2022年01月04日の日記

2022-01-04

anond:20220104221008

最低限度の生活ができていない!

生活保護貰おう!

東京感染者数を5週間ぶん予測した (1月4日版)

※ 1月11日版(anond:20220111172111)を公開しました。

6月21日版(anond:20210621175921) から 12月28日版(anond:20211228165805) に至る記事の続き。※ 都医学研の人流データがまだ出ていませんが、年末年始の都心の人流は予測には使えないため(帰省の人流が反映されない)、影響はありません。


振り返り

先週の感染者数は前回の予測を大きく上回りましたが、デルタ株のみを想定していた予測に対して、オミクロンがまるまる上乗せされた結果と考えることもできます。現時点ですでに感染者のうち、誤差は大きいですが半数がオミクロンでもおかしくない、といった規模感です。そしてこの割合は(デルタの絶対数が少ないこともあって)、あっという間に大きくなっていきます。(個々の感染者を数日かけてゲノム解析した結果がオミクロン確定として改めて発表されているので、感染者数とオミクロン確定者数には数日のタイムラグがある上に、オミクロンかデルタか判定不能の人もいるので、日々のオミクロンの発表数の受け取り方には注意が必要)

参考: f:id:Knoa:20220104164917p 1日ごとのワクチン実測効果 (オミクロン拡大の影響で急減しています)


オミクロンの影響、イギリスとの比較

今回から予測にオミクロンの影響を考慮します。本来あと1-2週間は日本のデータを先行するイギリスと比べながら補正したいのですが、そんなスピード感ではまったく追いつかないので、まずは「イギリスと似た推移をする」という仮定に基づいて予測しました。デルタをまったく収束できていなかったイギリスに比べれば日本のほうが状況は良いはずだという印象があるかもしれませんが、下記の通り、好材料も悪材料もあるので、どちらに転ぶか判断できません。

  • 【好】 (ウイルス量はデルタと大きく変わらないという報告があるため)オミクロンにもデルタと同等の効果が期待できるマスク着用率の高い日本
  • 【好】 効果が弱いとされるアストラゼネカの割合が高齢者を中心に多いイギリスに対して、効果が高いとされるファイザーとモデルナの日本
  • 【好】 初期の急増が、もともと多かったデルタの数に隠れてしまっていたイギリスよりも、オミクロンの急増が感染者数の急増としてすぐに現れ、危機感が高まりやすい日本
  • 【悪】 過去の感染による自然免疫獲得者も多い上に、12歳以上のワクチン2回接種率が82%、オミクロンにもよく効く3回接種も59%のイギリスに対して、2回接種率84%(東京)、3回接種はわずか0.5%(全国)の日本
  • 【悪】 年末時点ではデルタを少しずつ減らしていたイギリスに対して、デルタさえ増やしている状況にある日本


オミクロンの入院率と数字のマジック

「オミクロンは入院率がデルタより低い」とされていますが、ここには数字のマジックがあって、「オミクロンはワクチンの効果がデルタよりも弱い」ことと併せて考える必要があります。あなた個人がワクチンを打っていない場合は確かにデルタより弱いですが、あなたが2回接種を済ませている場合、恐ろしいデルタからはワクチンがとてもよく守ってくれます(入院率が未接種の1/5)が、弱々しいオミクロンからはそれほど守ってくれません(1/2)。で、差し引きであなた個人が感染した場合の入院確率は、デルタとそこまでの大差がないということになります。3回目の接種はデルタにもオミクロンにもよく効きますが、多くの人は間に合わないでしょう。

今週の予測は現時点で非常に誤差が大きいですが、大まかな規模感だけつかんでいただければと思います(どのみち、検査数が追いつかなくなるので、後半の予測は意味をなさないと思います)。予測通りに感染者が急増すると、入院病床は相当逼迫するでしょう。ただし、デルタが爆発した当時に比べると日本全体としてはワクチンがずっと普及していますし、オミクロンの重症化率の低さ(まだ確定したわけではありません)からも、入院患者の症状は全体として軽いはずなので、アルファやデルタの時のような悲惨なことにはならないと期待しています。治療も進歩しているはずですし、大阪府や岸田総理が本日宣言したように、入院基準も柔軟になるでしょう。

参考: f:id:Knoa:20220104164912p 入院と重症の推移 (デルタによる入院も多いですが、オミクロン患者を全員入院させている影響もあるはずです)

ところで、全員が検査を受ける空港検疫に比べると、基本的には発症した人(と濃厚接触者)が検査を受けるだけの市中感染では、無症状の比率がぜんぜん違います。たとえば本日は、空港検疫ではオミクロン92人のうち無症状が74人でしたが、東京都は8人のうちゼロ、昨日の東京都も25人のうち無症状は3人だけでした。市中感染のオミクロンの感染者は、ほとんどが無症状のまま検査もされずに、市中で過ごしていると推察されます。(あなたが感染しても、気付かずに市中をうろうろしてしまう可能性のほうが、高いです。無症状なのはあなたにとっては良いことですが、痛し痒しです)


