2020-09-17

入院中、「家族のみ」の面会制限で姉が拒否された。

先日出産して、今は入院中。

コロナ禍の今、面会には「家族のみ」の制限が掛かっている。

入院初日、手伝いに来ていた姉と姉の子(私の姪)が面会に来た。

そしたら産院のスタッフが「面会は基本は祖父祖母までとしているので次は控えてほしい」というようなことを姉に伝えて注意をしていた。

かに突き詰めれば姉は別世帯で、書類上は家族では無いのかもだけど、それなら面会制限に何親等までとか祖父祖母までとか明記して欲しいし、コロナとはいえ厳しすぎないかと思う。

身動きの取れない私のフォローする人員必要だが、その人員親族内の身軽な人が来るのはおかしくないだろう。

里帰り出産のため、夫に洗濯物の対応を任すのは厳しいし、母も現役で仕事をしているのでできるだけ負担を増やしたくない。

そこでパート時間の融通が一番効く姉が手伝いにきたというわけなのに、それを拒否られては今後私が困ってしまう。

幸い元々姉の手伝いは2日間のみの予定で、母が時間自由が効きやす仕事だったので調整して来てくれている。

だがそうじゃなければ入院洗濯して回す予定の衣類が洗えず、またその他差し入れも持ち込めなくなるため、入院がままならない可能性もあった。

産院側はそこまで頭は回らないのだろうか。

面会を許可している以上、ただ産婦と子どもの顔を見にくるだけでなく、当然そういう入院中の手伝いをしていると考えないのか。

もちろん手伝いであるとその場で反論すれば許可していただろうが、面会拒否をする前に確認すべきだろう。

さら感情論を言うならば、家庭状況に関わらず「祖父OK兄弟は不可」と強いられたことに腹が立ってしまう。

私の父は幼い時から別居していて、親交自体はあるが、数えられるほどにしか会ったことはない。

からすると実の父なのに、正直会社の上司のが喋ってる量が多いくらい、ほぼ知らんおっさんなのだ

そのおっさんは当日は別の県で趣味に勤しんでいたし、入院中も面会に来る気配は当然ない。

だけど今更だし特にそれを責める気もない。

なので私としては出産というライフイベントに人数制限が掛かるのなら、よく知らん父より、半生の苦楽を共有した姉の優先度をあげたいのだ。

そんな細かい事情、産院は知ったこっちゃねぇだろうが、私にとっては家族観の根幹となっているデリケートな部位なのだ

特殊事情である自覚はあるので表立って腹を立てることはしないが、雑に扱われると心にすごくダメージが入ってしまう。

例えば姪っ子が騒がしかったとかで遠回しにそう拒否られたとかならまだ納得いく。

だがその日は姪っ子は病院といういつもと違う場の雰囲気にのまれ大人しかったし、厳しい状況下とはいえ家庭には人それぞれ事情があるのだから、産院側も大変なのは分かるけど、多少の融通は効かせて欲しいと思うのはわがままが過ぎるだろうか。

日にちが経って、姉(若い女性)が「家族のみ」と括られた対象者の中で、他の患者からみると友人と区別が付かず浮いていたなとは改めて思う。

また産院側からすれば、リスクを考えれば本来緊急事態宣言時のように全て面会不可にしたいところを、「家族まで」緩和してくれてるのだろう。

しろ感謝すべきとも考えられなくもないし、恨むべきは産院ではなくコロナ禍という状況なのだろう。

———————-

コメントをみて追記

産院側が警戒するのもよくわかるけど、それならやっぱり事前説明をきちんとすべきと思う。

世帯が別クラスタ可能性があるのもわかるけど、同居一家だったら関係ないし、うちの場合は別居父が別クラスタになるから結局「祖父母は可」としたら感染リスクは変わらない。

家族定義なんて人それぞれなんだから感染を警戒するなら各々の判断にまかせず、尚のこと明記すべき。

最初から説明してればお互いに嫌な気持ちになることもない。

  • 最近の病院マジでやばいよね。やりすぎをさらに超えてゆけって指示が出てるんだろうなあ。それにしてもうざい。

  • 人ごとかつ後知恵で書くなら、面会拒否されたお姉さんが、目的の半分(もう半分は文字どおり面会)たる『手伝い』の物資(書かれているのは洗濯物。差し入れとかあるのならそうい...

  • さいさいとうこうんち

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん