2023-02-22

女性だけの街」の話題をまた目にしたので私の思っていることを書く

勝手にいろいろなことを書きました。

確認点としては、ひとまず5点あります


①「どんな想いを抱えて 女性だけの街 なんてことを夢見たのだろうか?ということを少しでもいいから考えてほしい。具体的な経験からきているのではないか差別的意味で全ての男性を跳ね除けようとしている訳ではないはず。これは悲しいこと。」という主旨のツイートがある

→読みました。共感しました。(上記の要約については歪曲や勝手な読み取りを含みます。)

女性だけの街を実現する為の手立てを具体的に考えている方々もいらっしゃる

→私は非現実的だと思ってしまうのですが、夢を本当に叶えにいこうとする姿勢はパワフル。この記事では「あったらいいなと思うんだ、なぜなら〜」という話題としてお話します。

③なぜ「街ごと」なのか?

→外干しの洗濯物への視線、駅で明らかにわざとぶつかってくる人、上司による威圧または変に柔らかい態度、夜道の足音、そういう様々な場面において、性別による頻度の偏りや質的な差があります。せっかくの夢ですから、「その全てに男性いなかったらどんなに変わるだろう?女性だけの街…」と、そんな風にこの話題の発端の方は考えたのではないかな、と私は想像します。発想としてフルスイングなので、その分反応が大きかったのだろうと思っています

男性は住ませないけど労働力としては利用しよう みたいな話

→私は、これについては③のフルスイングと明らかに矛盾するので全く同意しません。変な意見だな、とも思います。また、②のように具体的な検討を目指す姿勢でもないので、以後触れません。

⑤他

2018年頃に目にしたこ話題ですが、あらゆる意見表現、その経緯については把握しきれていませんのでご了承ください。

男性からの加害を受けたことが複数回あるので、男性に対して身構えている部分があります。これについてムカつく!と思ったら読むのをやめることをおすすめします。

→この記事では、女性男性という身体性別の2枠でお話していきます。私の文章能力ではこれが精一杯です。



では、私が女性日常からみた女性だけの街をどう捉えているかを、フィクション混じりに書いてみますね。

会社員女性独り言みたいな拙い文章ですが、書きたいので書いてます



◆ ◆ ◆



男性全員が加害者ではないことは分かっていても、被害を受けた経験は消えていない。もう自分の非を探して悲しむのは嫌だから、気を付けて過ごそう。でも、被害を受ける可能性が消えるわけでもないのに気力を使うのって、あんまり意味いかも。そもそも警戒をされることに対して怒りを覚える男性もいるらしい。怖い。

帰りの夜道は、3分ほど1人で歩く。

ふと、背後に足音が聴こえて心臓が跳ねた。そんなに近くはないが振り返ることもできない。そっと早足になろう。あとは道の反対側に渡る形でそっと後ろを振り向こうか?

足音に耳を澄ましながら、ポケットの中のスマホと防犯ブザーを確認する。歩いているだけなのに緊張して息が浅くなる。

… … まあ、結局、何もなかった。後ろの人は普通に信号待ちをして、道を曲がっていったようだ。

いつも通り背後を確認しながら自宅のドアを開けて入り、すぐに施錠した。勝手に神経質になって、無駄に震えて、私ってなんなんだろう。

誰もお前なんか狙わねえよブス、という声が聞こえる。

でも私、昔あの夜道で被害を受けたんですよ。背後からスタスタと近づいてきて、手を出して、走って逃げていった卑怯者の後ろ姿が焼き付いている。

実行のチャンスさえあれば、顔を見ずとも誰でもいいんですよね。性的に狙ってだけじゃなく、加害欲で手を出す場合もあるんですよね。そんな風に思います

無駄に気を張ってしまう、こんな日々に疲れ果てた。

普通の男の人はただの帰り道では心を擦り減らしたりしないらしい。羨ましい。

被害にあったことのない女の人もそうなのかな。被害のことを意識はしてるだろうけれど。

何年か前に見た、「女性だけの街」という話題を思い出した。私も、そういう場所暮らしてみたいなと思う。

自宅に閉じこもって得られる安全とは全然違う。

あらゆる行動の制限も緩んで、性別を気にせず働けて、振る舞いに注意しながら歩く必要もない。私でも、警戒せずにベランダ普通に洗濯物を干すとか、防犯ブザーも持たずにほろ酔いのんびり夜道を帰るとか、そんなこともできるかもしれない。

