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はてなキーワード: 上品とは

2009-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20091012215631

メール転載と思しきモノが載ってるだけで

メールに対する議員さんの見解がないけど、

この議員さんは何がしたいの?

2chヲチを少し上品にした感じ?

Twitterにおけるネトサヨ池田信夫への罵詈雑言が酷すぎる件

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/ikedanob/status/4757525050

はてサツイッターで吐き出した愚痴ゴキブリみたいに群がって大はしゃぎww

どんだけ池田信夫嫌いなんだよw

 

まぁ著名人ユーザー全般に対するpostを見ていても思うことなんだけどさ、最近Twitterを「著名人へ生卵をぶつける好機」みたいに考えている人多くね?

社会に出た時期が人間の序列を決める擬似デモラティックな社会の中で、一方的にイジメ抜かれる私たちにとっての戦争とは、現状をひっくり返して、「丸山眞男」の横っ面をひっぱたける立場にたてるかもしれないという、まさに希望の光なのだ。

これ、赤木智弘言葉だけど、実はこういう状況ってもうとっくに生まれているんじゃないかってTwitter見てて思ったよ。氏は肉体的、物理的な接触を意味する「ひっぱたく」機会を望んでいたようだけど、想像力を働かせれば今ネットで行われている著名人ブログやつぶやきに対する容赦ない罵詈雑言も立派に「底辺がエスタブリッシュメントをひっぱたく」行為だと思えてこない?

昔は学者言葉って綺麗に編集されたテレビ校正を重ねた書籍新聞ぐらいでしか、一般庶民が耳にする手段ってなかったわけさ。だから学者って雲の上の存在だし、品行方正で上品で、部屋には書籍だらけだというイメージ漠然とあったはず。で、そのステロタイプ学者像を、ネットが発達して学者と1対1でやりあえる状況になった今も引きずっている奴が、まだ多いんじゃないかと思う。「相手は著名人だから、こちらが少々横柄なクチをきいても、相手になんかするはずがないさ」という甘えで、罵詈雑言を浴びせているようなのが結構居る。で、挙句にブロックされたらありえないことをされたかのように、そのことを吹いて周る。これは著名人学者というものを自分より高いところに「勝手に」置いているからだ。学者ともあろう人間がそんな小さなことでいいのか、とでも言わんばかりだ。ちげーよ、お前も学者Twitterでは最初から対等なんだってば。だからこそ気に食わなければ一発でブロックするし、悪態を突かれたら応戦もするの。

たかだか個人のグチにいちいち噛み付いて「経済学者なのに」という切り口で軽口を叩けば、そりゃ誰だってブロックするっての。わかれよ、それぐらい。

最初から自分と対等のつもりで罵っているのなら結構。だけど、それならそれで言い返されたりブロック食らったときに「著名人なのに」の理屈は、出すなよ?当然そうなるわな。だけどそれをわかってない奴、居るだろ。その見苦しさを自覚しろよ。

見ず知らずの人間がおかしな事を呟いていて「あまり知ったかぶりしないほうがいいですよ」とは普通はいちいち返さないはず。それを著名人だからという理由でやっている奴が居るよな。嫌いな人間に生卵をぶつける機会を伺うためのフォローをしているわけだ。それはそいつの権利だとは思うけど、自分から喧嘩売っておいて挙句にブロックされて文句言ってる奴は著名人に一体何を求めているのかと言いたい。

前にはてなでどっかの弁護士を中傷していた奴居たよな?で、その弁護士訴訟をも辞さない構えを見せてきたら、突如として発言を取り下げ、代わりに今自分が陥っている状況を披露し始めた。「みなさん見てください!僕がこんなことを書いただけで、○○弁護士法律を盾に訴訟するぞと噛み付いてきましたよ!」と、精一杯の抵抗を見せてた。つまり、彼はナメていたのだ。「メディアにも露出する弁護士ともあろう人間が、俺のような泡沫ブロガー言葉に過敏に反応するはずがない」とタカをくくり、罵声を浴びせていたわけだ。チンピラは、いざ肉体的な闘争になった場合勝てない相手も沢山いるはずだ。だけど日頃から粗暴な言動に及んでいれば、自分が弱い人間だと悟られることはない。だけど、いざ反撃された場合に引っ込みがつかなくなる。だから勝てないと解ったとき、突如としてギャラリーを味方に付けようとするのだ。ああいう滑稽な人間が、Twitterにはまだまだ多い。

21世紀にもなってこういう人間が滅びていないのって、どうにかならんかね、これ。

私が池田先生を好かないたったひとつの理由

Twitterにおける池田信夫への罵詈雑言が酷すぎる件

http://anond.hatelabo.jp/20091011164125

これを読んで、思ったことをつらつらと。

まず、池田先生ネットに対する姿勢がよく表れている、この記事引用させていただく。

ひろゆきは「賠償金を取る方法はない」と高をくくっているようだが、バブルの処理のときは、同様に開き直る不動産業者を警察は「競売妨害」などの罪で大量に投獄した。要は「あいつは悪い奴だ」というコンセンサスができるかどうかが問題で、そういう「国策」があれば犯罪は(よしあしはともかく)いくらでもつくれるのだ。ライブドアWinnyには擁護論が高まったが、2ちゃんねるが閉鎖されても同情する人はほとんどいないだろう。

前にも書いたように、排泄物を見れば健康状態がわかるという意味では、2ちゃんねるにもいくらかの意味はあるかもしれません。異様な匿名志向の強さは、「表」の生活で彼らが強く抑圧されて「本音」を押し殺していることを示しています。ふだんはおとなしくて礼儀正しい日本人の「裏」の顔が、実はこんなにおどろおどろしいというのは、まぁ他では知ることのできない貴重な情報でしょう。


端的に言わせていただく。池田先生は、下品である。

刑事犯でもない人間犯罪者がごとく扱い、呼び捨てにする。亀井大臣を、「亀」などといった明らかに侮蔑をこめた呼称で呼び、「あいつはヤクザとつるんでいる」などと公の場で言う(仮に事実だとしても、確たる証拠もないのに言うのはちと問題。ちなみに私だって亀井大臣の政策は大反対だし、正直早々に辞めてほしいとは思っている。その上で言っている)。公の場で人をクズ呼ばわりする。twitter罵倒してきた人間をわざわざ晒し、わざわざ「こいつをブロックしてやった」と宣言する。2chを排泄物に例えるなど、あまり上品とは言えない例を平気で出す(「便所の落書き」というのは自嘲ネタであって、外部の者がそれを踏まえて揶揄するにしては、いささか下品すぎる)。

2ch経験もまったくない人のために少し基礎的すぎることから話すけれども、2chヘビーユーザーIEFirefoxといったwebブラウザで閲覧・書き込みをすることはめったになく、Jane Doe Style(余談だがJane Doeとは「山田花子」的なありふれた名前、つまり事実上の「名無しの権兵衛」を指す。2chの名無し文化を象徴しているセンスのあるソフト名である)などといった「専用ブラウザ」を用いている。これが非常に便利で、自分が好かない言葉を表示させないようにしたり、気に食わない人間IDを指定してその日の彼(彼女)の発言をすべて抹殺することができる。これを「あぼ~ん」というのだが、世の中にはいちいち「てめぇなんてあぼんしてやったからwwww」とばかりに対象のレスが消えた状態を相手に見せつけてくる趣味の悪い輩がいる。

これと、池田先生の「twitterブロック宣言」(参照1)(参照2)(参照3)(参照4)は同じなのだ。いわゆるネット弁慶ねらーとやっていることは大して変わらない。私は池田先生のそういった幼稚なところが一人の人間として大嫌いなのだ。本質的には池田先生と彼の発言をいちいち取り上げて「ネットいじめ」に近いことをしている連中は、同じ穴の狢なのである。

ここで、「名無し」と実名でやってる学者を対等に語るなという批判はもちろんある。さきほど挙げたブログにも、コメント欄にこんな氏の発言がある。

2ちゃんねるに対する評価は、そこに書かれる可能性のある(名前の知られた)人とそうでない人とでは、まったく違うと思います。事実無根の悪口を書かれる不快感は、そういう経験のない人にはわからない。他人に対する想像力もない人が「お前はわかってない」などと説教するのはやめてほしいものです。

なるほどなるほど、正論、と私は思う。

そもそも何故匿名が叩かれるのかといえば、攻撃の一方向性にあるのだと私は考えている。反論する場所を与えられていないのは、苦痛だ。言われっぱなしはつらい。学校職場における1対多数のいじめが何故いけないのかというのも、ここにある。殴り返す相手もいないまま、自分だけボロボロになっていく。これは卑怯だ。事実私も、はてブホッテントリ池田先生自転車云々の発言が載っていたのを見て、ドン引きした。これはひどいよなと思った。これ以上アクセス数を伸ばすことに加担するのはよくないと思ったので、ブコメは読んだものの私は登録しなかった(したらますます上に上がるから)。

