世の中は理系>文系です。答えはシンプルで、理系出身者が文系仕事を出来ても、逆はほぼ不可能です。なぜ、こんな簡単なことを誰も声を大にして言わないのでしょうか?
1) マスコミ
マスコミは早慶文系出身者が多く、自分たちの存在意義を否定したくない、っということがあるのではないでしょうか?彼らも人間ですから、身びいきになるのは当然です。
また、私立大学は彼らのお客さんであり、私立大学の多くが文系学生の学費によって成り立っている事実があります。そのため、マスコミが声高に文系がエリート以外にまったく意味がないことを言えません。
2) 大学の収支
文系にかかかる費用はほんの少し、理系にかかる費用は天井しらずです。文系は場所を提供して、講師を雇い、マスプロ授業、教材を配布し、試験をして、採点して、単位出し、卒業させるだけで、ほとんど費用がかかりません。もっと言ってしまえば、本さえあれば自習可能であり、誰かに習わなくとも、必要な知識を会得できますし、それ以上の専門知識は学者以外には不要です。
理系は広い場所を確保、高い設備を買い、実験できるのは少数です。専攻によって違いますが、設備が億超えるような強烈に高いものも珍しくなく、その設備を使って教育させるだけでとんでもない費用が発生します。そうして、得た経験、知識が実社会で要求されますので、まさに実学です。
医学部が典型例です。私立は込み込みで卒業までに1億円かかるといわれる大学があるにもかかわらず、国立大学医学部の学費は年間60万円程度に過ぎませんし、寄付金なんて当然要求されません。この差額は国が負担しているのです。多かれ少なかれ理系は税金によって勉強させてもらっているのです。
3) 日本の習慣
官僚の東大文Ⅰ信仰と結びついている節があるのではないでしょうか?技官が力を持つことはなく、事務官が各省庁のトップ、事務次官になり、最高のステータスを誇ってきました。
また、バブルの頃に東京の私立文系をもてはやす習慣が出来て、特に目的はないが、早慶全学部を受験する、といった意味のない受験の仕方が何の疑問も持たれずに未だに行われています。私は日本以外にこういった受験の仕方をする国を知りません。
■ まとめ
今までは安易な文系選択も問題になりませんでした。なぜなら、日本企業の事務効率は世界最低レベルだったため、大量の事務方が存在したので、非エリート文系の受け皿が存在したからです。それが日本経済が落ち込み、ITが文系仕事を駆逐していくことになると、文系学生の就職難はどんどん激しくなるでしょう。
この記事を読んだ高校生の皆さんは安易に文系を選ばないでください。東大京大にいけるなら、それもいいですが、早慶文系の就職ですら、すでに思わしいものではありません。私がどれだけ言っても信じないなら、大学のホームページで進路状況を確認してください。理系がほぼ100%就職に対し、文系は20%程度は進路不明です。
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