるだろうか。
頑張れ後輩よ、今あなたはどんな気持ちでいるだろうか。もし本当に講談社に入社できたなら、惜しみない拍手を送ろうとおもう。けれどきっとそれは無理だろう。ただ単に、確立の問題として。
十月 大手の採用ページが順次開設される。
三年生の心をぐっと惹き付ける。それを冷めた目で見る二週目人。
十一月 大手三社の刊行物の話題。だいたいファッションか漫画。
ファッション誌やりたーい!!なんて発言も飛び出る
白熱したりしなかったり、大暴れされたりする。
一月 エントリーシートの話題
かけねー、なんだこりゃ、ふざけんな、の声
二月 まにあわねー、だの、締切当日だね、書かなきゃ、とか
筆記試験の話題も
四月 勝組、負け組、明暗くっきり。面接の話とか。目が大手三社から離れる
五月 大手三社以外の出版社の話題が多くなる。選考どうだったよ、みたいな探りあい。
これが十月くらいまでつづく。
十月に近づくにつれて「周流」「ニート決定」「無い内定」「時間よ戻れ!」
が合い言葉になったりならなかったり
十月 ふりだしにもどる
(1)さっさと小学館のESを書かないと♪あっ集英社ももうすぐだw
(2)大手の選考あんまり進まなかったな…準大手ならいいところまでいけるかも。
(3)まだ中堅でもいいところあるじゃん!医学系とかなら金もいいし♪
(4)まずは出版業界に潜り込まないとな…。あっ!採用情報みっけ!
(5)マジで受けられるところがなくなってきた…主婦生に落ちたら就留か…
(6)新卒募集じゃないところにも履歴書を出すか…卒論どうしよ。
(8)版元や正社員にこだわる必要はないか…俺よりダメな奴はいっぱいいるさ
(9)この書き込みは3年生か…無理無理、小学館なんて受かんねえよ
同人誌からいきなり単行本デビュー 『ねこむすめ』作者、地元で描き続ける
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100205/209304/
はぁ~~~~~~~(ため息)。
この記事はデジタルネイティブだとか、
同人誌でいきなり単行本デビューするのはすごい、新しいことだみたいな風に書いているが、
自ら出版業界の鈍臭さを強調しているのにまったく気づいていないのな!
同人誌からいきなりデビューだって? そんなん、ぜんぜんすごくねぇってばよ。
だって、同人誌にならなきゃ、編集者は拾い上げられなかったんだろ?
単行本にならなきゃ、インタビューすら載せられないんだろ?しかもせいぜいウェブで。
あまりにも保守的で旧態依然としてるじゃん。紙にならなきゃ評価できないってどんだけ頭が硬いんだよ。
飲み会で名刺交換した奴にしか仕事まかせられない、って機動力なさすぎだろ。
だいたいこんな「鈍臭さ」が出版業界にはもう、何っっっっ度も見受けられる。
敗北宣言に等しいのに何やってんだよ、って感じ。
しかもそれで「いつもより売れた」とか喜んでる無能っぷり。
だったらもう廃刊して公式サイトのトップに「はてブでも見ててください」とか書いたらぁ?
そっちの方が金もかからないし、速報性もあるし、自分も参加できてたのしいし。
しかも、二番煎じをぽこぽこ出して飽きられて自滅してるし。その貪欲さをほかで出せよ、バカ。
キャンパスマガジンの書き手にページ渡したり、面白そうな奴に即連載持たせたり、小間使いのバイトに特集まかせたり、
ある種、そういったテキトーさと貪欲さが入り交じった雑誌の熱さが源泉だったのにね。
今じゃ似たような特集を連発して、似たような本を次々と出して、同じ書き手も何度も書かせて、おいおい、ぜんぜん新陳代謝してねぇなぁ!
何で編集者は本屋に行ってげんなりしないんだ? 棚を見たっておんなじようなくだらない本が所狭しと鎮座してるし、雑誌の目次見りゃどっかで見たような話と、何十回も使い古された書き手がコラムを書いている。
みんな飽きてんだよバカ。ぜんぶ潰れろ。ネットは原爆だこの野郎。一回更地にしてやり直せアホ。それで食えなくなる奴は自殺でもしてろ無能。
あ~~~、とにかくもう、現状こんなこと繰り返してる奴らが寄り集まって雑誌の未来だとか、出版の未来だとか考えたって沈んでくだけだって。一回ぜんぶ、俺に明け渡せ。一夜にして光見せてやっから。
この時期になると大学生向けに読むべき100冊みたいなリストが出回る。
あんなリストを真に受ける人も少ないだろうが……はっきり言って悲しくなるくらいお粗末だ。
ずらっと並べられた古典名著。あまりに埃の被ったラインナップにがっかりする。
こういった学問には「原書病」とでも言うべき、くだらない風習が根強く残っている。
原典や本文を極度に重視するのは不健全だ。それ自体は面白いとしても、その後発展と整理を経て洗練されている。
歴史的興味以外であえて出発点に戻る価値はすごく小さい。そんなところに本当の「教養」は存在しない。
難解で時代遅れな文章と格闘したって、趣味以上のものにはならないし、考える力は湧いてこない。絶対誤読するし。
そこで本当に頭を強くしたい人が読むべき書籍リストというものを作った。
これは単なる学問という空気に浸ってみたい人が読むものじゃなくて、日常に根ざした本物の力を分けてくれるものだ。
この100冊さえ読めば考える素材に困らないだけでなく、コミュニケーションの強者にもなれる。
飲み会で古臭い古典の話をしたって煙たがれるだけだが、この100冊をネタにすればそんなことにはならないし、
黙考はずいぶんと深くなるし、ブログのネタに応用すれば必ず一目置かれる。
選んだのは現代的で網羅的、そして極めて平易なもの。どの分野にも精通できるように色んなジャンルのものを配置した。
この100冊を大学生活のうちに読み切れば、必ずや一生の財産になるだろう。
ここに挙げられた本が、現代最新型にアップデートされた真の「教養」だ!
『逃走論』 浅田彰
『アメリカン・コミックス大全』 小野耕世
『よいこの君主論』 架神恭介
『おまえが若者を語るな!』 後藤和智
『シミュレーショニズム』 椹木野衣
『箆棒な人々』 竹熊健太郎
『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』 西寺郷太
『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』 ばるぼら