話が散漫になってきたので、改めて私が一人の人間として池田先生を好かない理由を述べる。

それは、下品で甘ったれた世間知らずの幼稚なオヤジだからである。ひとつじゃない?言語化するとそうかもね。でも「こういう人間」だというのに形容詞がいくつも必要だっただけだ。ていうかまぁ、ぶっちゃけるとタイトルは切れ味がいい方がいいじゃん。

匿名の集団による叩きは卑怯である。じゃあ実名正義か。そんなわけないだろう。

池田先生の発言は公ですべきものとはとてもじゃないが言えない。2ch煽りに「お前、じゃあそれ俺と面と向かっても言えるんだな?」と返している人をたまに見かけるが、それに対し「ああ、言えるさ」と平然と答える人間は私は軽蔑する。反撃される覚悟を以てして言ってるからいいのだ。そんなわけないだろう。路上で一方的に殴っていようが殴り合っていようがおまわりさんが見かけたら怒られるに決まってる。一方通行煽りは、卑怯だ。でも双方向ならいいかっていうと、それは違うでしょ。

そして、暴露してしまうと、実は池田先生は正々堂々としているかというと、そうでもないのである。

何故なら罵倒してきた人間クズ呼ばわりして、公衆の面前に晒しておいて、そこで「あぼん」をしたからである。「あぼん」された側は以降池田先生に反論ができない。クズ呼ばわりされた弁解もできない。一方通行罵倒で終了である。本来、ブロックにせよあぼんにせよ黙って各自が勝手にするのがスマートというか、マナーだとは思う。捨て台詞吐いてフタを閉めてるようじゃ、2chの卑怯者とやらとなんら変わらない。

私は以前からそれを池田先生に対し実名アカウント等で直接本人に何度も言ってきた。無論、反応はない。先生多忙なのだからそれに対しては文句は言わない。一人の人間としてそれはどうかと思ったから、一人の人間として抗議というか忠言というか、そういうのをしたまでだ。学者先生とか、そういう肩書の問題じゃあない。メディア論を語る人として、ネットの言論を引っ張っていくアルファブロガーとして、そういったレベルぐらいはちゃんとしようよ、ということだ。私から言わせれば先生、あなたの罵詈雑言こそがネットノイズなんだよ。そういうことなんですよ。

というわけで実名でも匿名でもネット空間活用してる一小市民の私が、池田先生に対する反感を代弁してみた。多分、いわゆるネットイナゴ的な動機で騒いでいる人だって多いだろう。ただ、私のように「てめぇだって卑怯じゃねぇか」と思った上で抗議している人間が存在することも池田先生は分かってほしい。

ちなみに今回は、増田が「匿名」でしたので、私も「匿名」でトラバを送らせていただいております。繰り返すけど実名でも抗議はしてますけどね。

追記

そこそこの反響があったので、追記。ブコメで「なげぇよ」といったのがあったので、上の論点もまとめとく。

一方通行で殴るのは卑怯

・だから匿名は卑怯

・でも実名でも罵倒しておいてその後にブロックしたら双方向性がないよね

コンテンツS/N比をしばしば説いてる先生糞スレチェッカーにひっかかるような単語を用いるってどうよ

・あ、増田に対する返答だから今は自分増田だけど、実は実名でも文句言ってます

別に私自身匿名でも実名でもそんなにお上品ではないんですけどね。実況板で「見えたっ!」とか言ってるアホですしね。でもまぁ、事実無根の中傷とか、本当の意味で下劣なことは好かないんですよね。本当に何度も繰り返しちゃうけど、S/N比が高まることを望むなら、イナゴが沸かないような言葉回しを覚えることも必要だと思うんですね。池田先生の著書は一般向けに面白く書かれているものもあるし、アゴラといった活動も応援しています。だからこそ「ネット上での私語は、居酒屋オヤジとやってる時の私語ほどフリーダムであってはならない」ということを自覚してほしい。聞いてる人の数が問題なんですよと言えばいいのかな。

以下、ブコメにいくつかコメント

正直に相手にしてくれないことが悔しいと書け

嫌う必要がない。嫉妬では?

こういうのを読むとなんだかなぁ、と思う。一方向性と双方向性について書いて、「前者は卑怯だ、でも後者でも品はよくないよね、しかも池田先生って前者を否定してる割には実は双方向性がないよね」と説いてみたわけなんだが、私の書き方が悪かったのかしら。「みんながみんなノリで騒いでるわけじゃないんだよ」ということを知ってほしかったから書いたまでであって、タイトルが示す通りこれは価値の問題です。結局、正誤は問えん。嫉妬なのかなぁと一応まじめにしばし考えたけれど、そういう感情はないな。

あと、他の増田さん(参照)にこんなのがあった。

池田信夫の場合は最初から、自分が傲慢に振舞うことを恐れていない。

だから考えながら読む必要があまり無い。言葉の裏を読む労を閲覧者に強いていない分、やさしいよ。

だから読者が多いんだと思うよ。

人と仲が悪くなることを恐れて書くブログって、すげーつまんないから。

これは同意かな。mixiで昔はすっげーはっちゃけ日記書いてた人がいたんだけど、知名度あがったら「ライブやります☆」みたいな宣伝日記とか「ファンの皆さんに感謝です♪」とかなんの面白みもない言葉しか書けなくなった人がいて、あれは残念だった。池田先生もキレがあるから池田先生なのかもしれない。でも、やっぱり、さきに述べたようなことは少しは改善してほしいな。

キッチンにゴキブリのエサを自分で撒いてどうする。

匿名側は、三振したら別人を装って直後に打席に立つことが出来てしまい、ホームランを打ったときだけ、その記録(例えば、はてブなど)が残せてしまう。やっぱり、アンフェアだよ。

トラバ参照)より。

そうね、これも同意。双方向性に欠けるだけじゃなく、発言の蓄積がない者が急に正論めいたことを言ってもな、というのはある。属人的な考えだけど、否定はできないな。

2009-10-09

現役時代の日記を見つけた。会長言葉に涙が出そうになった。

「勇ましくならなきゃダメだ。お前は上品なんだ。育ちがいいんだよ。でも上品なのが悪いってのじゃない。もっと骨太であれってことだよ。ボクシングやってるヤツなんて、荒っぽい奴らばかりだ。だから精神的にもっと逆境に強くあれよ。苦しいことや逆境がやってきたら、逆に向かっていくんだよ。全部飲み込んで消化して、筋肉にしちまうんだ。毒があったら毒まで食べるんだ。筋肉にしてしまうんだ。免疫をつけちまうんだ。次に困難がきても大丈夫なようにするんだよ。全てを飲み込んで消化して、筋肉にしてしまうんだよ。」

2009-10-05

宮台の裏切り者

テレクラで尻軽女子高生を食いまくっておいて

結婚したのは上品そうなお嬢様

2009-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20090929120922

1.レトルトパック内に内容物が付着したまま闇に葬られる量は、

  適切な取り扱いをしていた場合、重量比率で1%程度以下であり、

  何%というオーダーで残留する場合は、開封者による不適切な取り扱いが原因であると推察される。

 

2.レトルトパックを平面的に開く、即ち、X軸方向とY軸方向の2方向に渡って切り開く場合、

  パックの切り開きに要する時間が単純計算で約2倍になるほか、

  従来ならば諦めて捨てていた、パック内に付着する内容物を、

  ベロベロしたり上品にこそぎ取るために要する時間が新たに生じることになる。

 

以上の論拠より、

元増田レトルト絞りに費やす時間は、

費用対効果を考慮した妥当な判断が出来なかったことによる無駄な浪費に過ぎず、

いわゆる「貧すれば鈍する」状態に陥っていると考えられる。

2009-09-15

http://anond.hatelabo.jp/20090915015142

知人に消費者金融業で20代にして部長やってる人いて、月に100万近く儲けてる凄い人がいるんだが、彼は見た目で金持ってそうかかなりの精度で分かるって言ってた。

服装とか顔の上品さとかの表面的な部分じゃなくて、立ち居振る舞いや会話内容で分かるもんなんじゃね?

俺でも年収1000万円以上くらいの相手になると見分けつく。

2009-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20090817181330

公然と或るカテゴリー人間価値をおとしめ、非難してるんだから、本人の個人的な「趣味の問題」なわけないだろ。

いや、趣味の問題だろ。恋愛結婚市場における選好でしかない。すべての男は処女厨であるべきなんてイデオロギーにまで行っちゃったら困るが、『俺は』処女が好きだと宣言することには何の罪悪もない。毛深い男がダメデブは嫌い、臭いのは苦手、というのと同レベルの話だ。そういうのを公言することが上品とは言えないが。だいたい、たかが異性に欲情されないだけで「人間価値」が「おとしめ」られるっていう発想が異常だよ。(元)処女厨ハァハァされれば増田人間としての価値が上がるのか?

