2023-10-19

6年ぶりくらいに秋葉原に降り立ったら、違う街になっててびっくりし

この前学生時代オタク友達秋葉原で飲もうとなって、大学卒業以来にきたら様変わりをしててびっくりした。いわゆるオタク向けのショップゲームセンターは激減して、ピカピカの商業施設とコンカフェばっかり。怪しい絵画を売ってるお姉さんが消えたかわりに、コンカフェ客引きメイド死ぬほど増えてた。


ポジティブに考えれば大衆的な店が増えて綺麗になったのだが、この街にそんなことは求めてない人のほうが多い。ただ駅出てすぐは、アキバらしいなって思えるところも残ってた。ラジ館、ゲーマーズアダルト商品ビルVtuberみたいのがスクリーンいっぱいにコンドームアダルトグッズを紹介してて笑った。

けど電気街を少し進むと自分が知ってる秋葉原雰囲気ではない。大通りのでっかい看板も駅でみるような原神やアズレンといったソシャゲ広告。昔は18禁ゲームとかがでかでかとあって、こんなゲーム看板出せるのすげぇなとか思ってたけど。まぁ18禁ゲー業界は風前の灯だから広告出せないのは当たり前か。


自分アラサー世代アニメ全盛期と勝手に思ってる08-12年あたりがちょうど中学高校生だったので、そこで深夜アニメにハマったよくいるタイプシュタゲなんてまさに秋葉原舞台にした当時の流行り物だったし、東京オタク秋葉原に行くものっていうイメージがあった。

当時はハマってた作品イラストレーターさんの画集設定資料集を集めるのが趣味で、それ目的でよく秋葉原に来てた。当時からAmazon楽天なんかはあったが、秋葉原はそこらで買うより安く手に入ることが多かったし、そもそもネット上にほとんどない品もよくあった。

こういったお宝探しが好きだったので、友人とはるばる1時間近くかけて東京の外れの方から通っていたのを覚えている。どこでも買えるものでも、あえて秋葉原で買ってたときもあった。正確には覚えてないけど大学生くらいまでは定期的にきてたと思う。

今でもアニメはそこそこみるんだけど、就職環境が変わったのと、グッズへの情熱収集欲が失せたのもあって、しばらく秋葉原には来ていなかった。


ただたった数年でここまで秋葉原という街が変わると思っていなかった。まぁ渋谷宮益坂商業オフィスビル群に変わったことを思えば、街が変わるのは普通なのかもしれないが、街の属性自体はそこまで変わってないと思うんだよね。

新宿もここ数年でトーキッズやたちんぼなんかが問題になってるけど、元々非行少年風俗嬢のいる街だし歌舞伎という属性にはあってる気がする。自分が好きだったお店が潰れたから、そう思うだけかもしれないが、秋葉原属性を半分くらい失ってどこにでもある街になった感じがすごい。

オタクの街という属性は半分くらいであとは雑多な繁華街。まぁメイドカフェやコンカフェ好きにはよかったのかもしれないが、いわゆるサブカル全般の街としては死んでいってる。一応コンカフェにもいったけど、歌舞伎にあるコンカフェと全く変わらなかった。


そして相変わらず外国人の方も多かったが、彼らはこれで満足しているのだろうか。昔から通っていた外国人は同じような感想を抱いてるのかな?

古のオタクからすれば、自分が通っていた学生時代からすでに変わっていたよと言われそうだが、アラサー世代にはこの数年が一番変わった分岐点だったと思う。


単純に今のオタクの生態がどうなってるのかも気になる。グッズは基本メルカリとかネットなのかな?コミケ終了後に秋葉原回るコミケ4日目なんて言葉があったよね。もはや今はコミケが2日間しかないけど、そんな概念消滅したのだろうか。そもそも自分のように収集欲が失せたオタクが多いのか。

一つはっきりしているのは、秋葉原オタクにとってもう唯一無二の街ではないということ。いわゆるオタクな感じを求めてアキバに行くことはもうないかもと思った。


ちなみに今でも足繁く通ってる増田がいたら、ご自分世代と街の変化についてどう思ってるのかおしえてください。

  • 玩具模型者からすれば全く衰えてないけどな

  • そもそも昔でもアキバに通っていたオタクなんて東京住みのごく一部だけだぞ

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