一線越えて叩きすぎる馬鹿だとか、真剣に言葉を受け取っちゃう馬鹿のせいで、気軽に人や価値観、組織や作品のことを叩けなくなってしまった。
そりゃ真剣な罵倒はよくないが、ジョークの範囲内での叩きはむしろネットの治安を良くしてたと思うんだよな。
要するに、どんな情報にも一律で価値がなかったから、マジにならなくて済んだ空気感があった。
あの頃に戻りたい。
単純に警察のマンパワーが情報量に追い付いていないからだ。今後も追い付くことはないだろう。
相手のことを訴える手間暇だとか金だとかのコストを払える人間なら訴訟できるんだが、そんなん一般人には基本払えない。
じゃあどうするかというと、自治だ。
昔だったら、空気を乱すお子さまだなって思ったら、ボコボコに叩くわけじゃん。
ブラクラのURLを送ったりさ。そうやって馬鹿なやつは叩かれて涙目敗走する。
あの頃はよかったなあ。叩いてる方も正義のためではなく自分のために叩いてた。
なんだ最近の重苦しい空気は。叩いてる方に、自分たちもゴミだって意識が欠けすぎている。
面白味かないんだよね。要するに。
まあ単純に利用者層に真面目ちゃんが増えたというだけの話だろう。
でも相変わらず警察機能は物理的に機能しないし、利用者にアホが増えればその分自治機能もアホアホになってくのだから、加速度的にネットはアホになってくのは自明の理だ。
話が少し逸れたな。言いたいことに戻るよ。
要するに、みんながどうせネットの情報なんて全部ゴミだな!って笑いあえる空気感がもっと欲しいってわけよ。
てかネットでデマばら蒔くのが悪いことって風潮マジでおかしいよね。
いや企業や有料コンテンツなら、看板や代金分の責任あるのもわかるが。
でも、スラムに乗り込んできて、「ここのやつらは身なりが汚い!」なんて言われても困るわけですよ。
上で書いたように警察機能は物理的に機能しないんだからスラム化するに決まってんじゃん。
そんなやつら相手に商売しようとすんな。嫌な思いしたくないなら。
あ、ちなみに僕の趣味はWikipediaの記事をめっちゃ勉強して書いて一部わざと間違えることです。
あとSCPとかもめっちゃ翻訳したけどわざと誤訳した部分普通に残っててウケる。
こういう気軽な悪意は残せるから、まだ楽しめる余地はあるんだけどねえ。
そもそも、悪気なく間違えちゃった情報と、悪意をもって間違えた情報と、あえて誤読を招くような表現をした情報を見分ける手段なんてないからな。
なんでわざわざ手の内明かすかっていうと、少しずつネット上の情報を無価値にしていく草の根活動ってやつだ。
あ、ライフハック系のサイトもやってるし、当然まとめサイトやtogetterの記事も作ってるぞ。
やれるんだからやるよ、俺は。
デマ…もとい俺の知識不足による間違った情報はすでに結構氾濫してる。
お前達がやられたら嫌なことは大体やっていると思ってくれて構わない。
面白いし、俺の好きなインターネットを取り戻すためなら全然苦じゃない。
そうしてインターネットの情報全てが無価値になれば、気軽に死ねって言い合える楽しいノリが戻ると信じている。
立場が非対称的だから溝が埋まることはないと思う。 SNSで名を上げて稼ごうって人間が悪口言われたくありません、ってのは本当に不快だけど。
正論は伸びない。