はてなキーワード: 麻糸とは
だってみんなも公文書なんて日常的にいくらでも改ざんしてるでしょ。
たとえば日付やハンコなんていくらでも皆誤魔化してる。
「上司が居ない日にハンコを押したことにしたらまずいから上司がいる日にハンコを押したことにする」
「上司が出張中なのでハンコが押せませんだと契約を閉じられないから勝手にハンコを借りて押す」
というか、公共の仕事は無駄に書類が多い分そういった誤魔化しが行われる機会も多い。
ムダに多い書類のせいでお互いの仕事が遅くなるので、様々な遅延や嘘が発生する。
最終検査を行ったその日に雑誌ぐらいの大きさの成績書が一瞬で発行され、それがその日にお互いの本社や事務所のトップまでスタンプラリーを終えて契約履行確認書類がその日に提出されたことになったりする。
検査をした場所からどちらかが普段の職場に戻るのに半日かかるような距離でも平気でそういうことをする。
無茶苦茶だ。
1日は24時間あるのだから可能なんですよとでも言わんばかりだ。
理由は簡単で、「書類の不備を防止するためにそうやってしまうのが一番手っ取り早い」からである。
全く無茶苦茶だ。
契約に不備がないかを確認するために書類をたくさん作らせた挙げ句、その証拠の作り方に不備が出るといけないからとズルをする。
私文書・公文書を問わず、誰もが好き放題に書類を改ざんしてなりたっているのがこの国だ。
ルールを守るためのルールを守るためのルールを守るためのルールを作ったはいいが疲れ果てたのでルールを守るためのルールや最初のルールそのものを蔑ろにする。
無限に繰り返す自己満足と言い訳のスパイラルの果てに、本当に守るべきだったものがなにかを誰も覚えていない。
本当に守るべきものを守るために行動を起こせばそれはルールのためのルールのためのルールのためのルールに抵触し、公取あたりにひっ捕らえられてしまうだろう。
「快刀乱麻」という慣用句があるが、この乱麻とは絡み合ってどうしようもなくなった麻糸のことである。