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2013-12-11

ブログ論争 個人的まとめ3

http://anond.hatelabo.jp/20131210194845 に引き続き論じていく。


では、サードブロガーたちが、釣りPV稼ぎ・キャラ作りをやっていると仮定して、なぜそれらの行為がいけないのかを説明する。

まず、私の前記事を基に、いろいろと考えてくれた人がいる。

釣り記事」と「かわいい女の子」とには、共通点があるのかも - ただの通りすがり

http://anon.isc5.com/2013/12/turikiji-kawaii.html

人気のある女子になるために、演技をすべきなんでしょうか?そういう疑問を抱く人もでてくるだろうけど、

そんなの誰もわからないというか、演技したほうが有利なのは事実だと思うけど・・。

本当の自分自身でなくて、演技の部分を好かれても、満足できるの?こういう感じで、いろいろ誘導的な話をしても、

現実を前にしては、無駄な抵抗だと僕は思う

まあ、純粋な僕の気持ち(心)を裏切ったなという部分はあるとは思う

でも、騙されていてもイイと思う人もいるのは事実だとは思う。

裏切られた気持ちというのも微妙な感じだと思う。




私はネット上でのステルスマーケティングアフィリエイトブログを憎んでいる。

ステルスマーケティングアフィリエイト目的の記事・発言は、誠実さに著しく欠けているかである

誠実さとは何か、という話になるが、それは「ブログ論争 個人的まとめ」で

ブログとは必要に駆られて書くものだ。何気ない数行のブログでも、誰にも見られていないブログでも、それが必要に駆られて書かれたもの

自身の心のコップから溢れ出たものなら、その文章には価値がある。私はそういう生きたブログを読みたい。

と書いたように、心から溢れ出たもの、その人の「真」が出たものに私は誠実さを感じる。

からたとえばネトウヨ罵詈雑言も長文陰謀論も、その発言の正誤・質は置いておいても、その人の「真」が出ているという点で、私は誠実さを感じる。

から彼らはインターネットに居て良いのである


ステルスマーケティングをする者やアフィリエイトブロガーは心から文章を書いているだろうか。何か一本通った信念を持っているだろうか。

信念というのは別に堅苦しく考える必要は無い。思想スタンスなどはコロコロ変わって良いものだ。ただ、

「その文章を書いたとき、それを言ったとき、俺は本気だったのだ」

と言えるだろうか。ステマ業者やアフィブロガーにそれは感じない。彼らは時流を読み、人の流れを読み、

それに最適の発言(自分たちにとって都合がよくなるように・お金の流れが産まれるように、大声で叫ぶ)をしているだけだ。

私はそういう彼らを 「演技をしている」 「狡猾な」 「インターネットには必要の無い」 人間だと考える。


私のこのスタンスはとても童貞臭いのだろう。

現実を前にしては、無駄な抵抗

であることは間違いない。私のような考えをする人間はこれからもっと減っていく。

私はこの類のことを考えるとき、いつも「トゥルーマンショー」という映画を思い出す。

ジム・キャリー演じる主人公トゥルーマンという男性が居る。この男性の住んでいる地域は超特大の撮影セットである

彼の妻も彼の友人も、みな役者である。演技で付き合っているのである。それを知らないのはトゥルーマンだけなのだ

私は、これをなんと悲しい映画なのだろうと思った。また、西洋映画に見られる「人がほんとにされて悲しいこと・人が体験して本当に悲しくなることは何か」

をよく描けている映画だと思っている。

友達だと思って、一緒にお酒を飲んで笑い合って、こいつは親友だ、そう信じていた友達役者だったのである


ステマ業者やアフィリエイターがやっていることは、我々インターネットユーザー1人1人をトゥルーマンにすることである

我々は彼らによって分断されつつある。アニメについて本当に楽しく語っているときサッカーについて熱く語っているとき

我々は心の隅で思わなければならない。「こいつもしかして商売で俺と話してるのかな」


から私はステルスマーケティングアフィリエイトブログを憎んでいるし、もしサードブロガーがそのような業者もしくは「お金目的の個人」であり、

からあのようなハチャメチャな記事を書いているのだとするならば、

コメントが欲しいだけなら、ブログの記事は不完全な方がよい

http://akamemukan.hatenablog.com/entry/2013/12/08/085228

私はもっと彼らを苛烈に攻撃するだろう。しかし今のところ彼らにそのような悪意は無いと私は見なしている(彼らは単に文章力が無く、かつ成り上がりたいだけなのである)。

わずに隙のある日本語書く人って意外と少なくない気がする。外から見て筋の通らない言動をする人も/それが本気だから性質が悪い、と言うこともあるわけで。

http://b.hatena.ne.jp/murishinai/20131210#bookmark-172779102




万が一彼らが業者だったとして、はてなもそのような「商用人種」ばかりになってしまうのなら、私のような「妖怪」はまた失望に襲われるだけだ。

私たち2ちゃんねるでも、ニコニコ動画でも、いろんなサイトで、そのような「真」を表さない商用人種ばかりになっていく光景を見てきた。

私たち妖怪の住処はどんどん無くなってきているし、妖怪から商用人種一般人・健常者)に転身する人もたくさん見てきた。

はてな妖怪の住処でなくなるのなら、それはとても悲しいことだ。


話は変わるが、この文章の前半で挙げたネトウヨのことであるが、最近は「カズチャンネル」「テキサスおやじ」とか「竹田うんぬん」が

目立っているが、どうも彼らにも「ネトウヨビジネス疑惑が持ち上がっているらしい(ビジネス右翼なのでは?と)。

そういうふうに、人のやることなすことを何でも「ビジネスなのでは?」などと疑いたくはないのである

そういう風に、いちいち他者を疑わざるをえない世界にしたのはステマ業者とアフィブロガーであり、だから私は彼らを憎悪しているのである


次に、サードブロガーたちの打たれ弱さや、文章でのコミュニケーションができていないことを指摘したいと思う。


続き http://anond.hatelabo.jp/20131211152656

 
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