はてなキーワード: 雇用対策法とは
いつ潰れるかわからないような会社で人事をやっていてモヤモヤを抱えている。
そんなところに60歳前後の人がよく応募してくる。
うちの会社は特殊で創業まもないこともあり、いたるところでディスカッションが行われ、方針が一週間前と真逆になることもある。
求める重要なスキルを簡潔に言うとミッションやビジョンに共感し、チームで目標を達成する姿勢があることで、他のスキルは重要視していません。
未経験の方には簡単な仕事からやってもらって、徐々にスキルアップをしてくれればなと思って入るのですが、60歳近い人には厳しいんじゃないかなーと感じている。
雇用対策法では、
「求人票は年齢不問としながらも、年齢を理由に応募を断ったり、書類選考や面接で年齢を理由に採否を決定する行為は法の規定に反します。」
となっているので書類選考を行うために履歴書、職務経歴書の提出をお願いしているのだけれど、年配の方で通過できた人はいない。
「ばりばりスタートアップしか経験してきてません」という人がいれば面談まで繋がるかもしれないけど、そんな人が来るとも思えないし、なんなんだろうなぁと日々感じています。
法律だから守られなければいけないってのは当たり前。その意義も分かる。てか破ろうなんてこれっぽちも思ってない。
しかしな、どう考えたって女性の仕事と思われるような職種に応募してくる男って一体何なんだ??こっちは法律があるからやんわりと、決して断定はせずに、汲み取ってもらえるように(面接時にではなく、応募の電話の段階で。何故なら面接に来てもらっても既に不採用が確定しており、そのための時間や交通費が、応募者にとって無駄になる(勿論俺にとっても)という気遣いがあるため)話しをするのだが、それでも強引に応募してきて、不採用になったら「男女差別か?!男女差別だな!」と労働局に報告するやつ。
何かにとりつかれてるの?どっかの組織の人?それとも変わった教義の新興宗教?あ、トラウマとかか?!
とにかく誰も得しない。得しないことをすすんでやる人って何が目的なの?マジで何なの?だれかこのからくり教えて。
ちなみに上記の「明らかに、誰がどう考えても女性の職種に対して男性が応募してきた」ということ以外にも、例えば年齢制限についても同じ問題をはらんでいる。
微妙なラインとしてはルックスとか体力とかそういったことを必要とする仕事に対して。満たしてるかどうかの判断が難しいやつも同様でクレームを受けやすい。(分かりやすいのは技術とかスキルね)
じゃあ法律は守らなくちゃいかん!ということで要件満たさずに採用したとするよ?
そしたら誰が不幸かって、働く本人と雇い主だろ!次に、それに接する客!てか幸せな人いないよ!いる?いないよ!!
男女雇用機会均等法はそもそも世の中全体の性差別をなくすのが目的だったはずで、それはある意味達成されるかもしれないが、こんな誰も得をしないという現実があるならば、雇用においてだけは特例を設けるべきだ。
ましてや世の中世知辛くなってきて、揚げ足取りをする人間が増えてきてるんだから、そんな人間のために、会社がびくびくしながら経営していくっていうのは納得がいかない。個を大事にしすぎて、全体がよくなってねーんだから。本末転倒だろ?!
異論大歓迎。以上。
あ、もいっこいい忘れた。全然関係ないけど。
「人事が明かすほにゃらら」みたいな感じの記事をネット上で見かけるけど、その多くが、まず「私は今まで何千人と面接してきてましたが・・・」みたいな文章で始まるのはマジで勘弁してほしい。そんなことをわざわざ書かないと、自分が「採用担当者としてのスキルがある」ということを表現できないのか?!と激しく問い詰めたい。花山かおるが「俺は今まで何千人と喧嘩してきたが・・・」なんていってるとこイメージできるか?できないだろ?
だから、そういうのは決まってありきたりなことが書かれていて、同一職種の人間としては全く参考にならない。ということを知っておいてほしい。