2009-07-28

http://anond.hatelabo.jp/20090728213907

上品な人かも知れないが、頭が良いというのとはちょっと違うと思う。

孫にせっかいを焼き続けるようなおばあさんが、頭が良いかというとそうではないような感じで。

自分の女の価値気づきやがって」軽い考察

「女の価値」と「やがって」

とりあえず、前者に限る。

あの場面の文脈を考えるにこの「女の価値」と男性にとっての「性的欲求の対象」と意味だと考えた。つまり、「女の価値」という言葉の裏に「性的欲求」が透けて見える、いや丸出しであって、それを直接相手にぶつけた事に非難が集中していると考える。

となると、他の表現でも「性的欲求」が見えるような言葉は同じように非難されると考える。

ここで難しいのは言葉というのは酷く曖昧なものであるということ。特に裏に潜む意識を読み取るような事になると、人それぞれとなってくるのも多い。

だから自分的には「綺麗」とか「オシャレ」、「可愛い」という言葉も少なからず「性的欲求」としての側面がある事を考えると、文脈、言い方などの匙加減によっては危険言葉になりうると考える。

問題なのは、この匙加減は女性とのコミュニケーションによって培われる(他にあるかな?)。女性とのコミュニケーションが少ない人にとっては何処に地雷が潜んでいるのか判らない。そのため、安全なのは下手に口を出さないとか無難無難言葉を選らんで、つまらない男と評価される(おっと、非モテ方面に考えたいってしまた)

閑話休題

「女の価値」「色気」「綺麗」「可愛い」「オシャレ」という言葉は、「性的欲求」を含む割合と言葉の上っ面の上品さの違いとなるのではないか。それらの言葉の違いを、相手がどのように受け止めるのかを考えて発言する必要があるということなのかにゃ?

と思ったが、考えてみれば、普通の会話でも相手とか考えて、含まれる意味とか上品さとかはある程度は考えて話すわなー。ということはこの辺慣れるしか無くて、女性とのコミュニケーションが少ない人にとって(略)(また非モテ方面ほえほえ)

↓のは結構近い話題かな。

http://anond.hatelabo.jp/20090725094531

2009-07-21

平川哲生「川の光リアルタイムtwitterコメンタリーまとめ (1)

