2022-12-11

anond:20221209230121

文系翻訳に対する感覚の話、ブコメちょっと反応してみる。

何が書いてあるか、誰が書いているか、の違いか文学作品ならそら後者やろうけど、技術書理論論文後者重視したら権威主義への傾倒でしかないな

いや、文学研究でも「何が書いてあるか」です(「何が書いてあるか」を解釈する上で「誰が書いたか」という情報必要場合があるだけ)。たとえば、ピケティ英語で書いた論文なら英語から訳すべきで、ピケティフランス人からといってフランス語から重訳するのはおかしい。逆に、仮に著者がイギリス人でも、フランス語で書かれた本ならフランス語から訳すべき、そういう話です。文系大事にしているのは「文章それ自体」であって、文章それ自体を忠実に原語から訳すことが重要である、というのが文系の考え方。

だって、「オリジナル文章」こそが我々にとっての生データですからね。もちろん完全にオリジナルなのは難しい場合が多いけど、なるべくオリジナルに近づける努力をすることは必要で、原文にあたるのはその基礎的な作業であって学部生とかの未熟な人でない限りは省くべきではないプロセスですよね、ってこと)

さえぼう氏側は「間違いが起こり得る」としかわず、具体的にどこが「間違いだった」という指摘がないから、屋上屋を架す空論でしかない。具体的に誤訳だったという指摘、出版から随分経つけど今までにあった?

これはもう「具体的に間違いがあるから問題だ」ではなくて「重訳なのがけしからん」という話なので……具体的な実害の問題じゃなくて規範の話をしてるんですよね。ただ、その規範が他の分野の人たちに受け入れられていない、という状況。

たとえば増田は、ちょっとマニアック事柄についての論文を有名な査読誌に投稿したことがあるんですけど、「よく調べてあるけど学術インパクトが足りない(要は面白くない)。却下」という趣旨のやり取りを何度かして、もういっか、めんどいから載るとこに載せよ、って思って当時所属してた機関紀要に無査読論文いたことがあるんですよ。業績欄には当然その論文を載っけてます(もちろん査読の有無は明記した上で)。で、この論文形式上査読なしであることに特段の問題はないですよね。だって研究結果が間違ってるわけじゃないもの。ただ有名な雑誌に載るほど面白くないだけ。それでも、論文には査読がついていて当然、という人たちは「いや、査読なしだと間違った論文が載るリスクがあって、だから査読がないもの論文と認めるべきではなく……」って言いたくなるんじゃないですか? 「重訳だと誤訳リスクが……」ってのもそういうことですよ。

物理学では基本的英語から翻訳だと思うけど文句言ってる人見たことないなぁ・・・価値観の違いを感じる

物理学のものではないですけど、いちおう、文系には科学史という分野もあり、そこでは物理学歴史について原語を使った研究がされてます。たとえば、 isbn:4486021746 なんかは、ソ連時代物理学をめぐる論争について研究した本で、がっつりロシア語の文献を読み込んでますネットで読める論文だと、DOI: 10.34336/jhsj.47.248_193とか)。外国学者が書いたこの本 isbn:4815808090 も、英語以外の文献も読んでたような(この本は面白いので超オススメです)。アインシュタインドイツ語相対性理論論文を書いたわけですからね(DOI: 10.1002/andp.19053221004)。もちろん、繰り返すようにこれらはあくまで「物理学対象とした文系学問」であって、物理学のものではないので、「物理学では基本的英語から翻訳」というのはそうなんだろうなぁ、と思いますが。

