2022-04-17

anond:20220416232942

奈落の底に」攻略中。相変わらず奈落への行き方がわからん・・・

自分で遊んでおいてグダグダ文句付ける事はしたくないが、なぜこのシナリオがここまでストレスフルに感じるのか、一応考察してみた。

思うに、以下のような条件が重なった結果なのだろう。



1:正解のルートを割り出しても、それを憶えるのは難しい形状になっている。

例えば、ドラクエ1の沼地の洞窟などは、一度ルートを憶えれば、下右下右下左で抜けられるようになっているのでたいまつやレミーラが要らなくなる。

こういう「突きあがりまで進んで右へ行く。また突き当りまで進んで左に行く」みたいなシンプルな地形だと覚えやすいが、このシナリオはそうなってない。通路の途中で曲がりながら進むため、なかなか覚えられない。




2:正解のルート上に、回転床がある。

回転床ランダムで回るので、正解ルートを知っていても、ウィザードアイの呪文で方向を確かめなければならない。




3:広いダークゾーンの中に、ワープ一方通行扉・回転床が設置されている。

これをやられると、本当に一歩ごとにウィザードアイが必要になる。右手法や左手法で進むといつの間にかとんでもない所を回らせられて、どこで飛ばされたかからなくなっている。

狭いダークゾーン以外でそれやっちゃだめよ。




4:広間の中に移動床やワープゾーンが仕込まれている。

3と通じる問題だが、広間を攻略する場合、とにかく歩数が必要なので、一歩ごとにウィザードアイで場所確認するわけにはいかない。

にも拘わらず、「いつの間にかワープしている」に加えて、移動床を踏むので広間を一列ずつマッピングしていくのも難しくなっている。




5:正解ルートが長い。

例えば、地下1階の入り口から、地下2階へ行く最短ルートは52歩である。その間、26回曲がり角を曲がり、9個の扉をくぐる必要がある。

一応ショートカットもあるが、ショートカットへの道すら長い。

地下1階の入り口から、地下4階へショートカットへは27歩。曲がり角8回。扉1個。強制戦闘1回。

地下1階の入り口から、地下6階へのショートカットは49歩。曲がり角15回。扉8個。強制戦闘1回。

地下1階の入り口から、地下10階へのショートカット31歩。曲がり角12回。扉9個。強制戦闘1回。

他のシナリオではどうなっているかというと、地下2階へのルートはそれなりに長いものの、「一度到達すると、途中で開けられなかった扉を裏側から閂外して通れるようになるので2度目からは早い」「鍵が手に入るので2度目からは早い」「エレベーター入り口が右に真っすぐ」「正解の地形は分かりやすく、気を付けなければならない曲がり角は1か所程度」など、

『2度目以降は早く到達できる』仕組みになっている。

また「回転床を止めるスイッチが奥にある」「ダークゾーンは2度目以降は通らなくて良い」など、「謎解きは一度やればOK」というストレス緩和のための仕組みが用意されているのがほとんど(というかセオリーなのだ

しかし、本作はそういう工夫が少ない。とういか、1階にある3つのショートカットくらいしか思い浮かばない。「一度突破した謎解きなら、何度でも突破できるやろ」とばかりに、長く複雑な道のりを何度も歩かされる。ダークゾーン回転床もそのまんまである

当然、帰り道も同じ歩数歩かされる。



6:一方通行扉で振り出しへご案内

これもやたら多い。どういう事かというと、例えば地下4階までは、降りる階段複数用意されているのである。地下3階と地下4階をつなぐハシゴは実に4個。

この4個のハシゴのうち、地下5階へ行けるハシゴに到達可能な地形は2個のハシゴだけである

じゃあ、残り2このハシゴはどこへつながっているかというと、地下2階または地下1階に戻るしかできない。

まり、「一方通行扉でこの2つのハシゴがあるエリアのどちらかに出てしまった時点で、自力で振り出しに戻って正しいルートで出直さないといけない」という事である

前述のとおり、帰り道も長いので、単純に街までワープさせられるより悲惨であるしかもこの2つのハシゴのうち一つについては、帰りのルート上に玄室群があり、10回近くの強制戦闘突破しないと帰る事すらできない。



7:テレポーテーション不可

とどめがこれである。13レベルまで上がって「やっと楽ができる・・・」と思ったらこである

そりゃね、「現在攻略真っ最中場所までジャンプさせて」とまでは言いませんよ。公式5シナリオの「満月の子供たち」みたいに、通路の通過順序とアイテム使用回数が謎解きに密接に紐づいてたりする、テレポーテーションできる地帯がかなり限られたシナリオもあるし、Inifinite Labirinthみたいに、テレポートされちゃシナリオの根幹に関わるのなら、全面禁止理解しますよ。

しかし、このシナリオはそうじゃないでしょうが。一度行けた場所ジャンプされちゃ困る理由が、このシナリオのどこにあるっての。嫌がらせ以外のどんな理由があるっての。

地下7~9階禁止とかならまだ理解しなくもないけど、ショートカット場所や、地下1階へのテレポート禁止する理由がどこにあんの。



まあ要するに、難易度が高いとかいうのとはちょっと方向性が違っていて、「無駄に手間がかかる」ようになっているのが、このシナリオが際立ってストレスフルである原因なのだなあ、と思う次第。

あ、一言弁護しておくと、戦闘武器入手のバランスはかなり良いと思いますよ。

記事への反応 -
  • 「奈落の底に」開始。 これきつい。 Wizardryのダンジョンって、攻略と近道開通を両輪で進めていくのがセオリーな迷宮構造で、 最初は迷う事が多い階層でも攻略を完了すれば次の階層へ...

    • なんだこれ。テレポーテーションがどこにも行けないじゃん。何のためにこの呪文あるの。

      • 常々思っていたが、難易度を上げるだけなら簡単なのだという事がこのシナリオやってるとよく分かるな。 このシナリオの難易度は面白さに結び付いていない。 ただ面倒なだけだ。 特...

        • Wizardry五つの試練「奈落の底に」攻略中。ようやく地下7階~9階も先が見えてきたかな。 探しても攻略サイトが見つからないからメモっておこう。 まず、地下7階~9階は3層で一セ...

          • むーん。地下10階自体は物凄くシンプルだが、奈落の行き方がわからん。 これまで迷宮内のメッセージから得られた情報から推察すると、「青いリボンを持って、テレポーテーションの...

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