Mon, Jul 20
  • 07:59 幸か不幸か起きていますので、アニメ川の光再放送に合わせてtwitterコメンタリをやります。どこまで書いていいのやら、なにを書いたらいいのやら……。タイピング速度もあるので、ちょっと下準備をしておきます。
  • 08:00 remove覚悟の上で連投します。最初にあやまっておきます、すいません。
  • 08:30 ニュースの放送中ですが、のんびりと、アニメ川の光』のtwitterコメンタリをはじめます。原恵一さんには「すべて正直に言え/書け」と言われているので、たぶん、ぶっちゃけ話もします。
  • 08:31 アニメ川の光』は、6月20日の本放送、28日のBS再放送今日は再々放送になります。本放送の視聴率はふるわなかったのですが、反響の多さから、このような短いスパン再放送になったと聞きました。涙がちょちょぎれるほどうれしいです。みなさま、ありがとうございます。
  • 08:32 まずはじめに、演出未経験の私がなぜ監督に抜擢されたか? メディアでは「原恵一さんの推薦」と語られていますが、本当は茂木プロデューサーの推薦です。原さんは「茂木が言うなら」という感じだったとのこと。私が言うのもなんですが、無謀にもほどがあります……ありがたいことですが……
  • 08:32 演出協力の原恵一さんは何をしたのか? シナリオ打ち合わせに出席して、私の絵コンテをチェックしました。通常のコンテ・チェックは監督が絵・セリフト書き消して直しますが、原さんはメモを残す。たとえば「こんなセリフはどう?」とか「アオリの構図がいいのでは」など。
  • 08:33 その後あれこれ相談して、私がコンテを清書します。全930カットのうち、原恵一チェック後に修正したのは、だいたい50カットほどだったと思います。放送後、私が「作品に原さんのテイストを感じた人が多かったみたいですよ」と伝えたら、原さんは複雑な心境だったようです。
  • 08:34 とはいえ原恵一さんの役割は小さくありません。私はチェックに通るコンテを意識したので。1カットだけ流背(専門用語です)を使おうと思ったら、「これキライ」とメモが書かれていて笑いましたw。キライって……。あとNHKエンタープライズ・廣岡篤哉さんのコンテチェックにもお世話になりました。
  • 08:35 脚本吉岡たかをさんが第三稿まで、私が第四稿を書きました。第四稿は絵コンテを想定して、プロット整理やセリフ改変など、大幅に書き換えたため、部分的にシナリオ打ち合わせの内容を無視する形になってしまい、いろいろ申し訳なかったです。この作品台詞ミス(後述)は私の責任です。
  • 08:35 はじまった!
  • 08:35 冒頭から音楽がいいですねー。レコーディングに立ち会いましたが、栗原さんはその場でがんがん楽譜を修正するんです。音のニュアンスもどんどん変える。楽器奏者はそれに柔軟に対応する。鳥肌モノでした。私は8トラックMTR宅録少年だったので、夢の現場でした。
  • 08:36 原恵一さんも言ってましたが、この作品シナリオ打ち合わせは、とても良かったと思います。アイデアがたくさん出て、それを可能なかぎり活かすようにしました。私は初監督なので知らないのですが、生産的でないシナリオ打ち合わせも多いとのことです。
  • 08:36 動物といえば「丸くなる」作画! でも、これは実は原作どおりだったりします。
  • 08:36 75分の作品なのでB級の系譜は少し意識しています。シーゲル、リュイスなどですね。結果、フォードホークスへのいびつな愛情のしみこんだ作品になったと思います。宮崎駿さんへのいびつな愛情もあり、お父さんのヒゲいじり癖は、これです http://tinyurl.com/kmxl8z]
  • 08:37 こういうところは演出家にとっては大問題ですが、視聴者の方はぜんぜん気にしなくていいと思います。いちおう、せっかくなので、書いておきます。ただ、やっぱり、この作品の演出は映画っぽくはないですね。当時の私は、CMなしのテレビ75分を見せきることを意識していたんだと思います。
  • 08:38 いやあ、声優が豪華ですねー。お父さんの台詞「お前が食べ過ぎなきゃね」は原さんのアイデアですよ。
  • 08:38 ペットボトルあたりの美術男鹿さんです。ふつう背景は美術ボードに似せるものなんですが、もう完全に男鹿流ですね。すばらしい。ありがたや。美術監督稲葉さん、日野さんは「男鹿さんの絵はまねできない」とか「あの絵は、音楽ライブみたいに、再現不可能」と言ってました。
  • 08:38 うう、書いてると見れない。見ていると書けない。コメンタリってむずかしい……
  • 08:39 画面がロングショット主体なのは理由があります。アップ主体のネズミ目線は、地面などの一部しかフレームに収まらず旅の感じが出ないこと。ネズミ目線が面白いのは20分が限界ということ。『ガンバの冒険』の手法を避けること。作画が楽なこと。結果的に美術の負担が大きくなってしまいました。
  • 08:40 金田朋子さんの熱演が! 人差し指くちびるにあてて、ぶるぶるさせて「ぶくぶく」の声を出してました。
  • 08:40 滝に落ちたチッチが浮かび上がって、タミーに助けられるあたりの原画は、加藤寛崇さんです。制作さんに「ちゃんとチェックしてください」と笑われ、私は「完成画面で楽しむからいいのだ」と答えたほど、ノーチェックで通せる、すばらしい原画でした。作画マニアは要チェック。
  • 08:41 現実のタミーは来客に頭からどーんと突っこんでくるお転婆な犬なのですが、平野綾さんはその感じをうまく出してますね。かわいい。タミーは最初・中ごろ・最後と短い出番ながら、印象に残ってもらう必要があったので、華のある平野さんにぴったりだったと思います。
  • 08:42 レイアウト、アイレベルが変だったりしますが、わざわざ変な感じに描いてください、と指示した結果だったりします。数えてませんが、レイアウトは6割くらい自分で描いたと思います。
  • 08:43 Aパート絵コンテの軸がぶれてます。まだスタイルというか、基調というか、トーンというか、そういうものを模索しているような印象。旅立つまでに14分しか使えなかったので、詰めこんでるのは仕方ないとしても、構図、カット割り、いま見るとつらいです。出発したBパートからマシになるような……
  • 08:44 山寺さんのお父さんはいいですねえ。少し頼りないけど、やさしいお父さんの感じがすばらしい。山寺さんは、あっという間に指示に対応できて、プラスアルファで演技を加えてもらえるすごい方でした。私は、山寺さんなら『御先祖様万々歳!』の多々良伴内の役が好きです。
  • 08:45 「川はタータの母だった」と原作では地の文で直接描いていますが、どうやってアニメ化すればいいのか、迷いました。結果、ごうごうという母体のような音にしてみました。こういうのってむずかしいですね。
  • 08:45 木が切られるあたりから、夕方まで、原画は黒柳トシマサさんです。若いし、うまいし、イケメンだし、まったくもってけしからん原画マンです。ありがたや。
  • 08:46 爺さんネズミ役は青野武さんですよ! なんという贅沢! マイケル・ペイリン! 青野さんの声は「きこりの歌」つながりで、この直後の切り株の場面に進む伏線なのです(嘘)。
  • 08:47 環境破壊はいま、たくさんの説が入り乱れている状態で、とてもアニメでは扱えません。もし扱うとしたら、ロンボルグ的な視線も入れて「近視眼的にならないよう、真剣に考える必要がある」くらいの主題になると思います。問題意識は高まっていくでしょうし、これから扱われるべき大きな主題でしょう。
  • 08:47 護岸工事環境破壊か? 答えはNOだと、視聴者の私は思います。監督の私は、巣が壊されるショックを描くために、悪者あつかいする必要があると考えていたようです。
  • 08:49 折笠富美子さんのタータはいいですねー。原作はタータが主人公なんですが、アニメはチッチの活躍が増えてます。が、折笠さんの演技で、タータが前に出てきたように感じました。
  • 08:49 三匹が並んで走る場面(3カット兼用)と、イタチに襲われる場面の原画は植村淳さんです。ありがたや。ネズミの走りは、急ぐときは2コマ中2枚、通常は3コマ中2枚。動物の走りはパターンが少ないので、ガンバに似ています。植村さんのところは2コマ中3枚で、空中ポーズが入ります。
  • 08:49 ちなみに原恵一さんは、当初、このイタチを中心にした物語を考えていたようです(原作にもある)。それじゃガンバになってしまう、という理由で、いまのような形になりました。それくらいガンバは恐ろしい作品なのです。アニメ史に向き合うなら、これ以外の選択肢はなかったと思います。
  • 08:49 夜、根で三匹が寝ているカットは、写真をそのままレイアウトに使ってます。写真レイアウトに使ったのは、自然物では、ここと冒頭の川の3カットのみ。バス車内はさすがに写真レイアウトが多いですが、ほかは基本的に写真は参考程度にしました。
  • 08:50 自転車のかげに隠れて走り、猫を避ける部分は、某映画からアイデアをいただいてます。
  • 08:50 チッチの「え~、もう旅行おしまい?」という台詞は、原恵一さんのアイデアをいただきました。前述の「お前が食べ過ぎなきゃね」といい、なんか、原さんらしいですよね。
  • 08:51 ドブネズミたちに会ってから、チッチが転ぶまでの原画は、石井邦幸さんです。丁寧な仕事ぶりで助かりました。かなり立体的に描く方で、ほかの原画とは耳の形などがちがいます。
  • 08:52 ドブネズミたちについて、原恵一さんは「聞き分けのない乱暴ものが良い」と考える。私は「話せば通じるやつらであってほしい」と考える。ここらへん好対照ですね。いろいろ話し合った結果、原さんの方のプランにしました。
  • 08:53 クマネズミは、人間を利用して、レストラン自動ドアを出入りするみたいですよ。能力が高すぎる。
  • 08:53 つるや食堂は、松浦さんの小説半島』から名前をいただきました。『半島』に登場するつるや食堂はもう少し小ぎれいだと思うんですが、アニメではネズミが出てきてもおかしくない、時代がかった建物にしました。
  • 08:54 ドブネズミがトリモチにかかるアイデア原恵一さんのものです。
  • 08:55 赤い郵便ポストあたりは、レイアウト、BGの兼用を考えて脚本を書いてます。涙ぐましい……
  • 08:55 まあ、ぶっちゃけホークスです。
  • 08:55 子供たちが排水溝を泳いだり、グレンに誘われるまでの原画高野登さんです。私は高野さんの原画が好きなんですよ。ベテランの風格といいますか、シンプルかつ的確で、まちがいようのない原画、撮影指示、タイムシート。完成画面では伝わらない部分ですが、とても頼りになるうまさです。
  • 08:56 ベテランの風格は、この作品では、山内さん、高野さん、山崎さん、小野さん、寺田さんの原画で見ることができます。ありがたや。作画マニアの方々は、作画の実作業を経験してないと判別がむずかしいのですけど、ぜひこういう原画のうまさにも注目してみてください。
  • 08:57 横向き歩きのリピート作画、スライドは、単純ながらいちばんのリテイク回数でした。前足にあわせると後足がすべり、後足にあわせると前足がすべってしまう。むずかしいもんです。
  • 08:58 図書館のCパートは、鏡・ガラスモニタピアノ、逆さまの本『川の四季』、逆卵型の下水道。ねちっこく反転・反射を描く画面構成です。主人公たちが屋上に上がるまで、カメラ建物の外に出ません。図書館は窓ガラスポイントになるので、モデル杉並区図書館にしました。
  • 08:58 グレンの登場から別れまでが約11分です。テレビシリーズの半パート分。短い場面ですが、大塚明夫さんの演技がすばらしく、印象に残るキャラクターになったと思います。ちなみに原作のグレンは、ソシュール以後のポストモダン社会に生きる人間の苦悩を理解しているような、賢者ネズミです。
  • 08:58 収録は一日で終わらせる強行軍でした。お昼の弁当休みも早くすませよう、「30分くらいか?」と話していたところ、大塚さんがあのいい声で「15分だ!」と勇ましく叫び、笑いをとってました。大御所声優さんたちは、技術も一流ですが、現場の雰囲気づくりもすごいんですよね。勉強になります。
  • 08:59 大塚さんマジでかっこよすぎるぜ……
  • 08:59 鏡やモニタに映るグレンは、やっぱりアングル的におかしいですね。絵コンテに「おかしいですが堂々とやりましょう」と書いたのは自分ですが…。当時の私は、リアリティに足を縛られて窮屈な演出をしてはならぬ、などと考えていたんでしょう。視聴者の私は全体的にそういう傾向を感じました。
  • 09:00 原作のドブネズミ帝国が削られてしまったので、いちおう「なかにはいいやつもいるんだ」という台詞を入れました。ここらへん、面白いところなんで、ぜひ原作もお楽しみください。
  • 09:01 グレン大塚さんと、タータ折笠さんのからみは抜群ですねー。いいわー。
  • 09:01 「そうなんじゃないか」とか「そういうことなんじゃないか」は、松浦寿輝さんの作品にたびたび登場するので、グレンの台詞にしてみました。
  • 09:03スネークならダンボールに隠れるはず」という感想に笑いました。勉強不足でしたw。ただ、ハンカチに隠れるのは、バスの場面でタオルに隠れる伏線です。
  • 09:04 チーズケーキ番長なのに、ショートケーキを出しちゃって申し訳ありません。チーズケーキって絵にならないんですよね……。まあ、食べるほうとしてはそこがいいんですけど……
  • 09:05 給水機は原作になく、水の音、母の音、抱きつくタータ、川への思い、みたいなことをまとめて表現しようとした結果です。ここらへんはコンテを描いてうまくいったかも、と思いました。
  • 09:06 大塚さん……。
  • 09:07 シンメトリーの構図は、右を描けば左は反転してトレスできる、一枚描けば裏返しトレスで別カットも完成、という効率重視のために採用してます。みみっちいですね……
  • 09:08 図書館からの大俯瞰のBGは5回くらい兼用します。大変なカットはとにかく使いまわす。エコロジーであります。
  • 09:09 逆卵型の下水道、ここの背景は稲葉さんの担当です。描きこみすぎ!ありがたや。
  • 09:10 「あの雫が落ちたら」あたりは原作にありません。原恵一さんに「別れの場面をもっとじっくり」と言われたので、あれこれ迷って、こうしてみました。
  • 09:10 下水道プラットフォームあたりの背景は草薙の方が担当です。とくにマンホールがかっこいい。「クオリティが高くて驚いた」と美術監督の若いふたり、稲葉さんと日野さんも言ってました。私も上がりを見て驚きましたね。ありがたや。
  • 09:11 鉄砲水あたりの作画は、4カットほどが沓名さんの原画です。ここらへんは担当原画がとびとびなので、作画マニアの方でも見分けるのは難しそうですね。
  • 09:13 下水道のDパートから、ブルーのEパートまで、クレジットにないですが虫プロダクションが作画を担当しています。が、かなり原画がこぼれたので、手分けして描いてます。私も少し原画を描きました。
  • 09:13 下水道マンホールから煙草が落ちる場面。原恵一さんは喫煙者ですが「こんなことする人はいるのか? このシーン必要か?」と言ってました。私は「する人もいる。闇にぼわっと浮かぶ光は面白い、水の勢いを表現するため、またカップ容器で流れるくだりの伏線になる」と言い張って、入れた場面です。
  • 09:14 原恵一さんに口ごたえするとは、なんとも生意気新人監督であります。しかし、ひとつの作品にふたり監督は立てないので、仕方ない。
  • 09:14 カップ容器で流れる三匹、脚本ではお父さんの「しっかりつかまってろ!」という台詞が二回連続していました。が、山寺さんは何も言われずとも的確に判断して、二回目を「ちゃんとつかまってろよ!」に変更していました。これは収録中にいちばん驚いたことです。すげえ。
  • 09:14 こういう台詞が二回連続してしまうミスは、実はけっこうやってます。すべて私のミスです。次から気をつけます(もし次があるのならば)。
  • 09:14 カップ容器からチッチが落ちてしまうあたりは、石田慶一さんの原画です。暴れん坊ですねー。びっくりするくらい枚数の多い原画で、タイムシート等もひじょうに複雑、完成するまで画面がどうなるかわからなかったんですが、ど派手で面白い感じになったと思います。
  • 09:15 ブルーのEパートは、手水鉢・猫ベッド・染料鍋と、凹のような形のものを3つ。瓦屋根と鍋蓋で抜けている上の面を覆う、という画面構成。最後に、指輪が鍋蓋の上に置かれていたのは、構成上の理由があります(レイアウトを兼用する目的もあります)。
  • 09:15 少佐ーッ!
  • 09:16 けっこう小さい紙で作画しているので、大きいテレビで見ると粗が見えますね……。
  • 09:17 ブルーの家あたりは、美術監督日野さんです。上品な感じですね。
  • 09:18 内田百間の『ノラや』をやろうとして、やめました。ちょっと後悔してます。
  • 09:19 ブルーが「白を受け入れよ」とさとすくだりは、汚れたチッチを手水鉢に落とすところ、汚れたチッチを舌でなめるところ、瓦屋根の上の場面で計三回くり返されます。ここらへんはアニメオリジナルで、原作にない場面なんですが、好き放題やってるなぁ、と視聴者の私は思いました。
  • 09:19 ブルー役の田中敦子さんの演技がまたすばらしいですね。なんというか、包容力があって、長台詞も説得力をもっています。こんなに豪華なキャスティングなら、もっと台詞を増やせばよかったですねえ。尺が厳しいため、一文字二文字の単位台詞を削ったので、仕方ないのですが……。
  • 09:20 ブルーは友達がいない、必要ない、という原作を少し意識して、野良猫を追い払う場面を入れてみました。
  • 09:20 猫ベッドで寝ているお父さんに、タータが言う「ちょっと待ってね」の芝居が、実に折笠富美子さんらしくて、すばらしいですね。ここだけくり返して見たいほど。私は『あたしンち』のみかんファンなのです。
  • 09:21 ブルーの家の台所、染物の機材がならんでいる場面の背景も草薙の方です。とても丁寧な仕事です。たくさん描きこんじゃって、ほんとすいませんでした。山本二三さんは公演で、「平川監督空間フレーム内の何も描かれていない場所)恐怖症だ」と言っていたようです。ほんとすいません。
  • 09:22 染料鍋に入ろうとするチッチをブルーがはじくところ、絵コンテでは前足だったんですが、担当原画の方がしっぽに変更していました。ブルーはしっぽの雄弁なキャラクターだったので、私は「それだ!」と思い、すんなり変更しました。
  • 09:22 私のぬるい絵コンテを適宜変更していただいた、ありがたい原画は、小野隆哉さんです。またしてもベテランの風格! 原画は演出の領域に踏み込まざるを得ない、という好例ですね。
  • 09:22 私はブルー屋根のところの劇伴が大好きなんですよ。栗原さんの曲は、楽しげなものもいいですが、せつない曲がたまりません。
  • 09:23 「やさしさのない職場だぜ……」
  • 09:24子供がいるとそれはそれで」は原作どおり。こういうユーモラスな場面、いいですよね。
  • 09:26 原作動物病院アニメでは出せないので、ネズミたちがピアスを見つけるくだりを指輪に変更して、ブルーの場面に入れました。ピアス指輪に変更した理由は、丸いこと、尻尾に通せること、いろいろあります。動物病院は登場させたかったですねえ。残念。
  • 09:27 ジョン・フォード! でも真似することにも失敗している!
  • 09:27 公園のFパートは、高低差、3の均衡、人工的な自然、という画面構成。少し欲張りすぎたかもしれません。「3の均衡」は、1・2・4のときにバランスが崩れ、何かが起きる、たとえば3人の親子が座るベンチ下にネズミのお父さんが入ると、蹴り出されてしまう、など。うーん、ややこしいですね。