これ、医学系が人文系にIF要求するような無理筋を感じる 読者がやるのはピケティ研究じゃなくてピケティを踏まえた研究では

これメチャクチャ思いました。過去査読云々の論争を思い出しちゃいましたよ( anond:20181009070341 とか、 anond:20181011090428 とか、このへんの話ね)。「翻訳するとき原典から訳すのが当然だろ!」「いや、別に重訳でも意味が取れてればそれでいいじゃん……」「出版スピード感大事だし……」っていうやり取り、まんま過去の「論文は全部査読するのが当然だろ!」「ええ、別に査読で載せても、後続の論文でしっかり吟味されてればそれでいいじゃん……」「出版スピード感大事だし……」っていうやり取りとソックリというか。増田は「なんで原典にあたるという当然のことを重要視しないんだろう……」って思っちゃうんですけど、理系経済学の人たちも「なんで査読という当然のことを重要視しないんだろう……」って思ってたわけですよね。まあだからあんまり自分野の基準で他分野にケチつけるのはよろしくないなぁと、自戒を込めて。

追記

査読に落ちる場合は、その落ちる原因をちゃんと指摘されてるんじゃないの?そんなお祈り一行みたいな感じで落とされるっけ?

増田に書いたことは原文ママじゃなくて要約です。当たり前でしょ……(ほんとはきちんと細かく落とす理由を書いてあったけど自分の専門分野も出した雑誌名前も言いたくない)。まあ「大意」とか「趣旨」とか書いておくべきだったかもしれないけど流石にこの文面見たら要約だとわかるっしょ? って思ったんですけど伝わらない人もいるんだなぁと新鮮な驚きを感じたので「趣旨」って付け足しておきましたわ。要約を鉤括弧で括ったこちらにも非はあるし。

査読もされていないのに「だって研究結果が間違ってるわけじゃないもの」と自信満々に言えるのが分からない...文化が違う

から丁寧に「有名な査読誌に出して面白くないからと蹴られた」話をしたんですけど伝わりませんでした? 間違いがあるとかじゃなくて、マニアックすぎてうちの雑誌に載せるには面白くない、っていう理由却下されたんですよ。まさかそこに引っかかる人が出てくるとは。ちゃんと経緯は書いてあるでしょ。

でもまあ、反射で「査読ついてないなんてけしからん」って思っちゃうってことですよね。重訳もそういうことです。反射で「直訳しないなんてけしからん」って思っちゃう、っていう話。

インパクトが足りない。却下」が研究結果の正しさの保障になる???

わざと言ってます? それとも本当に読めてない? 「よく調べてあるけど」と前置きしたでしょ? 研究成果それ自体への疑義査読からは呈されていません。むしろ称賛されてます。その上で面白くないから書き直せってやり取りを何度もしたの(再投稿を可とするリジェクトだった)。何度か書き直して、ああこれは先方が求める「面白さ」と増田がこの研究に感じている「面白さ」が噛み合うことはないな、と思ったので再投稿せずに無査読紀要に載せることにしました。自分にとっては自明ことなので説明不足になっていたきらいはあり、そこは申し訳ないけど、もとの文章ちゃんと読んでくれませんか?

だいたい、研究成果の正しさはディジタルじゃなくて、「部分的には正しいが、しかし……」みたいにグラデーションがあるものでしょ。査読100%の正しさが保証されると考えているならそれは大間違いですよ。増田研究だって研究手法結論的に「正しいか、間違いか」なんてディジタルに言えるような研究じゃないっす。なので査読で「間違いだとわかる」なんてこともほぼあり得ない(資料の読解間違いとかはあるかもしれないけど、増田論文総体として「間違い」であることを示すには増田論文と同程度以上の調査をし論文を書く必要があるんで、普通査読じゃ「間違い」とか言えないはず。関連する資料を全部諳んじてる大家なら別だけど)。

そもそもピケティ先生は狭い学術ギルド論文として書いたんじゃなく経世済民の書として世に問うたわけだから増田の話(や一部ブコメ)は大分ズレてるのでは。例えば「翻訳とか無駄原本を参照汁」的な暴論との文字数