穏やかに過ごせるんじゃないかと思う。

別に100%安全なわけでもないし、全部夢なんだけどさ。

ただの空想話。実現する為の手立てなんて考えているわけじゃない。

そもそも、私の願いは「女性だけの街が実現すること」や「男性と一切関わらないで生きていきたい」などではない。

男の人も女の人もいるこの街で安全に、もう少し自由に、震えずに、暮らしていきたいということだ。





◆ ◆ ◆



普通に安心して過ごしたいという話に「夢」とか「理想」とかい言葉を使いながら極端な想像をしてしまう、そんな現実を分かってほしいな。という文章でした。

勝手安心して無警戒で歩いても大抵は安全世界的に見れば治安は良い国、とお思いかもしれませんが、「安全じゃなかった」「その数分の無警戒を一生後悔する」そんな現実はあります

被害者は悪くない、でも、後悔して苦しむのですよ。

そしてそれは、全ての人が自分の身に起こるかもしれないこととして想像できることだと思うのです。

安全に過ごしたいという気持ちは命に関わる重要な望みのはずです。

そのレベルの望みを軽視することは、恐ろしいことです。全くやさしくないです。


以下も私のお気持ちです。

女性だけの街なんてのは実現しない」「女は3k仕事しないくせに」「成り立たねえぞ」

→男が支えているんだぞー!という主張は汲み取りました。私としては女性だけの街を実現するための話はしていないので、ここではちょっと…。

男性差別だ」

排斥ではなく身の安全を求めての話だから、違います。女湯に男性が入れないのは差別ですか…?と思う。つまり、「女性だけで好き放題したい、特別権利がある」などという話ではないはず。

女性にも犯罪者はいから安全保証されない」

→そうですね。街における犯罪件数0を求めることは女性だけの街の実現よりもさらに無茶でしょう。

でも、男女の犯罪率の差などを見て、明らかに減るだろう、と想像しています性犯罪も比べるまでもなく減りますし、妊娠リスクもなくなります

(実現はしませんが…。)






今回少し見ていて気が付いたのは、

「(この話題一定上前に見たことがあるぞ)オイオイまだ同じこと言ってんのかようぜーな」

から

「そんなに言うんだったら 実現に向けて進めてみろよ」

という方向のご意見ちょっと目につくような気がする…かも…?ということです。

から、私としてはですけれども、そもそも女だけの街を本当に作ろうとしているわけじゃないんですってば。

…いや、申し訳ないことなんですけども、

女性から言葉選びの強さ”もわかるんですよ…

男性がいない方が安全に決まってる!男性のいない街ほしい!」なんて言葉を見たら「そりゃそうだろうけど断言してるのを見ると居心地悪いわ 男だって100%危険なわけないだろう。例え自分に言われてるわけでなくても引っかかる そもそも街なんてどうやって作るんだよ」と、思いますよねー。

一部の男性は、女性だけの街の話題で言わんとしていることは分かっている上で、皮肉を言っているんですよね?ほら行動に移してみろよ、できないだろ、とそういうことですよね?

でも女性(特に男性から被害を受けた経験がある女性)からすると、

言い方伝え方の強さや良し悪しの幅や個人差は大いにあれど、「男性に警戒心あり」はきっと迷いなく本当。

見知らぬ男性を強めに警戒している。

信頼した知人さえ、100%とはいえない。

様々な事件ニュース毎日舞い込みます

とはいえ現実として、男性と関わらずに生きていくことはかなり難しい。

解決されない問題は目の前に積み重なったままです。

ああ、また男性によって嫌な思いした。(学習)

被害を訴えても笑って軽視された。(学習の積み重ね)

真面目な警戒心を伝えても馬鹿にされた。(学習の積み重ね)

はあ、女性だけの街、行きてえ〜〜。(空想)





ということで、女性の私(達)は「日々安全を脅かされたり嫌な思いをする中で、叶わない夢は何度でも空想してしまものよね〜」とそんな感じで今後も呟いていくのではないかと思います

別の場所暮らしていても、街の建設はしていなくても、各々が現実への対処をして生きているのだろうと思いますよ。

女性のみなさま、どうかご無事で。

それが今回私が思ったことです。

  • 「傷ついたり怖がったりせずに人生を送りたい」とかいう話を、当然の感想、とか考えて共感するのをまず辞めないといけない。 だって、傷つかない人生とかあるわけがないんだよね。 ...

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