2022-05-30

退職しようと決めたはなし

辞める。

プロダクトマネージャーエンジニアとしてやってきた。

元々開発文化もないしITリテラシーもない。

日中パソコンに向き合って画面に文句言ったりニヤニヤしたり、たまに小さくガッツポーズしたり。

何をしているかからない高給取りが辞める。それだけの話しだ。

変えていこうと言う取締役と、現状維持+拡大路線取締役の間に立たされるとお互いの言い分は納得出来る。

敢えてリスクを冒してまで根本を変えていく必要性はあるだろうか。

ここでリスクを取ってでも根本を変えないと根腐れを起こす可能性が高い。

どちらも間違っていない、攻めと守りの差である

攻めの取締役から転職サイトで乞われて着任した。

最初から派手にオレ流パフォーマンスするのは嫌な性分だ。

サーバーデータベースパフォーマンスチューニングなど、地味だけどあれ?と思う所に俺が関わっていること

会社既存メンバーに対して敵意があったり厄介な事を増やす為にやっている事ではない。と言う事を周知するためだ。

どちらかと言えば黙々と作業したいタイプだが、会社に慣れるにつれ色んな人からの依頼や世間話も多くなる。

それと同時に社内のヒエラルキー上位にあたる花形お金を生む部署からは、金食い虫と揶揄される事も聴こえてくる。

自分の足でお客様の元へ出向き低頭平身し会社利益を生む。

暑い日も雪の日も台風の日だってお客様の元へ出向き、聴きたくもない話しに合わせたりすることは到底自分には出来ない。

それに長年エンジニアをやっていると、カネを産む部署ではないバックオフィスヒエラルキーの底と言う事は身についた。

誰が●●万円の売上を持ってきた。

わーすごい!どうやったの?くそーオレも同行したりしてたのになあ。

社内が大きく盛り上がる。その場限りの拍手笑顔の中、コイツからノウハウを奪ってやろうと言う人はいない。

表面上だけでも「ナカマ」である関係性を崩したくないからであろう。

そう考えると俺はゼニにもならないパソコン弄りおじさんがなまじの営業よりも月給貰ってる。アイツは敵だと思われても仕方ない。

誰もが自分と言う人生を一人で全うしないといけない。

会社依代ではある物の、その会社に居続ける意味と言う事を考えた。

求心力がなくなった攻めの取締役一派、ヒューマンエラーそっちのけでシステムガーと責任転嫁する現場

正しいルールなんてそこにはなくて、自分は怒られたくない。自分は悪くない。

何も言わないエンジニアが悪いんだ。

表面上のナカマに入れてもらえていなかった俺はその度に針のむしろ正座させられた。

それまでナカマだと思ってた人たちに、システム観点からこうした方が良いですよ。と言う事もいつからか言わなくなっていた。

いいと思います

要望いただいた通りに。

何度も聞かれたログインのアイパスも、パスワードを簡単にしたいと言う要望

DevOpsと言うよりも、ただただ最底辺ボールを投げつけられるだけ。

投げつけられたボールテニスボールなのかラグビーボールなのか分からない、飛んできたボールを俺はキャッチするだけ。

お疲れ様、Win10のオンボロノートよ。

ExcelパワポDockerでの開発環境、たまにVisioも開いたり。

随分と色んな仕事をさせてきたし無茶をさせた。

左4ポート目のUSB最初から緩くてたまにスマホの充電がOnOffを繰り返してイラっとさせられた事もあった。

色んな事があった、経営から詰められている時にもフワフワとシャボン玉スクリーンセーバーを浮かせて俺に癒やしをくれてありがとう

キミも本来居るべきの若いメンバーに色んな場所につれてってもらえよ。

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