増田の文字数制限にひっかかったので(2)へ続く

2009-06-26

第一印象から記そう。

テーブルには男3人と女3人が向かい合っていた。

俺の向かいに座ったのは細身で長身

涼しげな白の上着に、長めのスカート

今時珍しいくらい真っ黒でまっすぐな長い髪を軽くまとめた、

いわゆる清楚なお嬢様系の女子大生だった。

残りの2人の女子大生は良く喋り、良く笑う。

けれど、俺の前の彼女だけは、にこやかに相槌を打ち、微笑むだけだった。

彼女との対比ゆえか他の二人はむしろ喋りすぎ、笑いすぎに見えた。

喋る度に机の上で踊る手のひらは、まるで既に井戸端会議のオバチャンだ。

男が話題を振る。女二人がお互いに喋り捲る、彼女微笑む。

他の男が話題を振る。女二人がお互いに喋り捲る、彼女微笑む。

放っておいても喋り続けるであろう2人のオバチャン候補よりも、

なんとなく俺は目の前の彼女と話がしたくなった。

時折振られる会話の内容と、彼女の応え方から、俺は彼女の興味を探った。

俺以外の男も、彼女が気になっている気がして、なんとか先手を打とうと頭を捻る。

白い肌と、細い顔の上品笑顔も素敵だが、もっともっと話がしたいし、声が聞きたい。

彼女がけして、不快感を持っていないのは分かった。

好意的だ。とても好意的。

そして、数分後、俺の努力は実った。

彼女が満面の笑みで、俺の言葉に答えてくれた。

がぼっ

だが、その笑みを見た途端、俺は衝撃を受けた。

何か、説明の出来ない気分に襲われた。

彼女は俺の衝撃に気付くことなく、オバチャン候補も気付かない。

しかし、横を見ると、男連中は同じ衝撃を受けたように見えた。

彼女は少し気後れしていただけのようだった。

一度満面の笑みを浮かべた後は、次第に積極的な笑顔になっていた。

オバチャンコンビのように手を振って会話するような事はなく、

やはり清楚なままだが、会話の合間に微笑ではなく笑みを浮かべる。

がぼっ

俺の背筋を冷たいものが走る。

おれはこれを見た事がある。

どこだ…?

がぼっ

笑みとともに、鮮やかなピンク色の歯茎が現れる。

がぼっ

歯茎の下に並ぶ、真っ白な歯。

がぼっ

その歯に被さった、金属

最初思い浮かんだのは、深海魚だった。

けれど、もっと鮮烈で、ある意味美しい。

口の中から口が出てくる、という恐怖。

金属と肉体の混在。

そうか

H・R Gigerだ。

彼女は、清楚で美しかった。

今時珍しいほど、俗っぽい所が見つからなかった。

だからなのだろうか。

飛び出た歯茎矯正器具は、何か手の届かない、別の世界の生き物を髣髴とさせた。

それは嫌悪感ではない。

畏怖にも似た、原始的な恐怖だった。

気が付くと、男連中は声が少なくなっていた。

ひたすら喋り捲るオバチャンコンビのおかげで、気まずい空気はなかった。

多分。


つい先日、学校へ向かう地下鉄で、彼女を見た。

あの時と同じ透き通るような白い肌に、清楚な顔立ち。

黒く長い髪。

隣に居たのは他の女友達だった。

彼女はあの時と同じ微笑を浮かべていた。

綺麗で、可愛いな、と思った。

俺は彼女が満面の笑みを浮かべるのを見ないように、その場を後にした。

2009-06-22

友人には時々変な目になると言われる。

医者はあなたが病気だとはとても思えないという。

後輩には大人っぽくて落ち着いていて素敵といわれる。

同僚には上品かと思いきや意外な一面がありすぎて意外さがない、といわれる。

母親は、気が狂っていると叫ぶ。

時々笑いながら、目の前にいるお前を刺し殺したい。

その感触を思い浮かべている。どんな顔をしながら死んでゆくんだろうと思いながらほくそえんでいる。

何もかも、失ってしまいたい。何もかも、壊してしまいたい。

躁鬱を発症してから16年。破壊衝動自傷衝動他傷衝動過食拒食自殺衝動

躁の時に通院日だと調子が良いとにっこりと笑って答える。医者が信じるほど、うまく、騙しきる。

鬱の時も誰にも気にかけてほしくないから、大丈夫だとにっこりと笑って答える。

本当はもっと躁も鬱も手に負えないほどひどいのに、それらすべて抑圧してまるでふつう人間であるかのようにふるまう。ふるまえる。

それでも10歳の時の自分が時々あらわれて目の前で笑う。

笑いながらお前を刺したい。殺してしまいたい。

関西女子高生スカート丈が長くなっている件について

asahi.com朝日新聞社):ナマ足「もうださい」 女子高生はロンスカブーム 奈良 - 社会

http://www.asahi.com/national/update/0621/OSK200906200188.html

痛いニュース(ノ∀`):「ナマ足・ミニスカ、もうダサい女子高生はロングスカートブーム

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1276475.html

上の記事についての2chの反応やブコメを見るに、あまりにも勘違いしているヤツが多いので言及してみる。

 

