2012-10-21

ブコメへの回答が増えて来たのでこちらにまとめなおす

今回の「ハシシタ」の件を、権力者の横暴や政治圧力の話にすり替える低劣さったらないよ

http://anond.hatelabo.jp/20121020111103

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20121020111103

ID:myogab

橋下の支持基盤っぽい、いわゆる保守ぽいネトウヨっぽい人達が塊として顕在化し始めたのが、在日部落などの逆差別利権糾弾がその走りだった事を思い返すと、方々の捻れたリアクションがまた味わい深いね

何か勘違いブコメがあるので一言述べておくと、逆差別利権化のために(部落差別を利用するような行為も、今回のような橋下氏批判に利用したいがために(部落差別の問題を政治圧力の話にすり替えるような行為も、同根・同類で低劣かつ本当の問題を矮小化し見えにくくするものだということである

ID:r-west

記事読んだけど全然差別記事じゃない。差別を錦の御旗にした権力からの言論封殺恫喝とあっさり屈した情けない出版側。記事のどこが差別問題だかも示さずに何を言ってるんだか。

何が問題なのかも分からないとするブコメもあってびっくり。会見やニュースでも指摘されていたはずなのだが。

ID:scopedog

今回の場合、橋下氏が自らの政治活動差別批判にすりかえていることが問題だと思うのだが。

『橋下氏が自らの政治活動差別批判にすりかえていることが問題』とかいう頓馬なブコメもあるが、今回の件は週刊朝日の記事も「政治手法検証するつもりはない」と述べており、その結果として当然のことながら、それを受けた橋下氏側も政治活動への批判に対する応え・論点逸らしとして差別批判を持ち出しているわけではない。

ID:usi4444

在日が、部落が」とか言って喜んでいた人が突然人権意識に目覚めたことは素晴らしいことです(棒読み)。/週刊朝日外国人差別記事を平気に載せていたから「権力者による政治圧力に屈した」のが真相でしょ。

『「在日が、部落が」とか言って喜んでいた人が突然人権意識に目覚めたことは素晴らしいことです(棒読み)。』というブコメがあるが、これが、私がこれまで『「在日が、部落が」とか言って喜んでいた人』だという意味であるのならば、根拠もなくそのような侮辱的な認定・レッテル貼りを、他人に対して平気で出来る人間存在するという事実に愕然とする。

ID:Gl17

なんじゃこら。他者が間違ってると言うだけで自説は言わない、てのは、そもそも自分の説をもってない人がよく用いるメソッドだね(実社会では通じないのでほぼネット限定だけど)。

また頓珍漢なブコメがあったが、問題のあると思われる行為に対して間違っていると指摘することは、それ自体が自説の開陳に当たるのだが。「いや、その行為は間違っていない」という反論だって可能なものだ。実際、橘玲氏などは

「血(ルーツ)」こそがひとの生き様を支配する、という人間観を持っている。佐野氏の作品が多くの読者を獲得したのは、こうした人間観が広く受け入れられているからでもある。

日本国首相の座を目指す公人は、父母や祖父母の代まで遡ってすべてのルーツ国民に開示すべきだ」

というのは、ひとつの思想信条として認められるべきであり、それを追求した今回の行為は間違っていないという形での反論を行なっている。

ID:piccad

出身地域で部落認定なんてことが実際に行われていたことを知らない、知識不足で感度の低い人は、今回のようにどこそこは部落だと書くこと自体が大きな差別問題を引き起す記事となることだに理解出来ないんだなー

出身地域で部落認定なんてことが実際に行われていたことを知らない、知識不足で感度の低い人は、今回のようにどこそこは部落だと書くこと自体が大きな差別問題を引き起す記事となることだに理解出来ない』蓋しごもっとも。ニュースでも指摘されていたのでここが問題点の大きな一つであることは周知だと思っていたのだが、違うようだ。そして、出身地域による部落認定で結婚が阻害されたれたりも現実にあった。

追記

今回の件は「橋下氏の人権侵害された」という問題ではなく、上記とも絡むが、橋下批判をする中で橋下氏とは関係のない人たちに対する差別助長(およびそれに伴う人権侵害)の危険性があったという問題であろう。その点で「公人だから」「既出情報なのに」といった議論は見当違いの詭弁。もちろん橋下氏とは関係のない人たちだけではなく、今回のロジックでは、血を引き継ぐことになる橋下氏の子供たちに対しても大きな問題を孕んでいるが。

追記2

週刊朝日の「おわびします」記事においても、『同和地区を特定するなど極めて不適切な記述を複数掲載してしまいました』『多くの関係者を傷つける事態をまねいたことについて、深く反省』となっていて、

問題の中心が「橋下氏の人権侵害された」ところには無いという扱い。妥当であるし、「橋下徹大阪市長人権侵害していない」からと今回の記事を擁護するのが如何に的を外した馬鹿げたものであるかも示している。

なお、同和地区を特定したも何もそんなのは既に衆知であろう、だから問題にはならないというのも、あの記事での同和地区の扱われ方 -橋下氏にネガティブイメージを与えるための出汁にした- を考えれば通用しない強弁にすぎない。

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