感染者数のピークと「全員感染」の上限

いまのところ、ピークは予測の5週目である~2月6日までの週だと想定しています。これは、下記のような理由によります。

  • イギリスの増加傾向が急増から5週を経て緩やかになりつつあることの反映(南アフリカも同様)
  • 都民人口を食い尽くす前に減少に転ずること(検査されない無症状の感染者が多いので、放っておくと食い尽くすくらいの規模になる)
  • 本予測の特徴である「感染者数の増大に伴って、びっくりした都民の行動が自然と自粛へと傾いていく」こと

検査数の飽和のせいで実数は乖離するかもしれませんが、ピークアウトの時期は現実と照らし合わせることもできるはずです。


今回の予測 (1月4日版)

※ 誤差が非常に大きいものと思われます。また、増加が急激すぎるので、下記の表より週の後半に偏るかもしれません。

※ 直近のデルタとオミクロンの実数は、今後の東京都の発表によって変動する場合があり、予測に大きな影響を与えます。

(1月6日追記: 本日の都の資料により、~1月02日の週のデルタとオミクロンは推計で 420 と 42 から 302 と 160 に、大きく修正されます。今週と来週のオミクロンの値は下表のざっくり4倍ほどになると思われます。そこから先はまた次回の予測で改めて修正します)

(1月7日追記: 厚労省の資料により、さらに 304 と 158 に修正。これも暫定値ですが、大幅な修正はないはず)

東京全体 ※ l = 5000デルタオミク備考
~12月05日8212111141920 114 114
~12月12日7192117252013 122122
~12月19日7242930202833 1711665
~12月26日11384037393843 2462388
~1月02日35467664787984 46242042(土)元日
~1月09日103151333290336336364 203110231008
~1月16日46484711691018117911791280l 713510876048(月)成人
~1月23日2634481066425783669966997272lllllll 40539122739312
~1月30日10283235312618725428223922504928844lllllllllllllllllllllllllllllll 1582621014157248
~2月06日20127441615115648635453324947156278llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 315160664314496

※ 赤色で示した予測のうち、最初の2週は2種類の現実値に基づくが、3週目は1種類の現実値、続く4、5週目は「予測値に基づく予測」のため、精度は劣る。
※ 日ごとの予測はイメージしやすいように添えているだけで、週の合計から割り振った参考値。また、祝日による増減は一部を除いて考慮していない。予測した日の週は実測値を含むが、週全体の予測値とは数を合わせていない。


今回の予測に用いた条件

  • 都民全体のワクチン効果は、厚労省や東京都が公開しているワクチン効果の実績をもとに推計する
  • ある週の感染者数の変異株ごとの前週比は、「3週前の感染者数の最大値」と「2週前の人流」に応じて変動するものとする ※それぞれの値と変異株ごとの前週比で散布図を描き、それぞれの近似曲線に対して矛盾が最小になるように推定した。
  • さらに詳しくは→ 感染者数予測の解説 (7月26日改定版)


今回の変更点

  • まずはイギリスでの推移を参考に、オミクロンの影響を考慮するようにしました。


これまでの予測結果

予測日 1週先2週先3週先4週先5週先期間計備考
6月21日(anond:20210621175921) -1% -13% -23% -22% -18% -18% 5週目が週末連休で、下回ったまま期間終了
6月28日(anond:20210628190235) -10% -26% -26% -23% +59% +0%
7月05日(anond:20210705212509) -10% -7% -10% +66% +148% +47%
7月12日(anond:20210712212830) +16% +25% +130% +185% +229% +127% デルタ株の増殖率が2週連続で低かった影響
7月19日(anond:20210719192035) -8% +36% +43% +63% +169% +59%
7月26日(anond:20210726195557) +21% +24% +37% +140% +309% +68%
8月02日(anond:20210802194616) -14% -31% -18% -7% +18% -15%
8月10日(anond:20210810180448) -24% -18% -31% -46% -64% -34% 8月10日 濃厚接触者の追跡を縮小
8月17日(anond:20210817171700) -19% -33% -50% -67% -76% -45%
8月23日(anond:20210823194721) -27% -45% -67% -76% -87% -56%
8月30日(anond:20210830174927) -13% -43% -63% -83% -90% -55%
9月07日(anond:20210907173042) -4% -1% -30% -44% -61% -16%
9月13日(anond:20210913183108) -1% -27% -42% -60% -76% -30%
9月21日(anond:20210921181209) -13% -19% -28% -38% -48% -22%
9月27日(anond:20210927175649) -8% -21% -36% -51% -43% -23% 10月01日 緊急事態宣言の解除
10月04日(anond:20211004192706) -4% -15% -27% -8% +20% -10% 10月04日 濃厚接触者の追跡を再強化
10月11日(anond:20211011205959) -7% -17% +11% +52% +209% +10%
10月18日(anond:20211018215528) -12% +11% +40% +150% +147% +32%
10月25日(anond:20211025181357) +51% +141% +474% +680% +1123% +212% 10月25日 飲食店の時短要請を解除
11月02日(anond:20211025181357) +59% +274% +386% +623% +1456% +259%
11月09日(anond:20211109174935) +12% -32% -54% -60% -67% -48%
11月15日(anond:20211115180038) -23% -31% -21% -15% +20% -14%
11月23日(anond:20211123165033) -10% +2% 0% +24% +57% +18%
11月30日(anond:20211130165243) +14% +7% +39% +80%
12月07日(anond:20211207165019) +12% +54% +98%
12月14日(anond:20211214171150) +27% +57%
12月21日(anond:20211221165559) +1% ワクチン効果の推計元を厚労省データに変更
12月28日(anond:20211228165805) +34% この週まで予測にオミクロンの考慮なし
平均 +0% +10% +29% +61% +145% +19% 精度ではなく悲観(-)や楽観(+)への偏りの指標