まず、ロンスカ=スケバンという勘違い

記事の画像は、どう見てもスケバンのような不良路線ではなく、上品・清楚なお嬢様路線だ。

というか、現代の女子高生から見たって、スケバンダサいだろ…

というわけで、これは30年前のスケバンの再来ではなく、もっと時代を遡った、戦前女学生の再来だ↓

ttp://tadanorih.hp.infoseek.co.jp/images/toppic/toppic0703.jpg

昨今の流行としては、大正ロマン昭和モダニズムブームに加え、○○の品格茶髪→黒髪、ホストクラブ執事喫茶、肉食系→草食系などなど、上品で落ち着いた雰囲気のものが流行る傾向にある。

ハンカチ王子ハニカミ王子もそういう路線だしね。

だから、ここらで制服スカート丈が長くなるのは、自然な流れだと思う。

 

次に、大根足を隠すために丈を長くしているんだろという勘違い

過去女子高生大根足を隠すために編み出されたものといえば…そうだね、ルーズソックスだね。

そしてルーズソックスには、ミニスカートでないと様にならない。

つまり、一昔前のミニスカルーズソックスという組み合わせのほうが、大根足でも何とか「見れる」ようにする組み合わせだった。

逆に、膝が隠れるくらいの長さのスカート穿く場合は、キュッと締まった足首でないと様にならない。

その為、ロング丈の場合の靴下は、膨張職の白ではなく、引き締め効果のある黒か紺が良いということになる。

ルーズソックスが廃れて黒か紺のハイソックスが主流になったということは、次の段階では必然、その靴下が似合うロンスカが流行するということになる。

これまた自然な流れだな。

 

あと、奈良というところに引っかかっている人が多いようだが、このロンスカ流行の発祥地は神戸だ。

神戸は元々、膝が隠れるくらいの丈のスカートが多かった。

県内でスカートがロング化 (神戸新聞 2007/02/28)

http://www.kobe-np.co.jp/kurashi/200504hatena/62.htm

それが大阪を経由して奈良に来たということ。

まあ、この記事だけ見ると、「奈良という田舎の一部地域での流行」と勘違いしてしまいがちだが、神戸大阪奈良の順で広まりを見せているということだな。

あと、奈良の北西部は大阪京都衛星都市になっているから、奈良自体は田舎でも、そこに住む人間の多くは、大阪で働いて遊んで奈良に寝に帰るという、割と都会的な生活を送っている。

加えて、奈良という地域の特性が、このロンスカの流行を受け入れる土壌になっていると思う。

上でも言った通り、奈良大阪京都衛星都市なので、奈良に「郊外一戸建て」を購入する金持ちが多い。

特に、元記事に出ている近鉄大和西大寺駅から西側は高級住宅街で、関西大企業幹部が邸宅を構えていたりする。

実際、奈良県民の貯蓄高は全国的に見ても高く、そのせいか奈良教育に金を掛ける傾向があり、高校偏差値も全国トップクラスで、東大京大合格者の数も多い。

奈良ももちろんDQN校はあるが、全国的に見るとお育ちの良い子が多く、清楚・上品志向なる子が多いのも頷ける。

 

まあ何が言いたいのかというと、ロンスカ最高!ってことだな。

露出度さえ高ければ良いってヤツはわかってない。

いくら綺麗な足でも、いつも見えてたら、そのうち見慣れて飽きてくるのが人間ってもんですよ。

普段は一見隠しているようで、動いたときに偶然チラッと見えるってのが至上。

着物だってそう。普通にしていれば素足が見えないようになっているけど、階段上るときに、裾と足袋の間から素足が覗く。

それが本当の色気ってもんだよ。

2009-05-29

通勤バスの中で、私は一番前の1人がけの座席に座ってメールをみていた。段差があるのでお子様やお年寄りのご利用はご注意下さい、と注意書きのある席だ。

カートを曳いておばあさんが乗ってきた。すれ違いざま、

ケータイ切っといてよ。あたしゃ具合が悪いんだよ。倒れたら責任とってくれんのかい」

背後で、おばあさんが優先座席に座った気配がした。

独り言のような言い方だったが、私に言ったんだとケータイを閉じた。

優先座席で言われるならまだしも、と反発心がむらむらとわきあがってきたが、なにを言っても見苦しいことになるだけだと思って心の中で毒づくだけにした。

私は普段はお年寄りには寛容であろうと心がけている。遠く離れた祖母だと思えば、ぶつかられても腹は立たない。

だからこのような反発心には自分でも戸惑った。

年寄りが多い地域に住んでいるが、穏やかで上品なおばあさんばかりで、志村けん演じるおばあさんそのもののような話し方を聞いたのは初めてだった。

慣れない私には、悪意を振りまいているように見えた。

悪意をもって接すれば、人に悪意を起こさせるのか。

私は見知らぬ人に不用意な悪意をぶつけるまい、と結論付けた。

そこで、ふと、

おばあさんには私がケータイを触っていることが悪意を振りまいているように感じたのかもしれない。

と思い至った。

そうなるともう、私は自分の怒りが正当でなく思われ、おばあさんへの反発は消えて不快感だけ残った。

おばあさんが降りたのを確認して、私はケータイを開いた。

誰かにメールして気持ちを晴らすわけでもなく、ケータイを開くことで意趣返しをしたつもりになるしかなかった。

2009-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20090515015119

自らはキャッキャト喜び勇んで、どこぞにリンクをはるお仕事をされているわけですね、わかります

あまり高尚とも上品お仕事とはいえませんね。いわば「ネット界の東スポ」の役割を果たされているわけですから。

もっとも、ご自身では僕がキーマンだなんて思っているのかもしれません。

普通の人はただの暇人だと思っているのですが。

2009-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20090419152314

オレの場合は落としたんじゃないからまあ、お前のせいだろって言われたらその通りなんだけど、セルフガソリンスタンドに置き忘れてそのまま持って行かれた。店の人が防犯カメラ映像を見せてくれたんだけど、俺の次に来た軽自動車に乗ったいかにも風体の悪い男がしっかり持っていった。ナンバープレートは映っていなかった。次に来た人が、白いメルセデスにのった上品そうな女の人で、もしかしてこの人だったら、ちゃんと届けてくれたんじゃないかと思って悔しさ20倍界王拳だった。まあ、正直その夜は泣いたね。俺も元増田と同じで、財布や、セカンドバックや、とにかくそういうものは届けていて、善意はきちんと世界を回っていると思っていたんだけど、んなもん嘘だな、と強く感じたし、あなたと同じように日本人は盗人民族で信じられないとか書きなぐったよ。でもふと、今の状態は原初の悪人が善人を落胆させて、その善人が悪人に転じてまた善人を落胆させて…というネズミ講が招いた現実なんじゃないかと思った。だから、そんなのに負けないように、オレは善人を貫こうと。逆に、善人が悪人を感化させる、善人のマルチを展開していこうと。そう思ったのでありんす。

だから、もし、次にお前の財布を拾ったのがオレだったらさ、ちゃんと届けてやるから、気分なおして免許証を取り戻してこいよ。サラ金とかに行かれたらもっと悔しいぞ。そして免許取り戻して海でもいけよ。

まあ、正直言えばオレの財布盗んだ「アイツ」は最も苦しんで死んでほしいけどね。

2009-04-17

在日貴族が通ってる私立高校から

http://anond.hatelabo.jp/20090414170900

上の日記を読んでいたらちょっと吐き出したいことができたのでチラ裏で。

ちょっとした成り行きでこの数年間、都市部にある上流階級向け私立学校で事務員やってた。

入試倍率・学費ともに高いし寄附金の集まりもよい。しっかりとした教育と親の財力がないと入れない高校

毎年(通名)欄が必要な本名韓国っぽい生徒さんも2~3人一般受験で入学してくる。

さすが生徒も素晴らしく、勉強はしっかりとやるし、礼儀作法が完璧。最初の数ヶ月は生徒に上品お嬢様言葉で話しかけられてドギマギしたこと。漫画世界に迷い込んだのかと思ったよ。賢い生徒が多くて下手な大人としゃべるよりもはるかに楽に仕事できます。