学術業界だけじゃなくて、一般書の方でも最近は「原語から訳すべき」という流れが定着しつつあったじゃないすか。スタニスワフ・レムも昔はロシア語からの重訳だったけどポーランド語からの新訳が出てるし、昔はフランス語経由で訳されてたイスマイル・カダレも今はアルバニアから訳されてるし、バスク語チベット語イディッシュ語文学翻訳されてきたでしょう? そういう流れが出てきてたのに有名なフランス語の本を英語から重訳するなんて、というショックは当然ありますよ(だから私は『三体』も相当ガッカリしましたよ。中国語版には検閲が入ってる、と聞いて納得したけど。エーレンデュル捜査シリーズの方は、重訳自体はもう仕方ないけど、頼む~~~せめて著者の名前おかしいのくらいはどうにかしてくれ~~~って感じ。重訳のせいで著者の名前すらおかし表記がされてるんですよね……)。時代を巻き戻す気か、と反射で思っちゃうのも無理はないです。

記事への反応 -
  • 三浦瑠麗の件。 https://buzzap.jp/news/20180420-lullymiura-law-knowledge/ 東京大学大学院法学政治学研究科 総合法政専攻博士課程を修了し、法学博士を取得しているものの、三浦瑠麗さんは農学部...

    • ただ今集中砲火浴びてるジェンダー論や法学(右側の政治的な理由も相まってるのが気持ち悪いし、理系の偏見で査読英語言うのは周りにも飛び火しそうで迷惑だってのは理解したが)...

      • 人文学と社会科学か。社会科学のほうが科学なのに怪しさが入り込む余地がある気がしてしまうのも奇妙だが、哲学とかだと論理的な議論はあっても「正しさ」を決めることはできない...

        • ぶっちゃけ話をすると,私はこれまで「別に査読はなくてもいいだろ」という話を延々としてきたのだが,ブコメやらtwitterやらで文系擁護派の一部の人が「人文系の学問は査読になじま...

          • 文系の翻訳に対する感覚の話、ブコメにちょっと反応してみる。 何が書いてあるか、誰が書いているか、の違いか|文学作品ならそら後者やろうけど、技術書や理論論文で後者重視し...

            • このへん、文学研究と経済学研究とのあいだの感覚の違いだよねえ。 文学研究、というか人文系のあいだには 翻訳は原典ではない(「翻訳の研究」をするような場合を除く) 作品の...

              • 単に仕事のスピードだけではなく経済学の専門的な知識を有しているかどうかも考慮した人選でしょ フランス語で書かれた専門書を翻訳する際に当該分野の専門知識を有する人間に英語...

                • フランス語で書かれた専門書を翻訳する際に当該分野の専門知識を有する人間に英語からの重訳をさせるよりも 当該分野は素人でもフランス語の翻訳家に原書を訳させる方が適切な...

                  • やっぱ人文って経済学とくらべておままごとなんやなって

                    • 山形の重訳の問題点は指摘できないけど、とにかくワシのムラでは掟破りなんじゃ!だからムカついたんじゃ!とかいうしょうもない結論になってて呆れた

                      • だいたいどうせ自分のお仲間がやる分には何重訳でも許容しちゃうの目に見えちゃってんだもんなあ

                        • 結局ムラの利権かよ…

                        • そんなに人文学者が信用できないのか…。 決して、自分達の仲間に適用する基準と論敵に適用する基準を変えることはないよ。 知的産業に従事する者の、最低限の矜持というものがある...

                          • 例が出てきたら「でもこいつ人文学者じゃないし」でガードできるやつだ。

                          • オープンレター笑 騒動ってまさにその例に当たるのでは。

                          • 完全にわかってやってる煽りで草生える

                          • 人文学者の皮をかぶった左翼活動家は信用できないよ 活動家でない人文学者も多数いることはわかっているが、声のでかい人文学者はたいてい活動家

                  • その相場感や人文系の感覚というのは粗悪な翻訳が行われることに対する懸念に由来するものだろうが しかし人選を批判する北村も翻訳の内容に対する具体的な批判はできておらず、山...

