2022-07-17

anond:20220717114104

柔軟に契約条件を相談できる相手であれば」という一言収束する話だが、たぶんいまのエージェント界隈の仕組み上難しい

なるほど。これも多重中抜きビジネスの硬直性が原因なのね。

2022-07-17

Fw: Re: スクラム開発チームと業務委託エンジニアの相性が最悪だ(略)

https://note.com/s_semiya/n/n3bb0f927c725

https://terurou.hateblo.jp/entry/2022/07/16/161845

2つよんだ、ぜんぜん違うところが気になったので、じぶんの職務に影響のでないように増田に書く

そもそも正社員雇用ほど採用プロセスが丁寧にできないので選定をミスる

スクラムにせよ、アジャイルにせよ「プロセスツールよりも個人対話」なんだとは思うが、業務委託場合はいかんせん現場に入ってもらうまでの「個人対話」が全然できない。正社員は割と重厚プロセスを用意しても普通にできる。カジュアル面談からまり現場メンバー面談コーディングテスト、などなどいろいろな観点で人となりを知って正式入社してもらうことになる。

業務委託はそうはいかない、30分から1時間しかない面談一発勝負意思決定がおそくなると他の会社内定を取られるので時間との戦い。選考プロセス増やそうものならそれだけでお断り。チームにハマるかな〜?二回面接したいな〜?なんて悠長なことを言っていると採用プロセス中に他社に取られる、そしていつまでたっても人が採用できない。地獄

業務委託を「育てる」のはダメ

スクラムはチームで物事を成し遂げる形で作られている。故にメンバーを育てるという話に関してはもとの記事2つでも触れられています

元の記事では育つことで単価が高くなる問題がありましたが、そもそも論として会社からすれば正社員よりコストが高い業務委託。いわゆるジュニアメンバーもそこそこにコストがかかるのですが、会社からすれば「なんでヒヨッコいれて、育てなきゃいけないの?ボランティアじゃないんだよ?」などの感想を頂いたりします。

要するに「業務委託即戦力なので、育成コストがかかる時点で悪」という話になりがちなのです。元記事文脈とは若干違うとはわかっていますが、「育てる」というアクションが含まれ場合は「育てなくてもいいやつを探してきて入れ替えろ」になりがちだったりします。チームで成功をつかもうとするんだけど、その人の短所かばい合うではなくクビを切れと言われる。地獄

クビを切りを繰り返すとチームが劣化する

スクラムガイドには下記のようなことがある

スクラムチームは、ゴールを達成し、お互いにサポートすることを確約する。スクラムチームは、ゴールに向けて可能な限り進捗できるように、スプリント作業に集中する。

スクラムチームとステークホルダーは、作業課題を公開する。

スクラムチームのメンバーは、お互いに能⼒のある独⽴した個⼈として尊敬し、⼀緒に働く⼈たちからも同じように尊敬される。

スクラムチームのメンバーは、正しいことをする勇気や困難な問題に取り組む勇気を持つ。

こうあるが「面接時間短くて採用ミスっちゃったんで今月でサヨナラにします!チームのみんなごめんね!」を繰り返したら尊敬もクソもない。ただそれを繰り返す可能性が大いにある。

そしてこの繰り返しが続くと既存メンバー疑心暗鬼になるし、新しい人入れても「またいなくなっちゃうかもなぁ」みたいな気持ちになって全然モチベーションがあがらない。チーム崩壊まっしぐら地獄

以上。

元の文章が「優秀な業務委託ジョインする」という前提で書かれているように見えたので、そうでない業務委託が入る場合の苦悩も書いた。たぶんReで書かれた「業務委託であっても、柔軟に契約条件を相談できる相手であれば」という一言収束する話だが、たぶんいまのエージェント界隈の仕組み上難しいので、こことの折り合いをつけている人がいたら教えてほしい。

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    • 柔軟に契約条件を相談できる相手であれば」という一言に収束する話だが、たぶんいまのエージェント界隈の仕組み上難しい なるほど。これも多重中抜きビジネスの硬直性が原因なの...

    • 単純に業務委託ならウォーターフォールでやるべきなんだと思うけど スクラム形式を維持したい前提で話が進むのが変な感じだなって思った

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