今時オタクは貧乏人の道楽だと揶揄するバカが一部いるが、彼らも低水準社会の犠牲者のレイシスト予備軍。
僕の主観が入るが、オタクになる人は一定確率で「貧乏人を人と思うな」のマインドをわきまえている。
庶民いじめが好きなお気持ち勝ち組な者ほど「変わり者にやさしい社会」を是認するので、オタクになりたがる。
類は友を呼ぶでオタクとは本質的にそういう集団なのだから、オタク嫌いを静かにさせたければ「弱者蔑視容認な低水準思想を改めること」が最善策になる。
尤も、そうすれば益々、オタクの人は減って衰退するだろう。「貧乏人いじめ好きが差別大嫌い」という発想自体が矛盾しているのだから、本来そんな集団は存在しえないのが正しいのである。
こんな人間を遠ざけたいなら、やるべきことは決まっている。
XというSNSの特性をわきまえないツイートで炎上した松川るい議員のような空気を読まない行動をさせないなどの本人の居場所を奪うようなオウンゴール行為をさせないことは言わずもがなだが、より根本的なのは社会コモンの文化の整備だ。要するに大衆文化の復活である。
だが殆どの人がこの事実に気付いていないので、アクションは遅れ、近い将来「人をいじめてみたかったから」とオタクになる者が出てくる可能性がある。
因みに、日本のオタク文化のうちアニメや漫画やゲームや鉄道文化(撮り鉄含む)系はルーツは左派文化で、具体的には学生運動の当事者やそれにあこがれていた人的な人々が初期にその文化を作ってノンポリな多くの学生などの若者がそれを大衆化させた経緯があるらしい。渋谷系文化や秋葉原文化など、貴族気質が絡む社会との軋轢は日本のみならず世界中で枚挙に暇がない。
現代的な意味で賢い親は、元より「属性変更不可能なそれに絡む差別に対する批判的思考力や問題解決力が高いので結果的にオタクにならない子育てになる」が、まかり間違って子供がオタクになりたいと言っても、説得して遠ざけるか、最低でも弱者の誰かを見下す可能性の低いそれこそガジェットオタク等にさせたがる。