                    • その相場感や人文系の感覚というのは粗悪な翻訳が行われることに対する懸念に由来するものだろうが もちろんそれもあるけど、質じゃなくて規範の問題なんだよね。マトモな研究や...

                      • つまり人文村の独自ルールを外の人間に押し付けてくるヤバイ人間ってコト!?

                      • 「重訳だけど正確な訳だし……」っていうのは、「査読されてないけど面白い論文だし……」って言われてるみたいな感じ。 「正確」と「面白い」を同質の評価とするのはヤバすぎで...

                      • 人文知は社会科学や自然科学に優越するから、結局今回の案件では出版社も素直に人文学の先生の苦言を受け止めて方針転換した方がよさそう。 Phってなんで哲学がついてるのか改めて...

                        • 「○○先生がー」とか権威主義者ってそういうの大好きだな

                        • 原則論がどこまで適用可能なのか考えもせずにいう間抜けってたまに見かけるよな

                  • 結局、21世紀の資本を文学として読むか技術書として読むかの違いなのだろうね。 文学として読むなら、原著にあたりながら細かなニュアンスまで可能な限り訳すべきとなるから、重訳...

                  • ちなみにその主張は典型的な文学至上主義としてここしばらく(といっても10年以上)Translation Studiesではそれなりに問題視されていたりする。

                    • 無駄に山形氏の知名度があって出版業界が彼に依頼して市場独占してるって理解で合ってる?

                      • 逆の話。Translationを文学メインのものとして考えてる、ってこと。 原典であるかどうかは本来研究者の研究に対する振るまいの話であって、翻訳がどういう投影なのかを含めての領域に...

                        • 解説あり 確かにテクニカルライティングと言うように翻訳も分かれるわな

                        • 翻訳研究の方ではそうなってるのね。それは知らなかった。ただ、 特にTargetが複数言語であるとき、権利者のAgentはAuthorizedなTranslatedなBase Textを指定したりして、Relay Translationをむしろ...

              • そもそも、ピケティの本はフランス語版が「原書」なのかね。 経済学者なら、普通は英語版の方に力を入れて書くと思うんだよな。 仮に本人以外の英訳担当者がいたとしてもそれは英語...

                • ピケティ、まずはフランスの知識人だから、そりゃフランス語が原書でしょ。フランスの知識人は著書をフランス語で書くことが多いよ。思想とかそういう分野ではフランス語はまだ全...

              • 今回のような学術書の場合はフランス語に堪能で且つ経済学に明るい人でないと、すごく問題がある訳になってしまう可能性がある。フランス語と日本語の対応しては完全に正しくても...

              • 山形浩生は多くの重要な経済学系書籍の翻訳実績があるから、トータルで見ても山形浩生が適任だったということだろ。 文句付けてるのは経済学素人の奴ばかりで、経済学専門の人ほど...

                • この程度のことを知らないで首を突っ込んでいるのがいるんだろうかと思うが、ついたトラバをみるともしかするとそういうこともあるんだろうな。

                • わかる、オレも山形氏を初めて知ったのはクルーグマン教授の流動性の罠の翻訳だったからな。 あれが日本の停滞を見事に説明していて、それにいち早く目を付けて翻訳した山形氏の有...

            • >文系が大事にしているのは「文章それ自体」であって、文章それ自体を忠実に原語から訳すことが重要である、というのが文系の考え方。 いや正にそれが文脈を読むということであり...

              • 文章それ自体が重要なら、人間と区別のつかない精度のAIと人間が文を書いたとして、AIの側が人間と同等の評価をされないとおかしいけど、現実はそうなってないよね

                • いまでもタンパク質の構造解析とか計算機が弾き出したのを論文にしたりしてるからね 自然科学を言語で記述するとき、語られる物理世界の現象および法則のイデアは物理空間にあるの...

            • まあ著書が論文と同等に実績と評価される分野ではそうなんでしょうねとしか で、この論文が形式上査読なしであることに特段の問題はないですよね。だって研究結果が間違ってるわ...

