はてなキーワード: 三鷹事件とは
とんでもない黒歴史だけど、女子高校生だった時に出会い系亜種サイトにアクセスしたことある。
塾にいたスーパー進学校の頭のいいはずの友達も。一度は出会い系亜種のサイトにアクセスしていた。
今思えば、ちやほやされたかったんだと思う。
女子高生と一言書くだけで、恐ろしいくらいメールやメッセージが届く。快感だった。
優しい言葉も甘い言葉もかけて甘やかしてくれる。君は素晴らしい、かわいい、最高だよ。
そうやって私に群がってくる人間を、どうにでもできるロールプレイが、楽しくてしかたなかった。
まったく不思議な事に、こちらも少しは譲歩しないとダメかな?という気分が生まれてくる。
あるいは、ちやほやされることを恋人関係と勘違いして、会ったこともないオトコを彼氏と呼び始める。
そうして、オニーサンやオジサンたちとリアルに会ったり、自撮りを送ったりしていく。
中にはエスカレートしてセックスしたり、エロい写メを送ったりした人もいた。
私は幸いにもそういうことはしなかった。
自衛していたわけではなく、女王様(笑)キャラだった自分の実際が見られたものじゃなかったからである。
自分に自信があったら、ほいほい出かけて、ノセられてセックスなんかしてたのかも。
馬鹿だね。でも馬鹿なことをしているとはわかっていながら、誰もやめられなかった。
きちんと自尊心を育て、拗らせなければ、そんな危険にすがることもないのだろうけど。
自尊心もリスク管理も拗らせもよくわからなかったし、承認欲求の妖怪だったこともわからなかった。
ただそんなもやもやした気持ちの前に、パスワードもフィルタもネット切断もあまり効果がない。
ネットがだめでも、そういうものはいくらでも転がっている。もちろん有名進学校でもまったく例外ではない。
危険だ、三鷹事件のようなこともあった、と教育したところで、なくならないともおもう。
私の時も出会い系絡みで事件がちょくちょく起きていたが、それで辞めるひとは誰もいなかった。
承認欲求の妖怪となったティーン・エイジャーはチビチビと出会い系にアクセスしてしまうだろう。
そして泥沼にはまっていく。
子供のこういうのってどうすればいいんだろうね。