2021-10-12

彼女持ちが風俗行ってみたならば

叩かれ覚悟で記す。といいつつ同じような行動をしているやつなんぞザラにいるとは思うが。

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彼女が出来て、3ヶ月程。互いに性欲も旺盛で、身体の相性もちょうどいい。

しかしながら、俺は一抹のモヤモヤ、もといムラムラを抱えていた。

今の彼女では決して解消されることのないモヤモヤを。

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おっぱいの大きい女の子とヤリてぇ。

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彼女は絶壁の持ち主だ。

会うときは大きめのパッドを身に着けた上で、俺の前に現れる。

デートコースをこなし、ご飯も食べ、いよいよ気分も盛り上がって、ホテルへと向かう。

気持ちも高まって、ハグキスを重ね、一つずつ丁寧に脱がしていく。

すると、先程まで彼女に胸元に存在していた丸みは姿を消し、そこにあるのはただの絶壁。

とはいえ、そこで気分が下がることはない。むしろ興奮はエスカレートしていく。

さらハグキスを重ね、互いを刺激し、ついぞ一つになる。そしてひと通りの幸せと共に、果てる。

賢者になることもない。たとえそこで一度終わったとして、醒めた気持ちにもならない。

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一緒にいるときは決してそういう衝動には陥らない。一緒にいないとき、ひとりでいるときに、そいつはやってくるのだ。

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大きなおっぱいに、我が息子を包んでもらいてぇ。

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今日はとても暇だった。現在求職活動中のおれは、朝から履歴書職務経歴書は書いたものの、面接は夜に控えていて、時間に余裕があった。

そういうときに、例の衝動というのは訪れてきて、独り身時代懇意にしていた風俗店のページを覗いてしまっていた。

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調べてみると、

「未経験20歳

Gカップ

女の子がいるではないかしかかわいいしかGカップこれはいい

いや、Gカップ表記女の子は大抵、自称ぽっちゃり、実はタダのデブだ。

分かっている。分かっている。デブだ。ただのデブだ。顔も修正している。写メ日記お腹周りが映っていない。デブだ。間違いなくデブだ……。

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気がつけば俺は、風俗店電話をかけ、件の女の子を80分コース指名し、ATMお金おろし電車に乗っていたのだった。

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風俗店に着く。料金を払い、番号札をもらって待合室に向かう。

お茶を飲み、己の愚かさを呪いつつ、女の子を待つ。

スタッフが俺を呼ぶ。荷物と番号札を持って立ち上がる。そしてご対面。

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デブだった。

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いや予め決められていた約束なのだ既定路線なのだ。クソ定期なのだ。予想通りなのだ運命残酷なのだ

うん、顔はかわいい。頬の周りに肉がついてるけど。

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部屋へと案内される。会話は普通普通の子だ。デブだけど。

服を脱がしてもらう。脱ぐのは自分でやるらしい。色気のない服。こういうのは、デザインよりも脱ぎやすさだ。ましてやデブにはそれが何よりも優先だろう。

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プレイはまあ、悪くなかった。

おっぱいは柔らかい。いや、柔らかすぎるぐらいだった。多少は弾力がある方が今後の展望としては望ましい。

舌遣いはやはりプロ。思わず下半身がひくひくし、声も出てしまう。次に彼女に会うときはこういう感じでやってもらおうと思った。

最大の目的である、挟まれる、ことについてだが、包まれている視覚効果は大きいのだが、危惧していた通り、柔らかすぎて、刺激がダイレクトに伝わらない。潤滑にコトを進めるための潤滑油を塗りたぐっていたのだが、その時感じていた刺激はそちらが由来なのではないかと感じた。

そしてラストシーンに移る訳だが、よもや賢者と化していた。ひと通りこなし、終了。

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やはり後悔は大きかった。

金銭的な損失、彼女を裏切ったという事実、何より愛のないセックスは楽しくないということの再認識

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やはり、おれには彼女しかいないのだ。

いとしさと切なさと心強さを持ったセックスは、彼女しか出来ないのだ。

絶壁が何だ。結局は相性じゃないか

おれは死ぬまで彼女しか抱かないぞ……!

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おれはそう決意した。

決意した後、ブックマークしている巨乳動画今日の忌々しさの上書きをするのであった。

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