            • 「何をするにあたって」原典にあたるという当然の事を重要視するか、って話ではあるよね これメチャクチャ思いました。過去の査読云々の論争を思い出しちゃいましたよ( anond:2018100...

              • 数学で公理を使用する場合、まず原典の論文を読むこと!

            • 改訳を出せるわけでも誤訳の指摘ができるわけでもない人の 僕が私が考える理想の翻訳論に付き合ってあげるほど著者も訳者も出版社も読者も暇ではないという感想しかない

          • 文系に査読があるかないかなんて外の世界の人間にはぶっちゃけどうでもいいので むやみに外の世界に殴り込みをかけてこないでくれ 無茶な殴り込みをかけようとしてるやつはちゃんと...

          • 同じツリーにこんなのもあった。 「ぶっちゃけ話をすると,私はこれまで「別に査読はなくてもいいだろ」という話を延々としてきたのだが,ブコメやらtwitterやらで文系擁護派の一部の...

          • なんかまたキズナアイバッシングで名を馳せた先生が燃えてますね. 千田有紀「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」(『現代思想3月臨時増刊号 総特集...

        • 理系でも教授の贔屓やコネはないわけじゃないけど論文数(あるいは引用数)で無能認定する仕組みは馬鹿の排除には有効なんだよ(捏造の動機にもなるけど)。 論文数で無能認定は...

          • お気持ち表現規制派を殴るついでに社会構築主義殴られても困るんだよねぇ,正直. 私は人文系で別にジェンダーの問題には関心ないけど,構築主義的な考え方は別にフェミニズムに限...

            • 面白くなってきたなもっとやってくれ

            • 何で社会人文がぶん殴られるか、て言うと、ソーカル事件をきちんと処理してないからだよ。 何かあるたびにあそこに戻る。スター哲学者やら思想家やらがホイホイのっかって騙されて...

              • そーかるそーかるってお前某D社のC++エバンゲリオンかよ

              • ソーカルに対しては批判的だけど衒学的なのは改めなくちゃねってことで処理しましたよ、って言っても納得しないでしょ。

                • つか内輪で勝手に処理して解決したことにしてんじゃねーよって話だから ちゃんと第三者が見てもわかるような形でやれってことだよ

              • 社会学は内容が人智を越えて反証不可能性を失ったんだよ 脳に直結するAIが登場するまでこのままだよ(適当)

              • baikoku_sensei あんまりSTAP細胞のこと言わないで欲しいんだけど・・・ STAP論文は査読で見抜くことの困難な実験の中身に問題があったのであって科学用語をデタラメに並べ立てた無内...

            • いや、社会学学会に参加してたり博士論文取ったりしてるやん。それ排除しないと、意味ないよ。自分の学問からうんこ垂れ流してる証拠そのままでこっちに来ないでなんて言われても...

            • 「正直もう本当にうんざりなんだけど,お気持ちフェミニストを殴りたかったらお気持ちフェミニストをピンポイントで殴ってほしい.社会学批判とか始めるならネット上の断片的な社...

              • 増田やん、それお気持ち男性じゃね?

                • 元のツリーから読み込んでくと、そうかどうか結論出してここに言及するにはもうちょっと時間がかかると思う。

                  • 俺はフェミニズムは運動だと思ってて社会学と重なる部分はあるとおもうけど、基本的には「自分がどんな社会を望むか」だという運動だとおもうよ。

          • 文系は査読が怖いからやりたくない、のが本音じゃないのかw 「AはBであるから、AでなければBではない」と強弁するのが文系のトップだからね 「請求の原因を正当なりとする判決は 上...

      • そびえ立つゴミの山を築けば素人はビビって言うこと聞いてくれるだろって調子なわけねなるほど

      • 言ってることはわかるんだけど、公的な資金援助を受ける以上、受ける側が透明性や有用性をアピールする必要があって、無関係の納税者に「お前らもっと勉強しろ」っていうのは、相...

