人から呼ばれたので、倫理法人会っていうところのセミナーに行ってみました。
内容は数人のゲストトーカーが壇上でしゃべるという至ってシンプルなもの。
倫理法人会って名前はボチボチ聞くのでなんだろう?と思ってたんですが、結論から言うとなんてことはない、宗教もどきの右翼系のソフトな組織でした。
教団の末端支部の支部長クラスが司会進行をしたり時間調整のスピーチをするわけですが、とにかくヘタです。
言ってることに内容がない、3人代表者の挨拶を連続で聞かされたけど話の内容がほぼ同じ、持ち時間の意識がない。
内容といっても「今日は素晴らしい集まりだ」「今日のトーカーはすごい先生だ」「皆さんありがとう」ていどに要約できる、関心も感動もしないものばかりで、はっきり行って眠い。
一応眠気対策に空きっ腹で拝聴+直前にアイスコーヒーという対策をしたのですが、それでも足りないほどにうす~い感じでした。
2.開催時間も閉会時間もずれてるのに、ゴメンの一言も無いのね・・・
おそらく、初来場だったと思われる若い人数名が、本来の閉会予定時間を20分ほど過ぎた時点で途中退席。
壇上にはトリを務めるトーカーが熱弁の真っ最中で
運用側の人間の顔を見ると「ええ~!?マジで?非常識な若者だ!」みたいな視線をほぼ全員で向けるわけです。
個別に人間性が低い方も居るのかと思いましたが、集団であの表情をされるとドン引きですね。
とうとう閉幕のその瞬間まで時間が押しても当たり前に付き合え的な雰囲気はキープ。
そういう組織なんですよね、きっと。
閉会後の食事会のお誘いもありました。お金を持ってる方々っぽい雰囲気だったのですが、危険な匂いもあって辞退。判断は正しかったはず。
3.全体的な構成
最初に超有名ゲストのトークです。ビッグゲストを最初に持ってきての前座トーク。
この時点で宗教臭がぷぅんと臭ってきますが、最初はそうも思わなかったんです。
中継ぎのどうでもいい人のトーク。
おそらく時間調整なんでしょうが、そもそもパンフに書いてある時間を押してるのは明らかで。
話の内容も「私以外の人は素晴らしい」という一点のみを何度も微妙にしか違わない言葉で繰り返すのみ。
せめて内容のある話にして欲しかったなぁ。
トリは天皇礼賛。
天皇バンザイ、陛下スバラシイ!の話は誰がやっても一定のパターンがあります。
「かわいそうな苦境に立った日本人のために同情して祈り続けるお優しい陛下」
つまり、かわいそうな庶民が居ないと成り立たないんです。
誰かが不幸じゃないと成立しない話は
でも、トリの人はおそらく教団内でも上級幹部。
日本人の文化や精神性の成り立ちをしり、誇りを持って行きよう。
海外の文化といくつかのジャンルを対比するなど、知的興味もそそられまくりで
確かにその通りで、自分の不勉強を反省するいいきっかけになりました。
まぁ、そんなこんなで倫理法人会。
機関紙とかよんで感想文欠かされる会社とかあるんじゃないかな?
■学んだこと
・表面的ないい部分だけチェリーピッカーとして活用し