検査飽和の影響が、予測の精度を不当に良く見せてしまう方向にも、不当に悪く見せてしまう方向にも作用しています。また、絶対数が少ない時期は大きくブレやすくもなっています。あくまで大雑把な目安としてご覧ください。※10月29日に、東京都は過去の感染者数を修正しました。全体として予測精度はもう少しだけよかったはずでしたが、この一覧表には反映させていません。

政府予測と比べてみたい方は 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等 からどうぞ。国立感染研の鈴木基先生提出資料と、京大の西浦先生提出資料に毎回予測があるほか、不定期に他の資料でも予測されていることがあります。※10月以降、いずれも予測をやめてしまったようです。



都内主要繁華街における滞留人口モニタリング

https://www.igakuken.or.jp/r-info/monitoring.html

新型コロナウイルス拡散における人流変化の解析

https://www.agoop.co.jp/coronavirus/



anond:20220104223527

今は裾上げ用のボンド売ってるし

デパートスーパーで買った時は有料で裾上げプロがやってくれるから

自分でやる必要ない

anond:20220103120531

自分は平均身長に2センチ足りないだけなんだけど、この前ものは試しと思ってオーバーサイズトレーナーを買ってみたら

布の重みで首元が後ろ側に締まって苦しいし、横幅スカスカで隙間風が寒いしで着心地最悪だった。

ロングスカートは足首が見えなくなるほどの長さになってしまうのでウエストを折って調節できないデザインのものは買えない。

流行るのは別にいいけど、普通サイズを売っている店もある程度残しておいてほしい。

anond:20220104223049

昔にもお裁縫が苦手な女はいたんだけどいないことにされていたんだよなあ

さぞ生きづらかっただろうね

anond:20220104223049

ワイは若くないけど学校ではボタン付けやミシン家庭科で習ったが裾上げは知らんゃで

anond:20220104222520

「ある種の属性(とりわけマイノリティ)に対するヘイト言説」まで行けば、教育者としては完全にアウトだと思いますね。

多少配慮のない発言くらいはまああることだけど、増田がそれをヘイトと感じる所まで行く教育者やばいな。

anond:20220104203746

最近若い子は裾上げも自分で出来ないのかって思った

学校で何を習ってきたんだろね

anond:20220104132916

なぜかトラバでもはてブでも挙がっていない案

資源ごみの持ち去りは犯罪です」と印刷したシールを表紙に貼る

anond:20220104221522

あと、個人不快という感情を述べる分には自由にしていいが、それを批判に結びつけるなら一旦感情を排して客観的理由を述べるべき。

教育に携わる人が、ある種の属性(とりわけマイノリティ)に対するヘイト言説を垂れ流していると、その属性の人々からするとどうしても当該分野に対する忌避感が生まれしまうと思うが、その状況は果たして教育を受ける権利」が守られていると言えるのだろうか?

ということを、フェミニズムに興味のあるフィクトセクシュアルの一人として考えてみた。

anond:20220104222357

自分記述力がないのを棚上げしてよく言うよ

anond:20220104222240

パーティションで区切ってあるけど全社員数十人同じ部屋やで

anond:20220104220559

お前の読解力の無さにもうんざりだが、

まず「差別的表現だろうと」じゃないんだよ。

差別でないもの」に、差別というレッテルを貼るなと言ってるの。分かる?

差別でないもの差別レッテルを貼るのは、「事実に基づかず、名誉を傷付ける」のだから誹謗中傷と同じだよ。

それはマズいから、差別だというなら差別である論拠を示せよ、差別かどうかは人権侵害されているかの一点だろ、と言ってるの。

2022年の1/4が終わろうとしているけど増田達は何か成し遂げたの?

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