        • 120%同意しかない。げにその通り。 素人勉強しろといきってるのが文系、理系は金がかかるだけになんとか理解してもらおうとプレスリリースや教育に必死である。はやぶさ2号とか涙ぐ...

      • 腹話術長すぎw

      • (cf. http://synodos.jp/society/19195) 北村紗衣、こいつWezzyなんぞに投稿してるカルト宗教家じゃん

      • 社会学は他の学問と比べても分野内の差異が大きすぎるんだよなぁ。 ゲーム理論を援用して数理モデルを構築する者、RやPythonを使って統計モデリングを行う者、 教区簿冊や宗門人別改...

      • 今に至るまで因習を是正できなかったダメ学問である証言を長々とありがとう 学問の国際標準化とやらをこちらに散々強制しておいて自分のところは安全圏でのほほんとだらけてたとい...

      • ふむ、評価の手法も多様性があり、画一的な評価方法は却って学問の自由を阻害するというのはわかった。 で、あの千田とかいう頭のおかしいヤツが社会学者ヅラして教授でござい、...

      • はぁ?????? 俺はさんざん怒ってきたよ!!!!!! コミケだって夏冬3日間ずつ参加しとるわ!!!!!! 味方を撃ってんじゃねえって言ってんだよ!!!!!! 増田で...

      • 色々と勉強になったし、分野ごとに評価の基準も様々ある事情や理由もわかった。 ただ、やはり理系の学問でよくあるように仲間内での評価と論文誌ベースでの評価の両建てとなるよう...

      • この説明を読んで文系は論文の正確性が担保されていない、信頼性が低いとか言ってるのは何を考えているのだろう。 例えば学士助手は、「学内でみっちり審査する」ことで正確性や信...

      • 法学:ほぼ実務に即するので、最高裁判決を頂点にある程度の客観性は担保されてる。ただ、憲法学は宗教論争化しており、政治学側からの批判が多い。海外の考え方を持ち込む意欲は...

        • 追試ができないことが問題っていうけど じゃあさ仮にAIや計算科学の発展で社会をシミュレーションすることができるようになって追試が可能になったとして このあいだの40代独身が日...

        • 逆に日本の考え方を海外に発信しようという気概はほぼない 途上国において未整備の法律を立法する際に日本の法律を参考にする、みたいなことはあって(例えばこの間台湾著作権法...

      • 肝心の千田が教授として不適格かつその不適格性を見抜けてない社会学の査読その他の評価体制に係る妥当性について完全に無視を決め込む詭弁の集大成、 と思ったのだがブクマの反応...

      • Dragoonriders まあ、こうして知見が溜まるのは、素朴な疑問って大事だよな、と言っておく。疲れると思うが存分に書いていただきたい。 単に文系アカデミアでのキャリアパスを聞かれ...

      • 博士課程単位取得退学 理系にも博士課程単位取得退学はいますよ。東京大学だと、博士課程に進学して、授業の単位を一コマ分取ればこの肩書を得られます

      • ■公取委「クッキー規制検討」報道を読む あなたにも他人事じゃない   今、エンジニアの個人情報をウェブ上から勝手に集め、勝手に履歴書サイト作っている個人格付けサイトが現れ...

      • なんで理系の査読を攻撃しだすのか本当にわからない

    • アホが高学歴に文句垂れるのは昔から 見当違いの愚問が流布されるのは アホの数の方が多いからしょうがない

    • 1991年以降は博士(哲学)、博士(史学)、博士(心理学)、博士(言語学)というようにちゃんと学問分野別になりましたので 博士(文学)で文学に詳しくない人はあんまり居ませんよ...

      • もちろん「博士(歴史学)」を授与してる大学もあるけど、伝統ある大学では「博士(文学)」をまだ授与してるところも多かったはず。早稲田の文学部は確か今もそうじゃなかったっ...

    • 頭悪いなぁ マウントとって思想が違うやつをディスれればいいだけなんだが 何語っちゃってんの?

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