でもそれは、あくまで賢い生徒たちの「大人向けの対応」であって言わば表の顔なわけです。生徒間でお嬢様言葉しゃべるわけがない。大人の目がなければ自分高校時代と大して違わないレベル言葉を聞ける。なまじ大人に対して裏を隠蔽できる小賢しさを持っているからやりたい放題してたよ。学校の裏掲示板先生の悪口、ヤリマン情報カップル死ね程度で比較的健全だったが、ブログmixiをツールとしたいじめは陰険そのものだった。先生にばれて停学くらってもやってたし。

さて、本題。今の高校生はしっかりとネット見てるし影響もされてるので在日ネガティブな方向で見る傾向が強い。

数年前、書類に(通名)欄があったために周りに在日とばれていじめを受けた生徒がでた。いじめの内容は軽いものだったので加害生徒の処分は校長訓戒。学校としての対応は被害生徒保護者希望もあり「在日だからって差別しちゃいけません」なんて声高に叫んで問題を顕在化させるよりも教職員側で通名欄のある生徒の本名を知られないような配慮と事務手続きを変更させることで解決を図った。

それから在日を理由にいじめがあったという報告は今までないので一件落着・・・なわけない。

10月金曜日部活動をした生徒の下校時間と私の帰宅する時間が重なり、最寄りの駅通路で女子生徒達の横並びゆっくり歩き&バカ騒ぎに捕まり、その集団の後ろでイライラしてたら陰口話の流れで1人が

「あの○○さぁ、在日のくせに努力なんてしやがってウゼェんだよなぁ」

耳を疑ったし、周りの大人たちも怪訝そうな目で女子生徒を見てた。それでも気にせずに盛り上がり続ける集団。

小人な私は「やめなさい」なんて言うこともできず、「明日クレーム電話が来るだろうからどう対応しようか、この件を誰に報告しておこうか」とか考えてました。クレーム対応するのどうせ私だし。

しかし予想ははずれ、学校制服着てあれだけ公共施設在日の悪口を大声で言って怪訝な顔した大人がいっぱいいたにも関わらず苦情の電話はこなかった。正直ほっとした。わざわざ自分から上に報告して残業増やす真似もしたくなかったので今日まで誰にも言わず。

その後、辞めるまで生徒の口から「在日だから・・・」って言葉は2~3回聞いた。

なんかこの件はもやもやと胸に残り続けていたので、これを機に吐き出してみた。

上流・下流、頭の良い・悪い、誇り高き日本人だろうと宇宙船地球号乗組員だろうと、他人を卑下して満足を得る心根がお腐り遊ばしてるクソったれは必ずいるし、ネットでは検索するまでもなく見つけられる。で、私はそれを「想像力の欠如」なんて言葉と絡めて自分のなかでクソったれの言葉に揺さぶれらないよう処世していってますが、上の自分の対応をみて自己嫌悪に陥る。

私の在日に対する感情について。

親の兄妹で在日結婚した人がいる。火病(死ぬ死ぬ殺してやる系)を電話越しに聞けたり、ひどく身勝手な要求に悩まされたり、傷害事件おこして逮捕歴つくって身内の警察官志望を台無しにしてくれやがったり(試験順位は申し分なかったが身辺調査で不合格にされて発覚)と実害でまくりで絶縁したいです。てか通名でウチの名字を使うな。というわけで身近な在日さんには正直ネガティブな感情しかない。だからってそれを在日全ての人に同様な感情を持つことはないし「努力してんのうぜぇ」なんて発想をもてない。

あ、あと(通名)欄を持っているからといって在日確定ってことはないです。たとえば在学中に両親が離婚した場合にも通名使用することがあります。それにネットで流れてる在日認定名字木村は金とかいうあれ)、嘘だから。どう見ても由緒ある日本人名字でもそれは通名木村さんて名字でも先祖代々日本人なんていくらでもいたよ。名前で判断するのは大変危険です。

2009-04-15

なんでサヨって、ウヨを低学歴だとか低所得者だとか言いたがるのかね

あと下品だって言うけど、自分達はは上品だとか思ってるのかね

あと、右翼差別主義者だ!とか言っといて差別発言平気でするよね

はてなだとbuyobuyoとかがそうかな

こいつらの思考回路ってどうなってるんだろう

2009-04-04

新人研修とかあれ自己啓発セミナーだね

今日受けて思った。

外注の講師がやってきて、まず、全否定、人格否定から始める。なにも努力していないという前提から始める。今までの人生はすべて無駄だったという前提から始める。ありとあらゆるヘ理屈詭弁と少しの真実で、その言葉がすべて正しいように錯覚させようとする。まじめにやってきた人ほど今までのことを否定され、今できてないことを指摘され、それではだめだただの役立たずだと罵られてちぢみあがる。

そうなったところでビジネスマナーとやらを、理屈で考えるな体で覚えろ、と言われて何度も何度も練習させられるのだ。講師の思うとおりの発言をすればほめちぎられてだんだんその回数が増えていく。

正直途中から面白くなってきたのでどんどんノリノリになってしまったが、自分はもともと動作が上品とか育ちがよさそうだとかはよく言われるので特に罵られることもなかったし、褒められることもなかった。

だけどさ、考えても見ろよ。新人研修受けてないけどちゃんと社会人やってる人もいるよ。否定されて不安になったところで「これがあれば何でもできる」って出されるものは本当に必要なものかな。本当にそれさえあれば何でもできるのかな。違うよな。自己研鑽自分自身でする必要があるし、ある程度のビジネスマナーというのは弁えていなきゃいけないけれども、それがなかったら死ぬわけじゃない。それは絶対的な信仰ではない。ただのツールだ。ただの言語だ。これはもしかすると通過儀礼なのかもしれない。一日だけだから週が明ければなんだったんだろうってなってるかもしれない。もともとうちの会社はそんなに厳しくはないし、今日来た講師もまだまだ甘い方らしいから、だんだん今日のことは忘れて、そのうちたくさん失敗をして、よいバランスを覚えていくのだろう。世の中を泳いでいくための道具としてそれらの所作は何も考えなくても行えるようになるんだろう。それが絶対だとは思わないけれども、ある程度必要なものとして習得していくのだろう。

だけどこれが何日も何カ月も続いたらどうなるのかな。「社会人」っていう宗教に入信させられてどうするんだよ。「ビジネスマナー」を教典にしてどうするよ。その教えは本当に正しいのか?絶対的に正しいのか?そしてそれで何かができるのか?それだけで何かができるのか?

社会人になるっていろいろと楽しいね。

2009-03-13

「暖かくなった頃」は永遠にやってこない

冬が訪れつつある寒いその日の夜、彼女と出会った。

マイクロブログっぽいサービスを使っていた私は流れてくるログぼんやりと眺めていた。

ふと見るとこんなのがあった

お酒飲みたい。一緒に飲んでくれる人募集

それを発したのは最近フォローし始めた人。どうしようか少し悩んだけど、オフに行けばほぼいつも顔あわせる仲のいい知人も参加するようなので私も参加する事にした。

気がつけば10人程度の飲み会になり、日時も場所もほぼ決まって後はその日を待つだけだった。

当日、買ったばかりの一眼レフを片手に都内でいろいろ写真撮りつつ、集合時間が近づいたので待ち合わせの某駅改札に行くと人がごった返していていた。

出会った事があるのはいつも顔合わせる知人だけなので、他の誰がどんな顔だかわからない。しばらく周囲をうろうろしていると一人の女性に目がとまった。

黒髪ロングスキーな私にクリティカルな黒髪ロング、ちょっと幼いお顔立ちに上品な雰囲気の服を着ていた。携帯をいじりながらメールでも確認している様がとても絵になっていて写真を撮りたかった。盗撮になるから撮らなかったけど。

しばらく彼女に見とれていると何故か知人が彼女の元にやってきた。

え、なんで?

あー、参加者

という事で彼女と知人の元に向かう。知人には久しぶりの肉体言語彼女には初めまして、と言った。驚いた事に主催者だった。

関係者だったという事で少し安堵のようなものを感じファインダー越しに彼女をのぞいてシャッターを切った。ピースしてくれた。

知人から「一枚5000円な」とぼったくられた。

飲みに関しては特に面白くはなく、良い感じなぐでぐで感の中自分の随分酒を飲んだ。その間に何十枚かシャッター切ったけど、不思議彼女を移す枚数が多かった。

翌日、撮った写真PCに取り込んでRAW現像すると殆どが被写体ブレという非常に残念な結果になってたのは余談。

暗い場所でもしっかり撮れるように、人がきれいに撮れるように、Canonの一番安い単焦点買ったのはもっと余談

それから少しして坊主も走り回る時期になった。

自重ができない我らが某マイクロブログ参加者により忘年会が模様される事になった。事前募集で現れた参加希望者は100名超。アホだ。

忘年会当日、秋葉原でぷちオフのような感じで知人を談話しつつ、夕方頃忘年会参加者と共に会場に向かった。

少し遅れての入場だったようですでに30人くらいの人がいた。

その中に彼女もいた。

…ただ服装がとても自重していませんでした。

でもその服装がみんな大好きだったのでむしろ話題の種になり非常に愉快な事になっていた。

私はいつものメンバーのところで飲んだり、会ってみたかった人に挨拶したりと会場内をうろうろしていたけど、意識と目の先にはいつも彼女がいた。

彼女とも随分話をした。着てきた服の事とか知人の事とかたわいのない雑談とか。会話は多いようで少なかったかもしれない。

あぁ、そうそう、と言う事でそのすてきな衣装を着た彼女写真を何枚も撮った。買った単焦点レンズAPS-C機では少しズームがきつく扱いづらいけどそれでもいい写真が撮れた。

もし良かったら被写体になってくれませんか?、と勢いにつけて言ってみた。そのときは「機会があったらねー」みたいな感じで返された。

暮れに有明でのお祭りで三度会った。彼女は売り子をしていたのでちょっと会話してお別れだったけど。

その後も某マイクロブログ上でいろいろ話をした。たわいもない事ばかりだったけど彼女と会話をやりとりするのが本当にうれしくてうれしくて仕方がなかった。

被写体になってくれる、と言う話も何度かして「暖かくなった頃にでも!」というような感じの約束をした。

馬鹿正直に「暖かくなった頃に」を待つ事にした。

「暖かくなった頃にでも!」になれば彼女に会える。ただそれを待つ事にした。

ポートレート技術書もたくさん読んできれいに、かわいく撮るんだ、と意気込んでいた

あぁ、なんて言うんだろう。もうこの辺で彼女の事が好きになっていたのだと思う。


そして年が明けた。

このまま今まで通りなら…と思っていたところでハプニングが起きる。

「しばらくいなくなるから」

と言い残して彼女が本当に現れなくなった。

日記等見るとリアルでいろいろ問題があるそうなのでその絡みかな…と言う事で残念だけど復活する事を待つ事にした。

しかし、それから2日して不思議な事が起きる。

彼女の弟分のような人が某マイクロブログで頻繁に誰かとやりとりをしているのだ。

その相手のアカウント名がとても見覚えがあって違和感を感じた。どこかで見たような気がする。

弟分の放つコトバにも少し違和感を感じた。その反応は彼女にしか見せないものじゃ…。

疑問はすぐに解消した。アカウント名は彼女の連絡先のメールアドレスと同じ。

弟分のような人が話しているのは彼女サブアカウントだったのだ。

何か思う事があったのかもしれないけどショックだった。

何よりショックだったのはそのサブアカウントのフォローされていなかった事。そしてこちらからフォロー申請2回しても無視された事。

あぁ、私は蚊帳の外でお呼びでないんですね、わかります

幸い日記は見る事ができたので彼女の近況見たいのは把握する事ができた。

どうにも辛そうだった。色々な苦難がいくつも連なって現れて押しつぶされそうだった。

泣き言言って、でも頑張るみたいな事書いていた。でも端から見ればかなり無理している。何でも無理矢理一人で抱え込もうとして相当に無理している。

今私は職なしニートだし、こっちも割とシャレにならないごたごた抱えていたけどどうにかしたいと思った。余計なお世話かと思うけど思った。

話がしたい、話を聞きたい。力になりたい。何でもいいから側にいたいと思った。

惚れた張ったはとりあえず置いておいて、何か彼女のために何かをしたいと思った。

…できる訳ないんだけどね。

マイクロブログでは私は相変わらず蚊帳の外だし、日記コメント書いても返事が来ないor無難な返事だったから。

こんな感じで1月2月は悶々とした日々が続いた。

今月になって彼女サブアカウントから本アカウントに戻ってきた。

うれしかった。思わず彼女写真を額に入れて飾って笑顔ピースするような位嬉しかった。

不定期な現れ方だけどなるべく話しかけて返事もらってまた話しかけてみたいな事をしていた。

で、今日

彼女日記を見て愕然とした。

ぼかして書かれていたけど意訳するとこんな感じ

「元彼とよりを戻しました(はぁと)付き合い悪くなるけどごめんねっ」

かくして「暖かくなった頃」は永遠にやってこないことになった。

本当に本当に馬鹿正直に「暖かくなった頃」を待ち焦がれていた。

ポートレート写真を撮る技術勉強をいっぱいした。眼デジのカウンターは購入半年足らずで5000を超えた

会いたかった。きれいな服を着る彼女と。写真を撮りたかった、何枚も何枚も。話したかった、たわいのない事を。

そして次を約束して、次が着てくれる事を望みたかった。

そして…何度か会ってから、想いを告げようと思っていた。

もう一度言う、「暖かくなった頃」は永遠にやってこない

冬が終わって、また冬がやってくる。悠久の冬が。



鬱だ死のう

2009-03-12

やっぱりコワイ京都のお店

京都の人気割烹料理店にて。

お昼の一万円コースを頼んだ。このご時世でもさすが、予約困難な店のことはあり、満席。二回転している席もあった。

女将お約束の小太りの女狐といった風情が、決して上品ではないが、客商売の長さで培った接客術はなかなかのもの。転んでもタダでは起きぬという図々しさが見え隠れする客を値踏みする目は、高級飲食店であればあるほど如実だ。彼らが頭を下げる人種ではない自分は、いつもながらその慇懃無礼さに感心してしまう。そうでなければやっていけぬとはいえ水商売とは因果なものだと意地悪く思う。おそらく女将も、かつては花もはじらう乙女であったかもしれないが。

料理は仔細に手の込んだものだった。日本料理はやはり水が肝となるのがよくわかる京都らしい薄味。絶妙な火の通り具合の貝類、包丁目も美しい鮎魚女の骨切りのお椀、彫刻のような筍。全9品が、京焼きの器によく映える。

料理は、まあ一万でも不満はない。

ただ残念なことに着物姿のお運びの女性の所作が全く美しくない。お敷きに器をおく動作ひとつとっても、音を立てる。下げるときも音を立てて器を重ねる。

一礼して下げるのは良いがそこには慇懃無礼さもなく、無愛想。気持ちよく食事が出来るというには及第点も与えられない。

そして極めつけは女将常連客への話題の下品さ。

たった今店を後にした、おそらく一見の観光客と思われる人々を俎上に、おもしろおかしく語って聞かせる。

「一番最初から居て、ようやっと帰りはった。」

「次々出てくるけど、食べるスピードが追いつかなくて横に並べてあった。」

などと、困ったようにわらう。それを聞く常連客も「美味しいもんは、出来たてのうちに食べたいから、この店に来たら無言になって食べてしまうわ。」などと返す。また、その場にいない常連客の噂話もする。

これはカウンターでの会話だ。

一番奥にお座敷があり、カウンターとの間にはテーブル席があるが、そのテーブル席の通路を隔ててお手洗いのドアがある。

つまり、そのトイレのドアの前の席に案内された客は、他の客がトイレのドアを開け閉めするすぐ旁らで大層な会席料理を食すのだ。

もしも、まっとうな良心のある店主ならば、儲けではなく、そのスペースには花器などを置き季節の花を生けるだろう。

利潤を追求することを責めているのではないが、高い金を出して味わいたいのは料理だけではないはずだ。その店の気配り、たたずまい、それらを堪能したくて、たまの会席だからと張り込んだりするのだ。

自分の身の丈に合った生活というものは大切なことだが、たまの贅沢を楽しむにも庶民は庶民らしく厠の横で飯を食えという店の傲りをまざまざと見せつけられたようで気分が悪かった。

自分は食後、お手洗いに立ってはじめて、その席で食事している人々を見て驚いたのだが、トイレのドアを開けるのが気まずかった。

全てがそうだとは勿論言わないが、京都人が底意地悪いのはやっぱり間違いないなと思う。

2009-02-28

http://anond.hatelabo.jp/20090228201101

外資コンサル。うちの会社ではうざったいくらい自己顕示欲が強い奴ほど好ましい。上品にふるまって顧客上司に謙譲の美徳を発揮しちゃうような奴は適性がない。君は自分労働商品として販売しようとしているんだろう。君は君のお客さんにとって「自己顕示欲のなさ」がどういう価値をもつかちゃんと検討した上で行動を決定しているか。

2009-02-24

http://anond.hatelabo.jp/20090224035849

そんな上品なオジサマ、一体どれくらいいるんだ?

もっとも、割合としては少なくても、そういう人ばかりと関わっていられる環境にあるなら、それでいいのだが。

2009-02-19

彼らは村民なんて上品なものじゃない。未開人だよ。

燃えさかっている炎のまわりでウホウホ叫びながら踊ってるように見える。もうちょっと考えて行動したほうがいいんじゃないかな。

だいたい他人にクレームつけてるだけのエントリブックマークしてなんの意味がある?

それで「人気エントリー」とかアホらしいにも程がある。

連帯の表明?

ならコメントでもすればいいんじゃないの?

http://anond.hatelabo.jp/20090217151600

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